「「絶対に嫌だ!」」
語気の強さも、そして口から出たタイミングも同調した俺達の返答。
どうやら優は諸手を挙げて賛成されると思っていたらしい。いい事思い付いたとばかりに明るかった表情は一転し、次第に疑問と不満の色が浮かんでくる。次いで零した言葉にもそれが滲んでいた。
「え~?なんでぇ?絶対楽しいのに~……」
「や、楽しくねぇから」
「流石に男同士は無理だなぁ」
「む~~~……」
可愛く口をとがらせ唸る。いつもほんわかニコニコな優としては珍しい表情だ。
だが、当然再度拒否させてもらう。何故なら俺達はホモじゃないからだ。女の子同士の痴態には物凄く惹かれるが、男同士で事に及ぶ忌避感は大きい。興味本位で試すなんてとても出来る事じゃなかった。
「あら残念、私も見たかったわぁ」
「……私も」
綾子さんに続き、佳奈子までもがそんな事を言う。
俺と勝也が女の子同士の絡みに興味があるように、女性陣もまた男同士のそれに興味津々みたいだ。
しかしそうだとしても無理な物は無理なのだ。期待に応えられないのは悪い気もするが、こればっかりは興奮どころか考えただけで色々と萎えてしまう。優もそれを文字通り肌で感じ取る事になった。
「あれ?柔らかくなっちゃった……」
掌で包み込んでいたチンポを握り直すと、竿の硬さを確かめるようにぎゅっぎゅっと握り締める。
優の言う通りだ。いらない事を想像したせいで俺のチンポは萎え始めていた。
「勝也も……そんなに嫌なの?」
「そりゃそーだ。ま、こればっかりは諦めてくれや」
チンポは嘘をつけない正直者だ。勝也もまた佳奈子の手の中で萎えてしまったらしい。
「わわ、ごめんね陽ちゃん、すぐ大きくするからね?」
慌てた優が心配そうな表情で覗き込んでくる。そして大事な物を扱うように萎えかけのモノを両手で包み、竿を扱くだけでなく亀頭への愛撫も始めてくれた。包皮を被りつつあった亀頭に指先で優しく我慢汁が延ばされる。
「あぁ大丈夫だよ、すぐに勃つから。俺も期待に応えられなくてごめんな?」
「うぅん、いいんだよ……んむ」
どちらともなく顔を寄せ、啄むように唇が重なり合った。
互いに「ごめんね」を表現するよう唇を擦り合い、舌も絡め合う。
もちろん同時に性器も愛撫し合う。変わらず粘液を出し続ける膣口の周囲を掻き混ぜ、竿と亀頭を捏ねくり回す。おかげで無事にチンポは硬さを取り戻す事が出来た。
「よかったぁ、元気になったぁ」
「優に弄られて勃たない訳ないよ。ありがとな」
空いてる手で頭を撫でると、ホッとしたように微笑み返してくれる。
感謝を込めてもう一度、その艶やかな唇に吸い付くのだった。
「んふぅ~……ありがとね佳奈子ちゃん。いい匂いだったわ」
満足げな吐息を吐き出しつつ、綾子さんが佳奈子の股座から顔を上げる。
その佳奈子は優と同様、手にしたチンポの硬度を取り戻すべく後ろに回した手をせっせと動かしていた。その甲斐あって勝也の勃起も復活したようだ。
「んはぁ……いえ、お粗末様でした」
恋人と繋いでいた唇を離し、佳奈子は律義にそう返す。
「お粗末なんて事無いわよ。奇麗でいいおマンコだったわぁ……さて!じゃあ次は優菜ちゃんね。はい、みんな場所交換してねー」
うっとりしながら佳奈子の陰毛を撫でたと思うと、ぱっと表情を変え指示を出す綾子さん。
言われた俺達はよいしょと腰を上げ移動を始めた。
立ち上がった佳奈子は勝也が選んだ薄ピンクのパンツに足を通す。
対して履いていた物を脱ぎ座卓に置く優。ちらっと見た限りでも白地の布が既にぐっしょり濡れてるのが解る。
「陽ちゃん、わたしも後ろからだっこしてほしいな」
「いいよ。ほら」
座卓に深く腰を下ろし招き入れるように脚を開く。すぐにその隙間へ腰を下ろし背中を預けてくれる優。
勝也もしていたようにお腹に両手を廻すと、優も俺の手に手を重ねた。と思ったら、俺の両手を持ち上げ自身の胸の上へと導く。
「おっぱい、さわってて」
後ろの俺へ振り返り、切なげな表情でねだる。
左胸に重ねた俺の手には、とくんとくんと心臓の鼓動が僅かに伝わってくる。そのペースは速い。これからマンコの匂いを嗅がれる期待と緊張と興奮のせいだろう。
