※この作品はR-18です。

ガチレ〇プからの調教でズタボロにされた恋人を鍛え上げた絶倫ボディで徹底上書きする話   作:かくろう

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◇家族の温かさ◇

「さて、親父のおつまみはこんなもんかね……」

 

 母親に半ば強制的にパシリにされた俺は、コンビニで親父用のビールとおつまみをいくつか。

 

 あとはお袋の好きだったチーカマを数点購入してレジに並んでいた。

 

「おう、克明じゃないか」

「ん? あれ、親父」

 

 レジの順番待ちをしていたら後ろから声をかけられる。

 振り返ってみればそこにいたのは俺の親父だった。

 

 ここ最近はだいぶ禿げ化が進んで毛根の死滅が後ろに向かって大行進を始めており、数年前にみた時よりおでこがかなり広くなっていた。

 

「親父、また禿げたな」

「お前もあと三十年もあればこうなる」

「やめろやめろ、縁起でも無い。禿げの遺伝なぞ迷信だ。せいぜい対策させてもらうわ」

 

 実際に禿げが遺伝するかどうかは医学的な根拠はハッキリしないらしいし、若い頃から対策をしていればある程度送らせることもできるだろう。

 

 毛根がどうしようもなくなったら、いっそ潔く全剃りしてしまっても良いくらいだろうし。

 

「ところでお前何やってるんだ?」

「お袋に親父用のビール買ってこいって言われてな」

 

「ありゃ? おかしいな。ビールなら一昨日ワンケース買ったばかりだぞ」

 

「あん? マジかよ、どういうこったそりゃ?」

「母さんぼけたのかな?」

「本人の前で言ったら絞め殺されるぞ」

 

 腑に落ちない事実を聞いて、よく分からないまま帰宅することになった。

 

「あらお帰りなさい」

 

「うおっ!? 母さんなにやってるんだ」

 

 家に帰ってみれば、お袋と加奈ちゃんが抱き合ってるというカオスな光景が目に入る。

 

 よく見ると加奈ちゃんは何故だか泣きはらしており、二人の間に何かあったと思われる。

 

「母さん、女の子もいける人だったの?」

 

「あらあなたお帰りなさい。何を寝ぼけたこといってるのよ。ほら見て、加奈ちゃんよ、懐かしいでしょ?」

 

「おおう、久しぶりだねえ加奈ちゃん」

 

「あ、はい。お久しぶりですおじ様」

「はっはっは。お父さんと呼んでくれていいんだぞうっ!」

 

「夫婦揃って似たようなことを言いよってからに……」

 

 それから、帰ってきた親父を交えてしばらくは談笑が続いたが、そろそろ本格的に予約時間が迫っていたこともあり、俺達は実家を跡にして出発することにした。

 

 

「またいつでもいらっしゃいな」

「加奈ちゃん。今度一緒にお酒でも飲もうね」

 

「はい、是非お願いします」

 

「そんじゃぁ行くわ。またな」

 

「今度は泊まりでいらっしゃいな」

「まあ気が向いたらな」

 

 そして帰り際、母の一言で腰を抜かすことになった。

 

「ヒソヒソ……(もう一人の加奈ちゃんもちゃんと幸せにしないとダメよ)」

「んなっ!?」

「克明君、どうしたの?」

「いや、なんでもないんだ」

 

「ほれっ。しっかりやってこい息子ッ」

「イテッ!」

 

 母よ、あんた一体何者だ?

 どこまで分かってるんだか……。

 

 鋭い母の一言に気を引き締めざるをえなかった。

 

◇◇◇

 

 

 実家を後にした俺達は、当初の予定通り予約した旅館に向かうことにした。

 

 俺が言われた通りにビールとおつまみを買って戻ってくると、何故だか母と加奈ちゃんが仲睦まじく抱き合っている姿を目にして面食らってしまう。

 

 母さんは何があったのかは「女同士の秘密」として教えてはくれず、ただ「大切にしてあげな」とだけ付け加えた。

 

 なにぞ二人の間に何か会話があったのかは分からないが、察しの良い母のことだし、加奈ちゃんを色々と気遣ってくれたのかもしれない。

 

 昔から察しの良さはずば抜けていて、子どもの頃に隠した悪戯を誤魔化しきれた事は一度も無かった。

 

「もしかして、お袋になんか言われた?」

「ん……、お母さん、やっぱりとっても優しい人だね。私、安心して嫁入りできそう」

 

「そうか、それなら良かった。まあ、実家に住むわけじゃないけど、姑と仲良くしてもらえるのは有り難いや」

 

「ふふ、そうだね。仲良くなっていけると思うよ。今から楽しみだね。お父さんもとっても良い人だし、本当の家族みたい」

 

「ああ、そうだね」

 

 加奈ちゃんは多くは語らなかったが、家族がもういないに等しい加奈ちゃんにとって、お袋達がちゃんとした家族になってくれそうなことに安心感を覚えた。

 

 

 

 さて、温泉旅館に到着した俺達は情緒溢れる老舗旅館に足を運び、ロビーを通って部屋へと案内された。

 

 い草の良い匂いが部屋から香り、建物の古さと畳の真新しさが良い感じにマッチして情緒を感じさせてくれた。

 

「良いお部屋だね。こういう雰囲気凄く好き……」

「都会の騒がしいところだと味わえないよね」

 

 ちょっといい部屋を取ったので部屋には一緒に入れる個室温泉が付いており、俺たちは二人だけの空間を楽しむことにした。

 

「それじゃあ早速温泉を楽しみましょうかね」

「うん、行こう」

 

 部屋の奥には軽い脱衣所があり、海沿いにあるワイドビューの景色が美しい温泉に二人で浸かることにする。

 

 

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