「ああっ!……あっ!……あっ……あぁ~……」
長く続いた勝也の射精もようやく終わったらしい。腰の震えが治まると同時に身体の緊張も解けたようで、崩れ落ちるのを堪えるよう座卓へ後ろ手着くままに肩で息をしている。
そんな勝也の股間で根元まで勃起を飲み込んでいた綾子さん。名残惜しむよう二三度鼻先を陰毛に擦り付けたのち、徐々に頭を引き出した。相変わらずのひょっとこ口が竿に付着した唾液を拭き取るように滑っていき、余った包皮を引っ張りつつちゅぽんと音を立てチンポを開放する。
イった直後にも関わらず、最後の最後まで強く吸われたからだろう。唇が亀頭に到達した途端、勝也は「うあっ!」っと悲鳴を上げ腰を震わせていた。
情けない表情で喘ぐ弟分を楽し気に眺めつつ、口は閉じたまま頬をくちゅくちゅと蠢かす綾子さん。やがてその喉がコクリ、コクリと音を立てる。
「んん~……ぷはぁ~!ご馳走様、美味しかったわ。やっぱ若い子のは濃さが違うわねぇ~」
まるで風呂上りに冷えたビールでも飲んだかのような言い草だ。そんな相手を優と佳奈子が驚愕の表情で見ている。
確かに二人にとっては驚きだろう。なにせ綾子さんは口内に出された精液を全て飲みほしてしまったのだ。
「ぜ、全部飲んだんですか!?」
「ん?飲んじゃったけど、佳奈子ちゃんも欲しかった?」
「あ、いえそうじゃなくて、私が口に出された時、飲んであげられなくて……」
「わたしもです。なんていうか、すっごく飲み辛くって」
「そうそう。口の中がすっごく青臭くなるのがキツくて……指でこう、少しずつ掬って舐めるのは大丈夫なんですけど」
口の中に精液を出される感覚なんてまったく想像がつかないが、佳奈子の言い分や口内射精された時の反応を見る限り中々大変なようだ。一方的に出すだけの身としてはちょっと申し訳なくなってしまう。
「あ~なるほど。口の中が一気に染まるもんねぇ。私も最初はきつかったけど、慣れよ慣れ。むしろ今じゃこの青臭さが癖になってるわ」
「慣れですか。慣れるかなぁ……」
「舐める事が出来るなら味自体は嫌いじゃないんでしょ?なら大丈夫よ。沢山出してもらって慣れなさいな」
そう諭された佳奈子は半信半疑ながらも頷いた。
続けて優が疑問を投げかける。
「わたし精液の味は好きなんですけど、すっごくどろどろしてて飲み込めなかったです……綾子さんは平気なんですか?」
「ううん、私もそのまま飲むのは無理よ。コツとしてはね、口の中で唾液と混ぜ合わせて薄めるの。くちゅくちゅって。そうすると大分飲みやすくなるわ。私もさっきやってたでしょ?」
「はぁ~……なるほどぉ」
これには優も佳奈子も大いに頷いていた。
「でも勝也のは普通の人より濃かったからちょっと大変だったわ。これで八回目の射精なんでしょ?凄いわぁ……」
尚も勃起を維持するチンポへ艶かしい視線が向けられるが、すぐにいつもの雰囲気へと切り替わる。
「それにしても本当に萎えないのね。大したもんだわぁ……思わず精子飲んじゃったけど、これならパンツに出す分も期待できそうね?」
「あったりめーよ!だから言ったろ?心配すんなって。めし食って温泉入って金玉の中身もバッチリ回復したし、さっきと同じくれーは出せそーだぜ?」
射精の余韻に浸っていた勝也がよいしょと身を起こす。その顔は虚勢じゃない自信に満ちていた。
「あらあら頼もしいわね。じゃ、この子には沢山頑張ってもらわないとね!」
「おぉぅ!」
不意に長勃起の包皮を剥くと、射精直後の敏感な亀頭へ吸い付くようにキスをする。
その刺激に翻弄される相手を楽し気に見上げながら綾子さんは問いかけた。
「んふふ……で、どうだった?私のフェラチオは」
「いやすげーわ!想像以上だった!チンポ吸い取られるかと思った!」
「でしょ~?佳奈子ちゃん優菜ちゃん、いい?これがフェラチオの極意の一つよ」
人差し指を立て、頼れるお姉さんの雰囲気をふんだんに纏いながら二人に講義を始める。
「極意、ですか」
「そう。唇と舌で刺激するだけでも確かに喜んでもらえるんだけどね、それだけじゃまだまだフェラチオの良さを引き出せてないわ。手やおマンコじゃ出来ない、お口だからこそ出来る事があるの。それが吸引なのよ」
