※この作品はR-18です。

仲良く楽しくみんなでエッチ!   作:諏訪部始終郎

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最後のお勤め、そして海

 顔のあちこちに何かが触れている。まず感じたのがそれだった。

 

 その何かは温かくて柔らかく、頬、おでこ、耳を転々としながら最終的に唇に居座った。

 下唇、上唇と交互に揉まれる感触が着実に覚醒を促し、やがて徐々に瞼が開いていく。

 

 そうして眼前に広がるのは俺を覗き込む瞳だ。その瞳孔の中でうっすら映る俺自身と視線が交錯した途端、ほんの僅かに瞳との距離が広がり、唇から温かなものが離れていく。

 

「おはよ」

 

「……おはよ」

 

 言葉を紡ぐだけで唇同士が微かに擦れ合う。そんな距離で挨拶を交わすと、優はもう一度唇同士を触れ合わせてから耳元で囁いた。

 

「今日はわたしが先だったね」

 

「んぁ~……そうだな」

 

 まだ半分寝ぼけながら優の頭に手を置いて、感触を確かめるようゆっくりと撫でる。

 勝也達は……と首を曲げると、二人とも既に起きていたようだ。こちらも勝也に佳奈子が覆い被さる形で唇を啄み合っている。

 

「俺が最後だったか……おはようさん」

 

「おっす」

 

「おはよう」

 

 二人に向かって声を掛けると、律儀にキスを中断して挨拶を返してくれた。

 それでキリが付いたらしい佳奈子がよいしょと上半身を起こすと、勝也も掛布団を取り払って起き上がる。

 

「みんな起きたし、飯にすっか」

 

「ん~、そうだな」

 

 今日も今日とて、起きた傍からキスに耽るという贅沢な目覚めを堪能してしまった。やがて瞼が開く前からずっと感じていた心地良い重みが去っていくと、俺もまた掛布団を畳みつつ上体を起こす。

 そうする事で自然と露わになるモノへ、早速二対の視線が吸い付いてきた。そして既に面前に晒されている勝也のそれと見比べながら言うのだ。

 

「二人ともちんちん元気になってるけど、いいの?」

 

「ご飯の前にしてあげるけど?」

 

 確かに朝勃ちが元気に浴衣を突き上げている。

 恥ずかしがりの身でありながら積極的に誘ってくれる佳奈子、そんな彼女へ一瞬喜色を向ける勝也だったが、しかし首を横に振りつつもその身体を抱き寄せ、またキスをする。

 

「いや、ありがてぇけど今は止めとく。なるべく夜の為にとっときてぇからな」

 

「あ……うん」

 

 否定の言葉に少し意外そうな顔を見せる佳奈子、だがすぐに勝也の身体と共にそれを受け入れ、キスに応じた。

 

「俺も……あ、でも海で日焼け止め塗ってる時にまたムラムラすると思うからさ、その時はしてもらっていいかな?」

 

「ん、わかった」

 

 優にお願いしてみると快く頷いてくれる。

 お礼とばかりに柔らかい体を抱きしめ唇を重ねると、彼女もすぐに舌を捻じ込んで応えてくれた。

 そうしてしばらくの間、朝の心地よい気怠さと共に恋人とのキスを楽しむのだった。

 

 

 

「……っと、あっぶね、これ以上はマジで堪んなくなる」

 

 不意に我に返った勝也の声で、ハッとして優から身を離す。無駄撃ちはしないと決めていたのに早速発情する所だった。

 このままエッチになだれ込みたい衝動をなんとか押さえ込むのだが、しかし目の前の相手は未だ瞳を蕩けさせている。唇から舌を覗かせながら「もっと」とねだるように見つめてくるが、これ以上は本当に俺が持たない。

 今はまだぼんやりしてる射精欲求が本格的になる前に頭を切り替え、その頬に手が伸びそうになるのをグッと我慢した。

 

「仕事もあるし、飯にしよーぜ」

 

 そう言って未練を断ち切るように立ち上がる勝也。

 

「おう」

 

「……うん」

 

