※この作品はR-18です。

悪の組織の立て直し   作:ボルメテウスさん

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征服の一歩

組織は十分に大きくなっていた。

 

当初、俺達の組織の人員は、総統である俺と戦闘員Aと博士の三人のみ。

 

だけど、博士の作戦を元に、人員は無事に増やしていった。

 

俺達の悪の組織は、かなり多く十分に世界征服をできる程にまで大きくなっていた。

 

世界征服を開始する際、俺達はどのようにして世界征服を行うのかを会議をする事にした。

 

その会議には、総統である俺と戦闘員Aと博士の三人で行う。

 

「それで、どのように世界征服を行うんですか、総統」

 

それと共に戦闘員Aはポテトチップスを食べながら、俺に聞いてくる。

 

その表情は真面目そのもので、とても冗談を言っているようには思えない。

 

しかし、その表情とは裏腹に、その手に持っているのはポテトチップスだ。

 

「いや、お前、なんでポテトチップスを食べながら言っているんだ」

 

その言葉に対して、俺は思わずジト目で睨んでしまう。

 

「まぁ、まぁ、総統。これで、世界征服について考えましょう」

 

博士がそう言って、俺に話しかける。

 

その言葉に俺は頷く。

 

そして、俺は考える。

 

「けれど、どうするべきか」

 

「何って、実力行使で良いんじゃないですか?なんだって、今の組織の勢力だったら簡単に世界支配を出来るじゃないですか」

 

「そうだよなぁ」

 

「いや、でも実力行使はちょっと危険だよ。だって、他の組織とか、軍とかから反撃されたら、それこそ終わりだよ」

 

博士は戦闘員Aの言葉に対して、反論する。

 

「えぇ、じゃあ、どうすれば良いんですか?」

 

「うーん、そうだな。まずは、この国の政治家を洗脳する。そして、政治家に俺達の組織の意に従うように指示する。そうすれば、この国は俺達の組織の支配下に入る。それから、他の国に侵攻して、同じように洗脳して、支配する。それで、世界征服完了だ」

 

「博士、それって幾ら何でも倫理観的にヤバ過ぎるでしょ」

 

「いや、でも、これなら、世界征服が出来るし、他の組織から反撃されることもない」

 

「まぁ、確かにそうだけど。でも、これって、あまりにも人権や倫理を無視し過ぎだよ。いくら世界征服とはいえ、こんな方法は良くないよ」

 

「そうかもしれないけど、これが一番手っ取り早い方法なんだ。だから、この方法を採用しよう」

 

「うーん、けどなぁ」

 

俺は思わず唸ってしまう。

 

確かに博士の言っている事は理にかなっている。

 

しかし、それでも俺は納得がいかない。

 

「じゃあ、他に良い案があるのか?」

 

「いや、ない」

 

「じゃあ、これしかないじゃん」

 

「えぇ」

 

そう、あまりにも倫理観なく、俺は思い悩んだ。

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