「はい終わり」
しつこく舐め続けたせいで愛液と唾液塗れになった優の股間だが、濡れタオルで丁寧に拭ったお陰でクンニの痕跡はほぼなくなった。
もっとも膣口だけは拭い取る傍からじわりじわりと粘液が滲み出てしまう。こうしてエッチな事を続ける内は止まる事も無さそうなので、程々に処理した辺りで切り上げた。
「ありがとね」
「勝也もありがと」
スッキリした面持ちの優と佳奈子が座卓から腰を上げると、対照的に期待と興奮で悶々とする俺と勝也が入れ替わりで腰掛けた。
誘い入れるように開かれた脚の間へちょこんと座る女子二人。早速目の前の勃起チンポに顔を寄せると、目と鼻の先にあるそれをまじまじと見つめた。
「はぁ~……」
やがてどちらともなく色っぽい吐息を漏らす。
これから自らの口で愛撫するモノへと見入る瞳には、欲情と確信できる確かな熱が篭っていた。
「陽ちゃん、ちんちん触っていいかな?」
「もちろんいいよ」
頷き返すと嬉々としてチンポを触り始める優。亀頭を揉んだりエラを指でなぞったり、竿の表皮を摘んだりしている。それは俺を感じさせる為の動きではなく、正に興味の赴くままといった感じだ。
「私も触るね」
「おう!どんどん触ってくれ!」
優に続いて佳奈子も勃起に手を伸ばした。
ここ数日で慣れ親しんだチンポの包皮を剥いたり被せたりと、実に楽しそうに弄り回す。
恥ずかしがりな彼女も勝也のモノに対しては遠慮が無くなって来た。いい傾向だと思う。
そうした二人を見るに、やっぱり女の子も自分の身体に無い部位には興味津々なようだ。
俺達にしても優と佳奈子のマンコに夢中なのだ。異性の性器への好奇心に男女の差は無いんだろう。
「凄く硬いよね。骨でも入ってるみたい」
竿を握り締めながら、手にするモノを不思議そうに眺める優。硬度を確かめるようにぎゅっと掌へ力を込めるが、その程度の圧力は屁でもないとばかりに勃起はみっしり張りつめたままだ。
「骨は流石に入ってないな。萎えるとふにゃふにゃになるし」
「授業で習ったけど、これって血で膨らんでるんでしょ?とてもそうは思えないわね……」
「水風船みたいなもんらしーな。破裂する所は想像したくねぇけど」
佳奈子も勝也の竿を摘んだり握ったりと、その硬さを興味深げに確かめていた。
それは見るからに硬く張り詰めて俺に負けないくらいカチカチだと解る。
「亀さんはぷにぷにだよね」
「うん。こっちの方が水風船みたい……この感触好きかも」
二人とも亀頭をつまんでクニクニと揉みだした。敏感な粘膜を揉まれる度に心地よい刺激が与えられる。
童貞を捨てる以前は自分で触っても痛いだけだった亀頭だが、優にこうして弄られるとこんなにも気持ち良くなれるのが不思議だ。やっぱり性行為は相手あってのものなんだと実感する。
そうして竿と亀頭を好きなだけ弄り倒した二人。次に興味を注いだのは玉袋だった。
「ここも触っていいかな?」
「いいけど玉は強くすると痛いから気をつけてな」
「ぶつけたりすっと泣きたくなるもんなぁ」
言われた二人はやや緊張感を滲ませながら慎重に玉袋をささげ持った。そして二つの玉を掌の上で突いたり転がしたりと弄りだす。
最初は恐る恐るだったその手つきも、俺達の様子を見る内に手加減を学んだようだ。しばらくすると袋を引っ張って伸ばしたり玉をふにふに揉んでみたりと興味津々に弄ぶのだ。
「不思議な感触……ここで精子が作られるのよね?」
「そーだな……あ、それいぃ」
「優しく触られると玉も結構気持ちいいんだな」
新しい発見だった。それだけで射精できる程ではないが、何とも言えないじれったい快感がじんわりと股間に走るのだ。竿を扱くのと同時にされたら悶えてしまうかもしれない。
そんな感じで興味の対象を竿へ玉へ亀頭へと次々に変えながらチンポ全体を弄り倒した二人。