「吸引……ちんちんを吸うって事ですか?」
「そ。おチンポをストローみたいに吸ってあげるの。これをやるとやらないとじゃ全然気持ち良さが違うのよ」
「実際やばかったぜ。今まで出した中で一番気持ちよかったかもな……」
申し訳無さげに佳奈子をチラ見しながらも、誤魔化さず正直に言う勝也。
口先がひょっとこみたいになる程の強い吸引。やっぱり相当な刺激のようだ。
「そこまでなの!?……今までって、その、私に入れるよりも?」
「まぁその……そうだな」
「へぇ~……そんなになんだ……」
要は佳奈子のマンコより気持ち良かったという事だ。
流石に歯切れ悪く答える勝也だが、それは杞憂だったらしい。佳奈子の表情と雰囲気に嫉妬の気配は無く、新たに仕入れた知識に対しての驚き、感銘といった感情だけが見て取れる。
「吸引だけはおマンコでもできないからね。お口でする醍醐味よ。上手なフェラチオは不慣れなおマンコよりよっぽど具合がいいって言われる事もあるわね」
「そうなんですか……でも、難しそう……」
「そうね、実際難しいわ。こんな偉そうに言ってる私だってまだまだ修行中だもの。エッチの道は果てしないわよ~?……ま、だからこそ楽しいんだけどね」
俺から見たら遥かに熟練者の綾子さんでさえ未だ修行中だと言う。
童貞を捨てて浮かれていたが、俺なんてようやく殻を破って外に出られたヒヨコ程度の物なんだろう。知らない事や出来ない事だらけだ。
でも、それでいいんだと思う。綾子さんが言う通り、解らない事が多いからこそ、それを探る楽しみがある。
そして何より、その道を一緒に歩ける恋人と友人達がいる。楽しくない訳が無いのだ。
なんて事をつらつら考えてると、不意にぎゅっとチンポを握られた。
相手は当然綾子さんだ。俺の顔を見上げながらにっこり微笑む。
「上達への近道は地道な反復練習って事で、おまたせ。陽一君の番ね!ちょっと味見させてねぇ~」
返事を待たずにチンポへ鼻先を近づけるのは勝也の時と同じだ。そのまま花の香りでも楽しむように何度も深呼吸する。
「すぅ~~……はぁ~~……こっちもいい匂い……亀頭もこんなに濡れて……はぁむ」
「うあっ!」
唇ですっぽり先端を覆われて思わず声が出た。口内で綾子さんの舌がチロチロと亀頭を這い回り、強い快感が生み出される。
鈴口から漏れ出た我慢汁を全部舐め取ろうとする動きには一切迷いが無い。それだけで相手は熟練者なのだと解らせるような巧みな舌使いだった。
(……あの綾子さんが、小さい頃からの憧れのお姉さんが、俺のチンポをしゃぶってる)
何だか不思議だ。多分さっきの勝也も同じような気分だったんだろう。
優や佳奈子と初めてエッチな事をした時にも感じたが、身近な人とそういう関係になるのはとても嬉しくて達成感がある反面、ほんの少しの不安と罪悪感が混じるのだ。
だけどそんな感情も結局は興奮を沸き立たせる為のスパイスになってしまう。ぐつぐつと煮え立つ性欲に身を任せつつ、全神経を集中しながら唇と舌の感触を存分に楽しむのだ。
「ん~~……おいし。匂いや味にも個性があるのって面白いわよねぇ」
亀頭からチュポンと唇を離した綾子さんが誰に聞かせるでもなくそう呟く。欲情で妖しく染まるその表情は、見てるだけでチンポの硬さが増すほどに艶かしい。
そのエッチな雰囲気に当てられ、場の空気は再び淫靡なものに変わっていた。既に俺以外の全員が股間に手をやりオナニーしている。ついさっき射精したばかりの勝也でさえもだ。
「最初の何往復かはゆっくり動くからよく見ててね。頭を引く時にちゅ~って吸ってあげるのが基本よ」
「なるほど……引く時、ですね」
マンコをクニクニ擦りながらもふんふん頷く女子二人。
「陽一、気合入れとけよ?ボケっとしてっとあっという間に搾り取られっぞ!」
ここまで言うって事は相当なんだろう。勝也をして今までで一番気持ち良かったと言わせるくらいだ。快感に流されないよう、気を張らないといけない。
「陽ちゃん!頑張って!」
股間を弄ってない方の手でグッとこぶしを握り応援してくれる。
「勝也よりは長く持たせてね?」
なかなか難しい注文だが、努力はしようと思う。
「う、うん。頑張る……綾子さん、お願いします」