「……そうね」

 

 勝也の号令に続いてみんな動き出すが、俺はともかく優も佳奈子はちょっと物足りなさそうだ。そんな姿にチクリと罪悪感を抱いてしまうのだった。

 

 

 

 そうして心残りを抱きつつも朝食をしっかり胃に収めた後は、今日も大忙しの現場を駆け回り最後の仕事をこなす。

 そんな中で明日には帰る旨を従業員の人達に伝えると、みんな別れを惜しんでくれた。

 一緒に過ごした時間は短かったけど、苦楽を共にした人達と別れるのはやっぱりちょっとセンチメンタルになる。「また来なよ」という言葉にお辞儀で返し、人生初の労働を終えたのだった。

 

 

 

「ふぃ~~~、終わった終わった!」

 

「これで本当にスッキリだな」

 

 かくしてやるべき事は全てやり、今度こそ自由の身となった俺達。

 今日も変わらぬ重労働だった故に各々身体はそれなりに疲れているが、昨日同様まずは海の家で腹を満たそうという事になった。

 

 と言う事で人目を避けて恋人同士で手を繋ぎつつ、真夏のような眩しさの砂浜目指して林道を下っていく。

 

「あ~……やっぱ混んでんなぁ」

 

 木立の間に見えてきた砂浜は相変わらず賑わっているが、ゴールデンウィークももう終わりだ。俺達が家に帰る頃にはこの島の喧騒も一段落するんだろう。

 なんて考えてると、この夢のような時間ももうすぐ終わるんだと思えてきてちょっと切なくなる。自然、柔らかく温かい手を握る右手に力が入ってしまった。

 

「ま、座れない事は無いでしょ。……あ、ほら、大丈夫そうよ」

 

「ロッカーも空いてるね」

 

 しかし賑わっているといっても、本土の海水浴場に比べれば雲泥の差なのだ。

 この奇麗な浜辺がテレビで見たようなイモ洗い状態じゃ無い事に感謝する内に、ほとんど待つ事無く座敷の席を確保できた。

 

 そうして四人でおかずを交換したり、相も変わらず女子二人に注がれる好奇の視線を牽制したりしながら食事を終え、男女に別れて着替えに移る。

 その着替えもさっさと済ませた男二人で今日も場所取りするのだが、やっぱり時間が時間なので海の家近辺の良さげな場所に空きは無い。

 まぁ仮に空いてたとしても人混みの近くには陣取らないだろう。理由は言うまでもない。

 

 という訳で、パラソルと浮き輪とその他荷物を担ぎえっちらおっちらと人混みから離れる俺と勝也。

 やがて他人を気にする必要のない程度の距離を確保すると、早速期待でチンポがふっくらしてくる。

 

「この辺だったよな?」

 

「そーそー、この辺だ」

 

 海の家からはちょっと遠いが、人の目はまるでない。そんな場所にパラソルを突き刺し、人混みの方から見えないよう、それでいて不自然にも見えないように角度を調整する。

 そうしていい感じの空間を作り上げると、日差しで暖められた砂の上にシートとバスタオルを敷いて仰向けに寝転がった。

 

 波の音を聞きながら無言で優達を待つ。

 青く澄み渡った空を眺めつつも、心に思い浮かぶのはこれからするであろう行為だ。おかげでチンポはギンギンに硬くなり、海パンの前面を不自然に盛り上げてしまう。

 

 だがそうなった所で人混みから離れたこの場所では股間のテントに眉をひそめる人もいない。

 こんな場所でなければ味わえない解放感に包まれながら、勃起も勃つがままにした。

 

 隣では勝也がチンポジを修正している。ぴちぴちの海パンは勃起するとチンポの座りが悪くなるのだ。

 そんなこと想定されて無いだろうから当然だが、勃起を目立たなくする為、次に四人で海へ行く時はトランクスタイプを持っていこうと固く誓う。

 そもそも学校指定の海パンじゃ優達の大胆なビキニと釣り合わないのだ。彼女らに恥をかかせない為にも、子供っぽい品々からは卒業していくべきだと思うのだった。

 

