私はただの戦闘エロとか敗北後イベントが多いゲームのゲーマーです 作:夢現図書館
『オークション』
それは『スレイヴ・オンライン』では『奴隷』の身に堕としたプレイヤーが出品される事を意味している。
各拠点には表通りにはギルドや雑貨屋と言った主要施設が建ち並んでいるが、ほぼ決まって裏手や拠点の隅にあるアングラな地域には怪しい露天商が商いを営み『奴隷』をかける為のオークション会場が存在している。
オークション会場では多数のNPCがオークションにかけられた『奴隷』を競り落とそうと集まって来る。大概が貴族や富裕層のNPCであり、落札された後はそのまま奴隷や愛玩動物として扱われるだろう。勿論、プレイヤーも出品された『奴隷』に対して入札し、落札する事も可能である。……その後、落札した奴隷をどう扱うかまでは分からないのだが。
「んぅぅ……」
アレナシティの西側。拠点の中ではアングラな地域に存在するオークション会場内。天井も壁も橙色の石造りの通路を1人の少女が引かれていく。銀色の髪は後ろに纏められ戒めの道具で顔を歪められてもその壮麗な顔立ちは隠せない。目隠しは外されており、その顔立ちはよく分かった。
その口にはこの世界ではオーパーツであるギャグボールを噛まされ、両足首には足枷が付けられ、鎖に繋がれた鉄球を引き摺っている。
身に纏っていた服を剥ぎ取られその綺麗な身体を這い回る縄で背後手に、そして胸を強調し秘所にも通された亀甲縛りで縛り上げられており、首輪に繋がれた鎖を手に取るは、踊り子の様な衣装を身に纏った女性NPCであった。
鎖を引かれて連行されている銀髪の娘はスレイ・アンバーであった。
アレナシティへ向かう為に敢えて奴隷商に降伏して『奴隷』の身に堕とした愚かなプレイヤーである。オーパーツの『拳銃』で戦う姿は其処には無く、ただ美貌を晒して服従するだけの奴隷でしかない。
「……っ、っ‼︎」
——股が……アソコが擦れて……‼︎ 気持ちいい……。
荒い縄で絞り出された胸。そして股にも通っている縄が歩くたびに擦られて感じてしまい、反動で勃ってしまう乳首には紐で括り付けられた『10』と書かれた番号札が下げられていた。
歩くと胸が揺れる為、呼応するように番号札もカランカランと言う乾いた音と共に揺れる。
コレからオークションにかけられる、最も高値を付けた者に売られる。『奴隷』や『囚人』の期間は所有者が変わると一旦、リセットされる。だが回数制限があり3回目以降はリセットされない。
勿論、オークションに参加するバイヤーとなる者達はアレナシティ在住のNPCとは限らない。遥か遠くから訪れた者が落札するかも知れない。もし、別の拠点のNPCに落札された場合はその時はその時で考える事にした。流石に高難度では困るが中難度であれば其処で受注すれば良い。
アレナシティを選んだのも単純に近かっただけである。
「……ふふ、震えちゃってるわね。さぁ、貴方の新しいご主人様が待っているわよ?」
足枷と鉄球の所為で歩きずらいスレイに対して鎖を握る女性NPCがそう語り掛けながら鎖を引き、無理矢理歩かせる。抵抗は無意味、『奴隷』が抵抗した場合、罰が下されるからだ。
通路の出口の先に広がるは大型のオークション会場。扇状の会場の舞台の上に用意された晒し台には先に連れ出されていた『奴隷』の娘達が首を台座に拘束され、その肢体をバイヤー兼未来のご主人様へと晒していた。
会場には多数の男性NPCが押し掛けており、居並ぶ男性達の不躾な視線が舞台の上に引き出された『奴隷』達に注がれている。そして、スレイが舞台の上に引き出された時、男性NPC達の視線を掻っ攫っていく。
「……っ‼︎」
——んんっ、NPCが相手とは言え……こんな大勢に見られるのは……やっぱり恥ずかしい。
奴隷商からも『上玉』と評価されていた。それ程迄に購入意欲を唆るようである。最も、身体や顔が良いと言う理由だろう。
舞台に引き出されたスレイも残されていた晒し台に固定される。元より拘束されている上に足枷もあり逃げられないが晒し台で拘束されれば嬲られ放題である。
本日の出品される『奴隷』が出揃った所で、オークションが始まった。『1』番から順に出品内容の紹介が終わった後に入札が行われる。『奴隷』となった瞬間、所有者にプレイヤーネームが公開されるからだ。
次々と落札されていく『奴隷』達。そして、遂にスレイの番が巡ってきた。
「さぁ、本日の最後の出品及び目玉商品です‼︎ 名前はスレイ・アンバー‼︎ 端正で可愛らしい顔立ちと弾力のある胸を備えた美少女奴隷です‼︎ 名のある元冒険者であり、体力魔力共に高水準‼︎」
元と言う表現から『奴隷』となった以上は一時的とは言え冒険者の日々は過去の栄光となる。
「労働力としてポニーガールや、魔力タンクとしての搾乳家畜、他にも美貌を備えている為に愛玩ペットの他に性奴隷。奴隷メイドと言った幅広い適正があります‼︎ 無論、未調教での出品となります。さぁ、10万ゴールドからの入札開始となります‼︎ おっと、その前に」
司会の男性NPCがスレイの紹介の最後に女性NPCに手で指示を出す。指示を受けた女性NPCがスレイの元に近寄り、晒し台で拘束されている為に真下に垂れた胸の先にある乳首を掴まれた。
「んんっ⁉︎」
——ち、くび……コリコリ、しないでぇ……‼︎ カリカリも、だめぇ……‼︎
乳首を掴まれて指先で摩られたり爪先で掻かれる。その刺激を受けてスレイは顔を赤くした。
「ご覧の通り、感じやすい身体となっております‼︎ 元々感じやすい体質かも知れませんね‼︎ では改めて入札開始です‼︎ 皆さん、奮ってご参加下さい‼︎」
落札先は?
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貴族の屋敷