自分の恋人では無い相手に精液をぶっかけた。ぶっかけられた。
それは普通なら修羅場になってもおかしくない事態だろう。
だが、俺達は普通じゃない。避けようと思えば避けられたのだが、誰もそうはしなかった。
俺はむしろ望んでいた。この光景が見たかったのだ。
その証拠に射精したばかりのチンポは全く萎えずにそそり勃っている。精液に塗れた優と佳奈子の姿に物凄く興奮しているのだ。
それは勝也も全く同じだった。
へそにつかんばかりに勃起をいきり勃たせたまま、白濁の粘液で汚された二人の身体を鼻息荒く凝視している。
「凄い勢い。ベトベトよもぅ……」
「あはは、かかっちゃったね」
二人とも苦笑してるが、今にも射精しようというチンポの正面にいればどうなるかなんて解らない筈が無い。
むしろ期待を込めて待ち受けるようにチンポをジッと見据えていたし、竿の方向を調節して精液が相手にかかるよう狙っていた節さえある。というか、絶対そうだ。
そんな二人は自分の肌についた精液を指で掬い取っていた。
そのまま優は俺を、佳奈子は勝也を見つめる。
手に取るように解ってしまう。二人は俺達に許可を求めているのだ。もう一つのラインを超える許可を。
やがて俺と勝也は目を合わせる。射精はとっくに終わったのに、お互い未だに呼吸が荒い。心臓もバクバクと強く脈打つ。緊張と興奮でだ。
俺は、勝也に向け頷いてみせた。一線を超えた先を見てみたいという意志を視線に込める。
それは勝也も同じなんだろう、同様の強い眼差しでしっかり頷き返してくれた。
振り返り、優にも頷いてみせる。
すると彼女はにっこり笑ってから、見せ付けるように勝也の精液がついた指をしゃぶり出すのだ。
(あぁ、優が、俺の優が、勝也の精液を舐めてる……恋人の俺のじゃない、勝也のを……)
その事実は俺の心にずしりとした重石を乗せたが、同時に言いようのない甘い疼きももたらした。
苦甘い、相反する感情に戸惑うが、そんな事は関係ねぇとばかりにチンポは反り返っている。
要するに、興奮してるのだ。とてつもなく。
対面では佳奈子も俺の精液がついた指を迷う事無く口に入れた。
指に吸い付くその口元を、目を血走らせながら凝視する勝也。
鬼気迫る表情だが、怒りに燃えてる訳じゃ無い。物凄く興奮してるのだと分かる。それを何より物語るのが、射精する前よりガッチガチに反り返り我慢汁を垂らす勃起なのだった。
そんな俺達の反応を横目に見つつ、指先から吸い取った粘液を味わうように咀嚼する女子二人。
「……どうだ?」
張り詰めた勃起を握り締めた勝也が、辛抱堪らず問いかけた。
「ん~~~……あまり変わらない?」
小首をかしげながらそう答える佳奈子。
「そうだねぇ……少しだけ、かっちゃんの方がしょっぱいかな?」
「そうなの?優菜、ちょっと勝也のちょうだい」
まるで弁当のおかずを分けてもらうように言い、優のお腹に垂れてきた精液を掬い取る。
「じゃあわたしも陽ちゃんのもらうね」
同様に佳奈子の胸部に付着する精液を分けてもらった。
そして再び指をしゃぶって味わう二人。
「あ、ほんとだ。少しだけしょっぱいわね」
「でしょ?食べ物の差かな?」
そんな事を言いながら、交互に二人分の精液を味わい続ける。俺と勝也はそれを無言で見続けていた。
(これ……ヤバいなぁ)
今の二人は卑猥すぎる。下着一つ身に纏わないまま、俺達の出した精液を味わっているのだ。それも恋人じゃない相手の物まで。
興奮で頭がどうにかなりそうだった。いつの間にか右手が竿を握っていたのに気付いたが、ガシガシと扱きたい衝動をグッと我慢する。
一回射精した所でまるで意味が無い。落ち着くどころか前よりも更に興奮は増した。キリが無いからさっさと次の段階に進むべきだろう。
「そろそろ、いいかな」
「あ、うん」
「ちょっとまって、全部舐めちゃうから」
そう言っていそいそと精液を舐め取っている。何をするにもいちいちエロい二人だ。
「ごちそーさま」
「ん、おまたせ」
指先をぺろんと舐めながら言う佳奈子が俺達の股間を見る。
勝也の包皮の先端には我慢汁が小さな水溜りを作っていた。それは俺も同じで、亀頭の先からは透明な雫が今にも零れ落ちそうだ。