やがて満足したのか、スッと手を離す。
「もういいの?」
「うん、ありがと。また触らせてね」
俺の目ではなくチンポに目線を合わせて話しかけ、亀頭をよしよしと撫でる優。
そこに性欲とはまた別の親しみを感じ、何だかくすぐったい気持ちになった。
「よっし。じゃあそろそろしてくれっか?フェラチオ」
勝也が場を仕切り直すように言うと、四人を包むこの部屋の空気に緊張感が戻ってきた。
だがそれは決して悪い雰囲気じゃない。興味と期待と少しの羞恥が混ざり合い、胸がドキドキと早鐘を打つ。
初めてセックスをして以来、俺はその感覚が癖になりつつあった。
「勝也、どうすればいいの?」
「じゃあ最初は亀頭を舐めてくれるか?」
「……わかった」
「陽ちゃん、わたしも同じでいい?」
「うん、宜しくな」
ヘソにつかんばかりに反り返るチンポを右手でつまんだ二人は、その先端を自分の顔の前へと引き寄せる。
そしてすぐにでも舐めてくれるのかと思ったが、そうではなかった。
鼻先を亀頭すれすれに近付けた優が、すんすんとその匂いを嗅ぎ始めたのだ。
「ん、エッチな匂いだね」
「ほんと、エッチな匂い……」
そんな優に少し遅れて佳奈子も剥き出した亀頭に鼻を寄せていた。
どちらも俺達を焦らしてる訳ではなく、匂いを嗅ぎたかったらしい。
今、二人の瞳にははっきりと欲情の火が灯っている。
さっきはふとした思い付きと勢いでチンポの匂いを嗅がせてみたが、どうやら二人は俺達の想像以上にその匂いを気に入ってしまったみたいだ。
俺と勝也にしても、決していい香りでは無い筈のマンコや愛液の匂いに夢中なのだ。異性の性器の匂いとはそういうものなんだろう。
そうしてしばらく鼻を鳴らしてチンポの匂いを堪能すると、蕩けた面持ちのまま満足げに顔を離す。
やがて二人は口を開けると舌を覗かせ、その先端を徐々に亀頭へと近づけて行く。
俺と勝也は舌が触れる瞬間を固唾を呑んで見守った。
「「うわっ!」」
途端、びりっと電気が流れたように感じて思わず声が出た。
我慢汁を塗した指先とはまた違う、柔らかく暖かいぬるぬるが亀頭に触れているのだ。それは未知の感触だった。
最初はおっかなびっくり舌を当てていた二人だが、すぐに慣れたのかちろちろと動く範囲を広げていく。どちらも排泄器官であるチンポを舐める事に嫌悪感は沸かないようでホッとした。
やがて二人の真っ赤な舌は亀頭の上を活発に動き回るようになり、唾液と我慢汁を混ぜ合わせながら粘膜全体へ万遍なく塗り込んでいく。
「すっげ!」
「気持ちいいなこれ!」
指で撫でられるのとも、コンドーム越しのマンコで擦られるのとも違う。亀頭への刺激だけで言ったら今の所これが一番かもしれない。
おかげで舌が這い回るたび、「うぅ」だの「あぁっ」だのみっともない声が漏れてしまう。愛撫に感じて喘ぎ声を出す女性の気持ちが分かる気がした。
「き、亀頭はもういいよ。次は竿を舐めてくれるかな?」
このまま亀頭の粘膜を舐め続けられたらそれだけでイってしまうかもしれない。
それはそれで魅力的だが、もっと色々試してみたかった。
希望通りに二人は舌を移動させ、竿に沿って裏筋を舐め始めてくれた。
亀頭ほどでは無いがこれもまた気持ちがいい。ヌメヌメの舌が這い回るたび、ゾクゾクした感覚と僅かなくすぐったさが下腹を突き抜けていく。
最初は狭い範囲を舌先でチロチロ舐めていた二人だが、優が棒アイスを舐めるみたいに舌全体でぺロリペロリと舐め始めると、佳奈子もそれを真似しだした。
「あ~……これもいい」
ぬるぬるの舌で大胆に竿を舐められるのは、手で扱かれるのとは一味違う違う良さがあった。
直接の快感の大きさでは及ばないが、竿に柔らかい粘膜が絡みつく感覚は癖になりそうな独特の気持良さだ。
そんな未知の快感を楽しみながら、蕩け顔でフェラチオに勤しむ二人を見つめて思う。
