カードゲーム『マジックスピリット』~ありがとうおじさん!このデッキめっちゃ強いね!~ 作:あぶらんか
ユウタが学校から帰る途中、路地裏で異様な気配を感じた。ふと振り返ると、黒いマントに身を包んだ女が立っている。顔はフードで隠れているが、マントの隙間から覗く豊満な胸がユウタの目を引く。
「気弱そうな少年……お前がユウタか?」
女の声は低く、冷たい。ユウタがビクッと肩を震わせる。
「う、うん……僕だけど、誰!?」
女がマントを翻し、一歩近づく。
「我々はダークコレック団。レアカードを持つにふさわしい者だけが、それを手にできる。この世界の真の支配者だ。お前が持つ粘液獣デッキ……我々に渡せ。」
「ダークコレック団!? シズクちゃんを操ってたやつらだろ!?」
ユウタが声を荒げる。女――刺客が不敵に笑う。
「その通り。レアカードを強奪し、我々のコレクションに加える。それが我々の使命だ。お前のような弱者が持つのは許されん。」
「マジックスピリットをそんなことに使うなんて、許せないよ!」
ユウタが召喚器を手に持つ。怒りとともに、別の感情も湧き上がる。刺客のお姉さんのマントは体を隠しているけど、胸の膨らみが強調されていて、おっぱいが大きいことが一目瞭然だ。ユウタの頭に下心がちらつく。
「僕が負けたらレアカード渡すよ。でも、お姉さんが負けたら、今着てるもの全部僕がもらう! 全裸で帰ってもらうからな! うおおおお、バトル!!」
刺客が一瞬目を丸くし、すぐに嘲笑う。
「ふん、下劣なガキだ。いいだろう、その条件で受けてやる。私のコレクションにお前のカードが加わる瞬間を見届けてやるよ。」
「バトルスタート!」
二人が同時に叫び、フィールドが展開される。
「私のターン、ドロー! 4コストで【シャドウ・レイヴン】召喚!」
刺客がカードを出す。黒い鴉が飛び立ち、不気味な鳴き声が響く。
「この子は、毎ターン相手の手札とデッキを1枚破棄させる。お前のデッキもすぐに枯れるよ。」
刺客が冷たく宣言する。ユウタが緊張しながらカードを引く。
「僕のターン、ドロー! 2コストで【粘液獣・開花】召喚!」
ドロドロの粘液獣が場に広がる。刺客が鼻で笑う。
「その貧弱な粘液獣か。鴉の餌にもならんよ。」
2ターン目。刺客の鴉がユウタの手札を削り、鋭い爪で粘液獣を攻撃するが、粘液獣は分裂して2体に。刺客が苛立ちを見せる。
「しぶといな。だが、私のターン、【ダーク・ヴォイド】発動! 場にいるモンスター1体を破壊し、500ダメージだ!」
黒い渦が粘液獣を飲み込む。ユウタのライフが削れるが、彼は冷静だ。
「僕のターン、ドロー! 3コストで【触覚持ち粘液獣】召喚!」
触手をうねらせる粘液獣が現れる。刺客が眉をひそめる。
「その子が場にいる限り、デッキや手札からの直接発動を封じるよ!」
「何!?」
刺客の魔法が封じられ、彼女の表情が歪む。
3ターン目。刺客が鴉で攻撃を続けるが、粘液獣の触手が絡みつき、数を増やす。ユウタが切り札を重ねる。
「4ターン目、【苗床粘液獣】召喚! 相手のモンスターを捕食して攻撃力アップだよ!」
粘液獣が鴉を飲み込み、巨大化。刺客が焦る。
「くそっ、このデッキ……!」
5ターン目。ユウタがトドメを刺す。
「【粘液獣の群生地】発動! 場にいる粘液獣3体で900ダメージ! さらに【ゴミあさり粘液獣】でダイレクトアタックだ!」
粘液の嵐が刺客を襲い、彼女のライフがゼロに。
「私の……負け、だと……?」
刺客が膝をつく。ユウタが勝利の喜びに震える。
「やった! お姉さん、負けたよ!」
刺客が悔しそうに立ち上がり、マントを握り潰す。
「約束は約束だ。好きにしろ。」
「早く脱いで!」
ユウタが興奮気味に叫ぶ。刺客がため息をつき、マントを脱ぐ。黒い革のトップスとショーツが現れ、その下から巨大なブラジャーが露わに。ユウタが目を輝かせる。
「おー、こんなに大きいブラジャー初めて見た……すごい……!」
刺客が無言でトップスとショーツを脱ぎ、最後にブラジャーを外す。豊満な胸が解放され、ユウタの鼻息が荒くなる。刺客が全裸になり、恥ずかしそうに腕で胸を隠す。
「満足か? さあ、終わりにしろ。」
「うん、でも……マントだけでも返してほしいって言うなら、僕も鬼じゃないしね。はい、どうぞ!」
ユウタがマントを差し出す。刺客が驚いた顔で受け取り、急いで体を隠す。
「……なぜだ?」
「もう悪いことしちゃダメだよ! ダークコレック団なんてやめて、普通にマジックスピリット楽しんでよ!」
刺客が一瞬言葉を失い、ユウタをじっと見つめる。
「……お前、妙な奴だな。覚えておけ、ダークコレック団はこんなことで潰れん。」
刺客がマントを翻し、去っていく。ユウタが大声で叫んだ。
「バイバーイ、痴女のお姉さん!」
刺客の背中が一瞬ビクッと震え、足早に姿を消した。
路地裏に一人残されたユウタは、手に入れたブラジャーを手に持つ。
「でっかいな……これ、どうしよう……。」
興奮と少しの罪悪感を感じながら、ユウタは家路についた。でも、ダークコレック団の影がまだ消えない。彼らの目的は何か? 次なる刺客は誰か? ユウタの戦いは、まだ終わりではなかった。
次回「流星との再戦と母の秘密」
乞うご期待!