そんな二本の勃起を優と佳奈子はうっとりした表情で見つめている。
「まだ大きいままだけど、大丈夫なの?」
「ああ、おれ達はいい」
「そうだな。順番だから優と佳奈子を気持ち良くするよ」
それを聞いた途端、大分緊張が解れていた佳奈子がちょっと身構える。
対照的に優はニコニコと実に楽しそうだ。
「なにするのかな?」
「クンニさせてくれ。そのついでにマンコもよく見てみたい」
見せ合いはまだ終わっていない。次はマンコを見る番だ。その流れでクンニもするのが丁度いいだろう。
「うっ」
佳奈子は呻いて身体を硬くする。さすがにマンコはまだ抵抗が強いようだ。
だが優はそんな彼女をフォローしてくれる。
「佳奈ちゃん、一緒だから、ね?気持ち良くしてもらお?」
「う、うん……」
佳奈子の手を握ってそう言い、落ち着かせてくれた。優がいてくれて本当に助かる。
「どうやってするのかな?寝転がった方がいい?」
「いや、座卓を使おう」
これは前から考えていた。座卓に座ってもらえば見るのも舐めるのもやりやすいだろう。
「わかった。じゃあ準備しよっか」
優も察して賛成してくれた。布団をどかし、端に寄せていた座卓を四人でよいしょと運ぶ。
全員全裸だけにその絵面がちょっとシュールだったが、もちろん思っても口では言わない。
座卓の上に予備で持ってきたシーツを被せ、二人が座る場所にはバスタオルも敷いた。これで準備完了だ。
「よし、二人とも座ってくれ」
言われるままに優がちょこんと座卓に腰掛けた。しかし脚はまだ閉じたままだ。
遠慮がちに佳奈子も続き、同様に両脚を閉じて座る。それを確認してから勝也が次の指示を出す。
「おれが優菜の前、陽一が佳奈子の前な。もちろん見るだけだぜ?クンニの時は場所交代な」
「了解」
ピッタリ閉じられた両膝の前に腰を落ち着ける俺達。次に超えるべき一線を目前に、ムカムカとした興奮で自然鼻息が荒くなる。
「これ、凄く恥ずかしい……」
「そうだね……」
佳奈子は両手で顔を覆っている。優もちょっと困ったような照れ笑いだ。
これから二人は恋人じゃない男にマンコを見物される。当たり前だがそれはとても恥ずかしい事なのだ。
だが、俺も勝也ももう止まれない。
「じゃあ三、二、一で脚開いてくれ。いーか?」
「……うん」
「……」
優に続き、未だ両手で顔を隠したままの佳奈子もこくんと頷いた。
「いくぞ?三、二、一、ゴー!」
勝也が勇ましい掛け声を出すが、さすがに即パックリとはいかない。
それでも二人はおずおずと脚を開いてくれている。
その速度はやっぱり優の方が速い。程なくして両の太ももが開いて出来たスペースに勝也が身体を潜り込ませる。
「おぉ!」
と感嘆の声を上げ優の股間に顔を寄せていた。
普通なら有り得ないその光景に胸が締め付けられると共に物凄い興奮を覚えてしまう。
そんな俺の眼前でもようやく佳奈子の股間が開かれた。再び閉じられないよう俺も両脚の間へと身体をねじ込む。
さて佳奈子のマンコはどんな具合かな?とワクワクしながら顔をぐっと寄せた途端、女の子の甘い体臭と共にとても濃厚な女性器の香りを感じた。
「すげぇエロい匂い」
「うん、いい匂いだな」
勝也と共にスーハーと呼吸を繰り返す。
女性器の匂い自体は優とほとんど変わらない。それにプラスされる佳奈子の体臭で個性が出る感じだ。
(はぁ~……堪んないなぁ)
優と同様、佳奈子もまたいやらしくも癖になるような匂いだった。
その匂いを強く放つ粘膜目掛けて更に顔を近づけ、男を虜にする魅惑の性臭を嗅ごうと試みる。
がしかし、それは強い拒絶と共に阻止されてしまった。
「やぁ!」
「やだ、嗅がないで!」
二人とも慌てて脚を閉じようとするが、俺達の頭に阻まれてそれもままならない。
結果、俺と勝也は頭を太ももで挟まれる形になった。
「あっ!」
「おぉ!」
(これは、気持ちがいい……太ももに顔を挟まれるのってこんなに気持ちいいのか)
しかも目の前のマンコからは淫靡な匂いも漂ってくる。
正直ずっとやっててほしい位だが、二人は本気で恥ずかしいらしい。匂いを嗅ぐのはNGのようだ。