(優と佳奈子もチンポ舐めるようになったんだなぁ……)
小学校からの帰り道、近所の商店で買った棒アイスを四人一緒に食べ歩いた時の光景を思い出す。
ちろちろと美味しそうにアイスを舐めていた小さな舌も、今は俺達の勃起チンポを舐め上げているのだ。
今目の前に広がる光景は間違いなくいやらしいんだが、懐かしい思い出と重ね合わせた事で何だか感慨深く思えてきてしまった。
無性にそうしたくなり、小さな頃から幾度となく撫でてきた優の頭に手を滑らせる。
一瞬キョトンとした彼女だがすぐににっこり笑顔を作り、嬉しそうにチンポを舐め回してくれるのだった。
一方、長チンポを丁寧に舐め上げながらそんな俺達を横目に見ていた佳奈子、不意に竿から舌を離すと無言でその持ち主を見つめる。
愛撫を受けてる間はぼーっと呆けて快感を享受していた勝也だが、股間の刺激が止まった事で佳奈子の視線に気付いたようだ。隣の俺達へ目配せされて察したらしく、あーはいはいと雑に頭を撫で始める。
すると佳奈子はちょっと不満そうにしながらも舌での愛撫を再開するのだった。
「ごめん、ちょっと疲れちゃった」
「そうね。休憩していい?」
数分後、そう言って竿から口を離す二人。
もちろん無理はさせない。クンニしてる時もそうだったが、舌を動かし続けるのは結構疲れるのだ。
「おうお疲れ。フェラチオってすげーな!超気持ちいーわ」
「そう?なら良かったけど」
感謝の気持ちを込めて今度はちゃんと頭を撫でる勝也。
褒められた佳奈子も満更でもない様子だ。返事はそっけない感じだが、未だ勃起を握る右手で慈しむように竿を扱いている。
「優はどう?舐めてて気持ち悪くない?」
「ううん、大丈夫だよ。しょっぱくてあったかいし、なんか茹でたソーセージでも舐めてるみたい」
「ソーセージ……確かにそんな感じよね」
「そこはフランクフルトと言ってほしかった……」
モノの大きさの表現は男の沽券に関わるデリケートな問題なのだ。
だが女子二人には今一ピンと来ないらしい。ふ~ん?といった表情のまま湯飲みに手を伸ばし口を潤している。
「おまたせ、続きするね。佳奈ちゃんは大丈夫?」
「大丈夫よ。次はどうするの?また舐める?」
「いや、次は……チンポを口に入れてみて。入る所まででいいから」
「ん、やってみるね」
「歯ぁ当てないよーにな」
「努力するわ」
口の中に入れるとなると更にチンポとの接触が増えるわけだが、一切渋る様子もなく了承してくれた二人。すぐにあーんと口を開けると、躊躇を見せず亀頭を口中に収めていく。
そのまま歯を当てないよう慎重に竿を飲み込んでいくが、それでも多少は硬い感触が当たってしまう。
だが今の所は歯が当たる違和感よりも気持ち良さの方が大きかった。チンポが見えなくなるにつれねっとり広範囲に絡みつく舌の感触が堪らない。食事をする為の器官に不浄の肉棒が入っていくという背徳感もまた堪らない。
やがて俺の勃起はそのほとんどが口中に収められた。
優はそのまま唇を閉じ、肉棒を咥えこむ。密閉された生暖かい空間の中で、ぬめった舌が別の生き物のように蠢いていた。
「お、おぉ……気持ちいいな……」
既に勝也のチンポも佳奈子の口中へと収められていた。だが俺より竿が長いせいか全部は飲み込めず、根元を多少残している。
もちろん勝也もそれ以上無理に押し込むような真似はせず、初めて異性の性器を頬張った恋人を気遣う。
「大丈夫か?」
「優も大丈夫?」
そう問いかけると二人は口を閉じたまま小さく頷いた。
「じゃあそのまま頭を前後させてくれるかな?唇でチンポを扱く感じで。出来れば舌も動かしてみて」
言われるまま優が少しずつ頭を引くと、窄められた唇が皮膚を撫でながらチンポを優しく圧迫していく。蠢く舌が竿と亀頭を這い回る感触もしっかり伝わってきた。
