朝から手コキで抜いてもらうという贅沢な体験をしてしまった。ついさっき起きたばかりなのに、既に一仕事終えたような心持ちで後始末を始める。
合計四発分のイカ臭さを残したまま食事は出来ない。まずは男二人のケツを着けた座卓を丁寧に拭き、次いで自身のチンポも濡れタオルで念入りに拭った。
それも終わると炊事場から朝食を運び入れる。そんなタイミングで女子二人の身支度も終わったので、四人揃っていただきますだ。
朝からちょっとした運動をこなしたお陰か、昨日以前より各々食が良く進む。
そうして朝のニュースを見ながらご飯をパクついてると、箸を置いて佳奈子が言い出した。
「ねぇ、ちょっと提案なんだけど……午前中は旅館の仕事手伝わない?」
「「「……」」」
俺、優、勝也の三人が目で続きを促す。
「旅館の従業員さんってもうほとんど顔見知りでしょ?その人達は大忙しで働いてるのに、私達は遊んだり……その、エッチな事してるって考えると、ちょっとね……だからせめて、チェックアウトでばたばたする午前中だけでもって思うんだけど、どうかな?」
真面目な佳奈子らしいと思った。
だが言われてみると確かにそうだ。やる事やった上での自由時間だとしても、現場の修羅場っぷりを知ってしまった身としては後ろめたい気持ちが無いとも言えない。
「そうだな……知らんぷりで遊んでるのも気が引けるし、手伝おうか」
もやもやを抱えたままでは遊びもエッチも心から楽しめない。俺は佳奈子の提案に賛成した。
「わたしもいいと思うよ。お世話になりっぱなしも悪いもんね」
優も迷う事無く同意してくれる。
「ま、午前だけならいーんじゃねーか?気になってエロに集中できねぇっつーのも困るしな?」
勝也も佳奈子を見ながら冗談めかしてそう言った。
「もう!……でもありがと。それじゃご飯食べたら叔父さんに聞いてみましょ」
みんなが頷く。
意見も纏まったしさっさと飯を済まそうとした所で、俺はふと思った。
「あのさ、二人はその……身体大丈夫なの?初めての後はちょっとしんどいって聞くけど……」
佳奈子がどうだったかは聞いてないが、優は破瓜での出血がなかったとは言え痛みはあったはずだ。昨日の今日で忙しく働くのは辛いのでは、と思った。
そんな俺の疑問に二人は顔を見合わせてから答える。
「それに関しては……まぁ、大丈夫よ」
「ちょっと違和感あるけど痛みとかは無いよ。普通に動けると思う」
ならよかったと安心する。人によっては歩くのも辛くなると聞いた事があった。
「たっぷり感じさせたおかげだな」
なんて、飯を頬張りながらデリカシー無い事言う勝也。
直後、ペシンっと子気味いい音が響き渡るのだった。
そんなこんなで朝食を済ませた俺達。早速身支度すると事務室へ向かい、仕事を手伝いたい旨を叔父さんに伝える。
「本当かい!?助かるよ!応援の人には来て貰ってるけどやっぱり万全とはいかなくてねぇ……いやぁよかった!」
予想以上に喜ばれた。確かに傍から見るだけでも皆忙しそうにしてたので、よっぽどなんだろう。
「今日明日の二日間だけですが……宜しくお願いします」
「いやいや十分だよ、本当にありがとう。それじゃあ綾子を呼ぶからちょっとまっててくれ」
その後やってきた綾子さんにも過大に感謝された。そのまま忙しい現場に割り振られて仕事をこなしていく。
途中優や佳奈子と一緒になったが、見てる分には身体が辛いという事も無さそうだ。
大丈夫と言うのは本当らしく、痛みを与えた身としてもお陰で一安心できたのだった。
そうして忙しく働いてる内に、あっという間に昼近くになっていた。
無事にノルマを終えた俺達は叔父さんへの挨拶も早々に部屋へと引き上げる。
