ガチレ〇プからの調教でズタボロにされた恋人を鍛え上げた絶倫ボディで徹底上書きする話 作:かくろう
克明君を会社へ送り出した後、私はいつものようにお部屋の掃除やお洗濯に勤しんでいた。
勝負の1ヶ月の間もサボってはいなかったけど、やはり余裕がなくて少しおろそかになってしまったのは否めない。
克明君は気にしなくていいと言ってくれたけど、仕事を始めてからは分担するようになった。
店長業務もそろそろ慣れてきたし、お店の皆はとてもよくしてくれる。
今日はお休みをもらっているから今までサボっていた分だけちゃんとしなくっちゃ。
掃除のし甲斐があるけど、やっぱり克明君はきれい好きみたいで気が付くとウェットワイパーで床を擦っていたりするのであまり気になるレベルではない。
「どうせなら隅々までピカピカにしちゃおっと」
ゴム手袋を嵌め、気合いを入れて掃除に臨む。
部屋の天井隅からはたきを使い、ネットに繋いで映画鑑賞用に買ったテレビモニターの埃を取る。
音が何もないと寂しいので無料動画サイトを自動で連続再生にセットし、BGM代わりに流し続ける。
家具全般の汚れをはたきで落とし、濡れた雑巾で一通り拭いていく。
コンセント周りや配線の埃を一本一本拭き取り、床以外の汚れはあらかた取り終えた。
続いて掃除機で塵や埃を吸い付くし、ウェットワイパーで徹底して床を磨き上げる。
「ふう、こんなものかな……あ、たまには窓拭きもしなくちゃ」
寒いのであまり風のあるところに出るのをためらっていたせいで、窓には気が回らなかったことに気が付く。
幸いにしてこのマンションのベランダは直接雨風に晒されることはなく、天気が悪い日に干しても雨に濡れることはない。
それでも外の風はある程度吹き込んでくるので、寒い場所に出て作業するのをためらっていた。
「今日はあったかいし、窓も拭いちゃお」
ゴム手袋をはめ直し、バケツの水をくみ直してベランダに出る。
部屋の中の窓を数えてみると、町が見下ろせる高層階の景色が目に入る。
改めて安い家賃でこのような恵まれた環境に住めていることに感謝した。
広い窓の一つ一つを丁寧に拭き取っていき、隅々まで汚れを取って掃除していく。
最後に外側の窓を拭き取りにベランダに出る。
流石にここは部屋の中のようにはいかない。
黒い汚れが雑巾にべったりとつくほどの塵や砂粒が付着していた。
「うわ……こういうのも定期的にやらないとなぁ」
滅多にやるところではないので意識が向きにくく、かといって放っておくと徐々に窓の景観を損ねるような気がする。
拭き終わった後の窓ガラスは艶と輝きを放つ美しい透明を取り戻し、やはり気が付かないレベルでガラスが曇っていた事に気が付いた。
「よし、お掃除終わりっと……。あとは……」
掃除と洗濯が終わればいつものように自分磨きの時間だ。
克明君に飽きられないため、彼が好みの体型を維持する努力は決しておろそかにはしたくない。
仕事の忙しさを言い訳にしてはいけないから。
「ん、しょ……ん、しょ」
ミルちゃんから教えてもらったホットヨガの動画を再生し、中の映像に合わせて身体をほぐしていく。
ゆったりゆったりと時間が流れ、徐々に身体が熱くなって汗が噴き出してきた。
「すぅ……はぁ……」
ロングブレスを意識してゆったりと意識を広げていく。
蓮華座(座禅)を組んで精神を落ち着け、5秒:5秒:5秒で息を吸い、止め、吐くを繰り返した。
やがて呼吸法を30分もやっていると、セットしたタイマーが鳴ってトレーニングが終わる時間を告げる。
「よし……」
身体を鍛え、呼吸を整えて汗を搔く。
『玲緒奈のコスプレチャンネルッ! 今日のお題はキングキャッスルの見習いメイド服でーすっ!』
ふと、聞き覚えのある声にモニターの方に目を向ける。
自動再生されていた動画はいつの間にかメイド服の可愛い女の子を映し出している。
「わっ、玲緒奈ちゃんだ。相変わらず可愛いなぁ」
それは高校生の頃、密かにアニメのコスプレに憧れていた時によく見ていた動画配信者の女の子だった。
元は大手のメイドカフェ、『キングキャッスル』のトップキャストだった人だ。
高校の時に一度だけ行ったことがあったっけ。
キングキャッスルツートップのアーシャちゃんと一緒に写真撮ってもらえたのは良い思い出だ。
続いて備え付けのミストサウナに入って体温を更に引き上げた。
30分以上ゆったりと呼吸法を行い、ついでにお風呂で汗を流してリラックスする。
「ん……しょ、またおっぱい大きくなったかな」
以前に比べて胸の張りが増した気がする。