俺の覚悟が出来たと見るや、にっこり微笑んでから再び亀頭を口に含む。
そして勝也の時と同様、竿の根元に向けゆっくりと唇を滑らせて行くのだ。
そんな中、口内では竿に舌が絡みつき、潤滑油代わりの唾液を塗していた。もうこれだけで射精出来る気持ち良さなんだが、当然このままイク訳にはいかない。必死でチンポの付け根に力を込め、射精衝動を押さえ込む。
やがて唇が竿の根元まで到達し、俺のチンポは完全に飲み込まれてしまう。
たっぷりの唾液で満たされた口内はとても暖かい。陰毛のあたりに吹きかけられる鼻息が少しこそばゆかった。
そして綾子さんは少しの間味わうように竿全体へ舌を絡ませるが、やがてゆっくり頭を引いて行く。
すると途端に唇の締め付けが強まり、付随してチンポに未知の感覚が走った。
「うわっ、すごっ!」
思わず声が出る俺を上目遣いに見つめ、目だけでニヤリと笑う綾子さん。口先が勝也の時と同様ひょっとこ状になっている。
これが吸引なんだろう。勝也の言う通り、吸い込まれるようなそれはチンポに強い快感を与えてくれていた。
優の膣も竿を中へ中へと引き込むような動きをするが、似てるようで全く違う。チンポの付け根から快感を搾り出されるような吸引を受け、さっきにも増して射精の我慢を強いられる俺。
それは唇が亀頭に触れるまで続き、再び竿を飲み始めると舌が縦横無尽に這い回る。
そのサイクルをゆっくり3セットこなした後、綾子さんはチンポから口を離した。その間、俺はずっと情けない呻き声を出し続けていた。
「こんな感じね。飲み込む時は舌を沢山絡ませて、頭を引く時に思い切り吸い込む。この繰り返しよ。後はね、もうすぐイキそうだなって解ったら頭を動かしながら常に吸ってあげて。射精しながら吸引されるのが凄く気持ちいいみたいだから」
「はぁ~……なるほどぉ」
「参考になります……」
熟練の技に感心しきりの二人は尊敬の眼差しで綾子さんを仰ぎ見る。オナニーしながら。
「じゃ、ここからはノンストップでするから。陽一君、もう我慢しなくていいからね?」
そう宣言して勃起を飲み込むと、俺の陰毛に鼻先を押し付けるまま一度大きく鼻で息をし、強くチンポに吸い付きながら頭を引いていく。
途端に身体を貫く強烈な快感。反射的に腰が引けそうになるが、いつの間にか俺の尻に回されていた左腕にホールドされ逃げ場を失ってしまう。
唇は既に竿を登りきり亀頭に達していた。吸い付きが和らぎ、次いで舌が竿に絡まる。
そうして皮膚の上を軟体生物が這い回るような感覚に翻弄されていると、綾子さんの鼻先が陰毛の茂みに戻ってくる。
間髪いれずにまたチンポを吸引され、亀頭まで戻ると即座に根元に向けて舌で舐め回される。
「うあっ!あっ!うぅっ!あぁっ!」
情け無い声が出てしまうが、そんな事いちいち気にしてられないほどの快感が押し寄せる。
ちゅ~レロレロ、ちゅ~レロレロ、文字に起こすとそんな感じの吸引と舐め回しで交互にチンポを刺激される。それも結構な速さでだ。
それにこれだけ動いても全く歯が当たらないのは凄いとしか言いようがない。暖かく濡れる綾子さんの口内は趣の違う二つの快感のみを与えてくれていた。
俺の視線はひょっとこ口でチンポを啜る綾子さんに釘付けにされていたが、股間から湧き出るような快楽に耐えかねて思わず顎が上がる。
その瞬間、同じタイミングで俺の顔を見上げた優と目が合った。
俺は荒い呼吸でうめき声を上げるまま、優は欲情に濡れた瞳で股間を掻き回すまま、数秒の間見つめあう。
「…………気持ちいい?」
胸の内の激情がポロリと溢れたかのような、そんな呟きを理解するのに少し時間が必要だった。
それほど今の俺の頭は快感と興奮で茹っていた。
意味を噛み締め、返答をする。
「……すごい……気持ち、いいよ」
一拍置いて、優の息遣いが荒くなる。元からかなり近くにいたのだが、今は吐息が肌に感じられる程だ。
股間を弄る右手の動きも激しくなっていた。クニュクニュとマンコ全体を撫でるようだった物から、しゅりしゅりとクリトリス周辺を本格的に攻める動きに変わっていた。
どうやら何かが優の琴線に触れたらしい。依然上目遣いで俺の目をじっと覗き込みながら、本気のオナニーに興じている。