途端、全員畳に座り込んでしまった。午前中だけとはいえ、やっぱり重労働なのだ。
「ふぃ~~お疲れさーん」
「やっぱり午前中は忙しいわね」
「でもみんな喜んでくれて良かったよねぇ」
確かにどの現場でも歓迎され、やって良かったと素直に思えた。お陰で今日も心置きなく遊べるのだ。夏休みの宿題をやり終えた後のような達成感と開放感が込み上げてくる。
そんな俺の横で大の字になっていた勝也。ぐったりするのも束の間に、あっという間にやる気を漲らせ勢いよく立ち上がる。
「よっし!早速海行くか!」
「え~、もうちょっと休んでからにしない?」
「や、腹も減ったし先に海の家で飯食おーぜ?そのあと着替えてから浜辺でゆっくりすりゃいーだろ?」
佳奈子が異を唱えるものの、じっとしてるのが苦手な勝也は折れようとはしなかった。
俺も疲れているのは確かだが、同時に腹もグルグル鳴っている。どっちかと言うと今は食欲が勝っていた。
「俺も腹減ったしそっちがいいかなぁ」
「わたしはどっちでもいいよ」
という事で民意は先に飯派へ傾いた。
佳奈子もしょうがないとため息一つついて立ち上がる。
「じゃあ先にご飯にしましょっか」
それに各々頷き返し、よいしょと腰を上げ海水浴の準備を始めるのだった。
正午過ぎの強い日差しの下、木々の間に遠く見える青色目指し、奇麗に整備された林道を歩いていく。
そんな俺達を撫でるように海風がそよいで行くお陰で、熱い中でも不快感は意外と感じない。繋いでいる手に汗が滲む事も無かった。
昨日の帰り際は照れ臭くて目が合ってもつい逸らしてしまったが、身体を重ねた事で慣れたのか、今は余裕を持って優の視線を受け止める事が出来ている。
だけどこうして手を繋ぐのはやっぱりドキドキする。
それは緊張ではなくて、優が好きだという気持ちが膨らみ脈を打つような、心地良い高揚感だ。
そんなふわふわした気分で優を見つめつつ歩いていたら、いつの間にか浜辺に着いていた。
今日もよく晴れて日差しが強い。絶好の海水浴日和だ。当然、砂浜は水着姿の人々で賑わっているのだった。
「ロッカー空いてるかなぁ」
既に時刻は昼過ぎだ。昨日は早い時間に来たので大分余裕があったが、今日はちょっと怪しい。俺達は早歩きで海の家に向かった。
幸い、少し不便な位置だがロッカーは空いていた。着替えは後回しにして不要な荷物だけ入れておき、先に昼飯を食べる事にする。
食堂もやはり混んでいたが、それほど待たずに席につけた。
注文も済ませ料理が来るのを待つ間、みんなと談笑しながらも俺はチラチラ周囲を伺う。
予想通り、優と佳奈子は昨日と変わらず視線を集めていた。まだ水着じゃないのにだ。
それだけ二人の容姿が際立ってるという事だろうが、やっぱりじろじろ見られるのも癪に障る。再び勝也と二人で睨みを利かせるが、なんだかんだで心の余裕は昨日よりもあった。
(俺はこんな可愛い子と恋人になってセックスもしたんだ)
そう思うと誇らしい気分になる。大声で自慢したい欲も湧いてくるが、もちろんそんな事出来やしない。ニヤニヤしそうな口元を引き締めながら優越感を心の中だけに留めておく。
その後運ばれてきた料理をああだこうだと品評しつつ、今日も楽しく食事を済ませたのだった。
海の家を出た所で水着に着替える女子二人と別れる。上着を脱ぐだけで済む勝也と俺は昨日同様先に場所取りする事にした。
まずはパラソルと浮き輪を借り、その他必要なあれこれをロッカーから持ち出してくる。日焼け止めはまだ残りが沢山あるから今日明日くらいは買わなくても大丈夫だろう。
解っていた事だが、来るのが遅かったせいで昨日のようないい場所は空いてなかった。
