※この作品はR-18です。

仲良く楽しくみんなでエッチ!   作:諏訪部始終郎

3 / 74
買出しと予習2

AV女優が身悶えしながら絶頂の嬌声を奏でている。そんな絵面を遠く感じながら射精後のまどろみに浸る俺達。

 やがて余韻も抜けたらしい勝也、ゆるゆると勃起を扱く手を止め言う。

 

「ふぅ~……ちょっと一旦ビデオ止めて後片付けしよーぜ」

 

「……そうだな」

 

 軽い倦怠感を振り切りながら一時停止ボタンを押す。

 そうして画面のニ人が制止すると、俺達はのそのそと射精の後始末を始めた。

 まずは精液が漏れ出ないよう、慎重にコンドームを外す。

 

「は~~……沢山出たなーおい。今までで一番出たかもしれん」

 

「俺も今までした中で一番気持ち良かったな……やっぱオカズがいいと違うなぁ」

 

 ニ人してコンドームを摘み上げ目の高さまで掲げると、精液をたっぷり溜めこんで膨らむ様をまじまじ見つめた。

 

「結構強めに扱いたけど破れねーもんだな」

 

「ちゃんと気持ち良かったしな。これなら本番でも大丈夫だな」

 

 コンドームは端を縛ってゴミ箱に捨てた。チンポをティッシュで拭いながら感想を語り合う。

 

「で、どーだったよマンコは」

 

「そうだなー……正直グロいと思った」

 

「だよな。マン毛とか生えすぎだろこの女優。びらびらもなんか黒くてびびったわ」

 

「でも凄くエロい。おっぱい見るより興奮したかも」

 

「わかるわー……何なんだろうな、このエロさ」

 

 ニ人して何となしに画面を見つめる。停止してピクリとも動かないマンコだが、それでも酷くいやらしく見えた。

 

「そーだ、せっかくだから保健の教科書と見比べてみよーぜ」

 

「いいね、じゃあ一番マンコがよく見える部分まで巻き戻しといて」

 

 本棚から保健の教科書を引っ張り出し、女性器の図解が載っているページを探し出す。

 学校の授業では一種異様な空気を作り出す保健の教科書。

 だがその簡素で味気ない図解も、今の俺達にとっては英知を授けてくれる偉大な絵画だ。

 

「この黒いビラビラが小陰唇か……随分教科書と違うな」

 

「個人差ってやつだろ。……ん?尿道ってどこだ?」

 

「クリトリスの下あたりらしいけど、画像粗くてよく分らないな」

 

「クリトリスもこの女優は豆みたいなのが出てねーのな」

 

「そこも個人差らしいけどな。男の亀頭にあたる部分なんだってさ」

 

「じゃあ包茎って事か。なんか親近感沸いた」

 

 教科書とAV女優の女性器を照らし合わせ、それぞれの部位の差について議論していく。

 

 今の俺達は人体の神秘を探求する学術の輩。

 だが下半身すっ裸でチンポは半起ち、そして部屋の中はイカ臭い。他の誰にも絶対に見せられない光景だ。

 

「佳奈子と優菜にもこれがついてんのかぁ……」

 

 テレビ画面をジッと見つめる勝也の呟きを受け、体がピシリと固まる。

 言われて気付いた。ニ人とも女性である以上、これがついてるのだ。そして俺達はその場所に己のチンポを挿入せんとしているのだ。

 

「……さすがにもうちょっと可愛げがあると思いたい」

 

「そーだな……おれたちまだ若いしな」

 

 希望とも願望とも取れる想いを胸に抱く。

 仮に画面のものと全く同じだったとしても決して嫌な訳じゃ無いんだが、なんというか、俺達のチンポに合わせた『初々しさ』みたいなものが欲しいのだった。

 

「おっぱいならこのくれーは欲しーんだけどな。その辺優菜はいい感じなんじゃねーか?」

 

「流石にここまでデカくないとは思うけど……でも服の上から見た感じは相当なんだよな。よく肩が凝るって言ってるし」

 

「かーーー!羨ましーな~おい!お前はこれを好きに出来んだもんな~」

 

 画面のおっぱいに向け両手をニギニギと動かす勝也。

 

「いいだろぉ?っていうか佳奈子だって結構あるだろが」

 

「そ-だけどさ、やっぱ大きけりゃ大きいほどいぃ訳よ!」

 

 すっかり彼女らをモノにした気分になりつつ、さも生で見てきたように語る俺達だったが、実際二人とも同年代では平均以上におっぱいが大きいのだ。優に至っては学年トップ3に入る程だったりする。

