ガチレ〇プからの調教でズタボロにされた恋人を鍛え上げた絶倫ボディで徹底上書きする話 作:かくろう
「さあ、そろそろ会合の時間です。今日は幹部達との軽い顔合わせだけですから、気楽になさっててください。お茶会みたいなものですから」
「ありがとうございます冴子さん」
「社長、幹部達が揃いました。そろそろお願いします」
「分かったわ。ありがとう。それじゃ、行きましょう」
「冴子さん、俺は部外者ですから中には入らない方がいいですよね。どこで待機すればよろしいですか?」
「少人数ですので良かったら参加してください。月宮さんの職場がどういう環境か見ていただければ安心かと思いますので」
「それもそうですね。ではお言葉に甘えてそうさせていただきます」
冴子さんの提案で見守らせてもらうことになった。加奈ちゃんに視線を送ると、はにかんでこちらを見ているので彼女も嬉しいようだ。
「幹部達ってどんな人なのかな。怖い人じゃないといいんですけど」
「そうですね。皆仕事ができる優秀な社員ですが、月宮さんにとっては懐かしい顔もいると思います」
意味ありげな言葉だが冴子さんのことだから悪い意味ではないだろう。
その答えはドアを開けた瞬間に上がった歓声によってもたらされた。
「えっ!」
「あっ、まさかルナ……加奈子ちゃんっ」
「ルナちゃんっ!?」
「ほんとだ、加奈ちゃんだっ!」
会議室に集まっていた女性達から一斉に声が上がる。それは歓喜の色を含んでいるように聞こえ、実際にその感情は彼女達の満面の笑顔が表していた。
「あ……まさか……」
「ルナちゃーーんっ! 会いたかったよぉ」
「久しぶり~、元気だった?」
「亜美さん、翼さん、ねねさん、早苗さん、お久しぶりですっ!」
反応からして、どうやら加奈ちゃんの風俗時代の同僚らしい。
皆が口々に出すルナという名前は、恐らく俺の知っているルナちゃんではなく、源氏名の方のルナだろう。
「加奈子さん、良かったっす。喜んでるみたいで」
「篠崎、お前知ってたのか?」
「はいッス。あの四人、お店時代に特に仲が良かったんッス。だけど、それだけじゃなくて……」
「鳥籠の女性達……」
「はいッス……。冴子さんは特に加奈子さんと連帯感が強かった人達を集めてチームを作りたいって言ってました」
なるほど。本当に冴子さんは加奈ちゃんの為にこの舞台を準備していたらしい。
亜美さん、翼さん、ねねさん、早苗さんか。この人達には今後もお世話になるかもしれないから顔と名前をよく覚えておこう。
「皆さん、ご無事で良かった……。皆さんお身体は大丈夫ですか?」
「平気平気。もう現場に出なくていいし、変態共の相手もしなくていいからね」
「そうそう。それよりルナちゃんの方が大変だったでしょう?」
「私は、平気です。彼氏と再会できましたから」
「あ、もしかして彼が?」
「冴子さんから聞いたよ。辛かったね、ずっと彼氏に会いたくて頑張ってたって聞いた時は感動しちゃった」
「みんな、積もる話もあるでしょうけど、とりあえず座ってお茶でも飲みましょう。それと、みんなもう源氏名を名乗る必要もないでしょう。お互いの自己紹介からはじめましょうか」
「はい。皆さん、私は月宮加奈子と言います。……皆さんに再会できて本当に嬉しいです」
それから四人の女性達の自己紹介が始まり、彼女達の本名が明かされた。
彼女達は、予想した通り加奈ちゃんの鳥籠時代の仲間達である。辛い境遇でお互いを励まし合ってきた仲だそうだ。
「あのギスギスした鳥籠で自分を見失わずに済んだのは、加奈子ちゃんが私達を支えてくれたからだよ」
「ホントそう」
加奈ちゃんはここでも皆の心の支えだったようだ。咲良が風俗勤めの頃にそうされたように、鳥籠の中でも人の心を支える役割を担っていたらしい。
恐らく本人にはそのつもりはなかったのだろうが、それでも女性達の口から紡がれる感謝の言葉には気持ちが籠もっていた。
俺の想像を遙かに超える地獄のような環境で、それでも他人の為に心を支える判断ができる加奈ちゃんを改めて尊敬する思いだ。
幹部として迎え入れられたのは鳥籠時代に加奈ちゃんと共に苦楽をともにしてきた仲間達だ。
組織崩壊前から冴子さんがお店で目を掛けていた偶然もあってキャストから幹部に引き抜いたそうだ。
実務経験はないが、キャストとしての経験と加奈ちゃんと同じく後輩の面倒見の良さ。
そして何よりあの地獄を経験してきたことによって生まれた連帯感がチームの結束力を高めると考えたらしい。
そして、咲良は彼女達との繋ぎ役とムードメーカーとして抜擢されたってところか。
「優しそうな彼氏だね加奈ちゃん」
「え、は、はい」
「ずっと会いたがってたもんね。よかったね、無事に再会できて」
「はい。嬉しいです」
「ねえねえ彼氏さん、名前は?」
「申し遅れました。志藤克明といいます」
「真面目そうで結構良い男じゃん。わっ、めっちゃ鍛えてるっ」
「あ、あの、ちょっと」
亜美さんが胸板に手を這わせてくる。ポムポムと叩くような感じではなく、愛撫するような艶かしい手つきだ。ちょっとドキドキしそうになる。
「あ、あの、亜美さん」
「ごめんごめん。なんかこの人さ、なんか親しみやすくってついね」
「あ、分かるー。男なんてもう勘弁だけど、彼なら前に踏み出せそう。加奈子ちゃんがずっと会いたがってたのが分かるよ」
「ほんとほんと。安心感が桁違いだね」
「もうっ、皆さん人の彼氏にベタベタしないでくださいよっ」
慌てて亜美さんとねねさんから俺を奪い返す加奈ちゃん。こういう反応も珍しい。
ちょっとデレデレしてしまったことを反省しなければ。
それにしてもこの間からこういう展開多い気がするな。咲良や雪乃さんにしても俺に対する距離が近いし……まあ加奈ちゃんも本気で怒ってはいないようだ。冗談で済む話だから俺が気にしすぎる必要はないだろう。
とはいえ、迂闊に他の女性に触らせてしまったことは反省しないと。
今夜の加奈ちゃんは激しいかもしれない。