ガチレ〇プからの調教でズタボロにされた恋人を鍛え上げた絶倫ボディで徹底上書きする話 作:かくろう
まずは衣料品売り場で普段着を購入し、スウェットから着替えるところから始める。
部屋着を数着と、外に出かけるラフな普段着を3セット上下で揃える。組み合わせしやすいように配色にも気を遣い、動きやすくてオシャレなデザインを二人で選んだ。
対人恐怖症を患い、昨日のこともあって肌を露出することを極端に嫌がっているようで、長袖のカットソーやロングスカートを選んでいた。
一通りの服を買いそろえた俺達は、最後に記念の一張羅を購入しようと、少し高級なブティックが並ぶショップエリアにやってきた。
「やっぱり悪いよ。普段着も沢山買ってもらったのにこんなに高そうなお店」
「まあ、全然興味がないなら無理強いはできないけどさ。なんていうか、俺がプレゼントした服を着て欲しいっていうのが本音かな」
「え?」
「加奈ちゃん、凄く綺麗になったから、うーんなんて言うのかな……会えなかった分だけ、俺だけが知ってる加奈ちゃんを増やしたいっていうのは、ダメかな?」
「……うん、そうだよね。私、もう戻ってきたんだもんね……ありがとう。じゃあ、飛びきり可愛いの選んで欲しいな。克明君の好みにあったの選んで欲しい」
笑顔でそう言ってくれる加奈ちゃんにドキッとさせられる。
本当に、綺麗になった。
俺は彼女の見た目を好きになったわけじゃない。
いや、この言い方は誤解を招くな。
正確に言うなら、最初はフィーリングが合うことに心地よさを感じていた。
そのうち話をするのが楽しくなって、夢中になれる話題をしゃべっている時の仕草が可愛いと思うようになった。
それから笑顔が素敵であることに気が付いて、ドンドン彼女の魅力に気が付いていって、そのうち彼女自身はコンプレックスだといっていたそばかすやニキビも愛しいと思うようになった。
三つ編みも眼鏡も、俺の大好きな加奈ちゃんがしているのだと思うと好きになれたし、そんな彼女が髪を解いてオシャレして、お化粧をしたら、夢中にならない方がどうかしているほど綺麗だと思った。
好きになった女の子だから綺麗になったことが嬉しいのだ。
男としての本音を白状するなら、美人である方が嬉しいのは否定出来ない事実だから。
「いらっしゃいませ」
丁寧にお辞儀する女性店員の案内で店の中を見て回る。
さすが高級ブティックだけあって対応の仕方は丁寧だ。
こちらが必要とした時だけさりげないフォローでアドバイスをしてくれる。
二人で店内を回って加奈ちゃんに似合いそうな服を見繕ってみる。
彼女は俺の好みに合うようにしていいと言っていたが、それを含めて今の加奈ちゃんに似合うものを選んであげたい。
俺はノースリーブで青生地のロングワンピースを手に取り、加奈ちゃんに合わせて見る。
清楚な印象の彼女には、こういうのが良く似合うと思う。
だが、彼女の反応はいまいちだった。
気に入らないわけではなさそうだが、何かに躊躇しているような印象を受ける。
まだ中が透けるのを恐れているのかもしれない。もっと厚手の生地を選んだ方が良さそうだ。
「加奈ちゃん、これなんかどう?」
「う、うん……いいと、思うな……ん……」
「……ん~、これも合わせるといいかもね」
俺はワンピースに合わせて長袖のカーディガンをもう一つ手に取る。
しっかりとしていて中々柔らかく、肌触りも良さそうだ。
「試着してみようか」
「うん」
長袖のカーディガンを合わせることで加奈ちゃんの表情が和らいだ。
予想通り、肌を露出することを避けている印象がある。
恐らくだが、夕べ裸を見られたくないと繰り返し訴えた理由にリンクしている気がする。
実は、内緒にしたがっていたので気が付かないふりをしていたが、加奈ちゃんの全身にはそこかしこにアザのようなものがあるっぽい。
