※この作品はR-18です。

ガチレ〇プからの調教でズタボロにされた恋人を鍛え上げた絶倫ボディで徹底上書きする話   作:かくろう

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◇敵地から来た二人◇

 俺は加奈ちゃんと共に新人の面接に立ち会っていた。そこで出会ったのは意外な所からやってきた人物であり、俺も加奈ちゃんも驚く事になった。

 

「え、じゃあお二人は牧野さんのお店で働いてたんですか?」

「そうなの。あっちの扱いの悪さにはもううんざりでさ。しかもハーレムプレイ始めるとか頭おかしいって」

 

 なんと面接に来たのは先ほど話題に出たキャストの友人達。牧野の店で働いているという女性達だった。

 

 渡りに船とはこのことだ。牧野の店の内情について聞くチャンスだった。

 だが加奈ちゃんはそれらを尋ねることなく、この店で働く上での希望を淡々と尋ねていった。

 

「そうでしたか。大変でしたね。うちで働くに当たって、お給料はこのような感じになっています。こちらはハーレムプレイが主体となっていますが大丈夫でしょうか?」

「あれ? 向こうの情報とか聞かないんだ」

「フェアじゃありませんから。こちらで働いて頂けるから条件を良くすることも出来ませんし、情報をもらっても待遇を変えることはありませんので」

 

「へえ。聞いてた以上にできた人みたいですねルナさんって」

「ホームページ見てびっくりだったよ。まさか伝説の風俗嬢が、言っちゃ悪いけどこんな普通っぽい子だったなんて」

「あはは。よく言われます。もともとこういう仕事に向いている性分ではありませんでしたから。あまり髪色や体を派手に着飾ることが苦手って面もありましたし」

 

 加奈ちゃんは初めて会う二人の心をあっという間に開いてしまい、ため口ではあるものの店長である加奈ちゃんに対して敬意を払う態度に変えてしまった。

 

 するとこっちからは何も聞いていないのに、スルスルと二人の口から向こうの情報が流れ始める。

 どうやら相当に鬱憤が溜まっているらしく、加奈ちゃんは愚痴をこぼす二人の話を巧みに引き出していった。

 

 彼女達二人から聞いた話を纏めるとこんな感じだ。

 

・二人は牧野がやってくる前から店で長年働くベテラン人気嬢だった。

・牧野は入店初日から破竹の勢いで客を独占し、驚異的な売り上げを叩き出した。

・ライバル心を煽られたキャスト達は奮闘し、売り上げは過去最高を更新し続けている。

・一方でスタッフ間の人間関係は最悪で、傲慢な牧野に腹を立てて客の取り合いによるトラブルが絶えない

・古参勢は徐々に我慢の限界を超えて店を辞めていくが、どこからか連れてくる新人が売り上げを出して人手不足にはならない

・専門のスカウトらしき男が出入りしており、店の運営を取り仕切っている

 

「牧野の他に店を取り仕切っている人間がいるんですか?」

 

 加奈ちゃんはそういった情報を収集する気は無かったようだが、聞いておけるなら損はないと判断して俺が尋ねる事にした。

 

「そうなの。最近やってきた強面の男でさ。なんか牧野とただならぬ関係っぽいんだよね。あれは確実にデキてるよ」

 

 何やら予感のした俺は、先日部長から預かった写真を取り出して尋ねて見た。

 

「ひょっとして、こんな男じゃありませんでしたか?」

 

 富山武彦の写真を見せると、どうやら大当たりらしかった。

 

「そうそうコイツよっ」

「私コイツに飲みに誘われたんだけどさ。明らかに怪しげなバーに連れて行こうとするからヤリ目(セックス目的)なのが丸わかり。クッソキモいからこの子と一緒に店辞めてきてやったわ」

「え、じゃあ正式な退職はしてないんですか?」

「そうだけど風俗なんてそんなもんよ。別に契約書とか交わさないしさ」

 

 そういうもんなのか。後で問題にならないか冴子さんに確認しておこう。

 普通に考えてそんな訳ない。昨今の規則厳しい風俗業界でそんないい加減なことをしていたら間違いなく摘発対象だ。

 

 一刻も早く冴子さんに報告しなければ。

 

「つーかヤバイよアイツ。知り合いが働いてるヘルスの店長だった筈だもん。全員男スタッフと定期的にヤラないといけないって暗黙ルールがあるめちゃくちゃな店でさ」

「そうそう、中には輪姦(まわ)されて無理やり働かされる子もいるって噂だし」

「眉唾もんだけどね」

 

 多分それは本当だろうな。未だに同じ手口で被害者を出し続けているとは。

 そうか。牧野千咲と合流したと聞いていたが、まさか運営側に収まっていたとは。

 

 そうなるとこの店の女の子も狙われる可能性が高いと考えた方が良いだろう。無理やり向こうのキャストとして引き込むか、あるいは人質として脅迫してくる可能性も考慮に入れた方が良い。

 

 これはフェアな勝負所ではないかもしれない。元々妨害の可能性はあると考えていたし、相手が本格的に卑劣な手段に訴える前に対抗策を講じておかないと。

 

 加奈ちゃんは店の経営で手一杯の筈。イレギュラーな妨害は俺が予測して対処するしかない。

 

「加奈ちゃ……店長。店の従業員全員に事情を話して情報を共有するべきです。この男が関わっているとなると、卑劣な犯罪行為で営業妨害をしてくる可能性が高いですよ」

「そうだね……そうですね。……その噂が本当がどうか分かりませんが、実行してもおかしく無い人物です、この写真の男は」

 

