魔力ゼロだからと追放されて死んだら、オレの中の魔王が目覚めて犯りたい放題しやがる(改題) 作:遊野優矢
エレナはハイオルムの胸に顔を埋める。
「怖かった……」
ハイオルムはエレナを力強く抱いてやる。
昼のできごとは、入れ替わりのときにレックスから聞いている。
優しくしてやる義理などないが、この体を愉しんでみるのも一興だ。
「たくましい体……」
しばらくそうしていたエレナは、顔を上げ、ハイオルムの目を見つめる。
「忘れさせて……もらえませんか……」
潤んだ瞳でそう言うエレナは、ハイオルムから半歩離れ、着ていた服をするりと床に落とす。
「パナデリアさんはぐっすり眠ってますから、大丈夫ですよ」
ハイオルムの股間がぐいと立ち上がり、エレナのみぞおちあたりに触れた。
「あ……。入る……かな……」
エレナはぎこちない手つきで、そそり立つそれに触れた。
「初めてなんです……。教えてください……」
頬を染めたエレナが目を閉じ、唇を差し出す。
ハイオルムはその唇に軽く口づけ、その体を軽々と持ち上げ、ベッドにそっとおろした。
「決して忘れられぬ夜にしてやろう」
魔力は限界まで抑えている。魔力に当てられておかしくなるということもないだろう。
「あっ……」
ハイオルムがエレナの形の良い胸を鷲掴みにすると、エレナが体をびくんと震わせた。
やさしくキスをし、あまく閉じた口に舌を入れる。
「ん……ふ……」
最初は緊張し、されるがままだったエレナだが、甘い吐息を漏らしながらハイオルムを真似るように、舌を動かし始めた。
「んはぁ……」
口を離したハイオルムの舌先から、名残惜しそうに伸ばしたエレナの舌先に、唾液の糸で橋ができる。
完全にとろけた瞳のエレナが、そっと自分の下腹部に手をやる。
「ん……は……もぅ……」
秘部の浅い部分をまさぐるエレナの指をつたって、愛液がシーツを濡らす。
「ほぅ……一人でしたことはあるのか……」
エレナは恥ずかしそうにふるふると首を振る。
「ならば素質があるな」
にやりと笑ったハイオルムがエレナの首筋、胸、へそとキスをしていく。
「あ……んんっ……あ……」
そのたびにエレナはせつなそうな声を上げた。
エレナは下腹部に迫ったハイオルムの頭をつかみ、身を捩らせる。
「んああっ!」
ハイオルムの舌がエレナの秘部に触れた瞬間、エレナの体が大きく反り上がった。
「はぁ……はぁ……」
びくびくと震えながら肩で息をするエレナの秘部に、ハイオルムは舌を這い入れる。
「んん……はぁ……こんな……ああっ!」
興味本位で触れる程度に一人でしたことのあるエレナだが、その時とは比べ物にならない快楽で、下半身が消し飛んだかと思うほどだった。
「挿れるぞ」
ほとんど上の空のエレナは、かろうじて小さく頷いた。
体の中に異物が入ってくる初めての感覚。
怖いだとか、嫌だとか、嬉しいだとかを考える余裕などなく、一瞬の痛みの後に圧倒的な快楽が股から脳天を貫いた。
一瞬、気を飛ばしていたエレナが、ぞくぞくと背筋が震えるのを耐えながら、ハイオルムの首に腕を回す。
「こ、こんなことになるんですか……?」
「我が特別なのだ」
「きっとそう……初めてでも……わかります……んあっ!」
ハイオルムが腰を一往復させるだけで、先程の快楽がやってくる。
彼にならもう、何をされてもよかった。
いいや、もっとしてほしい。
「あっ、んあ……あああああっ! あっ! んあああ!」
エレナは絶叫に近い声を上げながら、シーツに血が染みるのも気にせず、自らも腰を動かし始めた。
そのまま中に一度、顔に一度、熱いものを出される。
「口できれいにする方法を教えてやろう」
ハイオルムの言う通り、床に立った彼のモノをきれいに舐める。
その舌は、棒から腹部、胸へと上がっていく。
少し乱暴に、腹ばいにさせられた。
軽く突き飛ばされただけで、彼を迎え入れる準備が加速する。
後ろから無造作に入れられ、何度も突かれる。
これが一晩だけだなんて耐えられるだろうか。
この快楽を一生思い出して生きていくのだろうか。
ベッドの上で、ピクリとも動けなくなった彼女の頭には、そんな心配事がよぎっていた。
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