暗闇でしか確認していないのでどういうものかわからないが、パイパンを隠したいのではなく身体についた何らかのアザを見られたくないのだと予想できた。
加えて乳首を口に含んだ時に気が付いた事がある。
どうやら穴があるようなのだ。つまり、乳首にもピアス用の穴が空いているのではないだろうかと思われる。
そうなってくると、考えられるのは虐待による傷痕だ。
SMとか、そういう感じの調教によって全身に穴を空けて金属を填め込まれたのかもしれない。
ピアスそのものは身につけていなかったが、耳を見る限り穴は真新しい。
つい最近まで、それこそ再会する直前まで身につけていたのかもしれない。
かなりのトラウマを抱えていることは想像できるので、恐らくそれを見られて嫌われることを恐れている。
すべて推察でしかないので確かなことは言えないが、触った感じかなり深いと思われる跡が付いていた。
無理に肌を露出させるのは得策ではないので、少ししっかりした生地のワンピースに、長袖のカーディガンを合わせることで露出を抑えるのとオシャレなコーディネートの両方の条件を満たすことができる。
「お待たせ……どうかな?」
おっぱいが相当大きいので、ずんぐりした印象にならないように細いベルトでウェストを絞る。
すると見事な曲線を描くダイナマイトボディができあがった。
「凄い……やっぱり良く似合ってるよ」
「わぁ、凄いですお客様、よくお似合いですよ」
試着室から出て来た加奈ちゃんの姿に、店員も感嘆のため息を漏らした。
しかし帽子もマスクも外していない姿をみてギョッとしている。
俺はすぐに店員から彼女の姿を隠しておいた。
「うん、凄く似合ってる。これにしよう。ではこの組み合わせでお願いします」
「かしこまりました」
「あ、この白タイツもお願いします」
仕上げとして万が一スカートの中が見えないようにガードする必要もあるとおもい、素肌が見えない厚手のデニール数のタイツをチョイスした。
高級ブティックに売っているだけあって丈夫そうな白いタイツは、彼女に良く似合う気がする。
加奈ちゃんの服を選んでいるのに俺一人で決めてしまった。
だが加奈ちゃんは俺の好きなコーディネートを選んで欲しいと言っていたし、このチョイスは加奈ちゃん自身も悪くない反応を見せているので問題ないだろう。
「加奈ちゃんには白を着て欲しい」
「うん、私も白が良いな」
彼女は昔からあまり派手な色は好む傾向はなかったが、鮮やかなほど白と清廉な青で彩られたワンピースは気に入ってもらえたらしい。
「かしこまりました。合わせて55000円頂戴いたします」
おおうっ、中々のお値段ではないか。
格好つけて値札を見ずにチョイスしたが、ワンピースが3万、カーディガンが2万、タイツが5000円だった。
だが再会の記念にプレゼントする一張羅としては、値が張る方が価値が高まるというものだ。
高級ブティックの凄まじさを嘗めていたが、これはこれで思い出となろう。
どうやらテナントの中でもハイグレードな部類の店に入ってしまったらしい。
だが問題ない。
うちの会社は初年度からボーナス支給だし、前回のボーナスが結構な額だったので貯蓄は余裕があるし、間もなく冬のボーナスが出る日も近くなっている。
加奈ちゃんと付き合い始める以前、学生時代からコツコツ貯めていた定期預金が満期になった通帳がある。
趣味にお金を使わず、ひたすら自分を高めることにのみ時間を費やしてきた為、余計な出費は極限まで抑えられてお金は貯まりっぱなしだった。
なので俺には今すぐ彼女と結婚するだけの余裕がある。
流石にマンションや一軒家を購入したりはできないが、ちょっとした高級車とか、小規模な披露宴の代金くらいなら一括で支払えるくらいの余裕があるのだ。
逆に考えるなら、これは逃亡資金にもなると考えていい。万が一加奈ちゃんが誰かに追われる立場だとしたら全部捨てて逃げ出すのも視野に入れるべきだ。
