射精を終えたと思った傍から不意打ちの強い吸引を受け、尿道に残った精液の残滓を全て吸い出された俺と勝也。今は肩で息をしながら強烈な快感の余韻が去っていくのを待つ事しか出来ない。
逆に優と佳奈子はいそいそと動き出す。唇はキュッと閉じたまま俺達のブリーフパンツに手を伸ばし、口周りを覆うよう布地を宛がった。
「ん……はぁ~……陽一のも凄い味」
「……ん~、濃さも量もほとんど変わらないね」
口内に収めていた白濁液を全てパンツの上に吐き出したようだが、その様子を眺めている内にちょっと後悔する。精液を溜めた口中を見せて貰うのを忘れていたからだ。
そんな俺の心中は知る由もない二人だが、口内射精も二度目となると以前のような拒否反応は見せていない。神妙な顔つきで頬をもごもごさせつつ、出された精液の残滓を吟味している。互いの手にある布地を見せ合い、その表面を濡らす精液量に見入ってもいた。
「お口の中、まだ名残が残っちゃってるでしょ?うがいして来なさいな」
「あ、はい。行きましょ優菜」
「そうだね」
勧めに従い洗面所へと小走りで駆けていく二人。
余韻に浸りつつその後ろ姿とプルプル揺れる二つのお尻をボーっと眺めていると、不意にチンポをギュッと掴まれた。
「すごいわねぇ……二回出したのにホントに萎えないのね。頼もしいわぁ」
左右の手で俺達のモノを同時に握り締める綾子さん。
萎えずにそそり勃つ二本の勃起を感心したように見比べ、やがて握力に強弱の変化を付けながらゆっくり扱き出す。
射精したばかりのチンポにはそれくらいのまったりした愛撫が丁度いい。ついさっき味わった最後の吸引だが、あれは『気持ちいい』が『痛い』に変わる寸前の強すぎる刺激だった。
綾子さんがやっていたのを見て二人も真似したみたいだが、まずい事を覚えさせてしまったかもしれない。
何故なら射精直後のチンポを責められる俺達を見て喜んでいた節があるからだ。これから毎回フェラチオでイカされる度に嬉々として敏感なチンポを責め立て、俺達が情けなく善がる姿を堪能するつもりかもしれない。
(男としてもっと余裕がほしいなぁ……)
しゃぶって貰える事自体はもちろん嬉しいんだが、かっこ悪い姿を女の子に見られる事への抵抗もまた性欲に引けを取らないほど強いのだ。トドメの愛撫も余裕の笑顔で受け止められる男に早くなりたい俺なのだった。
そんな感じであれこれ思考は巡らせるが、身体の方は射精の余韻が未だ尾を引いてすぐに動く気にはなれない。なので魅惑的な大人の肢体にもたれながら、心地よい愛撫と気怠さを堪能する。
そんな俺の視界の端に、おっぱいをふるふる揺らしつつ戻ってくる優と佳奈子の姿が映った。
「ふぅ~、ただいま」
「よいしょっと」
すっきり顔で再び俺達の股間の前に座る。
それを待っていたようにチンポを扱く手を止め、代わりに亀頭をクリクリ弄りつつ問いかけてくる綾子さん。
「で、どーだった?二人のフェラチオは」
良かったよね?と続けるまでも無い確信に満ちた表情だ。
実際、もの凄く良かった。ここまで変わるのかと驚いてしまった。
「いやほんとに凄かったです!歯がほとんど当たらなかったし、最初から最後まで気持ちいいままでした!」
「そーそー!気持ち良すぎてびびったわ!チンポ吸われんのも凄かったし!綾子姉のお陰だな!」
つい今しがたの快感を思い起こし、興奮と感動が甦る。
先達から理に適ったやり方を教えてもらえる事の有難さを身をもって体験できたのだ。本当に綾子さんには感謝してもし足りない。
「ううん、私はちょっとコツを教えただけ。実際にあなた達を気持ち良くしてくれたのは佳奈子ちゃんと優菜ちゃんよ?感謝は二人にしなさいな」
それも確かにそうだ。二人とも額に汗をかきながら、俺達を気持ち良くしようと一生懸命動いてくれた。
「ああ。優菜、ありがとな。すっげぇ気持ち良かった!」
