ガチレ〇プからの調教でズタボロにされた恋人を鍛え上げた絶倫ボディで徹底上書きする話 作:かくろう
克明君と二人きりになれる最後の朝を迎え、その日一日を悔いの残らないように過ごした。
別に悲壮感があるとかそういう意味ではないのだけど、これから始まる奇異な人生の一端を担うことになる私も、どこかで覚悟を決めるイベントが欲しかったのもあるかも知れない。
「じゃあ、行ってくるね」
「ああ。終わったら迎えに行くからね」
本当は行ってきますのチューして欲しかったりしたんだけど、流石に公衆の面前でそれをやるには恥ずかしかった。
「加奈ちゃん」
「え?」
「チュ」
「ふわぁ♡」
そんな考えを見抜いたのか、克明君は本当に一瞬だけ、誰にも見えないように一瞬だけ頬に口づけてくれた。
「なんで考えてる事が分かっちゃうの?」
顔がジンジンと痺れるくらい熱くなり、抑えた頬に幸せの感触が広がる。
「なんかキスして欲しそうな顔してた」
「んもうっ! 見つかっちゃったらどうするの?」
「だってもう誰に憚る事なくイチャイチャできるからね」
私のお腹がジンワリと熱を帯び、子宮の淫紋が浮かび上がったのが分かる。
「じゃあ私も……チュ♡」
私はお返しのキスをして、最後に残っていた心の緊張をほぐして貰えたことに気が付いた。
そして……。
「行ってくるね♡」
「うん」
ホテルのロビーまで車で送ってもらい、13階にあるラウンジへ向かうエレベーターに乗り込んだ。
お洒落なバーカウンターを備えたラウンジに到着し、目的の人達が座る席を探す。
「あ……」
一番奥にある一番良い席に、明らかに周りと空気感の違う空間が存在した。
美女三人。
シンプルだけど、その言葉がぴったりの異次元の美しさを持つ三人の美女達。
女の私から見ても、彼女達の纏っている空気感は異質と感じるほどに凄い。
雪乃姉さん。冴子さん。そして咲良ちゃん。
三人と向かい合うようにソファに座り、二人で決めた答えを、三人に伝える。
「今日は、克明君をどうやって愛していくか。その方針について相談しようと思ってます」
「そうですか。良かった……」
安心しきったような、迷子の娘が母親を見つけた時のような顔。
冴子さんのこんな顔は初めて見るかもしれない。
きっと彼女も、心の底では救われたがっていたのだと思う。
強い人だけど、私と同じか、それ以上の目に遭ってきたのなら、きっと想像もできないくらい傷付いてきたのは考えるまでもない。
聞いた話だと、ミルク店長もその頃は側にいなくて、恋人も作ったことがないらしい。
それでも一つの企業を業界のトップに押し上げた経営者になった人。
私には克明君がいた。
でも、心の支えが何もなかったらって考えたら……きっと耐えられなかった。
私なんかより、ずっとずっと心が強い人。
それが冴子さんだ。私は、この人から多くのことを学べるだろう。
これだけ安心してるってことは、もしかしたら断られると思っていたのかもしれない。
「私は、正直志藤さんのことは何も知らないに等しいのだけど、今日まで接してきて分かったわ。側に居たくなる雰囲気を持ってる。ふふ、加奈子が好きになるのも分かる気がするわ」
「雪乃姉さん。そうなんです。克明君の空気感って、凄く安心するんです」
この人が居なかったら、今の私はあり得なかった。
ずっとずっと、私を励まし続けてくれた、頼もしい人。
あの頃、度重なる陵辱によって心を疲弊させていた私を彼女が支えてくれなかったら、私はとっくに壊れていたかもしれない。
最後の最後まで信用していなかった私を、それでも励まし、優しく包んで支えてくれた。
「加奈子、本当にありがとう。私も彼に愛して貰えるように、女を磨くわ」
「私も、姉さんに負けないように良い女になりますね」
「ふふ、まるで加奈子さんが本当の妹みたいね」
「加奈子さん、ウチも愛してもらえるように頑張るッス」
「うん。でも大丈夫。咲良ちゃんのこと、克明君はもうきっと大好きだから」
「そ、そんな、ウチなんて」