「ありがとう……でも、あまり高いものばかり買ってもらっても悪いから……無理はしないでね」
「ああ、大丈夫。奮発するときはするけど、なんでもって訳じゃない。あまりやりすぎると加奈ちゃんも重いだろうし」
苦笑を浮かべる加奈ちゃんは、包んでもらった紙袋を嬉しそうに抱き締める。
「でもありがとう。凄く可愛いワンピースで気に入っちゃった。大事なお出かけの時は着るようにするね」
「ああ。それじゃあ今度はコスメを見に行こうか。その後で食材の買い出しをしよう。そろそろお昼時も近いから、昼食は外で取って、作ってもらうのは夕食にしようか」
「うん、そうだね。何か食べたいものある? お料理は練習してきたから、結構得意なんだ」
「そっか。それじゃあ手始めにカレーとかお願いしてもいいかな」
「うんっ。それは得意だよ。一生懸命作るねっ」
「じゃあお昼は軽めに取ろうか。パスタ好きだったよね。美味しいイタリアンのお店があるからそこにしよう」
「うんっ!」
お昼時には混み出す人気店なので先に昼食を取ることにし、二人でシェアできるパスタ料理を注文して軽めの食事を取った。
そのあとでスキンケア用品や化粧品を購入し、手一杯になってきた荷物を車に置いた後で下着類を買いにいった。
加奈ちゃんのおっぱいサイズが大きすぎてデザインが限られていたというのがあり、今度大きいサイズ専門店を探して行ってみようということになった。
「いっぱい買い物しちゃったね」
「ああ。これから一緒に暮らすのだからこれくらいは必要だろうからね。なんか嬉しいよ。新しい生活が始まるんだって感じがする」
「うん、私も……じゃあ頑張ってご飯作るね」
買い物を終えた俺達は帰りの車の中でこれからについて相談していた。
「あの、ありがとね……気が付いてくれて」
「うん?」
「服、露出が少ないの選んでくれたよね。もう、分かっちゃってるのかな?」
「うんにゃ。見せたくないって言ってたからってだけだよ。詮索するつもりはないし、言えるようになったらで良い」
申し訳なさそうに笑う加奈ちゃん。
俺としては気にしないで欲しいのだが、本人的にはそうもいかないのだろう。
もう少し免罪符が必要だな。
「それに、選択肢が狭まったわけじゃなかったしね。ちゃんと似合ってるって思った俺の好きなチョイスをしたつもり」
「そうなんだ。嬉しい……本当に、分かってくれる。嬉しいな……」
「そうそう。加奈ちゃんは確実に俺好みの女に染められているのだ。安心して染まるが良い」
今の姿は加奈ちゃんにもの凄く似合ってるし、俺が好きなコーディネートを選んでいる。
寒い季節だから長袖を選ぶのも自然だし、贅沢を言うなら厚手のコートも必要になってくる時期だが、それはもう少し後でも良いだろう。
「うん、ありがとう、凄く嬉しい」
肌を見せられないと憂う表情には複雑さが垣間見える。
それでも、俺がおどけて見せると嬉しそうに笑ってくれた。
「その……今夜も、する……?」
伺うような瞳でその言葉を口にする仕草にドキッとさせられる。
「魅力的な提案だけど、無理してない?」
「ん……肌を見られるのは、ちょっと怖い……でも、それ以外なら……ちゃんとご奉仕するから。昨日みたいに、お部屋の明かりなければ」
「なるほど。大丈夫。世の中には着衣セックスって素敵な言葉があるのだよ」
おどけて見せる俺の言葉に加奈ちゃんの顔が真っ赤になる。
冗談のつもりだったのだが真に受けてしまったらしい。
「裸になるだけがセックスじゃないからね。脱がなくてもエッチなことはできる。昨日みたいに真っ暗の中でするのだって、ありだと思うよ。それに無理をするくらいならしなくても大丈夫。今一番優先することは、加奈ちゃんが日常を取り戻すことだから」
「うん、ホントに……優しいね、克明君は……」
再び涙を流しそうになる彼女の手を握り、家路に着くまでずっと離さずにいると、家に着く頃には泣き止んで笑顔を取り戻してくれた。