 加えてどちらも容姿がいいもんだから野郎どもの視線を常に強く惹きつけている。

 が、四人でつるむ事が多いせいか、表立って優と佳奈子に粉をかけようとする奴は今の所いないようだ。周囲では俺達が既に付き合ってると思ってる人もいて、羨ましがられる事も多々あった。

 

 そんな勘繰りは正直鬱陶しくもある。だが否定したらしたで途端に言い寄る男が増えるだろうから、俺と勝也の暗黙の了解でその辺は曖昧にしているのだ。

 四人の間で恋愛話は何となく避けていたが、彼女らが他の男の方を向くような事態にだけは絶対にさせない。そんな共通認識は互いにしっかり持ち合わせてる俺達だった。

 

 

 

「そろそろ続き見よーぜ」

 

「おっけー」

 

 二人のおっぱいを想像してると少し柔らかくなりかけたチンポに再び芯が入ってきた。

 今度はコンドーム無しなので精液が飛び散らないよう予めティッシュを数枚用意しておく。自分のはまだしも勝也の汁を部屋に撒き散らされるのは勘弁なのだ。

 

 とりあえず俺達が射精したあたりの場面、女優が盛大にイった瞬間まで映像を進める。

 ベッドへ仰向けに倒れ臥す女優の身体を撫でると男優は立ち上がり、おもむろに自身のパンツを脱ぎだした。

 そしてまろび出るモノに俺達は驚愕する。

 

「でっか!」

 

「マジかよ!?」

 

 思わずそう声が出るほど、男優の勃起は凄かった。

 まずは長さだ。勝也の最大時よりもなお数センチは長いだろうか。よくもまぁこんな物がパンツに納まっていたなと感心する。

 太さも凄い。俺達の五割り増し位には余裕で太い。

 そして見事に張った巨大な亀頭。カリの高さも相当だ。色も俺達みたいなピンクではなく、一目で使い込まれてると分かる茶褐色になっている。

 それは総じて巨根と呼ぶに相応しいモノだった。俺達が目指す理想のチンポがそこにあった。

 

(世界は広いな……そりゃAV男優にもなる訳だ)

 

 心の中で賞賛を送ると同時に敗北感を覚える。自分達が如何に矮小な存在か思い知らされた気分だ。

 その心情はチンポにも反映され、二人して勃起の角度が下がりつつあった。同じ雄として太刀打ちなんてとても出来ない存在を前にし、興奮と性欲が萎え始めているのだ。

 

 だが、そんな空気もすぐに変わる。女優がむくりと起き上がり、仁王立ちする男優の腰に向かって顔を埋めたのだ。

 

「フェラチオか!」

 

 俄然テンションが上がってきた。今までエロ本の写真でしか見られなかった行為が今正に行われようとしているのだ。一瞬で硬度を取り戻したチンポを早速扱きだす俺達。

 

 女優は真っ赤な舌を茶褐色の粘膜に絡めながら、時々口の中につるりと亀頭を飲み込み吸い付いている。

 そうしながらも右手の指で輪っかを作り、竿の根元を扱き上げる。左手も遊ばせず玉袋をやわやわと揉んでいた。

 男優はうめき声を上げている。一体彼の中でどれくらいの快楽が積み重なっているのだろうか。

 

「亀頭って気持ちいいのかな?」

 

「おれは今んとこ自分で擦っても刺激が強すぎるっつーか、ちょっと痛いだけだな」

 

「俺もだ。口で舐められるとそうでもないのかな」

 

 今の所はその快感を想像する事しか出来ない。いつか優に舐め回される未来を思い描きながら、チンポをしゅりしゅりと扱き続ける。

 

 やがて画面の中では女優が亀頭攻めをやめ、巨根から一旦口を離していた。

 だが両手での愛撫は止めない。今も快感を途切れさせんと右手は竿を扱き続け、左手は亀頭を撫で回している。

 次いで大きく口を開けると、ゆっくり巨根を飲み込みだした。途中で止まったりえずいたりする事も無く、唇はあっさりと竿の根元まで到達する。

 

「すげえ、あんな長いのが入るのかよ」

 

 そう思うのも無理は無い。竿の長さから言って先端は喉まで届いているだろう。やはり相応に苦しいのか、画面の中の女優は眉間に皺を寄せていた。

 

 だがそんな状態でも頭を引いてから再び巨根を飲み込むという動作を繰り返している。それは手ではなく唇で竿を扱く愛撫のようだ。

 そのスピードも女優が慣れるにつれ段々と早くなっていく。右手で竿の根元を扱くのも忘れず、そんな女優の奉仕に男優も声を上げ善がっていた。

 

