魔力ゼロだからと追放されて死んだら、オレの中の魔王が目覚めて犯りたい放題しやがる(改題) 作:遊野優矢
女魔術師は、流木に腰掛けたハイオルムの股間に顔を近づけ、既にそそり立つソレをズボンから取り出した。
手と口を使い、丁寧にしごいていく。
「んっ、んっ、んっ、んっ……」
自ら喉の奥にそれ押し込むたび、甘い声が漏れる。
女魔術師は、口の粘膜から媚薬効果のある魔力を分泌させ、ハイオルムの敏感なところを激しく、丁寧に攻める。
人の身ならば一瞬で逝き狂う快楽も、ハイオルムが正気を失うことなどありえない。
だが今夜はのんびり悦しむ時間はない。
ハイオルムは欲望のまま、遠慮なく女の口内に体液を解き放った。
「ん……んんっ……ごくっ……」
恍惚とした表情でそれを飲み干す女魔術師。
「貴様、名は何という?」
「ナターシャです。あぁ……御主人様に名前を訊いていただけるなんて……幸せです……」
ナターシャは座ったままのハイオルムに抱き合うようにまたがり、自分の中にハイオルムのモノを入れる。
「んああああぁっ……」
魔力酔いはなくなっても、ハイオルムのモノは最高で、ただそれだて達してしまう。
必死に腰を振ろうとするが、ガクガクと痙攣してしまい、うまく動けない。
「今夜はやることがあるのでな」
そう言ったハイオルムは、ナターシャの尻を持ち、前後に激しくゆすりはじめた。
「あっ、いいっ! おっ、おっ、おっ! んはぁあ?」
出すためだけの乱暴な行為でも、ナターシャはこの上ない快楽の中にいた。
そのまま中に出され、ぐったりとハイオルムの肩に顔を埋める。
ハイオルムはナターシャの尻を持ったまま、その体から自分のモノを引き抜く。
ナターシャの中から、ぼたぼたと体液が溢れ出す。
そのまま彼女の体を地面に置くと、眠るパナデリアの周囲に強力な結界を展開した。
パナデリアを半球状の闇が一瞬覆ったかと思うと、すぐに不可視になる。
これでどんな魔術師や剣士がこようとも、彼女に指一本触れることは叶わない。
「朝まで目覚めることはないが、様子を見ておけ」
「はぁ……はぁ……は……い……」
地面に倒れたまま、快楽の余韻に荒い息をするナターシャは一瞬不満げな目をしたが、逆らう気などあるはずもなく、素直に頷いた。
嫉妬する権利など自分にはないと諦めるナターシャである。
一方ハイオルムは、自身の体をコウモリへと変化させ、空を舞う。
コウモリは音速をぎりぎり超えないスピードで夜の空を行く。
音速を超えないのは、ソニックブームを発生させないためだ。
彼は経験から、一定以上の速度を出すと、大きな音が発生することを知っている。
人の足で2日かかった距離も一瞬だ。
向かう先はもちろんオキサーダ城である。
落とし前はつけさせてもらうのだ。
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