不意にチンポが温かいものに包まれる。
この数日で馴染んできたその感触は優の右手に他ならない。左手も未だ俺の手に重ねたままなので、自分以外の何かに触ってないと落ち着かないのかもしれない。
そんな優がリラックスできるよう、俺は優しく乳房を愛撫し始めた。
少し前まで勝也に激しく愛撫されていたおっぱいだ。それを労うように過度な快感は与えず、緊張が紛れる程度の刺激になるよう意識し、うっすら汗をかいた肌をやわやわと揉み込んでいく。
当然乳首も強くは刺激せず、薄く盛り上がった乳輪に円を描くようそっと撫でるに留めた。
やがて佳奈子が前に来ると、優はその脚をぱっと広げる。
「佳奈ちゃん、どうぞ」
「……うん」
親友に導かれるままその脚の間に腰を下ろす佳奈子。
続いて綾子さんがさっきと同様右隣に座る。
勝也も左隣に座るが、やはりさっきの俺同様、半歩後ろの位置だ。
「優菜ちゃんも薄いわねぇ」
早速綾子さんが淡く茂る陰毛を撫でている。
その手が触れた途端、俺の勃起を握る掌の力が強くなった。間近で聞こえる呼吸音も浅く短いものに変化していた。
「優菜も……クリトリス、隠れてるのね……」
佳奈子はまずそこに目が付いたらしい。自身と同じ肉の鞘に隠れた小さな肉豆をまじまじと見つめている。
「あなた達くらいの年齢だとそんなもんよ。私はもうちょっと顔出してるけどね」
「年齢で変わるものなんですか?」
「成長するにつれ変化してくのはおチンポと同じよ。後で私のも見せてあげるわ。興味あるでしょ?」
「はい」
言われて佳奈子がはっきりと頷く。
「わたしも見たいです」
「おれも」
「俺もです」
みんな揃って追従した。
テレビの画面ではなく、実際に間近で目にするのは初となる大人の性器、それも憧れていた綾子さんのマンコだ。興味が無い訳ない。
「うん、いいわよぉ。じゃあその前に優菜ちゃんのおマンコを堪能しないとね。ほら佳奈子ちゃん、ここ開いてあげて」
にっこり満足そうな綾子さんに小陰唇を指し示され、その持ち主を見上げて問いかける。
「……優菜、触っていい?」
「いいよ。遠慮しないで」
その言葉を受け、佳奈子が両手を前に伸ばす。そして優よりも更に慎重に、そっと親友の性器のヒダを摘むのだ。
「んんっ!」
瞬間、びくりと優の身体が震える。佳奈子の時より強いその反応に、ヒダを摘んだ当人もびっくりして手を放してしまった。
「だ、大丈夫?痛かった?」
「ううん、違うの。……その……気持ち良くて」
心配そうに問いかける相手にそう返す。
同性の親友に触られ気持ち良くなった事が余程衝撃だったらしく、その表情は強い興奮と羞恥で染まっていた。
衝撃度合いは佳奈子も負けない。同性の親友を感じさせてしまった事への戸惑いと興奮を隠せないでいるようだ。
そんな二人を見ていると、胸が締め付けられる程にドキドキしてしまう。優と勝也がエッチしてる時に感じる物ともまた違う、言葉で言い表すのが難しい複雑な感情だ。
だが少なくとも、それは悪い物じゃない。いや、もの凄い興奮と欲情を伴ういいものだ。
その証拠に勃起の硬度がこれ以上無く増しているのを自覚する。今も優にゆるゆると握られているが、それでは刺激が弱い。自分で思い切り扱きたい衝動が沸々と湧き上がってきていた。
目の前では綾子さんが欲情をその瞳に宿しながら股間を掻き混ぜている。
その反対側でも同じく興奮に目を血走らせた勝也が右手を激しく上下させていた。時々思い出したように亀頭を三枚のパンツで拭い、再び竿を握り直して二人をオカズにチンポを扱いている。
正直、好きなようにガシガシ勃起を扱ける勝也が羨ましいと思ってしまった。俺も同様の刺激が欲しいのだが、優の手を振り払って自分でしたり、もっと扱いてくれとリクエストする訳にもいかないのがもどかしい。
こういう時の気の紛らわし方は決まってる。目の前の優の頭に鼻先を埋めて思い切り匂いを嗅ぎ、掌に乗せているおっぱいの感触に集中する。別の刺激でチンポの疼きから気を逸らすのだ。
「佳奈ちゃん、いいよ。もっかい触って」
「う、うん……いくよ?」
気を取り直した優に誘われ、佳奈子も再び親友の性器に手を伸ばす。
