魔力ゼロだからと追放されて死んだら、オレの中の魔王が目覚めて犯りたい放題しやがる(改題) 作:遊野優矢
ハイオルムのソレが、女の中をゆっくりと前後に動く。
女は本来なら触れることすら許されない玉座の肘置きに手を付き、背後から自分の中を前後に動くソレの快楽に身を任せていた。
ハイオルムに何かを聞かれ、何かを答えた気がするし、今も何かを話しているはずなのだが、頭は快楽に埋め尽くされている。
「つまり、レックスの暗殺はここにいる連中が別々に企てたのだな」
「あぁ……んっ……はい……そうですう……んほおおお!」
女は全身をびくんびくんと痙攣させながら、懸命に答える。
「貴様はどういった計画をたてたのだ」
「あっ、あっ、んんん! あぁ……気持ちいぃ?」
ハイオルムは腰の動きをぴたりと止める。
「やめないでぇ……」
「ならば答えろ」
「レックス担当のメイドに毒をもらせようとしたのぉ」
「マリアか」
「筆下ろし用の媚薬に混ぜるはずが、あのメイド、毒をもらなかったのよ……それで、失敗したというわけぇ。ほら、話したでしょ、動いて! 動いてよぉ!」
「マリアはどうした?」
「殺したわ。あたりまえでしょう?」
レックスの意識がなくてよかった。
もしこれをレックスが聞いたら、烈火のごとく怒り、暴れただろう。
怒りを感じたのは、レックスと魂を同じくしたハイオルムもだった。
女の奥を乱暴に突く。
「あっ、はげし……んんああああ!」
ハイオルムはたっぷりと魔力をこめた体液を女の中に放った。
「んはぁ!? にゃにこれぇええええええ! ばちばちすりゅうううう!」
女は激しく背をのけぞらせ、痙攣する。
「あ……あぁ……ああああぁ……!」
そのまま半分意識を失ったまま痙攣を続ける。狂い死なない程度に加減はしてる。
だが、ハイオルムが魔力を中和してやるまで、このまま戻ってはこられないだろう。
「さて、次だ」
ハイオルムが指を鳴らすと、別の女性が目を覚ました。
第七王子の母だ。
第七王子はまだ赤子で、その母もまだ若く美しい。
ハイオルムはそのままその場にいた3人の若い女を犯した。
2人は絶頂で気絶し、最後の1人は体液で汚れたハイオルムのそれを口できれいにいている。
各陣営の情報は得られた。
どいつもこいつも、身勝手極まりない動機だった。
許す必要などないだろう。
ハイオルムは指を鳴らし、残った男たちを起こした。
王のさるぐつわだけは外してやる。
もちろん、手足の拘束は解いたりしない。
「ライア……? 何をしている! 貴様! レックス!? いや、誰だ!?」
今ハイオルムのモノをしゃぶっているライアは、王の孫だ。
顔を真赤にして怒り狂うのも頷ける。
その狼狽っぷりが面白かったので、ハイオルムはライアをもう一度貫いた。
「んああぁっ……気持ち良いです、御主人さまぁ……」
「ライア! どうしたというのだライアァッ!」
「ごめんなさいお祖父様。でも御主人様のこれ、とても気持ちいいの……」
そういうライアの首筋には、ハイオルムによってあけられた牙の跡がついている。
床で痙攣している女2人も同様だ。
「くそぉ! ライアは来月結婚だぞ! 貴様ぁ! 殺してやる!」
「うーん、いい声だ」
さるぐつわを外したのは、これを聞きたかったからである。
「んあぁ……また中にぃ……ありがとうございますぅ……」
ハイオルムがライアの中からそれを抜くと、彼女は名残惜しそうに彼を見つめ、自分の股からあふれる体液を淫猥な表情で舐め取った。
「ライアよ、我がこれから殺さなかった連中を眷属にしておけ」
そう言ったハイオルムの人差し指がチカッと紅く光った。
指先から9つの小さな紅い光弾が光の帯を引きながら飛び、拘束された男達の眉間に突き刺さる。
さるぐつわのせいで呪文を唱えられなかった彼ら9人は、眉間から血を流し、絶命した。
もっとも、呪文など間に合わなかっただろうし、事前に障壁魔法を展開していたとて、ハイオルムの魔術を防げたとも思えない。
「やれ」
「はい」
ライア以外の2人も、ハイオルムの視線により送られた魔力で目を覚ました。
未だに快感の残るその体を震わせながら、体液まみれの3人は男たちに近づいていく。
「やめろ! 何をするつもりだ!」
おののく王だが、すぐに呪文を唱え始めた。
その判断力はさすがだが、見逃すハイオルムではない。
ハイオルムに睨まれた王の口が動かなくなり、呪文が中断される。
「さぁお祖父様。御主人様に支配される悦びをご一緒に」
ライアの牙が王の首筋に突き立てられた。
「ぐ……」
王もかなりの魔力をもっているようだが、ハイオルムの眷属となった彼女達による「眷属化」を跳ね除けられるほどではない。
こうして女3人は、9人の男たちを眷属にした。
今、玉座に座るハイオルムの前には国の中枢にいる12人が跪いている。
「くっくっく。我に手を出すからこういうことになる」
こうしてオキサーダ王国は、一晩にしてハイオルムに乗っ取られることとなったのだ。
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