「うん、わたしもかっちゃんを気持ち良くできて良かった」
自身を見上げる相手の頭にそっと手を置き、優しい手つきでさらさらと髪を撫でる勝也。
その感触に目を細めながら優も微笑みを返す。
俺もまた佳奈子の奇麗な髪の毛に指を通す。艶やかな黒髪が今は少ししっとりしていた。
「佳奈子も凄く良かったよ。ほんとにありがとう」
「ん、私も自信持てたしお互い様よ。また練習させてね」
そう言って、俺の心を鷲掴みにするあの柔らかい笑みを返してくれるのだ。
既に優という恋人がいる身ではあるが、『仲のいい幼馴染』程度の関係じゃ決して拝めないであろうこの笑顔が大好きになってしまった俺だ。
とは言え勘違いしたりはしない。俺に向けられるのは、あくまで勝也の次の二番目の笑顔なんだと理解している。
だとしても、こんなにも可愛くてエッチな子が、俺を二番目の相手にしてもいいと思ってくれるのだ。優の一番になれただけでも天にも昇る気分だったが、加えて佳奈子の二番目にもなる事が出来た。その事実に胸が高鳴る。そして、とても誇らしかった。
「でさ、やっぱ綾子姉にも感謝させてくれよ。実際世話になってんだしさ」
優の頭を撫でる手を止め、従姉弟兼エッチの先生である人に向き直り言う。
「そうですよ。綾子さんがいなかったらこんなに上手くいってないですし」
「私も感謝してます。綾子さんのお陰で色々と自信が持てました」
「わたしも、エッチがもっと楽しくなりました!」
続けざまに感謝を伝えると流石の綾子さんも照れ臭そうに肩を
いつも元気で自信に満ちた人にしては珍しい表情だ。年上の相手に対して口に出しては言えないが、そんな仕草が可愛いと思ってしまった。
「あはは、ありがと。そう言って貰えるとお姉さん冥利に尽きるわね。……じゃあ、私もみんなにお願いしちゃっていいかな?」
「おう。何でも言ってくれよ!」
躊躇いなくそう返す勝也に続きみんなが頷く。綾子さんの頼みだったら大抵の事には応えられるし、応えたい。
「あのね、オナニーを手伝って欲しいのよ。私ももう堪んなくなっちゃってるから」
その言葉にさっきみたいな照れは無い。ちょっとそこのお醤油取って、とでも言うような自然さだ。むしろお願いされたこっちの方がドキリとしてしまう。
「なんだ、それならこっちからお願いしたい位だって!んじゃ、またおっぱい揉めばいいか?」
「うん。お願いね。……それと、性感帯も触って欲しいの。でね、佳奈子ちゃん優菜ちゃん、あなた達にも手伝って貰いたいんだけど、いいかな?」
「私達、ですか?」
二人とも自分が指名された事が意外なんだろう。キョトンとした表情だ。
「うん……だめかな?」
年下の少女達に対し、切なさをはらんだ面持ちでおねだりするように見つめる綾子さん。
それが欲情に耐えかねての物か、又は意図しての物かは判らないが、そんな顔を向けられたら男の俺はホイホイ何でも言う事を聞きたくなってしまうだろう。「勝也のチンポの匂いを嗅げ」なんて無茶振りされても即座に断る事は出来ないかもしれない。
だが、同性の二人としてはどうなんだろう。いくら親しい間柄とはいえ、女同士で直接愛撫して欲しいと要求された訳だ。既に性器の匂いを嗅がれたりしている仲だが、俺が他人のチンポに対して抱く忌避感と似たような抵抗は少なからずある筈だ。
「そんな、ダメじゃないです!わたしも綾子さんを気持ち良くしたいです!」
「私も、したいです!手伝わせてください!」
……全くそんな事無かった。優はとても嬉しそうに、佳奈子も控え目だがしっかりとした口調で同意していた。
(そういやおっぱい触ってみたいって言ってたっけ……)
余りにも乗り気な二人の様子に拍子抜けしてしまう。俺が思った以上にその辺の忌避感は無いらしい。
それはもちろん相手が綾子さんだからだろうが、そうだとしてもエッチに関する常識と許容範囲が世間一般のそれと大分ズレてきているように思える。こうなったらいいな、と俺が思っていた以上にだ。