やがて唇が亀頭を捕えるまで後退すると、再び頭を前に進めて竿を飲み込んでいくのだ。
「うわっこれすごっ!」
「すっげ!あ~すっげ!」
俺と勝也は背筋がゾクゾクするような快感に悶えていた。
目隠しされつつそれがフェラチオだと知らされなければ、タコのような軟体生物がチンポに纏わりついてると錯覚したかもしれない。
「なあ、もっと早く動けるか?」
たまらず更なる快感をねだる勝也。もちろん俺も同じ気持ちだ。
ゆっくり動いてこれだけ気持ちがいいのだ。AVみたいに激しくしゃぶってもらえたらどれほど凄いだろうか。そろそろ射精したいし、これでイカせてもらおうという腹積もりなのだった。
やがて二人は少しずつ頭部の前後運動を早めていく。
言われるまま、健気に動いてくれる彼女らを期待を込めて見守る俺達だったが、しかしその期待に反して顔を歪める事になった。
「いてっ!」
「ぁいたっ!」
果たして感じたのは快感ではなかった。動きが早くなるごとに優の歯が頻繁に竿へ当たるようになったのだ。それは勝也達も同じらしい。
苦痛を訴える声を受けた二人は慌ててチンポから口を離し、不安そうな眼差しで肉棒が無事か確かめだした。
「ごめん!大丈夫?」
「血出てない!?」
「大丈夫、ちょっと掠っただけだから」
「もうちょい歯が当たらねーように出来るか?」
「……やってみる」
頷き、再びチンポを口に含むと唇で扱き始めてくれる。
最初はゆっくりと、そして少しずつ頭の動きを早めていくが……。
「やっぱり歯が当たるなぁ」
その自覚はあるらしく、二人ともすぐに口を離してしまった。
「ごめんねぇ……」
「おちんちんも動くんだもの……難しいわ」
実際佳奈子の言う通りだ。快感でどうしてもチンポがビクビクと反応してしまい、早く頭を動かす分だけ口中で暴れるモノに歯が当たってしまうのだ。
「何かコツでもあるんじゃねーか?AVだと普通にやってたし」
「練習が必要なのかもな……優、ありがと。とりあえず今は止めておこう」
痛みを感じてしまうと射精するどころじゃなくなってしまう。
しかし口での愛撫で射精するのは譲れない俺達だ。今日の所は歯が当たらないやり方でイカせてもらうしかないだろう。
(後で一緒に勉強だな。フェラチオの教本とか探せばあるのかな……)
などと考えてると、勝也がぽろりと零したセリフを逃す事無く佳奈子が拾う。
「AVって何?」
「「あ」」
ヤバ……という顔で思わず視線を合わせる俺達。
だが考えてみれば、もうエロ本バレはしているのだ。ここは正直に話した方がいいだろう。
「……アダルトビデオの略だな。セックスの現場を映したビデオだよ……その、二人の為に勉強しようと思ってさ」
「……ふぅーん?」
ちょっとジト目の佳奈子。
「あ~、エッチな本と一緒にあったのってやっぱりそれなんだ」
当然のように優にはバレていた。
「ま、まぁそんな訳でよ、それに出てる女優がけっこーな速さでこんな風に顔を動かしてたってわけだ。男優も気持ち良さそーだったし」
誤魔化すように大げさに頭を前後してみせる勝也。男がやると気持ち悪い。
「……私も見てみたい。それ」
「あ、わたしも~」
「え?」
意外な答えに意表を突かれる俺。
「別にいいじゃない。勉強になるんでしょ?」
「じゃあ今度陽ちゃんちでみんなで見ようよ」
「そうね。よろしく陽一」
「え、あ、うん……」
そう決まってしまった。
別に断る理由は無いんだが、予想外の二人の反応に少し困惑する。
「いいんじゃねーか?楽しくなりそーだな!」
にやにやする勝也に言われて、確かにそうだと思った。
今のこの四人でAVなんて見たら最後、絶対やらしい事に発展するに決まってる。少し焦ったが結果オーライだろう。
