瞼の裏の薄明るさと鼻腔に漂ういい匂いに誘われ、意識が少しずつ覚醒してきた。
(朝、か。…………ん?)
時計を見ようと顔を横向けた途端、思わず息を飲む。
正に目の前と言える距離に、あどけない顔で寝息を立てる優がいるのだ。
(……そうだった。昨日は優とセックスして、その後一緒に寝たんだった)
何となく息を殺したまま周りを見回す。
どうやら目が覚めたのは俺だけらしい。対面の勝也と佳奈子も未だ起きてはいないようだ。
静かに寝息を立てる二人は互いに向かい合うようぴたりと寄り添っていて、その絵面がなんとも微笑ましい。
昨日は優に腕枕をしながら眠りについた筈だが、寝返りをうったのかすでに解けていた。
それでも俺にくっついて眠る姿がなんとも可愛らしくて、しばらくの間その穏やかな寝顔を眺め続けた。
考えてみると、優の寝顔を見るのは久しぶりだ。クラスでも童顔な方の彼女だが、今はいつにも増して幼く見える気がする。
男女を意識する前の小さな頃はこんなあどけない姿を見る事も度々あったが、小学校の高学年になる前にはそんな機会も無くなっていたのだ。
とても懐かしく、そして愛おしい記憶。
そんな俺達も今やただの幼馴染じゃない。一線を越えた相手として、再び優の寝顔を目の当たりにできる関係になれたのだ。そう改めて実感できた。
(……っ)
無言でごくりと生唾を飲む。
無防備なその顔をじっと眺めていると、一際目立つぷりぷりの唇に視線が引き寄せられていく。
すると穏やかだった俺の心に沸々と性欲が湧き上がって来るのだ。
当然見てるだけでは我慢出来なくなり、少しの間葛藤する。
(やっちゃおうかな?…………やっちゃおう)
あっさりと理性は負け、桜色の唇へと吸い寄せられるように自分のそれを重ね合わせた。
未だ慣れない他人の肌の感触と、ほのかに香る甘い匂いを堪能する。
十秒ほどして一旦顔を離す。優はまだ起きない。再び唇を重ね、今度は下唇をはむはむしてみる。
そのマシュマロのような柔らかさを楽しんでいると、「んっ」という吐息と共にうっすら
「……陽ちゃん?」
「おはよ」
「……おはよう」
優が答えるのを待ってから顔を寄せる。察した彼女はすぐに目を閉じ受け入れてくれた。
唇同士が触れ合うと少しの間じっとしていたが、今度は優の方から遠慮がちに動き出して自分がされた事をそのまま返すが如く、俺の唇を啄むように揉み解してくれる。
そうしてしばらくは唇同士での愛撫が続いた。互いに甘い吐息を漏らしながら、相手の柔らかな皮膚を味わい続ける。
「ん……は……あ……」
と、そこに誰かの小さな吐息が割り込んだ。
声の方に視線をやると、勝也と佳奈子も横たわったままキスをしていた。いつの間にか目が覚めていたようだ。
二人は俺達同様唇での愛撫を繰り返していて、重なり合う皮膚の隙間から小さな吐息が漏れ聞こえてくる。
流石の勝也も今回は舌を入れてはいない。どうやらようやく学習したらしい。
(……すごいな)
二人のキスを間近で見てると、心臓が早鐘を打つのを自覚する。
昨日は一抹の寂しさを覚えた光景だったが、四人揃って一線を越えた今、俺の心境も変化したらしい。
優も頬を染めながら友人達が唇を押し付け合う様をじっと見つめている。その恍惚とした横顔を見ていると、こっちもキスの続きがしたくなってきた。
そんな俺の心を読み取ったようなタイミングで振り向く彼女と目が合ってしまう。
その瞳が濡れて見えるのは寝起きのせいじゃ無いだろう。俺達は多分同じ事を考えてると思う。
「ん……」
やはり言葉は必要なかった。そうなるのが当然の如く、どちらとも無く顔を近付け唇の愛撫が再開されるのだ。
「はぁ……あ、ん……」
「あ……んぁ……」
そうして朝日が差す静かな客室の中、四人分の甘い吐息だけがしばらくの間聞こえ続けるのだった。
それから十分ほど経っただろうか。元々朝立ちしていたチンポがキスの興奮で更に張り詰めてしまい、ちょっとすわりが悪い。
俺は体勢を変えようと一旦唇を離す。その際、浴衣を突き上げるモノが優の目に入ったらしい。