ならばと思い、砂浜をちょっと歩いた端の方にパラソルを突き立てた。俺達より先には誰もいないし、他の海水浴客のパラソルとも結構離れている。トイレや海の家は遠くなるが、他人の気配が近すぎるよりいいだろうとの配慮だった。
熱気の籠った砂浜にレジャーシートを敷き、勝也と二人寝そべって待つ。
そうして青空を眺めつつ、しばらくは遠くの喧騒と波の音へとお互い無言で聞き入っていた。
「なんつーか、心に余裕があるのっていーよな」
視線を遥か遠くにやりながらポツリと勝也が漏らす。
脈絡の無い台詞に聞こえるが、言いたい事は何となく解った。
「色んな事が上手くいったしな。むしろ上手く行き過ぎて怖い」
思えば昨日までの俺には余裕が無かった。二週間前に告白すると決めてからは、ああだこうだと必要以上に悩んでいた。
それがここ数日で初めての仕事を大過無くこなし、優と恋人になり、童貞まで卒業できた。
関係が変化した事で四人の間にぎこちなさが生まれるかも、と思いもしたが、それも取り越し苦労だった。むしろより一層、仲が深まった感じがする。
この伊多海に来て以降、全てが上手くいっている。それが嬉しく、そして怖くもある。
『幸せすぎて怖い』なんていう、物語で稀に聞くセリフが今は理解できる気がした。
「随分遠くにしたのね」
砂浜を踏みしめる足音と共に佳奈子の声が聞こえてきた。振り向いてみれば、二人とも昨日と同じビキニの水着姿だ。
俺達はもう、あの水着の下の素肌を知っているのだ。
そのおかげか、昨日程には露骨にドギマギする事は無かった。内心を隠して涼しい顔する余裕もある。
だが、態度と裏腹に目だけはギラギラと二人を凝視していた。彼女らもそんな視線には当然気付いてて、嬉しさと苦笑半々といった表情で受け止めてくれている。
「いい場所が空いて無くてな……でも静かでいーだろ?」
「そうね」
ここなら人々の喧騒はほとんど聞こえてこない。多少不便だが、なかなかいいロケーションだと思う。
「もう少し歩けば磯もあるね」
優が砂浜の先を眺めて言う。確かにちょっと先にごつごつした岩場があった。泳ぎ飽きたら行ってみるのもいいかもしれない。
「じゃあ今日もこれ、お願いしていい?」
「わたしも」
少し照れながら日焼け止めを取り出す二人。
「おうよ!」
「任せて!」
顔がにやけてしまう。もちろん断る訳が無い。
うつ伏せに寝そべる恋人の横にそれぞれ移動し、手にクリームを塗って準備は完了だ。
「じゃあ塗るぞ」
「いくよ?」
一声かけてから背中に手を伸ばす。
素肌に触れた瞬間、「ん」と色っぽい吐息を漏らす二人だが、今日の俺達は手を止めずに肌を撫でまわしていく。
昨日優が過剰に反応した背骨沿いだけは慎重且つしつこく触らないよう気をつけたが、その他の場所は遠慮なく触らせてもらう。
隣の勝也も同様だ。佳奈子は肩甲骨から上の辺りが敏感らしく、声が出るのを必死に我慢してるのが分かる。そんな彼女を気遣って敏感な場所はなるべく一回で塗り終わるよう、慎重に手を這わせていた。
それにしても、相変わらず滑らかで柔らかくて触り心地のいい肌だ。そこにクリームのぬるぬるが加味され、直に触るのとはまた違う気持ち良さがある。
「今気付いたけど、二人とも日焼けしてないよな」
昨日塗ったクリームのおかげか、目立つような日焼け跡はついていない。
ブラ紐に隠された部分と比べてみても、ほとんど変わらない白い肌が続いていた。
「そうだね。ちゃんと効果あるんだねぇ」
南国の日差しにも負けず綺麗なままなのだ。
最も、こんがり日焼けした女の子もまた魅力的だと思う。おおっぴらに日焼けできる夏が今から待ち遠しい。
「日焼けした佳奈子も見たかったんだけどなぁ」
勝也も同じ嗜好らしい。まぁ男ならみんな好きなんじゃないかと思う。