しかし不思議にも思う。エロ本がバレた時もそうだが、優も佳奈子も俺達がそういう物を見るのを嫌がらない。世に聞く普通の女性は恋人がエロ本を見るのを嫌うと何かで聞いたのだが。
という疑問をストレートにぶつけてみた。
「なぁ、俺達がエロ本やAV見るの嫌じゃないの?」
「今更別にねぇ……小学生の頃から把握してたし」
とんでもない事実をさらっと言う佳奈子。俺達がエロ本を所有しだしたのが小学六年の時だから、ほぼ最初から露見していた訳だ。
「わたしも興味あったからね。陽ちゃんがいない間によく見せてもらってたよ。部屋の掃除のついでにね」
「そ、そうなのか……」
はたして本当に掃除のついでだったのだろうか。
なんにしてもマニアックな性癖の本に手を出さなくて良かった。
「ま、今度からは私達も仲間に入れてよね。……それから、一応言っとくわ」
「お、おう」
「うん……」
思わず背筋がスッと伸びた。急に真顔になった佳奈子に気圧されたからだ。
そんな俺達を見据えながらに彼女は続ける。
「本やビデオに嫉妬はしないけど、他の女の子に浮気したらひどいからね?」
そして一転、ちょっと意地悪な顔でにやりと笑うのだった。
「しないしない!」
「当然だろ!」
「ならいいわ」
最初から疑ってはいなかったんだろう。迷う事無く答える俺達へ知ってたとばかりに頷き返す。
優は聞くまでも無いと思っているのか、ずっとニコニコしていた。
「こうやって四人でするのはいいんだよな?」
「これは……特別ね。そもそもみんな浮気って感じじゃないでしょ?」
「まぁそうだな」
それはこの場にいるみんなが感じている事らしかった。
俺は佳奈子の裸を見たり愛液を舐めたりしているが、確かに浮気という認識はない。
あくまでも女の子として好きなのは優だけで、佳奈子はエッチな事も一緒にできる親友、といった感覚なのだ。
それは世間で言うところのセックスフレンドという間柄で、一般的には浮気の内に入るのかもしれない。
だけど俺達四人の関係性において、一般論はあまり通用しない。良くも悪くも特異な集団なんだろう。
もちろん世間様にバレたら後ろ指刺されるのは分かってる。
だから赤の他人に気安く吹聴したりしないし、尻尾を掴まれるような隙を作るつもりもない。
誰にも迷惑かけないし、不快にもさせない。ならば、俺達はこれでいいのだ。
「あれ?陽ちゃんと勝ちゃんのちんちんちょっと小さくなっちゃったね」
休憩も兼ねたおしゃべりが一旦落ち着いた所で優がそう指摘した。
確かにリラックスしていたせいか、話し込む内にどちらの勃起も六割程の勃ち加減になっていたのだ。
「佳奈ちゃん、大きくしてあげよ?」
「そうね」
何も言わずとも二人はチンポを掴んで扱き出してくれる。
お陰で柔らかくなりかけていたモノが硬さを取り戻した。
「ん、元気になったわね。よしよし」
「いい子いい子」
満足そうに亀頭を撫でてくれる二人。
その刺激に顔を緩めていた勝也が思い付いたように言った。
「あそうだ、なぁ佳奈子、イく時ザーメン口の中に出していーか?」
「口内射精か、いいね。俺もやってみたい」
フェラチオでイカせてもらうとして、どこに精液を出すかは考えてなかった。確かに口内射精は視覚的にも興奮するし、暖かい口の中で包まれたまま射精するのも凄く気持ちが良さそうだ。
「口の中!?ん~……あんた出す時勢い凄いし、咽そうで怖いわ」
「あー……まぁ大丈夫とは言えねーな。どーしたもんか」
「二人とも精子いっぱい出すもんね。みんなどうやってるんだろ?」
口の中で射精されること事態やぶさかでは無いようだが、それに伴う弊害はやっぱり気になるらしい。
俺も口内射精で気持ち良くなりたいのはやまやまだが、その為に優を苦しませたくはない。
だけどやっぱり優の唇で包まれたまま気持ち良くなりたい。
快楽への誘惑と罪悪感の間で揺れながら勃起と優の唇を交互に見つめる。