「あ、大きくなってるね」
「朝はいつもこんな感じだよ」
「そういえばそうだね」
少しでも寝坊した日はばっちりチェックされている。
以前は見られるのが恥ずかしかった勃起だが、互いに全てを晒し身体を重ねたお陰でその抵抗もほぼ無くなっていた。
「……すっきりしたい?」
「いいの?」
朝から抜いてもらえるなんて贅沢すぎる。思わず声に期待を滲ませてしまう。
「いいよ」
ノータイムで優は答えてくれた。欲情を滲ませた瞳で俺を見つめつつ、はだけたパンツの膨らみにそっと手を置く。
「佳奈子、俺もいーか?」
優の返事を聞いた途端、佳奈子の肩に手を置きながら勝也は言う。
その股間では俺と同じくパンツがこんもりとテントを張っていた。
「いいけど、布団の中はだめよ?朝から汗かいちゃうし……」
佳奈子も嫌ではないらしい。ただ、場所の問題は確かにある。布団の中は体勢的にもやり辛い。
「ならもう布団片づけちまおーぜ。いい事思いつたからよ」
起き出すにはやや早いが、いちゃいちゃしながら一発抜いてもらえば丁度いい感じの時間になるだろう。
という事で皆して布団を片づけると、座卓を部屋の中心に戻した。すると勝也はその上に躊躇無く腰掛けるのだ。
「ちっとばかし行儀悪いがまぁだいじょぶだろ。陽一、おまえもここ座れよ」
自分の隣をポンポン叩いて俺を誘う。
確かに重厚な作りだから中学生男子二人が座った所でびくともしないだろう。ただそうすると……。
「ちょっと、二人の前でするの!?」
佳奈子がびっくりして言った。
襖も布団も隔ててないのだ。当然そういう事になる。
「この体勢ならやりやすいと思ってさ」
「そりゃ寝そべってするよりはいいけど……でも……」
ちら、と俺と優へ視線を送ってくる。
「脱ぐのはおれ達二人だけだって!おまえ昨日陽一のチンポ見てたしもう今更だろ?」
「俺もそれでいいよ」
勝也が畳み掛けた所で即座に俺も便乗し、その隣に腰掛けた。
正直、見せ合いながらする事には大いに興味がある。おそらく勝也もそうなんだろう。
佳奈子にしてもそれほど強く拒絶してる訳でもない。となると後は……。
「わたしもいいよ」
座卓へ腰掛ける俺の前へと座布団を置き、優はちょこんとそこに座った。
上目遣いに俺を見上げてにこりと微笑む。「これでいいんだよね?」と言わんばかりにだ。
お陰で場の流れが決定的になった。自然、三人分の視線が佳奈子へと集中する。
果たして彼女は数瞬たじろぐように目を泳がせた後、ぼそりと答えるのだった。
「……わかったわよ。でもおっぱいはだめよ?」
両手で胸元を隠しながら言う。
ちょっと惜しいが、そこは俺達が妥協すべきだろう。二人して頭をぶんぶん縦振りするのだった。
優と佳奈子が並んで座る正面に、浴衣を突き上げる俺達の股間がある。
これから行われる行為を前に、みんながみんな期待と緊張で強張ってるのが分かる。
「じゃあ出すぞ」
勝也の合図に俺も合わせる。パンツを脱ぐと帯を解き、勢いのまま躊躇せずに浴衣の前を大きく広げた。
途端に姿を現すモノに女子二人は釘付けになる。息を呑んだまま二本の勃起チンポに視線を往復させていた。
優だけでなく、佳奈子にもチンポを見られている。その事実に怒張は限界まで張り詰めていた。
それは隣の勝也も同じだ。湧き出る興奮に鼻息を荒げながら、佳奈子だけでなく優の顔色もチラチラ伺っている。
そんな感じでそわそわした沈黙の時間が続いたが、黙っていたらこのままずっと見学会になりそうだ。
なので、一先ず話を振ってみる。
「どうかな?」
「…………二人とも、元気ね」
流石に振りが雑だったのか、佳奈子が微妙な返しをする。
が、頬を赤く染めながらもその眼差しは好奇心に満ち満ちていた。
その横で同じくらい爛々と目を輝かせた優が二本のチンポの分析を始める。
「こう見ると結構形が違うんだね……かっちゃんの方がちょっと長いのかな?」
「ほんとね。太さは同じくらいなのに……でも陽一は亀の頭みたいな所が全部出てるのね」