 そうして一連の行為を始めてから五分も経った頃だろうか。男優の大げさな喘ぎ声を合図にして亀頭だけを口に含むと、代わりに右手の動きを加速させた。

 一瞬のちに男優の腰が震えだす。射精が始まったみたいだ。

 

「出るっ」

 

「……っ!」

 

 俺達の射精も続いた。まずは俺がティッシュを手に取り、数枚重ねられたそれで亀頭を包み精を吐き出していく。

 前回にも負けない強い快感が身体を焼く。精液もまったく劣らない量が出ているのを感じる。

 

 続けて勝也もティッシュを掴み、その手を受け皿として水鉄砲のように白濁をぶち撒ける。

 だがその狙いは少し外れ、何滴かがティッシュの外に逸れていった。そんな様子を苦々しく見ていた俺は、射精の快感で呆然とする頭が落ち着いてから抗議する。

 

「お前なぁ、精液こぼすなよ……もっとこうティッシュでチンポを包むようにしろっての」

 

「わりぃわりぃ、おれぶっかけ派だからさ、つい癖でな」

 

 床にこぼした物をティッシュで拭き取りつつそうのまたう。

 そういえば……と、勝也から借りるエロ本がどれもかっぴかぴだったのを思い出した。俺の貸した本にぶっかけない分別がまだあるのは救いなのかもしれない。

 

「それよりも続き、このままいけるだろ?」

 

「……まあな」

 

 お互いチンポはそそり勃ったままだ。射精用のティッシュを再び用意してテレビと向かい合う。

 画面では女優が掌に向け口内に射精された精液を垂らす所だった。

 

「すっげぇエロいなこれ。絶対佳奈子にやってもらおっと」

 

「フェラチオはやってもらいたいよな」

 

 お互いまだ告白もしてないのだが、こんなエロい物を見たら期待が高まるのも無理は無いと思う。

 

 そうこうしてる内に画面の中では次のステップに進んでいた。

 仰向けに寝転がった女優はぐいと両脚を持ち上げられ、ひっくり返ったカエルみたいな態勢になった。

 そうなると黒い茂みとピンクの粘膜が良く見える。ぽっかり口を開ける膣口もだ。

 誘うように開閉を繰り返すその穴目掛け、男優は巨根の先端を近づけていく。ついにチンポを挿入するらしい。

 

「入るのか?」

 

 思わず呟く。そもそも穴の大きさがチンポの太さと合ってないのだ。赤ん坊が出てくる場所だし伸び縮みはするんだろうが心配にもなる。

 男優は膣口に当てた亀頭を上下にこすり付けるよう揺らしている。どうやら亀頭に愛液を塗しているみたいだ。

 その様子を見ていて気付いたんだが、彼はコンドームを付けていない。避妊はどうするんだろうと他人事ながらまたしても心配になる。

 

 だがそんな諸々の心配は無用とばかりに腰を前進させる男優。

 すると膣口が亀頭に沿って広がりだし、途中でつっかえるでもなくするすると巨根が飲み込まれていった。

 

「入るもんだなぁ……」

 

 感心するような勝也の声。女優も特に痛がる訳でもなく、早速大きな喘ぎ声を出している。

 間もなく巨根は根元近くまで収められた。その状態で男優は動きを止め、カメラが結合部を拡大していく。

 俺達は口をポカンと開けて女体の神秘を凝視していた。チンポを扱く手も一時的に止まっている。

 

 やがて男優がゆっくり腰を引いていくと、膣穴から太い竿がぬるりと姿を現す。その全体は愛液まみれになっていて、てらてらと卑猥に光を反射していた。

 巨根を丸ごと収めるまで腰を進め、亀頭が抜けないギリギリまで腰を引く。

 以降その二つの動作を何度も繰り返していく内に、少しずつ往復のペースが速くなっていく。女優も腰を突かれる度に大きな喘ぎ声を吐き出し快感を訴えていた。

 

『あっ!ンっ!んぁっ!あっ!あっ!』

 

 男優のピストン運動と女優の喘ぎ声が繰り返される。

 単純なはずのその動作は俺達の性欲を酷く刺激した。画面で繰り返される前後運動にも負けないスピードで再びチンポを扱き出す。

 

 既に俺達は二回射精している。普通なら射精するごとに次の射精へ至る時間は延びるものだが、かつて無い興奮のせいか今すぐにでも精液が漏れ出しそうになっていた。

 だが、すぐに出すのはもったいない。もう少しこの溢れそうで溢れないギリギリの状態を楽しみたい。

 イキそうになったら手を緩め、落ち着いたらまた扱き出す。そんな寸止めのオナニーを何度も繰り返してギリギリの快感を享受し続ける。

 