「それは夏までお預けね」
「楽しみだな……ま、この白い肌も好きなんだけどな」
「んっ!……もう」
滑らかな肌をエロい手つきで撫で回す。敏感な場所に触れたのか、佳奈子が色っぽい吐息を漏らしている。
そうこうする内に四人の間にエロい雰囲気が漂い始め、必然的にチンポはガッチガチになってしまう。気分的にもかなりムラムラしてきた。
そのムラムラは俺の気を大きくさせた。嫌がられない程度にイタズラしてみたい欲求が込み上げてきたのだ。
一線を越えた今となってはその欲に抗い難く、背中一面へおおむねクリームを塗り終えた俺はブラの布地に沿い両手を左右へ移動していった。
昨日は横乳に到達したあたりで撤退してしまったが、今日は思いきってその更に奥へと手を進めてみる。ただし一気にではなく少しずつだ。
「……」
果たして優は何も言葉を発しなかった。それをいい事に両胸を覆うよう指先を進める。そうして、すべすべで柔らかく暖かい女の子の身体の不思議を手の平で堪能していく。
(もう少し)
拒絶されないのをいい事に、調子に乗った俺はこのまま乳首まで進行しようと手を進める。が、うつ伏せなので当然地面に邪魔をされてしまうのだ。
(だめか……ん?)
これ以上は無理かと手を引こうとした時だ。優が少しだけ上半身を浮かせてくれたのだ。
(…………誘ってる!)
その事実を確信し、興奮が一気に押し寄せてきた。
招かれるまま柔らかな乳房を揉み進み乳首はどこだと指を這わせると、やがてプニっとした感触が指先に触れる。
「あん」
たまらず可愛い声を漏らす優。それに反応してこっちに振り向く勝也と佳奈子。
向こうもブラの中へと手を進めおっぱいを揉んでいたようだが、地面のガードはまだ解かれていなかった。
そんな二人に見せ付けるよう、ブラの中の両乳首を親指と人差し指でふにふにと揉み解す。優は敏感に反応し、「あ、あ、あ」と悩ましげな吐息を漏らしてくれた。
ただその声色も昨晩乳首を愛撫した時より控えめだ。流石に屋外なので大きな声を出さないよう我慢しているらしい。
そんな俺達の様子をじっと見ていた佳奈子がゆっくり動き出し、やがて上半身を少し浮かせた。
気付いた勝也が待ってましたとばかりに胸と地面の隙間へ両手を潜り込ませる。
「あぁん」
乳首を探り当てられたのだろう、佳奈子が艶の入った声を漏らす。思いのほか大きな声が出てしまったのか、慌てて口を手で塞いでいた。
しかしおっぱいを揉む勝也の手を止めようとはしない。そのままくぐもった声で「ん、ん、ん」と小さく吐息を漏らし続けた。
あの佳奈子が、俺の目の前でおっぱいを愛撫され喘いでいる。
水着が邪魔して肝心な部分は見えないものの、新たに目にする刺激的な光景によって海パンが窮屈だと言わんばかりに勃起が存在を主張していた。
優の巨乳が揉まれる様を凝視する勝也ももちろん同様だ。
(あぁ~チンポ思いっきり扱きたい……出来れば扱かれたい)
そう切実に思いながらも、射精できないもどかしさをぶつけるようにおっぱいを愛撫し続ける。
ちなみに、パラソルは人混みからこちらを隠すように立ててある。かなり近くに来ないと俺達の様子は分らないはずだ。
こういう状況を期待していなかった。と言ったら嘘になるだろう。人で賑わう海岸を目にした時から、あわよくば、といった思惑を互いに感じ取っていた俺と勝也なのだった。
「陽ちゃん、もういいよ。これ以上は切なくなっちゃう」
「勝也、私も、もう」
暫くすると二人からストップがかかった。
俺達はハッとして素直におっぱいから手を離す。日焼け止めを塗るという本来の目的も忘れ没頭してしまった。
「……じゃあ交代だね」
顔を真っ赤に染める優に促され、俺と勝也もうつ伏せで寝そべった。