「わかったわかった!おちついて!」
「どうどうどう」
ぺしぺしと太ももをタップして予想以上の拒否反応を示す女子二人を落ち着かせる。
すぐに脚の力を緩めてくれたので俺達は頭を離した。すると二人は即座に両脚を貝のように閉じてしまうのだった。
「別に臭くなんて無いから。いい匂いだよ」
「そーだよ。気にすんなって!」
「そういう問題じゃないの!いくらなんでも、そこの匂いは……駄目よ」
「さすがに恥ずかしいよ……」
(う~ん……恥ずかしいかぁ……そこをどうにか認めてくれないかなぁ)
愛液の扱いに続いて立ちふさがった女の子の地雷原。
何とかして上手く回避できないものかと考える。
「でもさ、二人も精液の匂い嗅いでただろ?」
「そーそー、おあいこじゃん?」
「そうだけど……」
お相子理論で攻めてみると、ばつが悪そうに顔を見合わせる二人。
そんな様子を見る限り、何が何でも拒絶したい訳でもないらしい。好機と見て俺達は畳み掛ける。
「俺もさ、マンコの匂い嗅いでるとドキドキして来るんだ。堪んなくなるんだよ」
「その証拠にほれ、見ろよこれ」
そう言うなり立ち上がると優の鼻先に勃起チンポを突き付ける勝也。俺も同様に佳奈子の眼前へそそり勃ったモノを晒す。
「ビンビンだろ?おまえらの匂い嗅いでこうなったんだぜ?」
実際はとうの昔に最高潮だったが、マンコのエロい匂いで硬さが増したのも事実だ。
「陽一、ちょっと場所交代な」
それぞれ恋人の前に戻り、改めてチンポを突き付ける。
「佳奈子、匂い嗅いでみてくれよ」
勝也はそう言って恋人の鼻先にチンポを近付け、包皮を剥いて亀頭を露出させる。
俺もまた優の形のいい鼻へ押し付けんばかりに亀頭を近付けた。どちらの鈴口からも我慢汁が溢れ出ている。これだけ鼻に近付けばそのいやらしい匂いを余す事無く嗅ぎ取れるだろう。
少しだけ逡巡した後、二人は「すん」と鼻を吸った。
「……どうだ?ドキドキしねーか?」
「…………うん」
恥じらいながらも誤魔化す事無く、佳奈子は小さく頷いた。
「優も、もっと嗅いでみて」
言われた通りにすんすんと匂いを嗅いでくれる。
心なしか、鼻を吸うたびにその表情がどんどん蕩けているように見える。
「どんな感じ?」
「……いい匂い、なのかな。なんかエッチな感じ」
そう言いながらもすんすんと鼻を吸い続ける。それは佳奈子も同じだった。
「だろ?俺達も二人の匂いでそう感じるんだ。だからさ、嗅がせてくれないか?」
「どっちにしろクンニすりゃ嫌でも匂いは鼻に入んだからさ。頼むわ」
「「う~……」」
優と佳奈子は唸りながら何度も互いに顔を見合わせる。それはかつて無い長考だった。
だが、頭ごなしに拒否されなくなった分可能性は大きくなったように思う。
(って事はもう一押しだな……よし!)
ここで俺達は目配せすると、トドメとばかりに例の手段を取った。もちろん土下座だ。
「頼む!この通り!」
「一生のお願いだから!」
はて、何度目の一生のお願いだったっけと思いながらも畳に額をこすり付ける。
十秒程そんな醜態を晒していると、「ふー……」と仕方なさげなため息吐きつつ優がぽつりと呟いた。
「……わかったよ……いいよ。匂い嗅いでも」
「ほんと!?」
「言っとくけど、本、当、に!恥ずかしいんだからね!?」
「わかってるって!」
喜色を浮かべつつ上げようとした頭部に佳奈子の素足がポンと乗せられる。
それには逆らわず再び額を畳に付ける勝也だが、屈辱なんて微塵も感じず三日月のように口の両端を釣り上げていた。
「二人とも、貸し一つ追加ね!」
「オーケーオーケー!」
「よっしゃ!」
それで済むなら安いもんだと跳ね起きた俺達は満面の笑みで元の位置に戻った。
「陽一!スーハーとか息吸うのやめてよね!?」
「かっちゃんもだよ?」
「「わかってますって!」」
尚もニヤつきながら座り込み、二人が渋々脚を開いてくれた途端再びマンコにかぶりつく。
早速堪らない匂いが漂うが、約束通り表立ってそれを嗅いだりはしない。鼻腔に漂う芳香をこっそり楽しみながらマンコの観察に戻るのだった。
