ガチレ〇プからの調教でズタボロにされた恋人を鍛え上げた絶倫ボディで徹底上書きする話 作:かくろう
「はぅううっ! んぅうぅううっ!」
俺は子宮を温めながら背中に這わせた舌で傷痕をゆっくりと舐めあげた。
「そ、それぇ……気持ち良い……克明君……ぁ、ぁあ、感じちゃうよ……嬉しいよ、嬉しい……ぁ、ぁあ」
加奈ちゃんの眦(まなじり)から大粒の涙がぽろぽろと零れ始める。
俺は愛撫を柔らかく続けながら、その心境の真意を尋ねてみた。
刺激に耐えるように身体に力を込めながら、加奈ちゃんの独白が始まった。
「縄で縛られてると……心がすり減っていくの。終わった後も、その爪痕が深く残って、自分が踏みにじられていく感覚を思い出して、余計に辛かった……傷が痛むたびに、私を犯した男達の嗤い声が聞こえてきて……」
「そうだったのか。大丈夫。もうそんな目には絶対に遭わせない。もっと気持ちよくなって」
「ぁあ、ぁああんっ、なってる……なってるよっ。克明君をいっぱい感じる。私を、気持ちよくしてくれるの……ッ! 嬉しいの……あったかいの……心のささくれが、消えていく……んぁああ」
背中の傷痕を舐めあげて、下腹部の皮膚を擦りながら子宮の熱量を高めていく。
密着して動かしていなかったペニスを少しずつGスポットに擦るようにしていき、彼女の性感の高まりに合わせて動きを大きくしていった。
肉体的スペックが足りないなら、それ以外の要素で補ってやればいい。
そうだ。将来的には道具を使うのも有りだろう。
っていうかそうするべきだった。
最初は自分の力だけでそれを成し遂げたいっていう変なプライドみたいなものに囚われていたことに、ここに来て初めて気が付いた。
順番を間違えてはいけない。
最優先にすべきは加奈ちゃんの癒やしだ。
そして彼女を満たして過去のしがらみを取り払うことだ。
そのための条件に道具が必要で、そのために自分の肉体スペックが足りないなら、それを補うために無機物を使う事に躊躇いなど持つべきではないのだ。
だが今は、俺だけの力でそれを成し遂げたいという願望を叶えさせてもらおう。
加奈ちゃんの方から歩み寄ってくれ、傷の癒やしという気分の高揚によって盛り上がっている今しかそのチャンスはないかもしれない。
加奈ちゃん、ごめんよ。
君を癒やすことが最優先と言いながら、俺は加奈ちゃんの恋人として、世界で一番君を癒やしてあげたいというプライドを満たすために意地を張ってしまった。
本当はこれもローションやオイルで滑りを良くしたり、電マ等の振動する道具を使うと良いとされているのだ。
さっきも言ったが、俺如きが考えつくことを人間を買い取って調教することを趣味にしているような奴らが考えつかない筈がない。
奴らの刻んできたことをトレースし、その上で越えなければ真の意味での上書きにはならない筈だ。
「あぁ、ああんっ、膣内で、擦れて……んひゅぅんっ、ああっ、凄い……はぁ、は、ぁあんぅう……あんっ、いいよぉ、擦ってる……気持ち良いところ、擦れちゃってるぅ」
俺はいつしか加奈ちゃんの身体をうつ伏せにし、舟を漕ぐように身体をグラインドさせてペニスを奥へと突き入れた。
腰を大きく動かし、背中の傷を舌で舐めながら片手ではみ出した乳首を擦る。
あくまでもゆっくりとゆっくりと……。
慌てて腰をピストンさせてはいけない。
ポリネシアセックスの醍醐味は、休火山が長年溜め込んだマグマを噴き出すように、溜め込んだ性感を密着によって噴火させるような絶頂感にこそ存在する。
急速な摩擦による刺激では味わえない大きな絶頂感と多幸感を加奈ちゃんに味わってもらうため、俺は腰を思い切り動かしたい衝動に耐えながらお尻に下腹部を密着させて円を描く。
「ぁ、あ、あああ、ああ、背中、感じちゃうっ……それ、良い……傷痕、感じるようになっちゃった……トラウマ、消えてる……アイツらの感触、消えていくの……ぁ、あっ!」
腰を突き出し、ペニスが子宮を擦っていく。
下腹部マッサージによって昨日よりも更に下まで降りてきた子宮に亀頭の先端が何度も擦られる。
この反応を見るに、やはり子宮マッサージもとっくの昔に開発済みなのだろう。
子宮が降りてくるのが異常に早い。
加奈ちゃんが俺への想いで気分が高揚している事を加味しても、やはりあまりにも早すぎるのだ。
そういえば、スペンス乳腺もとっくの昔に開発済みだった。
奴らは加奈ちゃんを籠絡するために、ジワジワと嬲るようにスペンス乳腺を開発し、快楽に染め上げていった。
それが加奈ちゃんの心をどれだけ抉ったのか。
人の心を持たない人外の外道に憤りを感じるが、死んだ人間に腹を立てても意味は無い。