張り詰めたチンポに苦悩しながら待っていると、「いくよ」という声と共にヌルヌルした感触が背中に広がっていく。
優の手つきも昨日より遠慮が無く、クリームで濡れた柔らかな手で敏感な背中を撫でてくれる。それはチンポを扱かれるのとはまた別種の堪らない気持ち良さだった。
「はい、おしまい」
佳奈子の合図で優も手を止めた。俺と勝也も身体を起こす。当然海パンを盛り上げるモノが彼女らの目に入るが、全員無言だ。
これが旅館の部屋だったら抜いてくれたのかなと思いつつ、日焼け止めを自分の身体にも塗っていく。
正直、勃起をこのまま放置するのは辛い物がある。射精させてもらう喜びを知ってしまった後では尚更だった。
その思いは同じようで、各々が大方クリームを塗り終わったあたりで勝也が沈黙を破った。海パンを突き上げる怒張を指差して言う。
「なぁ、これ……頼めねーか?」
「でも外じゃない……まずいわよ」
当然難色を示されるが食い下がる。
「人ごみからは離れてるしさ、パラソルで見えないようにすりゃだいじょぶだって!」
「前は海しか見えないし、人が来たらすぐ止めればバレないよ」
俺も加勢する。実際二つのパラソルでいい感じに死角は作ってあるのだ。激しく動くような事をしなければ大丈夫だろう。
「……佳奈ちゃん、このままだと辛そうだし、やってあげよ?」
「おぉ!」
(っしゃ!さすが優だ!あぁ、優が天使に見える!前から見えてたけどな!)
思わず拳を握り締める俺。
優から与えてもらえる快楽の中毒になってきてるのかもしれない。その為なら何だって出来る気がした。
「……解ったわよ……でも途中でも人が来たら止めるからね?」
「よっしゃ!」
やれやれ顔でため息吐きつつ認めてくれた。
なんだかんだで佳奈子も付き合ってくれる。彼女も天使だ。
と、素直に喜ぶ俺の横で、顔を喜色に染めつつも勝也が言った。
「でさ佳奈子、お前の事も気持ち良くしてーんだ」
「えぇ!?わ、私は……いいわよ……」
屋外での行為だけに当たり前に遠慮する佳奈子だが、そんな反応が来るのは予想済みとばかりの勝也が冷静に食い下がる。
「そう言うなよ。おれらは何回もしてもらってるけどさ、おまえは昨日一回イったきりじゃん?今も寸止めみたいになっちまったし、一度スッキリしたいだろ?優菜もさ」
やらしい事をしようと誘っている割に、勝也の声色からそういう雰囲気はあまり感じられない。代わりに僅かな負い目のようなものがチラついているのだ。
確かに一線超えて以降イクのは俺達ばかりで、彼女らは中途半端に弄られるだけだ。
恋人とは言え、いや恋人だけに一方的な関係を良しと出来ないのは俺も同じだ。勝也の言葉に同調する。
「そうだな。俺も優をもっとイカせてあげたいよ。一人じゃなくて一緒に気持ちよくなりたいんだ」
「……」
面と向かってイカせたいと詰め寄られ、恥ずかし気に俯きつつも、しかし拒絶の声は上がらない。
やがて二人はお互い戸惑うように顔を見合わせ、そして俺達に向き直る。
「……言っとくけど、あんた達だけ気持ちよくなって、それが不満って訳じゃないんだからね?」
「そうだね。陽ちゃん達の気持ちよさそうな顔見てると、それだけで嬉しいもん」
「おう」「うん」
頷いて続きを待つ。
「……私も、一緒に気持ち良くなりたいとは思うの。……だけどやっぱり外は怖いし恥ずかしいから、水着はつけたままにして」
「あと、辛いかもしれないけど、人が来そうになったら途中でもやめようね?」
「「わかった」」
もちろん事故は避けたい。念を押してくる彼女達に約束する。
「じゃあ、手のクリームだけ落とそうか」