 

 

「おまたせ」

 

 男二人で悶々とする事、約二十分。ようやくやって来たエッチな水着姿を目にした途端、チンポが一段と硬くなった。早く抜いてもらいたいと気も急いて来る。

 

(泳ぎに来てるのか射精しに来てるのか分らないなぁ)

 

 そう思いもするのだが、両方楽しめばいいのだ。せっかくの四人だけでの旅行なのだから。

 

 なんて開き直ってるのを隠しもしない俺達の股間に向け、佳奈子は苦笑を、優は熱い興味の眼差しを向けてくる。

 

「やる気満々ね」

 

「おぉう」

 

 恋人の水着の膨らみ、そのてっぺんをつついて佳奈子が言う。

 

「元気元気」

 

「うっ」

 

 優もチンポの形をなぞるように俺の股間を掌で撫でまわす。

 

「ねぇ、最初に泳ぎに来た時さ、私達から日焼け止め塗ってって言ったでしょ?あれ大胆だったと思わない?」

 

 勝也の横に座り、尚も勃起を弄りながら佳奈子が問いかけてくる。

 

「そーだな。恥ずかしがりのおまえが言うから驚いた」

 

「うん。優にしても随分思い切ったなって思ったよ」

 

 今はもう自分達からチンポに触れてくるような仲になったが、あの時は確かに驚いた。

 

「そうよ?恥ずかしかったんだからね?……あれね、あんた達がホモかもしれないって思ってたから、ちょっと試してみたの」

 

「「あ~……」」

 

(そういえばホモ疑惑かけられてたな……)

 

 つい一昨日の事なのに、なんだかもう懐かしいという気さえする。

 

「つーかおれらのエロ本見てるならホモじゃないって分るだろ?」

 

「念のためよ念のため。バイセクシャルかもしれないし」

 

「ばいせ……なんだそりゃ?」

 

「男も女も好きになれる人ね」

 

「ふ~ん?器用だな」

 

 初めて聞く言葉だが、「そんな人もいるんだ」というある種の感心と共に頭の中へスルっと入ってくる。

 そしてよせばいいのに、勝也とそうなる所を連想してしまうのだ。

 

(……オエッ、ないない!気持ち悪!)

 

「あ、陽ちゃんちょっと柔らかくなった」

 

「うん……余計な事想像しちゃってさ」

 

「あらら、これでどうかな?」

 

「おぉ~いい感じ」

 

 チンポは心情を正直に反映するが、同時に刺激にも素直に反応する。

 優がよしよしと撫でるように揉み込んでくれたおかげですぐに元気を取り戻す事ができた。

 

 そんな俺達を楽しそうに眺めながら、佳奈子もまた勝也のチンポを甘く刺激し続けている。

 

「ま、いい反応見せてくれたし、杞憂でよかったわ」

 

「お陰さんでな。念のためにもっと確認しとくか?ホモじゃないってな」

 

 じれったい気持ちよさに我慢できなくなったのか、日焼け止めのボトルを見せつつ手をワキワキさせて勝也が言うのだった。

 

 

 

 という事で早速優と佳奈子にうつ伏せになってもらい、クリームを塗り始める。

 背中全体から尻たぶを超え、太ももからつま先まで余すことなく塗り尽くす。

 

 最早初めての時のような遠慮も無い。思う存分なめらかな肌を手の平で味わっていく。

 

「はぁ~……人に塗ってもらうのって気持ちいいねぇ」

 

「ほんとねぇ……あ、ふくらはぎ気持ちいい……」

 

 肌を這う手つきにはただクリームを塗る以上のねちっこさを込めているのだが、どうやらエロい意味じゃなくて普通に気持ちがいいだけらしい。

 

(おいおい、俺達は悶々としてるんだからそっちもエロい気分になってもらわないと困るぞ)

 

 という訳で肌の露出面には一通りオイルもぬった事だし、エロ方面に振り切る事にする。

 勝也と互いにニヤつきながら視線を交わすと、楽しみに取っておいた水着の下、おっぱいに指先を浸入させる。

 