彼女がイクまでその動向を見守りたい所だが、生憎俺にはもう余裕が無かった。もちろん綾子さんのフェラチオが凄まじい快楽を送り込んでくるからだ。
そのストロークも勝也が射精した時の最高速度に達している。どうにか勝也よりは長く持たせようと思っていたが、正直もう限界だ。綾子さんが本格的にフェラチオを始めてから一分も経っていないのに、だ。
「あっ!……もうっ……出ます!」
搾り出すようにギブアップ宣言するが、綾子さんは頭の前後運動を止めない。
それどころか、チンポへの吸い付きがより強くなった。半面舌の動きは弱くなるが、代わりに勃起を飲み込む時にも吸引を加えてくれる。
結果、常時強く吸われる事になったチンポの先端目掛け、金玉から放出された精液が今までに無い勢いで駆け上がってきていた。
その感覚は正に、『精液を吸い取られる』という表現に相応しい。
「うわっ!あ、あぁあっ!!」
頭の中が真っ白に染まる。それは未知の快感だった。
唇に吸われ、扱かれたチンポから精液が噴き出す。いや、吸い出される。
金玉という容器からチンポというストローを経て、綾子さんの口中へと注がれる白濁液。
「あっ!あっ!あっ!あっ!」
ビクンビクンと一定のリズムで震える勃起と、俺の呻き声。それに合わせるように前後される綾子さんの頭部。
「あっ!あっ、あっ……あ……あぁ……」
勃起の震えと呻き声の間隔が徐々に開いて行くと綾子さんもそれに同調し、やがて陰毛に鼻先を押し当てた状態で停止した。
「はぁ~~~……」
最後に吐き出された長いため息が終わる。
と、口中で竿を転がすようにくるんと舌を絡め、再び強く吸い付きながら顔を引き始める綾子さん。ちゅ~っと言う音が聞こえてきそうな程の最大級の強い吸い付きに、射精直後という事もあって腰が砕けそうになった。
「ひっ!」
悲鳴にも似た声を漏らしてしまい流石に恥ずかしくなる。
だが幸い、みんなオナニーに夢中で気にする余裕はないようだ。チンポと綾子さんの口元に視線をやるまま、忙しく利き手を動かしている。
そんな三人の中でも優のオナニーが一番激しい。愛液が沢山分泌されてるのか、股間からくちゅくちゅと露骨に音が立っていた。
そんな彼女の首から上は射精を終え呆ける顔と勃起へと交互に向けられている。爛々と輝く瞳の中で理性はなりを潜め、代わりに強い欲情が灯っていた。
「ん……はぁ」
綾子さんは俺の股間から顔を上げると大きく口を開け、俺達一同に向け口内を見せつけた。
真っ赤な舌の上で透明な唾液に混じった白濁液が見える。俺が今出したばかりの、丸々一発分の精液だ。
「うわぁ……」
全員、魅入られたように綾子さんの口中を覗き込んでいた。
不浄のチンポから吐き出された排泄物が、女性の口の中に収められている。それは酷く背徳的で、どうしようもなく卑猥な光景だった。
「すごい……沢山」
「えっろ!」
佳奈子と勝也が感嘆の声を上げる横で、優が吐息も荒く股間を擦っている。
もうすぐイクのかもしれない。いつの間にか左手で乳首も刺激してスパートを掛けてるようだ。
尊敬する姉貴分の口内を覗き込むその表情は、絶頂を求め切なげに歪んでいた。
「あむ……んー……」
やがて存分に見せつけた口を閉じ綾子さんは頬を動かす。前に言った通り、精液を飲み込み易くする為に唾液と混ぜているんだろう。
そうして暫く口をもぐもぐすると、俺の顔をじっと見つめ、こくん、こくんと喉を鳴らし始めた。
俺が吐き出した精液が綾子さんに飲まれ、今その体内に収められている。
その事実を改めて認識し、激しく興奮してしまった。
「ふぅっ!……あっ!……くぅ……」
そんな俺の横で身体を震わせつつ可愛くエッチに吐息を漏らす優。
どうやらイク事が出来たらしい。身体をキュッと丸めて震える様は、絶頂した時のいつもの姿だ。
ただ、震えが治まるのが早かったのでそれほど深くはイってないみたいだ。その証拠に、すぐに上体を起こすとぐっしょり濡れた自身の指先を見つめている。
ふと、そんな優と目が合った。
見られていた事に気付いた優は恥ずかしげに俯くが、すぐに顔を上げてえへへとはにかむ。
そんな彼女に釣られ、俺の顔にも笑顔が浮かぶのだった。