さて、改めて目にする佳奈子の女性器、その濃厚な性臭に次いで際立つのは濡れ具合だ。既にマンコはもちろん、足の付け根から太ももにかけて愛液がテラテラと電灯の光を反射していた。さっき太ももで顔を挟まれた時も頬に水気を感じていた程だ。
「すげぇ濡れてんな」
「ああ、佳奈子も凄い」
「うぅ……」
「はずかしぃ」
自身の濡れ具合を恋人ではない相手に指摘され、二人ともかなり恥ずかしそうだ。
だけど匂いを嗅がれるよりは拒否反応が少ないらしい。
もちろん、そんな彼女らへのフォローは忘れない。
「恥ずかしい事じゃないよ。濡れやすいのって凄くいい事みたいだし」
「そーだぜ?濡れてなきゃチンポも入れらんねーしな」
実際そうだろう。濡れにくい人は挿入時にローションを使わないといけないと聞く。
そもそも愛液は性的興奮を抱かないと分泌されないらしいし、それだけ二人がこの状況に興奮してくれてるという証なのだ。それがほんとに嬉しいし、とてもエロいと思った。
そんな水気の多い佳奈子のマンコを改めてまじまじと観察する。
陰毛は若干優よりも薄いだろうか。優と同じく股間の上部に茂っているだけで、特に手入れしている様子もない。
それでも俺や勝也よりは濃いのだ。女の子の方が第二次性徴が早く訪れるらしいので、やっぱりその差なのかもしれない。
そんな陰毛の茂みの下にあるクリトリスだが、佳奈子もその大半をフードが覆っている。本体の豆はほんのちょっと顔を覗かせる程度なのも同じだ。
このピンク色でつるりとした肉豆を勝也に刺激され絶頂したのだ。そう思うと俺もつい手が伸びそうになるんだが、残念ながらそれはご法度だ。我慢するしかない。
この可愛いクリトリスの下には尿道口や膣口があるはずだが、二枚のビラビラが重なり合うように閉じていてよく見えない。
そのビラビラ、小陰唇は優よりも少しだけ大きめだが、色素の沈着は同程度の薄茶色だ。ほぼ左右対称なこのヒダがやたら卑猥に見えるのもまた優と同じで、弄くりたくなるのを必死に我慢する必要に迫られた。
(さて、どうしよう。俺が小陰唇をパカって開くわけにもいかないし、素直にお願いするかな)
「佳奈子、ここ開いてもらっていいか?よく見えないんだ」
小陰唇を指差して言う。
「あ、じゃあ優菜も頼むわ」
勝也も便乗した。優のマンコも普段は小陰唇が合わさるように閉じているのだ。
「ん、佳奈ちゃん、やってあげよ?」
「うぅ……」
佳奈子は羞恥で唸りながらも優の誘いに乗ってくれた。両手でもってちょんと左右の小陰唇を押さえ、両開きの扉を開くように広げてくれたのだ。
すると左右のビラビラに数本の水糸を引きながら、色鮮やかなピンクの粘膜が露になる。
「すごい、綺麗だよ」
「すっげぇ……」
言ってから、女の子を褒めるのにすごいとか綺麗とかばっかりだなと自覚する。
実際そう感じるんだからしょうがないが、もっと色々な褒め言葉を知りたくなった。
(語彙力っていうんだっけ?勉強しなきゃな)
女の子を褒める言葉はあればあるだけいい筈だ。
これは学校の勉強と同じくらい大事な予感がするのだった。
ともあれ、そうしたアレコレは一先ず頭の隅に置き、パックリ開かれた佳奈子のマンコの観察を続ける。
持ち主自ら小陰唇を開いてくれたおかげでピンク色の粘膜がよく見えていた。その鮮やかさは優と遜色ない。
さっきまでは見えなかった場所、クリトリスから少し下に尿道口が見えた。穴自体がやっぱり小さいが、その位置が優よりも気持ち上寄りに見える。その辺は個人差があるんだろう。
そして更にその下にあるやや大きな穴が膣口だ。やはりここも優同様、呼吸するように開いたり閉じたりを繰り返している。その度に奥から愛液が溢れてくるのも同じだ。
優の膣口を見た時も思ったが、ここにチンポが入るのがとても不思議に思える。だが、この穴にはもう勝也のモノが何度も出入りしてるのだ。
優には悪いが、それを心底羨ましく思ってしまう。
なまじマンコの具合を知ってしまっただけに、他の女の子の具合が気になってしょうがない。妄想がそれなりの解像度を伴って湧き出てしまのだ。