「え、どういうこと?」

「私も……この人に沢山犯されました」

 

 加奈ちゃんは自分がレイプされた経験を含めて過去に起こった出来事を話して聞かせた。

 

「うっそマジ?」

「最悪じゃん……なんで掴まってないのよ」

「それは分かりません。だけどあの人にはそれを実行する可能性が十分にあります。向こうもハーレムプレイを導入してきたってことは、こっちを潰すための算段を企ててるってことです。そしてこの人……富山武彦が関わってるってことは、こっちに危害を加えてくる可能性は十分あります……」

「マジで……」

「そうなんだ……怖い」

 

「そういう可能性があるので、このお店で働くことはよく考えてもらった方がいいかもしれません」

「え、なんで?」

「実は現在、1ヶ月の売り上げ勝負を私と牧野さんのお店で競っているんです」

 

「う、うん。それは知ってるけど」

 

「そしてお互いに絶対に負けられない事情がある。牧野さんはどんな手段を使ってもプライドを満たそうとする人です。私がレイプされたのも、あの人が私を気に食わなかった。ただそれだけですから」

 

「彼女は大学時代に牧野千咲と同じ学舎にいました。男性人気が自分より高いと感じたから。ただそれだけで卑劣な罠に嵌めて拉致監禁したそうです」

 

「うわ……それがマジだとしたら」

「あの女サイアクのバカじゃん……理由がチンケすぎて洒落になってないって」

「ところでボーイさん、なんでそんなに事情に詳しいの?」

「え、ああ、それは」

「あ~分かった。その店長さんと付き合ってるんだ」

「まあ、その通りです。でも逆ですよ。店長と付き合っている訳じゃなく、俺と付き合ってる彼女が店長になっただけです」

 

「へぇ~。なんか二人って息ピッタリだね。店長さんその人に頼り切ってるもん」

「え、そ、そんな風に見えますか?」

「分かるよー。そのボーイさんが喋ってる時ずっとメスの顔してるもんね」

「そ、そんな顔してるんですか? や、やだ恥ずかしい」

 

「あはは。面白~い。決めた。私ここで働くわ」

「わたしもー」

「え、で、でもっ」

 

「いいんだって。あの牧野千咲って店長、いっつも私らにつまんないマウント取ってきて気に食わなかったんだよね」

「そうそう。私がルールだ、みたいなクソデカ態度でいっつも偉そうだしさ。実際男受け良くて売り上げ出してるから文句いえないのが余計ムカつくんだよね」

 

「本番でもヤラせてるんじゃないかな。でもそれだけじゃ説明つかないくらい売り上げ叩き出してるんだよね」

「他にも何か裏がありそうってことですね」

 

 ついでに聞いたのだが、向こうのハーレムプレイ実施に関して研修を行ったらしい。

 その時に相手をしたのが富山武彦で、傲慢な態度に腹を立てつつもプレイを行ったが、偉そうな態度で碌に指導もせず罵倒するばかりで「下手くそ」だの「ちゃんとやれブス」だの酷い暴言の連続だった。

 

「アレはマジで酷いよ。ありゃモテないわ。今までまともに女口説いたことないよアイツ」

「そうそう。マジでクソ。モノがデカ過ぎてまともに咥え込めないだけだっつーのにさ。下手だのブスだのマジでうぜぇわ」

「大変でしたね」

 

「つーかさ。店長もアイツにヤラれたんでしょ? 負けちゃダメだよ。私も手伝うからさ」

「ありがとうございます。もう負けたくないです。ご協力をお願いします」

 

 店に加わった新しい仲間を交えて、この日の夜に全員に情報を共有することになった。

 

 これによって怖がった一部のキャストが店を去る事態が起きた。

 

 加奈ちゃんはそれを止める事はしなかったが、悲しそうな顔がいたたまれなかった。

 しっかり退職金も払おうとした加奈ちゃん。

 流石に悪いからと遠慮していた嬢達も非常に申し訳なさそうだった。

 

 ◇◇◇

 

「お疲れ様でした。送迎の車を回しますので待機していてください」

 

 途中退勤するキャストに給料を渡しつつ、帰り道に危険が無いようにタクシーや送迎車を手配すると言い渡した。

 

「やっぱり悪いよ店長。私の家そんなに離れてないから」

「タクシー代の経費もバカにならないでしょ? そこまでしてもらうのは申し訳ないって」

「いえ。あの牧野さんという人はどれだけ警戒しても足りないくらい卑劣な人です。皆さんが危険な目に遭うのは耐えられません。これくらいさせてください」

 

「うーん、じゃあ店長、やっぱりこの後も出勤させてもらっていい?」

「え、助かりますけど、いいんですか?」

「どうせ今日は買い物行こうと思ってただけだし、ブランド物のバッグなんてまた買えるからさ。店長が勝負に勝つまで手伝わせて」

「お二人とも……ありがとうございますっ!」

 

 抜けた人数の分をフォローすると申し出てくれたキャスト達には感謝しかない。

 安全の為に店を去るというのも間違った選択ではないし、加奈ちゃんはそのことを残念ではあるけど決して彼女達を責めなかった。

 

 今日加わってくれた二人は同じハーレムプレイでもこっちは遙かにやりやすいと称賛しており、初日から即戦力として大活躍してくれた。

 

 一応、彼女達が牧野のスパイである可能性も捨てきれないが、加奈ちゃんの手前それは口に出さないでおいた。

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