※この作品はR-18です。

ガチレ〇プからの調教でズタボロにされた恋人を鍛え上げた絶倫ボディで徹底上書きする話   作:かくろう

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幕間 二人きりの休日
閑話 ◇小休止の休日を◇


「すぅ……すぅ……んぅ……」

 

 体力を使い果たした雪菜先輩の静かな寝息が、空気の中へ消えていく。

 あれから再び滾ってしまった俺の性欲を何度も受け止めた先輩は、喉が張り裂けんばかりに喘ぎ声を叫びながら気絶してしまった。

 

 彼女のトラウマを上書きするため、望まれるままにセックスを繰り返し、俺達の絆は更に深まっていく。

 

 途中でお尻を思い切りひっぱたくスパンキングや首絞めセックスなどの、かなりハードな部類も所望されてしまった。

 

 彼女のトラウマは非常に闇深い。いや、闇深くなかった女性など一人もいなかった。

 

 もしかしたら皆、まだ言えてない願望や上書きがあるかもしれないな。

 

 もっともっと俺に対して自分を解放してもらえるような信頼関係が必要かもしれない。

 いや、もしかしたらそれは俺自身に原因があるのかも。

 

 こういう性癖は受け入れられない、みたいな我が儘を言っていないだろうか。

 覚悟を決めているという点で言えば、例えスカトロじみた事だってやれる覚悟はある。

 

 俺にとって幸いなのは、誰もそういった事に上書きをまったく望んでいない事だ。

 少なくとも加奈ちゃんに関しては今までされた事を事細かに聞いている。

 

 その中にその類いの性癖は混じっていなかった。

 "あの男" とやらもそっち方面の変態性は持ち合わせていなかったらしい。

 

「志藤さん……」

「あ、雪乃さん、加奈ちゃん」

「お疲れ様克明君」

 

 先輩を起こさないようにそっとベッドを離れ、リビングへと移動した。

 

「お疲れ様でした。本当にありがとうございます……。あの子の安らかな寝顔を見れば、とてもいい事があったと分かります」

「まだまだ予断を許さない状態には違いありません。経過観察って所ですね」

 

 加奈ちゃんの入れてくれた紅茶を飲みながら、雪菜先輩との経緯を報告した。

 

「そうですか……あの子、そんな事を……」

「放置しておくと無差別にセックスを繰り返して、更に傷を深くしていかもしれません。ある意味でそれが分かったことは僥倖でした。まだ彼女を一人にするのは非常に危険だと思います」

 

「そうですね」

「そういえば、冴子さんは?」

「やり残した仕事があるとかで、本社の方へ向かいました」

 

「そうですか。相談ですが、雪菜先輩を従業員として雇用する事はできませんかね。俺、加奈ちゃん、咲良、雪乃さん、冴子さん。誰かが常に側にいるように環境を整えた方が良いと思います」

 

「確かに、雪菜も働きたいと言っていますし、既に事情も話しました。可能だと思います。冴子姉さんも反対はしないでしょう。後で私から話しておきますね」

「ええ、お願いします。とにかく、誰かが側にいて対処できるようにしておきましょう。俺もできるだけ皆の近くに居られるようにスケジュールを調整するつもりなので」

 

「全員とっていうのも難しいよね」

「そうだね。まだまだ皆安心していいわけじゃないから、できるだけ直ぐに対処できるような体制を作らないと」

 

 ここが本当に難しい。人と接触しなければトラウマが発症することは滅多にない。

 しかし仕事をしている以上、それは不可能であるし、特に加奈ちゃんや咲良、雪乃さんは店長業務で男と接触する機会も多いから余計に心配だ。

 

 新しい店舗になって客層も質が上がっているが、それでも変な奴は一定数存在する。

 

 最近はその程度の奴らをあしらう事にも慣れつつあるけれど、いつまた強烈な奴が現われないとも限らない。

 安心も油断もできない状況だ。だけど臆病になって引きこもっていては成長することもできない。

 

 もどかしいな。心配ばかりしていても仕方ないのは分かっているが、本音の本音を言えば、加奈ちゃんには無理をしてほしくない。

 

 いや、誤魔化した言い方はすまい。他の男と接触するなんてしてほしくないのだ。

 

「さて、雪菜も一安心ですし、今日はお疲れでしょう。妹は私が見ていますので、志藤さんは加奈子と」

「え、雪乃姉さん?」

「最近ずっと二人きりになれてないでしょ? たまには夫婦の時間を大切になさいな。顔に出てるわよ」

「う、うそっ」

「それに志藤さんも。加奈子が心配で堪らないって顔してましたよ」

「ま、マジっすか。顔に出ちゃってますかね」

「ええ。今週末は加奈子ともお休みが合いますでしょう? 夫婦水入らずは大切ですよ」

 

 雪乃さんの計らいは俺達2人の心情を完全に見透かしている事を示していた。

 どうやら二人して顔に出まくっていたらしい。

 

 そうまで言われたら遠慮するのも失礼なので、俺達は久しぶりに夫婦2人だけで過ごす事にした。

 

「加奈ちゃん、デート、行こうか」

「うん♡」

 

 久しぶりの二人きり。いや、最近だってそうした時間はあった筈なのに、先輩の事がひとまず区切りがついたのもあって、心の中は非常にリラックスしているのも大きい。

 

 とにかく1日たっぷりと時間をかけたデートなんて本当に久しぶりだ。

 

 とことん楽しむ事にしようじゃないか。

 

 俺達はありがたく、週末のデートの時間をもらうことにした。

 

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