(つぶつぶがあるって言ったっけ。どんな具合なんだろ)
そんな事を悶々と考えてると、隣で勝也が顔を上げて優にお願いしていた。
「なぁ優菜、頼みがあんだけど」
「ん?何かな」
「愛液舐めてみてぇんだけど、どーだ?」
「あ……」
思わず俺も「あ」と声を漏らしてしまう。
ついさっき優と佳奈子は俺達の精液を分け合い舐めていた。
ならば俺も佳奈子の愛液を味わいたい。そして、勝也にも優の愛液を味わってほしい。一気にそんな欲望が膨れ上がる。
いいのかな?という風にこっちを見る優に頷いて返し、そして俺も佳奈子に言う。
「佳奈子、俺も舐めてみたい」
「……!」
彼女も戸惑いながら勝也を見る。
解っていたんだろう。「いいぜ」と最愛の恋人に頷いて返すのだった。
だがここで一つの問題に気付いた。佳奈子の愛液を味わうにしても、そのやり方だ。もちろん直接口をつけるわけにもいかないし、指で触るのもNGだ。
どうしたものかとマンコの前で考えてると、佳奈子が自分の膣口辺りに指で触れ、愛液を絡め取り始めた。やがて十分指先を濡らすと、その指を俺に差し出してくれる。
どうやら隣で優が同じ事をしていたらしい。勝也が早速その指にしゃぶりついていた。
(……)
その光景を見て、以前にも感じた苦甘い痺れが再び訪れていた。
俺も負けじと差し出された指に吸い付く。
粘膜が指先を包んだ瞬間「あ」と声を漏らしたが、そのまま様子を見ている佳奈子。
俺は彼女の指と共に愛液を味わう。舌をねぶらせ、そのほっそりした指を舐め回し、やがて味がしなくなると口を離す。
佳奈子はその一部始終を真っ赤に染まった顔で見つめていた。
「あれ?すっぱいだけだな。苦くない」
「ほんとだ。佳奈子もだ」
何度か舐めた優の愛液には苦味もあっが、佳奈子の愛液はすっぱいだけなのだ。
「佳奈子、ちょっと舐めさせてくれ」
「優、俺も」
そう言って恋人の股間に手を伸ばす。二人とも抵抗せずに好きなようにさせてくれた。
膣口周辺で指に絡めた愛液を自分の口に入れ、味を確かめる。
「やっぱりすっぱいだけだな」
「ん~……何でだろ?」
精液みたいに体調や食べた物で味が変わるんだろうか。
頭にハテナを浮かべる俺達に答えを教えてくれたのは優だった。
「多分、白いお汁が出てないからじゃないかな?」
「へ?白いお汁?」
「そういえば今はまだ透明だな」
「……その、気持ち良くなると出てくるのよ。白いのが」
恥じらいつつも佳奈子が説明してくれた。
そう言われると確かに、以前に舐めたのはどれも優がイった直後の愛液だった。絡め取った粘液が白濁していた覚えがある。
「へぇ~」
「愛液って二種類あるのか……」
女体の神秘を目の当たりにして素直に驚く。
教本にもその辺は書いてなかった。いや、書いてあったのかもしれないが、愛撫の仕方や体位ばかり覚えようとして見落としていたのかもしれない。
「じゃあ佳奈子、苦いのも後で舐めさせてよ」
「おれもな。優菜、もっとすっぱいの舐めていーか?」
「いいよ。はい」
「あ、俺もおかわり欲しい」
「ん……どうぞ」
この状況にも慣れてきたのか、佳奈子も素直におかわりを差し出してくれた。それを有難く指ごと味わう。
味がなくなると口を離し、再び愛液を絡めて差し出された指にしゃぶりつく。それを何度も繰り返していく。
そんな俺と勝也は親鳥からエサをもらう雛みたいだと思った。
「雛にエサあげてるみたい」
「ふふっ……ほんとね」
彼女らもやっぱりそう思ったらしい。
しかし実態はそんなほのぼのとした物じゃない。とんでもなく卑猥な事をしてるのだ。
全裸の女の子二人が座卓に腰掛け股を開き、自らの指先で愛液を掬い取り、同じく全裸でチンポを勃たせた俺達に与えているのだ。
今の四人はどんなエロ本よりもエロい。この場面を切り取って後のオカズにしたいと本気で思う程だ。
そんな妄想で更に興奮しながら、勝也に指をしゃぶられる優を見る。
見ている内に、ふと気付いた。気付いてしまった。
(俺、優の指をしゃぶった事無い……)
愕然として佳奈子の指先から口を離すと、勝也に笑顔で愛液を与える最愛の恋人を見つめてしまうのだった。