ガチレ〇プからの調教でズタボロにされた恋人を鍛え上げた絶倫ボディで徹底上書きする話 作:かくろう
「すみません、今日からお世話になります」
「いらっしゃいませ先輩。お夕飯できてますので一緒に食べましょう♪」
次の日、約束通り雪菜先輩が我が家へとやってきた。
2LDKもあるこのマンションは、二人暮らしするには部屋が大分余る事になる。
俺達は普段同じ部屋で寝泊まりしているので、朝霧雪乃・雪菜姉妹には客室を準備した。
冴子さんは週に2.3度のペースでこちらに来てもらって交流を図ってもらっている。
彼女も社長業があるので非常に多忙だが、まだ発作が出ることがあるので近くに居てもらった方が良い。
今週末に仕事の引き継ぎが終われば、ヘブンズ・ヴァルキリー本社への出向となるので、今より彼女達の側にいる時間が取れるようになる。
社長に言われた通り、この所は雪乃さん、雪菜先輩、咲良に冴子さんと、セックスする相手が非常に多くなってきた。
加えて加奈ちゃんとの時間だって手を抜くことはしたくない。
大切な奥さんとの時間が一番の優先事項でもあるし、彼女達と過ごす時間が最終的に加奈ちゃん自身の為にもなる。
だけどそれは全て、最低限の項目に過ぎない。俺自身が他の女性との時間に夢中になり、加奈ちゃんをおざなりにしてしまえば本末転倒だ。
これが本当に難しい。全ては加奈ちゃんのため。その前提を俺自身が忘れてはならないのだ。
どの女性も大変に魅力的で、仮に加奈ちゃんと出会っていなかったら誰に恋しててもおかしくなかった。
加奈ちゃんがいる今でさえ、夢中になってしまわないように、ある程度自分を律しないといけない。
雪菜先輩にしたって、誰もが恋してしまうほどに魅力的なお人である。
それは今でも全く変わっていないし、むしろ大人になった分だけ魅力が上乗せされていると言っても過言ではない。
一刻も早く心の闇を取り払ってあげたい。そして、皆一緒に仲良く幸せに……。
っと、これは気が早いかもしれない。
とにかく、先輩との同居は監視……いや見守りの意味も含んでいるので、ローテーションを組んで何かあったときの対処をするつもりだ。
だけどそれにだって限界がある。仕事もあるので常に家に居るわけにはいかないし、かといって先輩を一人にするのは心配だ。
「皆集まったわね」
「冴子さん! 一緒に暮らせて嬉しいよぉ」
「ふふ、雪菜ちゃんとゆっくり過ごすのは久しぶりね。あ、アレ、やってあげようか」
「え、ええっ。で、でもぉ。恥ずかしいよ、もう子供じゃないんだし」
「アレって?」
「こういうことっ、えいっ」
「フニャンッ⁉」
先輩を出迎えた冴子さんは、有無を言わさず先輩を抱き締める。
そしてソファに引っ張り込む形で強制的に膝枕にし、髪を撫で撫でし始めるではないか。
すると先輩はあっという間に顔がとろけてしまった。
「んにゃぁ……冴子さん、これダメェ」
「うふふ、子供の頃からコレが大好きだもんね」
これが冴子さんなりのスキンシップなのかな。先輩は子供のように甘え始め、二人の関係性が良好である事を教えてくれた。
「……」
「雪乃、あなたもいらっしゃい」
「ぇ、い、いや、私は……」
優しく微笑む冴子さんは雪乃さんも同じように誘っていた。
恐らく昔から、こうして二人の本当の姉のように接してきたのだろう。
今になって突然こんな事をし始めたのは、今までそれができていなかった事への反動か、あるいは失われた時間を取り戻す為か。
俺は三人の邪魔をしないように、加奈ちゃんと共に別室に移動した。
◇◇◇
「加奈ちゃん、いきなり大所帯になっちゃったけど、しばらく頑張ろう」
「うん、ありがとう克明君。先輩も雪乃姉さんも、まだまだ恐怖で不安だと思うから」
「そうだね。冴子さんもまだ油断はできない。一緒に暮らせばできる事は多くなるからね」
「ありがとう。私もできる限りの事はするね」
「二人きりの時間が少なくなっちゃうけど、寂しくなったら言ってね」
「うん。みんな魅力的だもん。実はちょっと不安になっちゃってるんだ」
「それなら俺を加奈ちゃんの魅力でメロメロにしてもらわないといけないな」
「うん。一生懸命誘惑しちゃう、ひゃんっ、んっ」
たまらず抱き締めた加奈ちゃんのか細くて可愛らしい悲鳴が胸板に籠もって熱い吐息を感じさせる。
やがて抱き返してきた柔らかい感触にボルテージが上がってしまうが、まだ夕方だし、他の女性陣の手前もあるのでここで欲情してしまう訳にはいかなかった。
「ああ、良い匂い……やっぱり我慢できなくなりそう」
「ははは。皆にお願いして、たまには二人だけの時間をもらおうか」
「うん。でも今は我慢する。せっかく先輩の問題のとっかかりが見えてきたんだし、ルナの為にも頑張りたいから」
「そうだね。だけど我慢できなくなったら言ってね。俺は加奈ちゃんが一番優先だから」
そこだけはブレてはいけない。しかしもしも本当の意味で加奈ちゃんを第一優先にするならば、一刻も早く加奈ちゃんの抱えている諸処の問題を解決しなければならない。
「大丈夫だよ加奈ちゃん。俺は皆の事も絶対に諦めないし、必ずルナちゃんの事も救ってみせる。それが加奈ちゃんを一番幸せにすることだって信じているから」
「うん」
先輩との問題を解決するには、彼女自身に過去と向き合ってもらう必要がある。
本来は何年も何年も掛けてじっくり行なうべきところであるが、裏人格が出てきている以上、それは早急にせよという示唆とも思える。
だから冴子さん達と作戦を立て、先輩には本当の事を話す事にした。
そして夕食が終わり、加奈ちゃんが入れてくれた紅茶を飲みながら談話をし終わった頃、冴子さんが話を切り出した。
「雪菜ちゃん。今日は大事な話があるの。あなた自身の将来にも関わる大事な話よ」
「大事な話? どういうこと冴子さん」
「あなたが眠っていた数年間を含めて、私達に起こった出来事の全てを話そうと思うの」
そこで先輩の顔付きが真剣なものに変化する。
「知りたい。お姉ちゃんはずっと教えてくれなかったけど、やっぱり、私の身に何があったか、知ってるんだね」
「誤解しないで欲しいのは、雪菜ちゃんを騙そうと思っている訳じゃない」
「うん、それは分かってる。心配してくれてるんだってことは、分かってるんだけど」
「今からそれを話すわ。正直、私は今でも伝えるのを迷ってた。もっと心が回復してからでもと思っていたし、なんなら知る必要はないとも思ってた。だけど、あなたが毎夜うなされているという話を聞いて、いずれ時間の問題だと思う」
「うん……」
「だから今から話すことは、きっとあなたにとって辛い現実になるかもしれない。もしかしたらそれで記憶が戻って、苦しい思いをするかもしれない。どうする? 私は知る必要はないと思ってるわ」
「ううん。知りたい。なんだか、お姉ちゃんの態度が最初変だった理由も知りたいし、私だけ違う世界で生きてるみたいで、嫌だもの」
「分かったわ。心を強く持って聞いて頂戴」
そうして、冴子さんによる真実の開示が始まった。