ガチレ〇プからの調教でズタボロにされた恋人を鍛え上げた絶倫ボディで徹底上書きする話 作:かくろう
温泉でたっぷりと愛し合った俺達は、夕食の時間ギリギリまで温泉に浸かっていた。
「ちょっと初っ端からはしゃぎすぎたかもな」
「えへへ。私も夢中になっちゃった」
夕食は旅館の共同食堂にて振る舞われた。
料亭のように各個室になっており、襖にしきられた個室には風流な
「凄い……ねぇ、克明君」
「うん? どうしたの?」
「やっぱり、ここって凄く高かったんじゃ?」
「いや、実はそんなに心配するほどではないんだよね。確かに個室や部屋風呂付きだから普通よりは値が張るけど、全体の価格帯からはかなり格安なんだ」
加奈ちゃんが心配なのであまりべらぼうに贅沢な散財はしないようにしている。
確かに普通の旅館よりは値が張るものの、部屋の風呂と個室の食事処。
それにいまテーブルに並んでいる海の幸をふんだんに使った料理の数々。
これだけ付いて諭吉数枚で済んでいるのだ。
平均値を調べた感じではこれの倍は値が張る筈であるし、正月料金とかもあるだろうから少しは覚悟していたのだが、かなりお得に収まっている。
俺は掛かった金額を加奈ちゃんに伝えてみたのだが、やはり申し訳なさそうな表情が拭えなかった。
「加奈ちゃん、さっきのお風呂で話したことをお返しじゃないけどさ」
「う、うん」
「加奈ちゃんが自分を責める俺をみるのが辛いように、俺も加奈ちゃんの為にしてあげたいことに申し訳なく思われるのは、少し辛いかな。いや、辛いってほどじゃないし、それが加奈ちゃんの美徳なのも分かってるから、遠慮せずに享受して欲しいって言うのがホントかな」
「うん、そうだね。この間もそう言ったもんね。ごめん、私も人の事言えなかった」
「はは。やっぱりさ、俺達って似たもの同士だよね」
「ふふ、そうだね。ごめん、目一杯楽しむことにするよ。お料理食べよ」
「ああ」
気を取り直し、出て来た料理の数々を堪能する。
海が近いだけあって、新鮮な魚介類による料理の数々は俺達の目と舌を楽しませてくれた。
俺も加奈ちゃんもお酒が進み、ほろ酔い気分になりながらお腹いっぱいになるまで美味しい料理を堪能する。
「はぁ……美味しかったなぁ……」
全ての料理を平らげ、デザートまでも頂いて食後のお茶を楽しむ。
「良い感じに酔ったね。部屋に戻ろっか」
「うん。そうしよ」
お腹いっぱいになって幸せを補充し、手を繋いで部屋へと戻った。
◇◇◇◇◇
「そういえば、今日って大晦日なんだよね」
「ああ。もうすぐ花火が上がるってさ」
年末ともなると各所で特別なことが行われる。
明日になれば1年の始まりとして、また特別な日になるのだ。
部屋の中へと戻り、売店で購入したお酒を借りてきたグラスに注ぐ。
「「乾杯」」
既にほろ酔い気分ではあるが、二人の時間が尊く、また心地良い空気の流れに支配されている。
俺達は窓際のテーブルに酒を置き、長椅子になっているソファを横に並べて隣り合う。
「ん、ちゅ……コクッ……んふぅ♡ 美味しい……♡」
口移しで互いに酒を飲み、二人寄り添い合って海を眺めていると、遠くの方から光が上がる。
「お、始まった……」
「ふわぁ……綺麗……」
冬の星空に上がる色取り取りの美しい花火が辺りを照らす。
隣り合って手を繋ぎ、幻想的な彩りを夜空に飾る閃光のイリュージョンに酔いしれた。
「幸せ……。ああ、本当に幸せ……」
加奈ちゃんの声が幸せを噛み締めているかのように呟く。
思えば、俺もこの五年間の年末というのは一番億劫な時期だったな。
今年も加奈ちゃんが見つからなかった。
来年こそは見つかりますように、と。
「一緒に迎える大晦日。俺も長年夢見てた」
「うん……私も」
俺達はそれ以上なにも言わず、肩を寄せ合って花火を眺める。
夜風が出て来たので、密着して頭を抱き込んで抱き締める。
「ん……克明君……」
「よかったよ……本当に。変だね……何度も確認してる筈なのに」
「私もだよ……。もう、離れたくないよ」
花火が大音量で鳴り響く中、俺達はどちらからともなく顔を近づけ、やがて唇を重ねる。
「ん……ちゅ……ふ、んぅ……はぁ」
「加奈ちゃん、愛してる」
「私も……愛してる」
口付けを交わし、抱き締め合う情熱はやがて熱量を徐々に高めていく。
「お願い……抱いてください」
「勿論だとも……」
煌めきの炎が夜空に閃光し続ける中、止まらなくなった情熱に身を任せるままに、俺は加奈ちゃんをソファへと押し倒した。