日焼け止めがついたままの手で粘膜に触るのはまずいだろう。持ってきた水筒の水で手を洗い、タオルで念入りに拭き取った。
それも終えると早速優が聞いてくる。
「どういう風にする?」
その瞳に宿る期待と興奮に嬉しくなりながら、俺はパラソル内のスペースを見回した。
「優、そこに膝立ちしてくれる?佳奈子も隣に同じように……あ、膝の下にタオル敷いておこう」
パラソルを背にするよう二人に膝立ちになってもらった。膝が痛くならないようにタオルも敷いておく。
「あ~それでおれらも正面に膝立ちか……いいんじゃねーか?」
至近距離で向かい合うように対峙した。優の顔が近くてドキドキする。
「じゃあ……始めっか」
言いつつ海パンを膝まで下ろす勝也。パンパンに勃起した長チンポがビンと跳ね出る。
俺も続いて海パンを下げ、窮屈な場所から開放されたチンポをそそり勃たせた。
すぐに優の両手が伸びてきて、勃起を握り込んでくれる。右手で竿をゆっくり扱き出し、溢れ出てくる我慢汁を左手で亀頭にまぶしていく。
「きもちいい……」
その二点責めに自然と声が漏れた。
「あぁ~……すげぇ」
隣で佳奈子も包皮をずり下げ、露出した亀頭に我慢汁を塗り付けていた。亀頭をいいこいいこするようなその動きが勝也には堪らないようだ。
こっちもしてもらってばかりではいられない。俺達は水着の上から恋人の下腹部に触れた。
「あはっ!」
「あんっ!」
堪らず声を上げ、反射的に少し腰が引ける。自分が出した大きな声にハッとして、片手で咄嗟に口を塞く二人。喘ぎ声が出るのを我慢する、そんな仕草がやけにエッチだと思った。
しかし片手を取られてチンポへの刺激が減ってしまった。それでは困るのでお願いしてみる。
「この距離なら声出してもあっちには聞こえないから……両手で頼むよ」
人混みの方を見ながら言う。十分に距離はあるし、今の所誰かが来る気配も無い。向こうから見えるとしても俺の後頭部と足先くらいだろう。
果たして二人も納得してくれたらしい。両手での愛撫を再開してくれたので甘美な刺激も戻ってきた。
俺と勝也も右手で水着を撫でる動きを早める。たまにクリトリスも刺激しながらの愛撫を受け、優と佳奈子は抑え気味ながらも「あっ……んっ……あっ……」とエッチな吐息を漏らしてくれた。
お互いに向き合って性器を触り合う。そんな俺と優は傍から見ると実に淫靡だと思う。しかもそれが俺達二人だけでなく、隣に勝也と佳奈子もいるのだ。
俺も優もちらちらと勝也達を見ているが、それは向こうも同じだ。見られている。それがまた堪らない興奮を生み出していた。
目の前でフルフル揺れるおっぱいも触ろうかと考えたが、マンコと同時に刺激するのはまだ難易度が高い。どっちつかずになってしまうだろう。
それに今は野外なので長々と楽しんでる余裕は無い。早く優をイカせる事を考えたらマンコを集中して愛撫した方がいい。
当然刺激も強めた方がいいだろうと、勝也に目配せしてから優の水着の中に手を浸入させた。勝也も意図を察して佳奈子の水着に手を差し入れている。
「「はぁん!」」
ほぼ同時に大きい喘ぎ声が上がる。瞬間、チンポを握る力が強くなった。
水着の上は多少湿る程度だったが、中は全然違う。暖かい愛液でぐしょぐしょだ。
「すごい、こんなに濡れてる」
「こっちもすげーぜ、びしょびしょだ」
「やぁん」
「ばかぁ、言わないの!」
咎めてくる彼女らに目で謝り、右手を動かし始める。
愛液を指にたっぷりまぶし、マンコ全体を撫でるのを主軸に、たまにクリトリスもフードの上から優しく刺激する。
そこだけは無茶をせず基本に忠実を心がけた。
「はぁっ……あぁっ……ふぅっ」
「あんっ……ふぁっ……うぅっ」
俺と優は上半身を支え合うようにほぼ密着していた。