「うん。かっちゃんは亀さん隠れてるね」
「包茎って言ってな、皮がちょっと余ってんだよ」
すかさず勝也が補足する。
「手で皮を下げれば剥けるぜ。佳奈子、ちょっとやってみてくれ」
「え?うん……」
拒否はしない。おずおずと手を伸ばし、人差し指と親指で竿をつまむ。
「そのまま下に下ろしてくれ」
「……」
無言のまま言われた通りにする佳奈子。
彼女の指に引っ張られ、先端の包皮が段々とずり下げられていく。
やがて数センチも指を下げたところで亀頭が完全に姿を現した。
「わぁ」
優が感嘆の声を上げた。
佳奈子の手で剥かれた亀頭は、薄ピンクの頭をパンパンに膨らませ鎌首をもたげている。
心なしか周囲に香る雄の性臭が増した気がする。どうやら亀頭と共に包皮に閉じ込められていたそれが解放されたらしい。
俺よりもその発生源に近いお陰で、より多くいやらしい匂いを吸い込んだのだろう。そうだと分かってしまう程には女子二人とも蕩けた表情へと変化していた。
「テカテカしてる……色は陽一よりもちょっと薄いのね」
「亀さんも陽ちゃんの方が大きいのかな?」
「包茎だと亀頭が大きくなりにくいんだと。でもまだ成長期だからこれからでかくなるぞ」
「俺は勝也みたいにチンポが長い方がいいんだけどな」
弁解するように説明する勝也へ親友としてフォローを入れておく。
男にとってチンポの形状はとてもデリケートな問題なのだ。俺も決して他人事じゃ無い。
「それにしても、これが私に入ったのね……」
勝也の包皮をずり下げたまま、佳奈子がしみじみと呟く。
「こんな大きいのが入るんだもんね。不思議……」
優も二本のチンポを交互に見ながら言う。
俺達のでも大きい扱いらしい。AV男優の巨根を見たら悲鳴を上げそうだ。
「陽ちゃん、亀さん触ってみていい?」
「いいけど、そこは敏感なんだ。優しくな?」
「わかった」
「私も触ってみたい。勝也?」
「おう。俺も亀頭は弱いから優しく頼むぜ」
了解を取り付けた二人は恐る恐る指を伸ばす。どちらもまずは人差し指でそっと先端に触れた。
その瞬間、ぴりっとした刺激が亀頭に伝わる。だが拒否感が出るほどではないのでそのまま優の好きにさせた。
「少しべとべとしてるんだね……」
「粘膜だからな」
人差し指に加え、親指と中指でもって優しくつついたりつまんだりしてる。
「勝也、痛くない?」
「ああ、強く擦らなけりゃ大丈夫だ」
勝也の亀頭も複数の指先で弄られていた。その刺激が心地いいのか、恍惚とした表情を見せている。
俺も似たようなものだ。他人に亀頭を優しく弄られるのはかなり気持ちがよかった。
そんな中、俺達の亀頭に変化が訪れる。
「あれ?何か出てきた。おしっこ?」
「こっちも」
亀頭の先端、鈴口から透明な雫が滲み出てきたのだ。
「小便じゃないよ。それ、カウパー線液って言ってな、気持ちよくなると出て来るんだ」
「女の愛液と一緒だな。我慢汁とも言う」
「へ~これが……」
感心した様子で勝也の鈴口に指を触れる佳奈子。
そして離した指先と亀頭の二点を繋ぐよう透明な糸が引いていく。
「うわー……」
顔を上気させそんな光景を見つめている。チンポから滲み出た液体へ触れる事への嫌悪感は無さそうだ。
「陽ちゃんも出てるね。気持ちよかったんだ?」
「うん。敏感な場所だからね」
「えへへ、こうしたらどうかな?」
期待の籠った上目遣いと共に、先端に溜まる我慢汁を人差し指に塗し始める優。そして絡め取った粘液をそのまま亀頭全体へ塗りだすのだ。それだけで声が出た。
「うわっ!」
「っ!?痛かった?」
「いや、大丈夫気持ち良かっただけ。……続けて」
苦痛を与えた訳では無いと知ると安堵の表情を見せ、再び指を動かしてくれた。
「佳奈子っ!おれもっ!」
「う、うん」
勝也が必死な顔でせがむ。その剣幕に押されつつも、佳奈子は隣の手元をチラチラ見ながら真似して我慢汁を塗りだした。
「うわすげっ」
途端に歓喜の声が上がる。
だがそれも無理はない。その刺激は竿を扱かれる快感とは一味も二味も違うのだ。