「痒い所ありますかぁ?」

 

「ぁんっ!」

 

「ここっすか~?」

 

「あっ!……もぅ」

 

 「もぅ」なんて言いつつもすぐに上半身を浮かせる佳奈子。優も照れ笑いしながら背を逸らし、俺の両手を乳首に誘導してくれた。

 

 有難く地面から離れ開放されたおっぱいを揉み始める。乳房を包むようにふよふよと触り、グミみたいに絶妙な柔らかさの乳首を摘んだ。

 

「あっ!……んっ……んっ……ふぅんっ」

 

「んんっ……んっ……んっんっ、ぁんっ」

 

 野外での行為だけに、優と佳奈子、双方ともに喘ぎ声は控え目だ。

 しかしそんな風に感じてる声を必死に耐えるという姿自体が俺と勝也の劣情を刺激してしまう。どう足掻いてもエッチな二人なのだ。

 

「……なぁ、この体勢ちょっと触り辛ぇからさ、座ってくんねーか?」

 

「……うん」

 

 佳奈子は素直に頷いた。もう日焼け止めを塗るという建前もいらない。俺達は気持ち良くしてあげたいし、気持ち良くなりたいのだ。

 

 細い背中を後ろから抱きかかえるように座り直し、両手を回しておっぱいを揉む勝也。

 俺と優も目で合図しあい同じ体勢に移行する。

 

「ブラは取っちゃダメだからね?」

 

「わかってるって!」

 

 勝也が指先を動かす度に佳奈子のおっぱいがフニフニと形を変えている。が、布地と掌のせいで肝心な部分は見る事ができない。

 その辺酷くもどかしいのだが、しかし見えそうで見えない状態が却って無性にエロく感じたするのだ。俺はもちろん、同性の優でさえも親友のそんな様子をじっと凝視していた。

 

 当然、優のおっぱいが揉みしだかれる様も勝也と佳奈子に見られている。

 二人とも興奮を露わにして俺達を見つめている。がしかし、あっちから見れば俺達も似たような顔をしてるんだろう。

 

 ともあれそうして互いの痴態を見たり見られたりする事で、相乗効果のように興奮の度合いは高まっていくのだ。お陰で我慢は早々に効かなくなっていた。

 

「ダメだ我慢できない……優、一緒にやろう」

 

 この状況では自分が一番興奮してると確信できる俺だ。だからこそ一番最初に音を上げた。

 そろそろ一発射精しないとまた優を押し倒してしまいそうなのだ。

 

「いいけど、陽ちゃんはオイル塗らなくていいの?」

 

「後でいいよ」

 

「佳奈子、おれたちも」

 

「うん」

 

 全員、辛抱堪らないという表情になっていた。

 俺と勝也はさっさと手のオイルを落とし、敏感な粘膜に触る準備をする。優と佳奈子も同じく余分なオイルを拭うとパラソルの死角にタオルを敷いてくれた。

 

 そうしてそそくさと準備を終えると膝立ちで向かい合う。「じゃ、頼むわ」と海パンを下ろす勝也に続き、俺も窮屈な水着を膝近くまで脱ぎ下ろした。

 途端にビンと弾かれた二本の勃起が空を目掛けて勃ち上がる。どちらの先端からも既に透明な我慢汁が溢れ出していた。

 

 早速そこに手を伸ばす優と佳奈子。二人ともまずは亀頭を撫で回し、我慢汁を粘膜全体にまぶしてくれる。次いで竿も優しく扱き始めた。

 

「「あぁ……」」

 

 と、仲良くため息が漏れる俺達。

 朝起きて以降ずっと待ち望んでいた刺激だ。痺れるような快感が亀頭を中心に広がっていく。

 

 そんな中、優は我慢汁のついた指をじっと見詰めたと思うと、ぱくりと咥えていた。それを見た佳奈子も嫌悪するどころか、真似して指をしゃぶりだす。

 

「これはしょっぱいんだね」

 

「ん~、ほんとね」

 