そんな事を考えているうちに、俺の性感も段々と限界に近づいていく。
煮え滾り、溜まりに溜まった精液の大噴火を迎えようとしていた。
「はぁ……はぁ……加奈ちゃん」
「ん、ぅう、ぁあ、克明君……これ、気持ち良い……私、イク……もうイキそうだよ。これ、凄い……身体が、熱いよ……激しく動かしてないのに……凄く、気持ち良い」
「俺もだよ。もう少しの我慢だ」
背中の傷をなぞり、頬にキスをし、時折唇同士が擦れ合い……。
愛を囁き、互いの気持ちを確かめ合い、子宮に愛を伝え、子宮が愛を伝えてくる。
体勢を変え、真っ正面から抱き締め合い、互いの体温を全身で確かめ合う。
加奈ちゃんの腕と足がしっかりと絡みつき、決して離すまいと強く抱き締められる。
「ぁ……くる……大きいのが、来ちゃう……ぁ、ぁ、ぁ、克明君……抱き締めて、身体全部で、感じたいのっ」
「加奈ちゃん、愛してるよ。最後はキスしながらイコう」
「うん……んちゅ……っ、ふぅう、くふ、ん、ちゅぱ……れる……ちゅ、ふは、ぁ、イク、んぅ、ンゥウ~~~~ッ‼」
決して大きくはない喘ぎ声。
しかし身体から伝わる熱量はいつもより遙かに高く、ペニスに密着した膣道の痙攣は強く締め付けてくる。
痛いほどに絞られるような締め付けの後、弛緩と共にふわっと膣内が急激に広がる感触がする。
子宮が精液を吸い込もうと、その入り口を大きく開いているのが分かる。
断続的に痙攣を続ける加奈ちゃんの膣壁がなおも密着し、俺の身体にその快感度合いを伝えてくれた。
「嗚呼……あったかい……凄いよ克明君……本当に凄い……消えていく……あいつの感触が消えていく……私、こんなセックス知らなかった。好きな人と、こんなにも感じ合えるセックスがあるなんて、本当に知らなかった……嬉しいよ、嬉しい……」
再び深く口づけを交わし、髪を撫でながら傷痕をなぞる。
こそばゆそうに身をよじらせる加奈ちゃんは、いつまでも幸せそうに頬を緩めて身を預けてくれた。
…………
………
……
「ふわぁ……頭ふわふわしちゃう……こんなにゆっくりエッチするの初めてだよ……」
スローエッチが終わり、大きな湯船に溜めた薔薇の香りのするお風呂に入って身体を温める。
汗を流してゆったり浸かると、心地良い疲労感が互いの体温を楽しませる余裕を生んでくれた。
「幸せだなぁ……何時間でもこうしていたいよ。お店じゃできるだけ早く終わらせることだけ考えてたし」
「まあ、好きじゃない奴と長い時間一緒にいたいとは思わないよな」
「うん、お客さんにはいい人も多かったけど、根本的に好きじゃない人とは……ぁ、ご、ごめんなさい……イヤだよね、こんな話……私ったら、つい……」
「まあ、何も思わないわけじゃないけど、加奈ちゃんはプロとしてサービスしただけだし、客に罪はないだろ」
まあ本音の本音を言うなら、加奈ちゃんに触れた男は全部許せん。
だが言った通り、客として金を出した奴にまで恨みつらみと言っていたらキリがないし意味が無い。
「うん、厄介なお客も多かったけど、ほとんどは普通の人たち」
「いいさ、加奈ちゃんがプロとして接してきたんだから、それを咎めるなんてしないよ」
「うん……今が幸せだと、つい昔と比較しちゃう」
「良いんだよ。加奈ちゃんが今の幸せを噛み締めるためなんだから」
「うん、どんなにいい人でも、やっぱり恋人じゃない人とするのは、嫌だった……」
「そういうのは遠慮せず吐き出して良いんだ。昨日も言ったけどさ、俺は加奈ちゃんを苦しめてきた全部を上書きしたい」
「うん……」
「だから、過去に苦しんだ記憶は全部幸せの経験で上書きしてあげたいから、そういうのは全部吐き出してもらって、その上で俺が過去の男を全部上書きしてあげたい」
「うん」
「一つわがままを言うなら、俺は加奈ちゃんに触れた全ての男の記憶を全部追い出したいんだ」
「うん、私もそう……じゃあ、いっぱい甘えるね……」
「ああ。きっとまだまだあるだろ? イヤなのに感じさせられちゃった記憶」
「うん、あるよ……。でも、今凄く幸せだから」
「ああ。分かってる。だからさ、もしも嫌な思い出がフラッシュバックした時は、ちゃんと教えて欲しい。俺はその全部を一緒に乗り越えたい」
「本当に、ありがとう……幸せだよ、克明君」
「愛してるよ、加奈ちゃん」
「私も、愛してる……」
越えるべき壁はまだまだ多い。
だからこそ俺の加奈ちゃんへの愛が試されるというものだ。
新たに誓いを立て、二人でそれを乗り越えるために抱き締め合った。
しかし俺達の試練はここからが本番であることを、まだ想像していなかったのである。
《第三章 完》
次回より1日2本のペースで固定します。シーンの区切りが悪い時は3本に前後する場合があります。