我慢汁で滑った指先が亀頭を撫でるたび、痺れるような快感がチンポに流れる。自分で擦ると痛いだけだったので敬遠していたが、やりようによってはこんなに気持ちがいい物だったのだ。
二人とも俺達が悶える様を上目使いで見上げつつ、続々と滲み出てくる我慢汁を敏感な粘膜へ塗りつけてくれる。
それも慣れてくると指の数を増やし、親指人差し指中指の三本でもってくにゅくにゅと揉むように亀頭を捏ね回してくれた。
当然、指一本の時とは比べ物にならない快感が亀頭を痺れさせる。
「竿も扱いてくれっ!」
堪らず勝也が懇願した。
亀頭責めも気持ちいいが、やっぱり竿を扱かれる快感も捨てがたい。両方同時に刺激されたら更に気持ちがいいだろう。
「難しいわね……これでどう?」
リクエストを受けた佳奈子は少しだけ思案する。と、まずは左手で亀頭を撫で回し、次いで右手で竿を扱き出した。
二つの手に別々の動きをさせるのは大変そうだが、慣れない手つきでも勝也にとっては十分な刺激だったらしい。
「うあぁっ!すっげぇ!」
両手を後ろについて上体を支え、もっと快感を、とねだるように腰を突き出している。相当気持ちが良さそうだ。
もちろん俺もそんな体験をしてみたい。早速優に頼もうと口を開きかけた所で、チンポへの刺激が二つに増えた。
見ると優もまた右手で竿、左手で亀頭という形で愛撫を始めてくれたのだ。
「ゆうっ!すごい!」
意識せずとも勝也と同じ体勢になっていた。強烈な快感をもっと味わいたいと、腰が自然と前に出てしまうのだ。
亀頭を捏ね回されると流れる痺れるような快感。竿を扱かれる度に蓄積する圧迫されるような快感。
それらによって更に生み出される二人分の我慢汁が、精臭とはまた違う卑猥な匂いを周囲へ漂わせる。
その匂いを直近で嗅ぎ続けるせいか、優も佳奈子も瞳が潤み頬を赤く染めていた。もうすっかり発情している様子だ。
そんな二人の蕩けた顔と、俺と勝也の呻き声。そして、竿を愛撫するシュリシュリにちゃにちゃした音。それらがチンポから香る淫臭と合わさり、この部屋をより淫らな空間へと昇華させていた。
「佳奈子っ!でるぞ!」
勝也が先に音を上げた。
途端に腰を震わせながら精液を吹き出すが、すんでの所で佳奈子は亀頭に左手を被せた。そのまま右手で扱きながら射精が終わるのを待つ。
「ゆうっ!俺もっ!」
間を置かず勝也に続く。
快感と共に尿道を駆け上がってきた精液がびゅるびゅると音さえ出しつつ吐き出される。
その迸りを佳奈子同様に左手で受け止めている優。勃起の脈動が完全に止まるまで、精液を搾り出すよう上下運動を続けてくれていた。
やがてどちらの射精も終わりを迎える。
最後の方は飛ばずに滴り落ちようとする精液を逃すまいと両手で受け止めてくれた優と佳奈子。
俺と勝也はテーブルの上で股を広げ、後ろに手をついたまま放心中だ。
「うわ~……すごい量ね……」
「たくさん出たね~」
べっとり手についたゼリーのような白濁液を見ながら二人は言う。
「匂いも凄いわね……なんかこの匂い嗅いだ事ある」
「栗の花じゃないかな?こんな感じだった気がする」
男子の間では『イカ臭い』と言われる匂いだ。
二人とも精液が付着した手を鼻に近付け、物珍しげにすんすん匂いを嗅いでいる。
そんな中、白濁に塗れた指先をおもむろに口の中へと収めてしまう優。
突然の奇行にびっくりして固まるその他三人。
「優菜!?何してるの!」
「ん~……」
一拍置いて佳奈子が突っ込むが、それを気にもせず口をもごつかせて一言。
「変な味」
「そりゃそうでしょうよ……」
微妙な顔をする親友に佳奈子は呆れる。
俺も興味本位で自分の物を舐めてみた事はあるが、何とも言えないエグみのある味だった。
匂いからして美味くは無いだろうと連想させるだけに、普通なら他人のそれをわざわざ口にしようとは思わない筈だ。
「でも陽ちゃんが出したんだと思うとなんかドキドキする。佳奈ちゃんも舐めてみなよ」
「え~……」
途端に自らの指先から顔を遠ざける。