「……優、俺も触るよ」

 

 味に違いがあるのかと気にはなったが、それより今はとにかく気持ち良くなりたい俺だ。

 催促の意味も込め水着の上から股間に指先を押し当てると、「あん!」と甘い声を上げ、優は期待通りに亀頭の愛撫を再開してくれた。

 

「あ、陽ちゃん、ここではクリちゃんを直接触らないでほしいの。昨日みたいになっちゃうと困るから」

 

「わかった。フードの上からならいいんだよな?」

 

 クリトリスの辺りをかりかりと掻くように刺激しながら聞いてみた。

 

「はぁん!……いいよぉ、もう、水着の中に、手入れていいから」

 

「わかった。いくよ?」

 

 お言葉に甘え早速水着の中に右手を忍ばせる。

 そこは既に熱気と濡れ具合が凄かった。ぬるま湯のような愛液をくちゅくちゅと掻き混ぜ、それを小陰唇、そしてクリトリスのフードに塗り付ける。

 

「はぁっ!いいっ!きもちいっ!」

 

「勝也、私もフードの上からね?」

 

「おう、こーだな?」

 

 するりと水着の中に手を入れると、もぞもぞ指先を動かす勝也。

 

「ぁはっ!そうっ!そうっ!」

 

 これが欲しかったとばかりに快感で顔を歪めながらも、佳奈子は亀頭を捏ね回すのを忘れない。

 

「キスっ!キスもしよっ!」

 

 優のせっぱ詰まったおねだりを合図に全員が顔を寄せ舌を絡ませる。

 そうして鼻息荒く唇を押し付け、唾液と舌を貪るように啜りあうのだ。

 

 

 

 今現在、人混みから離れたパラソルの内では三種類の水音が聞こえている。

 それは唾液を絡ませる音に、我慢汁をこねる音、そして愛液を掻き混ぜる音だ。

 

 ピチャピチャ、ニチニチ、クチュクチュ……。

 三種の淫靡な水音が織りなす興奮と快感のせいで、どれがどこから聞こえているのか分らなくなる程に思考は鈍化していた。

 

 行為を始めてからまだそれほど時間は経っていないが、人から与えられる刺激に対して我慢の効かない初心者チンポの限界は近い。

 極力射精を遅らせようと竿の付け根に力を入れるも、頭の中は「射精したい」の一心だった。

 

「佳奈子!ザーメン腹にかけてもいーか!?」

 

「いいよ!出して!」

 

 勝也も限界みたいだ。恋人の素肌にぶっかけて終わりたいらしい。

 俺も優の滑らかな肌に精液を浴びせたい。昨夜のオナニーでぶっかけた時の興奮はまだ尾を引いていた。

 

「……!」

 

 目で合図した俺に無言で頷いてくれる優。

 そして限界を迎え、俺のチンポもビクンビクンと脈打ち始めた。

 それを合図に優も竿を扱く速度を早める。左手は射精を邪魔しないよう亀頭のエラを撫でてくれるのも堪らない。

 

 俺は急に口寂しくなり、食らいつくようにキスをしつつ呻きながら精液を吐き出した。

 びゅるりびゅるりと勢い良く飛び出した白濁液が優のおなかに付着して行く。その様相はやっぱりエロくて最高だ。勝也がぶっかけ好きなのも納得なのだった。

 

 やがて射精はほぼ終わり、チンポの脈動も弱まったあたりで微睡む間もなくクリトリスの刺激に集中する。

 フードの上から肉豆を押し込むように細かく指を震わせると、今度は優が切なげな顔で俺の唇に吸いついてくる。

 そのすぐ後だった。唇同士で繋がった俺の口内に甘い吐息が押し寄せてくる。

 

「んぅっ!!ンッ!ンッ!ンッ!」

 

 身体もがくがくと震えだした。びしょ濡れの股間に潜り込む右手は太ももにぎゅっと挟まれ身動きが取れない。なので痙攣が続く間はクリトリスのフードを撫でるように優しく愛撫する。