さっきと同様慎重にヒダを摘むと、優も「んっ」と吐息を漏らして身体を震わせた。
覚悟していた為か、前よりも反応は控え目だ。佳奈子も今回は手を離す事無く、上目遣いにじっと様子を伺っている。
「だいじょぶだよ。続けて」
「うん……」
そう促された佳奈子が両手の間隔を少しずつ左右に広げていく。
それに伴い色鮮やかな粘膜が姿を見せたんだろう、目の前の三人が更に食い入るように優の股間に見入っていた。俺からはその光景が見えないのがもどかしい。
「優菜ちゃんも奇麗ねぇ……」
「……すごい……」
まるで名画でも目にしたかのような反応だ。
少しの間そんな感じで見入ったままの二人だったが、もっと良く観察しようと更に身を乗り出してくる。
「優菜ってこんなに濡れるのね……溢れてきてる……」
「佳奈子ちゃんも同じくらい濡れ濡れだったわよ?」
「そうなんですか?でも、すごい……」
ついさっきまで俺が愛撫していたせいだろう。二人が見ても驚くほどの濡れ方をしてるらしい。
加えて佳奈子が小陰唇を開いてくれたおかげだろうか、ほのかに感じる程度だった愛液の匂いが、ぷんと色濃く俺の鼻孔まで届いてきていた。
「ここに陽一のおちんちんが入ったのよね……」
ほとんど瞬きもせず膣口に見入る。
漏れた言葉は独り言だったんだろうが、優はそんな親友に応える。
「そうだよ……かっちゃんのちんちんも入れたい……入れさせてね?」
勝也と佳奈子双方に向けて言う。
その言葉を受け、二人の雰囲気が僅かに変化した。心なしか、表情に浮かぶ興奮の色が更に濃くなったように見える。
勝也は最早零れる我慢汁も気にしてられないとばかりに竿を扱く速度を速めていた。
そして佳奈子も瞳を切なげに潤ませたまま、鼻先を親友の性器へと寄せていく。
両手は既に小陰唇のヒダから離れていた。その分ぎりぎりまで濡れ滴る粘膜へと近づこうとしているみたいだ。
股座に埋まりつつある佳奈子の鼻先だが、優の肩越しに見るそれは最早マンコに密着しているようにしか見えない。ぱっと見は完全にクンニのそれだ。
しかし残念ながらクンニで漏れる水音は聞こえてこず、代わりに鼻で息を吸う呼吸音のみが僅かに聞こえてくるだけだ。優は佳奈子を熱っぽく見つめたまま、その微かな音を聞き続けている。
呼吸音の主は瞼を閉じ、親友の股間に顔を埋めたまま吸って吐いてを繰り返す。
最初はピクリとも動かなかったその身体だが、少しすると腰だけがもぞもぞと蠢き始めた。同時に控え目なニチニチとした水音も股間から聞こえてくる。
間違いない。佳奈子は優の匂いを嗅ぎながらオナニーしている。
何が引き金になったのか、相当に発情してるらしい。俺はもちろん、綾子さんや勝也の存在さえ忘れたかのように呼吸を繰り返し、自身の性器を
そんな佳奈子の頭に向けて、優の左手が伸びていく。
頭でも撫でるのかとその行方を目で追うと、すぐに頭頂部を通り過ぎそのまま後頭部へと延びていった。いい子いい子と頭を撫でるにはちょっと微妙な位置だ。
その手は髪に触れる事無く空中で止まっている。いや、微かに前後して後頭部に触れるかどうか逡巡しているようにも見える。
優が何をしたいのか、いや、してほしいのか。俺は当然気付いていた。
もちろん佳奈子の頭を撫でたかった訳じゃないだろう。現在佳奈子は優の性器ぎりぎりの距離でその匂いを嗅ぎ続けている。仮に今彼女の後頭部を少し押すだけで、佳奈子の鼻先から口元が完全にマンコと密着してしまうのだ。
要は匂いを嗅ぐだけじゃなく、クンニしてほしいんだろう。同性の親友である佳奈子に。
だが、それを実行するのは流石の優でも躊躇するらしい。ふらふらと手を伸ばしたものの、寸前で思い留まって現在のような中途半端な形になった訳だ。
心配しなくても今の佳奈子だったら頼めばやってくれそうな気はするし、その光景を是非とも見てみたいが、俺自身が優の後押しをするのは憚られた。これは他人に請われてじゃなく、彼女自身で決断すべきだと思うのだ。
そうして暫くの間、躊躇うように手を震わせ、衝動と理性との狭間で葛藤していた優。
やがて後頭部から手を戻すと、佳奈子のつむじの辺りに手を乗せた。そして、その艶やかな髪の毛をゆっくりと撫で始めるのだ。