俺の胸に当たるおっぱいの感触が気持ちいい。頬に触れる優の髪の毛のいい匂いと、暑さと興奮により分泌された汗の匂いも俺の性欲を大いに刺激する。
そうしてチンポへの刺激以外の快感も楽しみつつ、優を愛撫する手の動きは決して緩めない。雑にならないよう、丁寧に指を動かし続けた。
だがもうそろそろ俺が限界だ。同時にイクのは難しいかもしれない。
「俺、そろそろイキそうなんだけど……優はどう?」
「わたしも、んっ、もうすぐだからっ、一緒にっ」
快感に耐えながら聞いてみると、瞳を欲情に濡らし、とても切なそうな表情で答えてくれる。
「クリちゃん、クリトリス、さわって、もっとぉ」
優がおねだりしてくれた。その事実に歓喜が湧き上がり、俄然やる気が漲った。
射精を根性で我慢して優をイカせる事に集中する。中指と人差し指でクリトリスのフードを強めに押し込みながら小刻みに動かした。
「あはぁっ!あっ!はぁっ!」
大きく感じ始める優。その横で勝也達も佳境に入っていた。
「佳奈子っおれもそろそろ出そーだ!」
「私もっ!一緒がいいからっ!優菜と同じとこしてっ!」
佳奈子も普段では考えられないほど大胆にねだってくる。当然奮い立った勝也の手の動きが激しくなった。
「はぁっ!あはっ!はぁっ!」
「あんっ!あんっ!ああっ!」
女子二人分の喘ぎ声と、シュリシュリ竿を扱く音、そしてクリトリスに愛液を絡めるクチクチ音がパラソルで隠された空間に響く。どれも射精欲を酷く刺激するいやらしい音色だ。
「もうだめだ!」
「出るぞ!」
そして限界を迎える。やはり俺と勝也が先だった。
溢れ出した快感で思考が霞み腰が勝手に震える俺だったが、優の股座を擦る指だけは止めないようその背中を抱き締めながら踏ん張った。
吐き出された白濁液が柔らかい彼女のお腹に撒かれていくのが分かる。手で精液を受け止める余裕は無かったようだ。
隣も同様だ。長いチンポが佳奈子のお腹に密着し、びゅるびゅると吐き出した精液を塗りたくっている。だが勝也は眉間に皺をよせ快感を噛み締めながらも、恋人を愛撫する指先を休めはしない。
快感で意識を朦朧とさせ、射精の脈動で身体を震わせながらも、俺と勝也はクリトリスを刺激し続ける。一緒にイキたいという恋人の願いを叶えるべく、ぷっくり膨らんだ肉豆を肉莢ごしにクチクチ擦り続けていた。
その甲斐あって、俺達の射精からそう間を置かず二人の体に変化が現れた。
「ふぅっ!……うぅ~~~~~っ!!!」
「んっ!あっ!あぁーーーーーっ!!!」
快感を噛み締めるような優と、快感を吐き出すような佳奈子。二人とも身体をビクンビクンと震わせながら必死に俺達へしがみ付いてくる。
どうやら無事イかせる事ができたようだ。その実感に浸りながら俺もまた優の柔らかい身体を抱きしめ返した。
やがて絶頂の震えが収まると、俺の体を拘束する力が弱くなる。何かの拍子で互いの身体が離れてしまわないよう、左腕で再度きつく抱きしめ続けた。
「優」
「……ん」
耳元でそっと呼び掛け、お疲れ様とありがとうの意味を込め触れ合うだけのキスをした。
それは隣の勝也達も同じだ。お互いもたれかかるように身体を密着させながら唇を啄み合っている。
射精を終え、相手もイカせた事でようやく落ち着いた思考の中、俺は何とも言えない心地よさを感じていた。
そして、それは俺だけじゃない筈だ。ここにいる誰しもが至福の表情を浮かべつつ、無言の空間に唯一響く波音へと聞き耳を立てている。
一定のペースで寄せては返すその音が、優の体温、そして仄かに香る体臭と交じり合い、俺の五感を淡く刺激する。
絶頂の余韻が落ち着くまで、誰かが言葉を発するまで、只々その心地よさを楽しんでいたかった。