ガチレ〇プからの調教でズタボロにされた恋人を鍛え上げた絶倫ボディで徹底上書きする話 作:かくろう
冴子さんとの熱い夜から数日。
彼女の変化が周りに凄まじい影響を与えたことは言うまでもない。
今までとは真逆の見た目になった冴子さんは、これまでのような尖った経営方針から一転して、加奈ちゃんの店で行なっているような真心を第一としたサービスを前面に押し出したものにシフトすることになった。
もちろん今すぐという訳ではなく、1年ほどかけたロングプロジェクトとして経営方針を展開していく事になる。
上層部の全員を納得させる為に徹底したプレゼン資料作りを始めると非常に張り切っていた。
これは俺が後を継いだときに加奈ちゃんの掲げる経営方針にシフトしやすくするための布石作りだという。
有り難い事だ。
さて、今日は朝霧姉妹とダブルデートならぬ、ツインデートを行なった。
ツインデートとはなんぞや、という質問が飛んできそうであるが、
男女が二組連れ添って行なうのがダブルデートであるならば、1人の男が2人の女性を連れてするデートがツインデートというわけだ。
もちろん俺達だけの間で通用する造語であるが、その響きの良さからわりかし気に入っている言葉である。
そういう訳で、今日は姉妹の2人を連れて街に繰り出したと言うわけだ。
一応、俺も妻帯者であるから。堂々と別の女性と出かけている所を会社の同僚にでも見つかったら中々に面倒だ。俺は井上部長や里中社長のようにハーレムを公言しているわけではないので、まだその段階ではないだろう。
なので大体は車で移動しつつ、ショッピングはお店を借り切ってファッションを楽しんだりしていた。冴子さんの財力には改めて驚かされる。
そして夜。姉妹丼だなんだと雪菜先輩が俺を誘惑し、まずは普通にエッチした。
俺の持っている全力を持って二人の上書きに注力した訳だが、ピロートークの最中に雪菜先輩が言い出したことがある。
それが今日の本題だ。
◇◇◇
「ねえお姉ちゃん」
「ふぅ、ふぅ、どうしたの?」
激しいセックスを終え、俺は姉妹2人に囲まれてベッドの上で心地良い余韻に浸っていた。
そんな中、俺の胸いたで息を弾ませていた先輩が、ふいに姉に向かって質問を投げかけた。
「風俗って、どんな仕事なの?」
「なッ⁉」
「せ、先輩ッ⁉」
俺達2人が面食らったのは言うまでもない。
「いきなり何を言い出すのよっ。あなたがそんなことを知る必要はないわ」
「でも、私……」
いきなりのトンデモ発言に何を言っていいのか分からなくなってしまう。しかしその真意を聞いていくと、自分は姉の気持ちを本当の意味で理解できていない。自分は姉の苦しみをちっとも分かっていないのではないか。ということだ。
「私、皆が味わった苦しみをちっとも理解できてない気がする。確かにレイプされたし、とっても苦しかった。だけど私はそれだけで終わることができた。お姉ちゃんや加奈ちゃん、冴子さんはそれ以上の苦しみを、意識を保ったままで味わい続けてきたんだもん」
言いたいことは何となく分かるが、先輩は自分しか見えてない。これではお姉さんがやってきたことが無駄になってしまう危険な考え方だ。
「だから私――ッ!」
挙げ句には自分もしばらく風俗で働き、姉がどんな気持ちで仕事してきたのか理解するべきではないか、なんて言いだした。
「バカなこと言わないでッ!!!!」
「そうですっ! ダメですよそんなことを言ったらッ!」
当然俺と雪乃さんは猛反対。理由を聞いていくと、やはり姉に比べて自分は苦しんでいない、などと罪悪感からか、ヘンテコなズレた発言をしだしていく。
「あなたが同じ苦しみを味わったら、私のしてきたことが全部無駄になっちゃうでしょ」
「え、あ……そ、そうだよね、ごめんお姉ちゃん」
不本意な性経験をしたという点では、無防備な心を蹂躙されてしまった先輩の方がダメージが大きいと、雪乃さんは感じている。
俺としてはどちらが上なのか、なんて議論をすること自体がいい事ではないとすら感じる訳だが、2人の中ではまだ心の整理が付いていない部分なのかもしれない。
だから俺にできることは、2人の対話にできるだけ参加して彼女達の心と向き合う時間を増やすことだと思っている。
「先輩、そんなに硬くならないでいいと思います。雪乃さんはあなたの為に一生懸命働きました。そのことを
「そう、そうよね……。ごめん、私、またズレちゃった」
