ガチレ〇プからの調教でズタボロにされた恋人を鍛え上げた絶倫ボディで徹底上書きする話 作:かくろう
次の日、仕事を終えた俺は早速雪乃さんの元へと向かった。
「すみません、お待たせしました雪乃さん」
「志藤さん、いえ、今仕事が終わった所です」
今日の雪乃さんは加奈ちゃんの代わりに店長業務を行なっていたようだ。
俺が到着したのと同時に交代の社員が業務に入り、雪乃さんは退勤となった。
加奈ちゃんは新婚と言うこともあって遅くとも夜の19時までには帰宅できるように社員一同が協力してくれている。
恵まれた職場環境というのは非常に有り難い。
牧野千咲との1ヶ月の激闘があり、社員同士の絆はより深まったと言える。
早速仕事終わりの雪乃さんと共に食事に出かけることにした。
デートみたいだが、一応最近の雪菜先輩の様子を報告する名目だ。
◇◇◇
「すみません志藤さん。わざわざお食事に誘っていただいて」
「いえいえ、たまには親睦を深めたいと思いまして」
雪乃さんはセックスだけでいいと仰るが、俺としては彼女とも心を通わせたいと思っている。
本来は雪菜先輩との問題を解決した後でと望んでいたのだが、先輩の問題を解決するには雪乃さんの心を回復させることが重要であると判断して説得した。
「ところで、今日のお食事はどこに行かれるのですか?」
「多分、雪乃さんに気に入っていただけると思いますよ。さあ、行きましょう」
スッと差し出した腕。俺は雪乃さんのエスコートをすべく、できるだけスマートにヒジを曲げて雪乃さんに視線を送る。
最初は遠慮がちで逡巡していたが、やがて頬を赤らめながらしがみ付いてくれた。
「デートみたいでしょ」
「は、はい……」
「遠慮しないでください。雪乃さんの心が回復すれば、雪菜先輩を救うことにもなるんです」
「え?」
「だって身内が眉間に皺を寄せていたら安心できないでしょ。先輩心配してましたよ」
「……そ、そうですよね。すみません」
「気持ちは分かります。先輩の状況を考えれば予断を許さないですけど、それでも先輩からすればお姉ちゃんが無理している理由が分からないから、避けられてると思ってるようですよ」
「そ、そんなつもりは……でもそうですよね。すみません……。生きていてくれただけで嬉しいんです。だけど、汚れてしまった私が、無垢な妹と対峙するのは辛くて……どうすればいいのか分からなくなってしまったんです」
それは、初期の加奈ちゃんと同じ感じだ。自分は汚れている。そんな自分が大切な人の側にいるべきなのかと。
「あの子には、辛い過去なんて思い出してほしくないんです。私が近くにいればそれがバレてしまいそうで、怖い」
「再会したばかりの加奈ちゃんも同じようなことを言っていましたね。だから大丈夫です。俺に任せてください。必ずあなたを癒やしてみせますから」
「志藤さん……」
「心配しないでください。セックスは心ありきですから、ただ肉欲を満たすだけじゃ得られない満足感はきっと気持ちが楽になりますよ」
このところはこの手の自信がガッツリ付いてきた。
加奈ちゃん、咲良、冴子さんと3人の心を癒やしてきた実績があるのだ。
全てが同じとはいかなくとも、かなり似た気質をもった3人と同じ性格をした彼女に俺を好きになってもらえば、きっと癒やせるはずだ。
あとは彼女が俺に好意を抱いてくれるかどうかだが、そこは男の見せ所だな。
「さあ、着きましたよ」
「え、ここって」
「お好きでしょ?」
そこは雪菜先輩から聞いた彼女の大好物である。
鼻腔の奥まで油まみれになりそうなこってりとした豚骨臭。胸焼けを起こしそうな匂いは食欲を刺激し、好きな人にはたまらないだろう。
「今の時間は空いているので入り時ですよ」
そこはいわゆるアブラ野菜マシマシコールをする系のラーメン屋である。
雪乃さんはかなりのラーメン好きで、親御さんが健在の時はかなりの頻度で通っていたそうだ。
「あ、で、でも……」
「いいからいいから。たまには好きなもの好きなだけ食べなきゃ。ずっと禁欲してたんでしょ?」
聞いた話では雪乃さんは見かけによらず油っこい食べ物が好きらしい。
普通は体型維持とかの理由が考えられるが、彼女の場合は禁欲だろう。
まだ先輩の問題が解決していない状態で、自分が好きなことをするのをためらっている。
だけどそれでは先輩が救われない。自分の為に何かを我慢し続ける身内を見るというのは案外辛いものだ。
だからこそ雪乃さんには我慢を解放してもらい、元の明るい性格に戻って欲しい。
その頃の彼女を知っているわけではないが、雪菜先輩から聞いている雪乃さんの性格は、もっと明るくて活発な、快活な女性なのだ。
再会した姉の雰囲気がかなり変わってしまったことに戸惑い、昔のように接したいのにできないもどかしさを感じていると言っていた。
「いらっしゃいませ~!」
威勢の良い定員の声に導かれて席に案内される時も、戸惑い俺に手を引っ張られる雪乃さん。
遠慮がちな彼女をグイグイと引っ張って逃がさないことを暗に伝える。
多少無理やりにでも、彼女には自分の殻を破ってもらうきっかけを作りたかった。
「いらっしゃいませっ。ご注文はお決まりですかっ」
「んんっ、ダ、ダメです。この匂い嗅いだらもう……」
「好きなもの食べて、好きなことをして、元の明るい雪乃さんに戻って欲しい。妹さんの願いですよ雪乃さん」
「はい、そうですね」
ようやく吹っ切れるきっかけを掴んだようで、およそ男でも中々食わないであろうアグレッシブな注文をし始める。
大盛りアブラ野菜ニンニク増し増しなんて呪文を淀みなく唱えてしまう辺りに、彼女がどれだけこの手のラーメンが好きなのかが垣間見える瞬間だった。