 激しい腰つきによる本格的なセックスは暫く続けられ、やがて男優は体位を変えてきた。

 女優をよつん這いにさせ、自身はその尻たぶを両手で保持しつつ後ろから巨根を挿入する。

 そして二、三度ゆっくり腰を前後させると、再び激しく動き出すのだ。

 

 この体位は視覚的に凄い。巨根を勢いよく押し込まれるたび女優の大きなお尻がプルプル波打ち、おっぱいも千切れんばかりに揺れている。

 

「おれ、いったん出すわ」

 

「じゃあ俺も」

 

 勝也は掴んだティッシュをチンポに被せ射精を始めた。お陰で今度は精液を零していない。

 俺もまた我慢するのをやめ、用意していたティッシュに手を伸ばす。

 

 そうしてしばらく射精の快感を楽しんだ後、手早く後処理をしていく。

 先に済ませた勝也は俺のチンポをチラリと見ると、楽し気に口の端を吊り上げながら再度勃起を扱き始めた。

 少し遅れて処理を終えた俺もまるで萎えないモノを握り締め、再び上下に扱き出す。

 

 別に射精を宣言したりタイミングを合わせる必要は無いんだが、俺達はなんとなくそうしていた。互いに痴態を晒す間に、妙な連帯感が生まれていたのだ。

 

 

 

 その後男優は何度か体位を変えていたが、その間一度も射精していなかった。百戦錬磨であろう彼は、童貞の俺達とは鍛え方が違うのだろう。

 最後は女優の両膝を支えて抱え上げると、股を大きく開かせ子供におしっこでもさせるような格好にしてしまう。

 そのままベッドに腰掛けると、その正面に陣取るカメラに見せ付けつつ挿入を開始した。

 

 この体位も視覚的に凄い。ぱっくり開いた局部に太い竿が出入りしてるのがよく見える。

 このままフィニッシュするつもりなのか、かつて無い速さで巨根が出し入れされている。その為膣口と竿の境では愛液が泡立っているほどだ。

 やがて限界を迎えた男優が背筋を震わせながら腰を叩き付け、巨根を膣の奥まで差し込んだまま呻き出す。荒い画質でも太い竿の付け根が脈打ってるのが解る。射精が始まったようだ。

 それに合わせて俺達もほぼ同時にティッシュへと手を伸ばそうとする。が……。

 

「あ」

 

「やべっ」

 

 射精用のティッシュを用意してなかったのだ。決壊寸前の今からティッシュ箱に手を伸ばしても、とても間に合いそうにない。

 

 瞬間、一つのひらめきが頭を過る。

 後の処理的にカーペットへこぼすよりマシだと瞬時に判断し、俺はテーブルの上を指さした。

 次いでリモコンとティッシュ箱を手で退けつつ膝立ちになり、空いた場所へと精液を吐き出していく。勝也もまた即座にテーブルの上へチンポからの飛沫をぶちまけていた。

 

 やっちまったという思いを抱きつつも、注意を画面のニ人の結合部に戻す。今だけは諸々の雑念を横に置き、射精が続く間はチンポを扱くまま快感を味わうのだった。

 

 

 

 随分長かった射精もようやく収まった。尿道に残る残滓を搾り出すようにチンポを扱き、それも終わるとビデオを一時停止にしておく。

 そして改めてテーブルの上の惨状を確認してみた。

 

「あっちゃ~……」

 

「やっちまったな」

 

 一メートル四方のテーブルには中心付近を爆心地として白濁液が飛び散っていた。

 もはやどっちが出した物かも分らない。お互い四回目なのに一回目とそう変わらない量だ。

 

「後始末しよう」

 

「あいよ」

 

 ティッシュ箱を戻し、まずは亀頭を拭う。その後にテーブルにぶち撒けられた精液も拭い取っていく。

 勝也の物かもしれない精液を処理するのは嫌だが、自分もやらかしたから文句も言い辛い。

 

「テーブルがイカ臭ぇな」

 

「しゃーない……後で水拭きだな」

 

 それでもカーペットに零すより遥かにマシなのだ。咄嗟の思い付きにしてはいい処置だったのは間違いない。

 

 今後はどんなにムラムラしてても射精の為の準備だけはしっかりしようと教訓を刻みつつ、粗方片付いたので視聴再開だ。

 とにかく今はテーブルの臭さよりもビデオの続きが気になる。今度はちゃんとティッシュを用意し、リモコンの再生ボタンを押すのだった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。