もちろん、二人がエッチになってくれる事自体は凄く嬉しい。嬉しいんだが、その切欠を作った身として一抹の罪悪感が生じているのもまた事実なのだった。
「ありがと!じゃあ、ここじゃちょっとやり辛いからみんなで布団に移動しましょ」
そして綾子さんに先導され、俺達は腰を上げるのだった。
「よ~いしょっと!陽一君と勝也はここね。佳奈子ちゃんと優菜ちゃんはそこに座って」
布団に仰向けに寝転び、膝を立てて大きく脚を開いた綾子さん。
その周囲を囲うように俺達は座った。俺と勝也はおっぱいの近く、優と佳奈子は大きく開いた脚の間に身を寄せる。
「あ、ごめん勝也、おしぼり取ってくれるかな?」
「おう。……ほれ」
「ありがと」
濡れタオルを受け取ると、脚の内側に垂れている愛液を拭いていく。パンツの濡れ具合に相応しい量が太ももを伝っていたが、タオルを何度か裏返して奇麗に拭き取った。
「よし!……じゃあね、ここを触って欲しいの」
優と佳奈子に熱っぽい視線をやりながら自身の両脚の内股を撫でている。
「太ももの内側ですか?」
「うん。膝裏の近くから両脚の付け根まで。それも股間に近付くほど敏感になるの。背中も好きなんだけどね、こっちの方が感じるのよ。ちょっと触ってみて」
お手本として触っているのは結構広い範囲だった。感度の差はあれど、太ももの裏半分ぐらいが敏感な場所らしい。
やがて綾子さんが誘うようにその場所を空けると、入れ替わりで優と佳奈子の手がおずおずと伸びていく。そして左右の脚を分け合うよう、まずは膝裏近くに指先を当てた。
「んっ」
途端に漏れる色っぽい吐息に全員がその顔色を伺う。もちろんくすぐったさや苦痛が有る訳ではなく、そこにあるのは興奮と欲情を孕んだ妖艶な笑みだ。
「いいわ。そのまま付け根に向けて撫でてくれるかな?」
お手本として撫でられていた軌跡を辿り、二人の指がそろそろと這っていく。
その手が股間に近付く程、撫でられる側の漏らす吐息の音程が高くなっていった。
やがて指先がパンツにほど近い場所まで来ると、その先に進むのを躊躇うように前進が止まる。
「ん、そのあたりは凄く気持ちいいから、こぅ、円を描くみたいに触ってみて?遠慮しなくていいわ」
不慣れな接触がもどかしいのか、綾子さんの瞳に切なさが滲む。
それを優と佳奈子も感じたようで、指先の接触面を増やしつつ、さっきよりも大胆に股間近くの肌を撫で回し始めた。
「あっ!んっ、そうよ、上手。そうやって撫でたり、膝裏の辺りと往復したりしてみて」
上手く出来るか不安だったようだが、上手と言われた二人は少し安心した様子で性感帯の愛撫を続けていく。
やがて慣れるに従い遠慮も次第に消えていき、呼吸を合わせ同じ場所を愛撫したり、はたまた全く違う動きで変化を付けてみたりと、綾子さんを楽しませようとの工夫も見られるようになる。
そこまでくると二人の表情から緊張は消え失せ、尊敬するお姉さんを感じさせる興奮と楽しさのみが伝わってくるようになった。
「んっ、あっ、いいわぁ……」
妹分達の愛撫に合わせ、パンツの中で指を蠢かす綾子さん。色っぽい喘ぎ声と共に卑猥な水音が再び周囲に響き渡る。
「ね、勝也と陽一君もおっぱい触って」
優と佳奈子が綾子さんのオナニーを手伝うという刺激的な光景に魅入られていた俺達だったが、名前を呼ばれてようやくそこから視線を剥がせた。
「お、おう。じゃあ」
もちろん俺達に否は無い。仰向けで重力の影響を受けてなお高くそびえる山脈に向け手を伸ばす。
そして二人で一山ずつ分け合い、弾力のある乳房を揉んでいく。
(凄いなぁ……)
この感触はやっぱり格別だ。いや、優と佳奈子のおっぱいも格別なんだが、綾子さんのおっぱいにしかない良さは確かにある。今はそれを存分に味わう事にする。