 もちろん唇はずっと繋がったままだ。絶頂の嬌声は互いの口内を通じて俺の中に全て飲み込まれていった。

 

 程なくして優の身体から強張りが抜けてくる。それを合図に俺達は唇を離し、互いに身体をもたれるようにして抱きしめ合う。

 お互いに呼吸が荒い。俺は片手で細い背中を更に抱き寄せ、もう片方の手でもって大好きな女の子の頭髪を慈しむように撫で続けた。

 

 

 

 そうこうする内に隣の勝也達も終わったようだ。互いにひしと抱き合いながら荒い呼吸を繰り返している。その片割れである佳奈子のおへそ周辺は白く粘った精液でべったりだ。

 が、もちろんそれは優のお腹も同様なのだ。粘度の強い白濁液がゆっくりと重力に引かれながら垂れ下がっていた。

 

「お疲れさま。ありがとな」

 

「うん、陽ちゃんもね」

 

「ふぅ……またいっぱい出したわねぇ」

 

「おかげさんでな」

 

 互いの健闘を労い合う俺達。なんだか部活が終わった後みたいな雰囲気だ。

 

 なんて感慨を束の間に、女子二人は早速お腹の上の精液をすくって舐めている。その様子を眺めながら以前から気になってた事を聞いてみた。

 

「どんな味がするの?それ」

 

「ん~、味は薄いんだけど、しょっぱくて、ちょっと苦くて、なんとなく甘い?」

 

「甘い!?マジかよ……佳奈子、おれのは?」

 

「そうねぇ……言われてみれば確かに甘いような気がするかも。ほんのりだけど」

 

「そういえば体調とか食べてる物で味が変わるって聞いた事あるなぁ」

 

「へぇ~……じゃあ陽ちゃん、果物とか沢山食べよ?もっと美味しくなりそう」

 

「美味しくなる前に糖尿病になりそうねそれ」

 

「でもマズイ言われるよりゃウマいウマいって舐められる方がいーしな。チャレンジしてみっかなぁ」

 

 なんて、こんな状況でも呑気に語り合うのが実に俺達らしい。

 そんな中、俺はふと気付いた。というか思い出した。イったばかりの優の股間、膣口の上あたりの布地を撫でながら言う。

 

「なぁ優、愛液舐めたい」

 

「あ、おれも!いーよな?佳奈子」

 

 昨日色々ありつつも得られた権利だ。この機に行使しない手は無い。

 

「……いいよ」

 

「はぁ、しょうがないわね」

 

 果たして二人とも恥ずかしそうにしながらも、渋る事無く許可してくれた。

 それでは遠慮なくとばかり、躊躇せず水着の中に手を入れる。

 

「はぁん」

 

「んぅっ」

 

 敏感な所に触れたためか、二人から甘い吐息が漏れる。

 膣口周辺を何度か往復して指先が十分濡れると水着から取り出し、薄く白濁した愛液がべっとり絡まる様を眺める。

 ピースをするように人差し指と中指を広げると、その間に水糸の架け橋ができた。エロい匂いもプンと漂ってくる。

 

「……」

 

「……はずかしい」

 

 自分達の愛液が他人の指に絡まる様子を、優は顔を赤くしながらじっと、佳奈子は顔を背けながらもちらちら見ている。

 

 そんな二人に見せ付けるよう俺達は指をしゃぶった。

 途端、口中に複雑な味わいが広がる。

 

「……うまい」

 

「うまいな」

 

「ほんとに!?」

 

「嘘でしょ!?」

 

 うまいと言われたのが意外らしく随分びっくりされるが、別にお世辞な訳じゃない。感じたままに言ったのだ。

 

「正確に言うと、すっぱくてちょっと苦いんだけどな」

 

「でもうまいって感じるのはホントだぜ?」

 

「「う~ん……」」

 

 二人とも半信半疑な様子だ。しかし佳奈子も口ではまずいと言いながら精液を舐めるのを止めない辺り、性的な体液には異性を惹きつける何かしらがあるんだろう。

 

「つーわけでおかわり」

 

「俺も」

 