この頃はミルちゃんと買いに行ったブラも少しずつキツくなってきており、私の胸はまだ成長を続けているらしい。
トレーニングのおかげで垂れてはいないが、油断するとみっともない形になってしまうから気が抜けない。
重くて肩が凝るので嫌だが、克明君が夢中になってくれるから頑張って鍛えよう。
ゆったりと浸かったお風呂から上がり、身体を拭いて戸棚から小瓶を取り出す。
冴子さんから定期購入しているマッサージオイルだ。
以前に比べて肌つやが良くなり、老廃物の除去に一役買っている。
流石に高級セレブ御用達のオイルだけあって効果は抜群だ。
こちらはいつもの催淫効果の有る方ではなく、少し効果は弱いが通常のマッサージオイルと同じものになっている。
この頃は身体が無意味に疼くことも少なくなって、昼間のオナニーもしなくなって久しい。
それもこれも全部克明君のおかげだ。
どんなに疲れている時も、私の疼きを治める為に身体を張ってくれる彼に報いるには、お仕事で疲れた身体を癒やせる最高の環境を準備して提供すること以外ない。
それは部屋の中であり、日々の食事であり、そして私自身だ。
彼にとっての最高の癒やしが、自分であって欲しいという自負とプライドがある。
私は、志藤克明君にとって最高の奉仕奴隷になるのだから。
彼のために人生を捧げることこそ、私の全てを満たしてくれる最高のエッセンスに他ならない。
「それに、もう奥さんだし……ふふっ」
左手の薬指に光る指輪が目に入る。キラキラ光る小さな宝石は婚約の証であり、銀色のリングはもう少し先だ。
今から楽しみすぎて思わず顔がニヤけてしまう。
そんなことを思いながら全身にオイルを塗り込んでいき、体が柔らかいことも幸いして背中を含めた全身に美容オイルを擦り込み終える。
一段階艶の増した自分に満足しながら着替えを行った。
部屋着よりは外向きな、しかしカッチリと決めすぎないラフな格好で。
そろそろ来客の時間だからだ。
『ピンポーン』
「はーい」
いつものように内側のインターホンが鳴る。
そう、今日はミルちゃんが午後から遊びに来ることになっている。
以前に紹介したかった人を連れてきたいとのことで、私は客人を出迎えるために少しめかし込んでいたのだ。
タイミングが合わなくて今日まで引き延ばされていたが、今日になってようやくスケジュールが調整できそうとのことで、こちらも合わせることにしたのだ。
いったいどんな人なんだろう。
ミルちゃんがそこまでして合わせたい人なのだから、きっと何か意味があるに違いない。
「グッドアフタヌーン加奈ちゃ~ん、約束通りお客さん連れて来ましたデ~ス」
いつものように元気の良い声で玄関の扉が開く。
金髪で背の高いミルちゃんの影になって、小さな女の子が後ろにいることが分かった。
「こ、こんにちは……初めまして」
「え、えぇえっ! あ、あなたはっ!?」
それは、私でも知っている有名人。
コスプレに憧れた時期に雑誌でよく見かけた、ある意味で芸能人より有名な人だった。
「か、柏崎玲緒奈さんっ!?」
大手メイドカフェの日本トップ、キングキャッスルのカリスマメイド【柏崎玲緒奈】さんその人だった。
キングキャッスルのトップメイドであり、今はグループのCEOに就任したと、この間ネットのニュースで見たばかりだった。
「あ、私の事知ってるんだ。あれ、昔お店に来たことあるよね?」
「え、覚えてるんですか?」
「眼鏡で三つ編みだったけど可愛らしい顔立ちだったから覚えてる。アーシャちゃんと一緒に写真撮ったよね?」
あの頃の私は、地味で化粧もしてなくて、今よりずっとブスだった筈なのに。
染みとそばかすだらけの顔が好きじゃなかった。
だけど、彼女はそれをとっても可愛いと褒めてくれたのを思い出した。
「凄いッ! もう7年くらい前なのに。一回しか行ってない客の顔覚えてるなんて」
「全員が全員覚えてるわけじゃないけどね」
「感激ですっ! ずっと憧れてたんです。どうぞ上がって下さい、お茶煎れますから」
「加奈ちゃんとっても嬉しそうデース。あんなにはしゃいじゃって可愛いデスねぇ」
「来た甲斐があったね。聞いたよりずっと元気そうで良かった」
「玲緒奈様、一応、彼女の生い立ちは説明した通りです。心の傷はまだ癒えていませんので、くれぐれも」
「分かってます。ミルフィさんが気に入るのも分かるよ。脆いけど、その中身は凄く芯の強い子。お父さんの言ってた通りだね。私もお友達になりたいな」
部屋の奥へ行った私の後ろでそんな会話が繰り広げられていることを、私は知らない。
私がどれだけ温かい人達に守られていたか知ることになる。