「私達がまだお互いを理解し合ってないからよ。一緒にご奉仕しましょう。志藤さんを好きな気持ちは一緒なんだから」
「うん、そうだね」
「だったら、どんな内容か体験だけでもしてみる?」
「え?」
「私が風俗でどんな風に働いていたのか、ここで再現してあげるから、想像してみて」
「なるほど。俺が実験台ならいくらでも再現できますね」
「すみません志藤さん。お疲れでしょうけど……」
「いえいえ、むしろまだまだイケますよ。いくらでもお付き合いします」
そんな訳で、雪乃さんによる風俗プレイ講座を始めることになった。
これは先輩に雪乃さんの辛さを理解してもらうのと同時に、今この瞬間の幸せの大切さを味わってもらいたいという思いがある。
◇◇◇
「想像してみて雪菜。今から行なうのは、その日初めて会った男の人に対してよ」
「ゴク……」
「じゃあ俺は結構いやらしいおっさんみたいな感じにすればいいですか?」
「うーん、志藤さんは顔が良すぎるので……。でもありのままですと理想的過ぎますし」
顔が良すぎる上に理想的、なんて言われてニヤけそうになる。どんな時だって美女に褒められるのは良い気分になって困っちゃうな。
「じゃあ隙あらば本番誘ってくるくらいでどうでしょう」
「あ、それでいきましょう」
なんて設定を少しずつ加え、雪乃さんによる風俗プレイ講座が始まった。
今日の俺は雪乃さんが遭遇した災害級の痛客を演じることになった。
「いらっしゃいませ。本日お相手をさせていただきます、雪乃と申します」
手を取り合ってベッドに座り、自然と身を寄せてくる雪乃さん。これからエッチなことをしようという時なので、こういう雰囲気作りの上手さが男の欲望を掻き立てる。
自ら取った俺の手を腰に回させ、お尻に触ってもいいよアピールをするところなんて、俺が本当に客でも指名確定の魅力的行為だ。
「ぅわ……エッチだ……お姉ちゃん、色っぽい」
先輩の息を呑む音が聞こえる。想像しているのだろう。その日初めて会った、カーテンの向こう側からやってきた男に対して、それを行う事の意味を。
恋人を誘惑するのとは意味がまるで違う。
本来なら甘い時間が始まる普通の事が、風俗という特殊空間では意味がまるで違ってくる。
なぜなら風俗のキャストは「それを作り出して夢中にさせる」ことが仕事なのだ。
店のコンセプトや経営方針にもよるだろうが、大体が「疑似恋愛」をする空間だろう。
つまりキャストは、その場で初めて見た男に対して、甘い恋人を演じなければならない。
例え相手がどんな卑猥な思考の持ち主であろうとも、どんな卑劣な劣情を抱いていようとも。
金銭のやり取りが成立している以上、店側が掲げたコンセプトを守る必要がある。
笑顔の裏にどんな感情が生起しようとも、キャストはそれを崩してはならない。
「初めて会った男の人に、これをしないといけない?」
「そうよ。志藤さんのような素敵な御方だけがお客とは限らない。想像してみて。例え自分の好みとは真逆の男性が来たとしても、同じように接しなければならないのよ」
「……ッ」
「性格だけじゃない。見た目が生理的に受け付けない人でも同じように接するの」
加奈ちゃんに聞くと、見た目はほとんど気にならなくなっていくという。
彼女の場合は全て未来への投資として、接する客全てが俺への奉仕を練習するためだと自己暗示を掛けていた。
だけど普通の人はそうじゃない。醜悪な見た目をしたおっさんが相手だろうと、甘い恋人を演じるプロ根性が必要となる。
まあ実際にそこまでの高い意識で働いている人は全体の一割くらいだという話しであるが、大なり小なりそういった【割り切り】を求められる職場であることは間違いない。
「中には本番が目的の人もいる。ソープランドならそれが前提だけど、ファッションヘルスでは御法度。だけど御法度だからこそヘルスで本番をしたいって考える人は思いのほか多いわね」
人は禁止されるほどしたくなるもの。
勿論、9割以上の客はルールを守るまともな人間だ。しかし嫌な客とは必ず遭遇するものだ。
その時どんな辛い目に遭ったとしても、その客が出禁になったとしても、受けた傷は簡単には治らない。
「じゃあ、"演じますね"」
一応、合図をしてからプレイを始めることにする。雪乃さんだって嫌な思いばかりしてきた訳ではないだろうが、今という環境がどれだけ恵まれているか知ってもらう為に、彼女は敢えて嫌な客とのケースを紹介したいらしかった。
だから俺は考え得る限りの嫌な客を演じるとしよう。