そうする内に、ふと思いついた。
「あ、これどうかな?精液が出る時に合図するからさ、そしたらベロの裏でこう、塞げばいいんじゃないか?」
指をチンポに見立てて舌の裏に当てる。それを見た三人もなるほどと納得したようだ。
「いいねそれ。こうかな?」
優が早速実践する。亀頭をパクリと咥え、鈴口を覆うように舌裏を被せてきた。おまけに手で竿も扱いてくれている。
「あっ!そうそう、いい感じ……」
精液の出口を塞げているのと気持ちいいのとで二重の意味でいい感じだ。
そんな俺達を見た勝也もたまらず催促を始めた。
「佳奈子もやってみてくれよ」
「うん……ろう(どう)?」
張り詰めた亀頭を薄紅色の唇でつるんと飲み込む。
そして上目遣いに勝也を見上げながらチンポを扱く佳奈子の姿はとてもいやらしい。
「おぉう!いいじゃん!」
勝也達も具合が良さそうだ。もちろん二重の意味でだろう。
「じゃあ、このまま手とベロで続けてみて」
「ん……えぁ……ちゅ」
リクエスト通り、竿を扱きながら亀頭を舌で舐め回してくれる優。それを横目に見ていた佳奈子も真似を始める。
「あ~いい!」
「たまんねっ!」
手コキと舌での亀頭責めだ。何度かやってもらった両手を使うそれよりも気持ちが良かった。ぬめった舌が亀頭を這い回る感覚はやっぱり凄い。
これだけでも十分射精はできそうだがもう少し欲張りたくなった。
「唇で亀頭を扱きながら舐められる?」
「ん。……んっ……んっ……んふ」
奥まで飲み込んで動くのが難しいなら先端の亀頭だけでも、と思った。
優は言われた通りに唇をすぼめ、ゆっくりと頭を動かし始める。
「っ!い、いいよ!……ベロももっと動かしてみて」
「んっ……ちゅるっ……んっ……んちゅ、んっ」
唾液と我慢汁を舌でもって亀頭全体にまぶし、滑りをよくする。
そして窄められた唇の優しい圧迫がチロチロと蠢く舌と合わさり、亀頭に痺れるような快感を与えてくれた。
どちらの刺激も強すぎず弱すぎず、デリケートな亀頭に丁度いい塩梅だ。俺は思わず天を仰いで呻いていた。
(フェラチオすごっ!……このままっ!)
手と唇と舌の同時攻撃、それでフィニッシュを迎えたい。
流石に注意が分散して難しいらしく手の動きはゆっくりだが、それでも射精に至るには十分な快感がチンポの根元に蓄積される。
「んぁ……ん、ん、ちゅっ、んっ……れろれろ……んちゅっ」
「優っ!すごいっ!」
「んっ、んっ……はぁ、んっ、んっ、ふぅっ、ちゅっ、ちゅるっ」
「あぁっ!佳奈子っ!」
俺達の喘ぐ声に感化され、股間に顔を埋める二人の動きにも熱が入ってくる。それによって二組のおっぱいがふるふると揺れているのもたまらない。
歯が当たらないよう注意しつつも、今の自分達に出来る最高の快感を与えたい。そんな想いが込められてるのが伝わる熱心なフェラチオだ。
童貞を捨てたばかりの初心者チンポがそんな奉仕に耐えられる筈もなく、また耐えるつもりも更々無い俺達だった。
「出るよっ!」
「イクぞっ!」
合図と共に優の頭の動きが止まり、鈴口にぴとりと舌が当てられたのを感じる。
その一瞬のち、チンポが口内で震えだした。俺からは見えないが、精液が尿道を駆け上がりびゅるびゅると噴出し始めたのを感じる。
「んっ!」
と呻き声を上げつつも、優はその迸りを零す事無く全て口内で受け止めてくれた。
はす向かいで眉間に皺を寄せつつ、佳奈子もまた口を離さず耐えていた。勝也は腰を痙攣させながら恍惚の表情だ。
そんな二人の姿はやっぱりどうしようもなく卑猥で興奮が増す。当然俺のチンポにも影響を与え、射精の脈動がより強くなった気がした。
精液を全て吐き出し終えるまでの十数秒、快感に腰を震わせつつも優の頭に手を置き、その髪を撫で続ける。
口内で暴れるモノに耐えつつも、優はうっとりとそれを受け入れてくれていた。