「!……あ……」
佳奈子はびくりと震え、呼吸と右手の動きを止めた。
魅入られたように続けていた行為に待ったを掛けられたと思ったのか、顔を離して上目遣いに優の様子を伺う。
「いいよ。続けて」
そんな佳奈子に優は笑顔で続きを促す。少し離れてしまった親友の頭をそっと押すと、佳奈子も抵抗せず再び鼻先をマンコのぎりぎりまで近づけた。
そうして繰り返される鼻呼吸。優も表情をうっとりとしたものに変え、無二の親友の髪をゆっくりと撫で続けるのだった。
優の手が空中を彷徨う間、その足元の観客達は何も言わず動向を見守るに留めていたが、彼女が何かを思い留まったと解った途端、ある種の緊張が解けたように肩を下ろしていた。もしかすると、俺同様少し残念に思っているのかもしれない。
「陽ちゃん、乳首、もっとしてほしいな」
優も気持ちを切り替えたかったんだろう。振り向きざまにそうリクエストされた。
もちろん喜んで応える。主に乳房へ這わせていた指を乳首によせ、ピンと張りつめた突起をクニクニと捏ねてみた。
「んぁっ!いいよっ!……んんっ、佳奈ちゃん、どうかな?わたしの匂い」
乳首の刺激に悶えながら問いかける優。
「……凄く、エッチな匂い……」
股間から顔は離さずに佳奈子は答える。
「いい匂い?」
「うん……いい匂い」
「うふふ……よかったぁ」
うっとりしながら鼻で息を吸い続ける佳奈子。いつの間にか再度右手を股間に忍ばせオナニーを再開している。
そんな様を見て、優も本当に嬉しそうに微笑むのだった。
「あのー……佳奈子ちゃん、私もそろそろいいかなぁ?」
その後何分か経った頃、変わらずスンスンと匂いを嗅ぎ続ける妹分へと綾子さんが遠慮がちに話しかけた。
すっかり二人だけの世界に浸っていた優と佳奈子だったが、夢から覚めたようにハッとして顔を上げた。
「あ、すいません!代わりますね。……優菜、ありがと」
「うん。またしようね」
互いに満足げな微笑みを交わし合うと、佳奈子は勝也の傍らへと腰を下ろした。
「よいしょ……ほっといてごめんね、一緒にしましょ」
「佳奈子ぉ~」
寂しかったとばかりに恋人の唇へ吸い付く勝也。
佳奈子もそれを受け入れると早速勃起を掴んで扱き出す。勝也もお返しとばかりに彼女のパンツの中へ手を突っ込んでいた。
「綾子さん、どうぞ」
「は~い、おじゃましまーす」
改めて開いた脚の間に腰を下ろした綾子さん。佳奈子の時と同様、すぐさま顔を性器ぎりぎりまで近づけその匂いを嗅ぎ始める。
相変わらず優や佳奈子のような遠慮は無く、スーハーと露骨に呼吸をしながら匂いを楽しんでいる。もちろん自身の股間を掻き混ぜながらだ。
「はぁ~~~……優菜ちゃんの匂いもいいわぁ……ホント最高」
風呂上がりの一杯を楽しむ酔っぱらいのような調子で言っている。
いや、夕飯の時に缶ビール三本開けてたし実際酔ってるのかもしれないが、その振舞いには優と佳奈子に見られるような恥じらいが無いのだ。ちょっと酷い言い方をすると、オヤジ臭い。
だが、それが嫌な訳でもない。全裸に近い格好でオナニーしながら女の子の股間に顔を埋めてるのだ。その光景がエロくない訳がない。
なんていうか、女性陣三人が三人ともエロさの方向性が違うと思った。
意外にエッチな幼馴染の蠱惑的なエロさ、恥ずかしがりな女友達の背徳的なエロさ、そして経験豊富なお姉さんの、物怖じしない豪快なエロさ。
そんな三者三様のエロさが俺の五感に強い刺激を与える。それを受けた本能が理性に対して訴えかける「早く射精させやがれ」と。
端的に言って、俺はもう堪らなくなっていた。
優の髪の匂いとおっぱいの感触で胡麻化すのも限界だ。ずっと緩い調子でチンポを触られてるのもいけない。延々とお預けされてるようなもので、それは最早苦痛ですらあった。
女性陣の邪魔をしたくないとかもう言ってられない。二回目のギブアップ宣言をしようか考えた所で、俺同様もどかしげな表情の勝也と目が合い、決心がついた。
お互い頷いてから口を開く。
「わりぃ綾子姉、もう限界だ、ザーメン出してぇ」
「俺も限界です……射精させてください、綾子さん」
二人揃って情けなく射精嘆願するのだった。