そんな彼女をみんなが見つめる。特に勝也の視線は熱かった。
「……わかったわよ」
決断は意外と早かった。プレッシャーを早々に受け入れ、仕方なさげに呟く佳奈子。
そしてこれまた意外にも、精液のついた指先を躊躇も見せず咥え込むのだ。
「……まず」
なんて実にまずそうに顔をしかめる。そんな親友へ、優はニコニコ顔で問いかけた。
「でも、ドキドキしたでしょ?」
「…………うん」
顔を赤く染めながら、何だかんだで満更でもない佳奈子なのだった。
そういえば、昨日こっそり舐めた優の愛液も決して美味くはなかったが、不思議ともっと舐めたいと思えたのだ。
精液にしても女性にとっては不味いだけでは無いのかも知れない。多分異性の体液とはそういうものなんだろう。
そんな二人のやり取りを黙って見ていた俺と勝也だったが、射精したばかりのチンポは再びガチガチになっていた。
そりゃそうだ。好きな女の子に自分の出した精液の匂いを嗅がれ、更には味見までされたのだ。それで興奮しない訳が無い。
口には出さないが物欲しげに見つめる俺達と、そのチンポを見て佳奈子が言う。
「まだ足りないみたいね。どうする?」
「もう一回してあげよっか」
優が時計を見ながら言う。
現在ようやく朝の七時を回った所だが、昨日は早く寝たので睡眠時間は充分。それ以前に眠気はとっくに吹き飛んでいる。
「「やった!」」
声を揃えて腰を突き出す俺達に苦笑しつつ、二人は手についた精液をティッシュで拭う。
それも終えると勃起を握り直し、にじみ出る我慢汁と精液の残滓をそのまま潤滑油として亀頭をこね始めた。竿もゆっくり扱き出す。
「うぅ!」
「くぅ!」
射精後間もないチンポはとても敏感だ。当然さっきよりも受ける刺激は強く、快感以外の刺激も混じるお陰で堪えきれずに呻き声が漏れてしまう。
けれどもギブアップなんてしやしない。優から与えられる痛みすれすれの快楽にそのまま身を委ねる。
普段は二回目ともなると次の射精までそこそこ長持ちするのだが、今回はあまり持ちそうに無い。
それはチンポへの刺激が凄いのもあるが、やはり四人でエロい事をしてるというのが大きいだろう。
自分の痴態を佳奈子に見られ、勝也の痴態を優が見ている。
昨日も感じたその倒錯に興奮が膨れ上がり、その分早々に射精感が込み上げてくるのだ。
(俺、変態なのかな……)
なんて、途轍もない興奮と快感の中でも不安が湧いてくる俺だ。
そもそも、どう考えても今の状況は普通じゃ無い。なのにこの普通じゃ無い状況に対し、嫌悪の欠片も無い。
覚えたてでこの調子では、慣れてきたらどうなるのかと。予想のつかない未来の自分がちょっと怖くなってくるのだ。
だからせめて、この状況を楽しんでるのが自分だけじゃ無い筈だと願う。
他の三人も大なり小なり似たような性癖があるはずだと。
そうであってくれれば、この怖さと不安も薄れるだろう。『赤信号みんなで渡れば怖くない』の精神だ。
そしてもしも、俺の望み通りにみんなが同じ性癖だったら。
そんな俺達四人がこのままエッチな関係を進展させたら、もしかしたら……。
その先を考える前に、射精感が込み上げてきた。
「出るよ!」
「おれも!」
宣言して尿道を開放すると、一回目と変わらない勢いで白濁液が噴き出した。
竿を扱きつつも、それを前回同様左手で受け止めてくれる優と佳奈子。
水鉄砲のような十数秒間の射精の後、俺達は脱力感で再び大きく息をついていた。
「ふぃ~~~……えがった」
「感謝しなさいよ?」
「もちよ!サンキュな佳奈子!」
「優もありがとな」
「うん!またいっぱい出たねぇ」
そして精液が付着する様をしげしげ眺めた後、まずは優が、次いで佳奈子も人差し指をぱくりと咥える。
「うぇ……やっぱりまずぅ」
「味は変わんないね」
二人ともやっぱり顔をしかめているが、そんな一連の行為全てが俺と勝也のチンポへ熱を生じさせるのだ。
が、これ以上はキリが無くなりそうだしそろそろ腹も減ってきた。俺達はどうにか平静を保ち、いきり勃つ息子を鎮めようと努力するのだった。