「だって一度は本気で好きになった人だもの。私も負けていられないなって思うよ」
「はうっっっっ。せ、先輩がウチのことを? やべぇ、超嬉しいッス」
「そうでした。以前に咲良ちゃんがキスを遠慮していましたよね」
「そうですね。冴子さん達より先にするのはって遠慮してましたけど、私は一番最初に相応しいのは咲良ちゃんだと思います」
「ええ、私もそれに異論はありません。むしろもっと早く気が付くべきでした」
「で、でも、ウチ、この中じゃ一番下っ端だし」
「そんなの関係ないわ。あなたはこの中で唯一、志藤さんに本気の感情を向けられた女性なのだから」
「そうね。むしろ私達に遠慮なんてしないでほしいわ。むしろ私達は咲良ちゃんに先陣を切って欲しいって思ってる」
「お、畏れ多いっす」
「だったら一番最初は咲良ちゃんにしましょう。むしろ私達が背中を押さないといけなかったんですね」
私達はいつの間にか打ち解け、一切の忌避感なく冗談を言い合った。
そして、一緒に愛していくための最後の関門。
セックスについての話になった。
私達の話題はセックスの事に移っていく。
彼女達がプライベートラウンジを取っておいてくれたのは、こういう話題をちゃんと話すためでもある。
「加奈子さん、実は志藤さんにお願いがありまして」
「どうしたんですか?」
冴子さんは何故かモジモジしながら指を遊ばせている。普段クールで表情を崩さない彼女が年頃の女の子みたいに頬を染めていて、年上の女性なのにとても可愛らしいと思ってしまった。
「これから志藤さんとの関係を深めていく中で、いずれ私達にもセックスの機会を恵んで頂ければと思っていますが、加奈子さんの治療のために一緒にセックスする事になると思います」
「ええ。篠宮邸でお話した通りです」
「それでその……、本当に時々でいいので、私達にも恋人時間を頂けないかと」
「恋人時間……? あ、二人きりってことですか? それは勿論ですよ」
「は、はい。人数が多いので大変かと思いますが、私達は全員、まともな恋愛経験がほぼないに等しい状態です。志藤さんに愛していただくにはどうしたらいいか、正直分かりません」
「でしたら、まずは一人ずつ二人きりを経験してもらうというのはどうでしょうか。まずは私が同席して、冴子さん達が問題なければ二人で過ごしてもらうというのは」
「よ、よろしいのですか?」
「やるからには中途半端はしないと、克明君も言ってくれてます。きっと全力で応えてくれるはずですから、どうぞ遠慮なく想いをぶつけてください。もちろん抜け駆けはやめて欲しいですが、変に遠慮して中途半端になってしまっては私達の想いは遂げられません」
「そうですね。志藤さんに愛してもらえるように、私達も全力を尽くします」
「あ、あのー。それでなんですが」
「どうしたの咲良ちゃん」
「まずは志藤先輩に私達のこと知ってもらわないといけないと思うッス。まずはみんなで先輩にご奉仕しませんか?」
「みんなで?」
「白状すると、正直言ってセックスが怖いッス。仕事以外で一度もプライベートでセックスはしていません」
「そうね。まあ、もっと言うならここにいる三人ともが、好きな男性とセックスした経験が一度もないものね」
雪乃ねえさんの表情は、まるで子供のように怯えて居た。
フルフルと震える手指が、その傷口の深さを物語っている。
そしてその話題を出した途端に、冴子さんと雪乃さんにも表情に恐怖が浮かんでいる。
「時間が経てば経つほど、その恐怖は強くなっていった。私達は愛のあるセックスは一度も経験したことがない。人生で一度も……」
「それは……」
「毎日毎日が、怖くて堪らないの。だから、一日も早くこの恐怖から解放されたいって、思ってしまっている。今日まで接してきた志藤さんの人柄で、もうどうしようもないほど恋をしてしまっている。だから、1日も早く愛されたい」
「そう、そうですね。分かりました。今から克明君に来て貰います。私達全員でお持て成ししましょう」
こうして私達は克明君にご奉仕することになった。