「あ、こら!」

 

「も~……」

 

 止められる前に再度水着へ片手を突っ込んだ。指先に愛液をたっぷり塗りつけ次第、それをパクついていく。

 表面上不満そうにしてるが、股間をまさぐる俺達の手を止めはしない。そんな二人も再びお腹に付いた精液を掬い取って舐め出していた。

 

 それからの俺達は、互いに黙々と排出された体液を舐めあっていた。

 そうする内に段々とエロい雰囲気が戻ってきた気がするが、こんな事を続けていれば欲情するのは当たり前だろう。

 俺達のチンポは再び反り返り、優のマンコからも愛液が次々と舐めきれない程に沸き出してくる。もちろん佳奈子もそうだろう。

 

「……もう一回、する?」

 

 潤んだ瞳の佳奈子が二本の勃起をチラ見しながら聞いてくる。同じく切なそうな表情の優もそう言いたげだ。

 

 どうしようかと判断を委ねた視線を送ると、勝也は少し上向き中空を見つめたのち、全員を見回し言った。

 

「なあ、ここまで来といてなんだけどよ、旅館に戻らねぇか?」

 

「あ……」

 

「……」

 

 優と佳奈子もその思惑を察したようだ。

 

「明日は朝には出るしさ、家に帰ったらそんな機会は減るだろーし、今日が終わったら中々エロい事できなくなるだろ?だから思いっきりやりてぇんだ。でも、ここじゃこれ以上はちょっとな……」

 

「俺も賛成」

 

 もちろん同意する。

 周りを警戒しながらのエッチにも限界がある。俺は射精したがりの猿だと自覚しているが、それでも流石にこれ以上のリスクは犯せない。

 そもそも安全で自由にできる場所があるんだから、そこを使えばいいのだ。残りの時間、金玉が空っぽになるまでヤっていたい。

 

 そんな俺達を交互に見てから、優と佳奈子は顔を見合わせた。アイコンタクトして頷きあう。

 

「うん、いいよ」

 

「私も」

 

 照れながらそう答える二人の瞳にも俺達同様欲情の火が灯って見える。

 そうとなればじっとしてはいられない。

 

「よっし!じゃあ片付けっか!」

 

 同意をもらえてニッコリの勝也が海パンを履き直して立ち上がると、皆それに続いた。

 

「その前に、あんた達それをどうになしなさいよ?そのままじゃ人前に出られないでしょ?」

 

 海パンを突き上げる俺達の勃起を指差し佳奈子は言う。

 

「……やっぱり、もう一回する?」

 

 優も苦笑しながらそう言ってくれた。

 だがそれには首を振りつつきっぱりと勝也は返す。

 

「いや、それはもったいねぇ。陽一、海で冷やしてこよーぜ」

 

「そうだな。悪い、ちょっと行って来る」

 

「はいはい」

 

「じゃあわたし達で片付けとくね」

 

 その言葉に甘えて海水に腰まで浸かった。手を合わせて目をつぶり念仏を唱える。

 

(南無南無……今だけは欲望を捨て去るんだ)

 

 煩悩との戦いは困難を極めたが、一回でも思い切り射精出来たお陰だろう。果てまで続く青空と水平線を眺める内、膨れ上がる欲情をなんとか収める事ができた。俺達は今、賢者だった。

 

 だがそれもエッチで可愛い水着姿の二人を目に入れると怪しくなる。これからの事を想うと尚更股間に熱が生まれそうになってしまう。

 なので努めて女子二人から目を逸らし、股間の熱が引くまでは勝也の顔を視界の中心に据える事で対処する。向こうも同じことを考えてるので不自然に睨めっこをしている状態だ。

 

「お待たせ」

 

「わりぃな」

 

 片づけはとっくに終えていた優と佳奈子だが、チンポを鎮めるのに四苦八苦する俺達を楽し気に眺めながら待っていてくれた。

 そんな彼女らの横に並んで勝也と共に諸々の荷物をよいしょと持ち、俺達四人は海の家まで歩き出すのだった。

 

 

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