「あなた達も遠慮しなくていいのよ?乳首も触ってね」
俺としてはケーキのイチゴを最後まで取っておく感覚だったんだが、それを遠慮してると受け取られたらしい。
綾子さんも乳房ばかり触られて焦れてしまったのかもしれない。熟練者に対して焦らしプレイなんて畏れ多いので、勧められるままピンと張り詰めた突起へと手を伸ばした。
大きなおっぱいの中でも一際強く存在感を主張する赤茶色の乳首。
その色合いは優や佳奈子よりも濃く、風船のような乳房に見劣りする事無くバランスのいい大きさだ。
乳頭とそれを囲む乳輪も優より更に一回り以上大きい。
ぷっくりと盛り上がる丘の高さは佳奈子と同じ位あるかもしれない。ただ乳輪自体が大きいので、一見小山のような佳奈子の乳首よりもなだらかな形状に見えるのだ。
少しの緊張と大きな興奮を抱きつつ、右手の親指と人差し指で乳輪を軽くつまみ感触を確かめた。
「おぉ……」
と、感嘆の声が漏れるくらい絶妙なぷにぷに感だった。その弾力が乳房とはまた違う肌触りと共に指先へ快感を送る。
癖になるような手触りに釣られ乳輪を指先で撫で廻すと、綾子さんの口から「んっ」と吐息が漏れるのを聞いた。
反射的にその顔色を伺うと、にっこり笑みを浮かべながら拙い愛撫を見守ってくれている。
そこに嬉しさと恥ずかしさを同時に感じた俺は、誤魔化すように中心の乳頭を二つの指で捏ね回すのだ。
その乳頭自体の弾力もまた強い。優と佳奈子よりも大きい分だけ柔らかいかと思っていたが、実際触ってみるとそんな事も無かった。同じように血液で膨張するチンポみたいな硬さは無いが、水風船みたいに指先を押し返す心地よい弾力がある。
「んんっ」
指先の快感に誘われて肉の突起を揉み解すと、綾子さんの口からやや強めな吐息が漏れた。
再び仰ぎ見る笑顔の中には少し前とは異なる変化が見て取れる。さっきよりも瞳が濡れ、恍惚感が明らかに増しているのだ。
(やった!)
未だ少ない経験からでも、そんな表情が快感から生じた物だと判る。
俺は綾子さんを、憧れのお姉さんを感じさせる事が出来たのだ。嬉しくない筈が無かった。
だが、すぐにその喜びは半分となる。何故なら俺の反対側で、勝也もまた同様に乳首を捏ね回していたからだ。
「二人ともいい感じよ……私の場合、乳首は強めに刺激していいからね?」
快感に蕩けるその顔が、俺だけに向けられた物じゃない。
その色っぽい吐息も、俺だけで出させた訳じゃない。
そう気付くと、いつものあの感覚が胸に押し寄せてくる。
そういえば、勝也と一緒に同じ女性を愛撫するのは綾子さんが初めてだ。
佳奈子達にフェラチオされる前にも同時におっぱいを触っていたが、乳房を揉む程度じゃ余裕の表情を崩さなかったのでそれを意識する事も無かった。
だが今、綾子さんは俺達の愛撫で確かに感じている。
そうなると意識してしまう。二人で一人の女性を共有していると。
対面には興奮で鼻を膨らませながら乳首を弄り回す勝也。
そして、その指先が生む刺激によって善がり、吐息を弾ませる憧れの人。
勝也に優を抱かせるのとは似てるようで一味違う葛藤が俺の胸中で渦巻く。
嫉妬と、独占欲と、競争意識。
だがそこに嫌悪感は無い。代わりに大きな興奮がある。それはスワッピングと同じなのだった。
一人の女性を競技に見立て、自分達の技を競い合う。
勝也よりも沢山感じさせ、勝也よりも沢山喘がせる事を目指す。
だが競うだけじゃない。時には協力もして、自分一人じゃ与えられない快感を作り上げる。
それはさながらチームプレイだ。結果を出すには、相棒に対する理解と信頼が必要だ。
その点俺達に問題は無い。長年の付き合いに加え、スワッピングを通してお互いへの理解がより深まったと思う。臭い言い方だが、絆が強くなった。
そんな相手と一緒に女性を愛撫するのは楽しかった。嫉妬を感じたりもするが、結局それも場を盛り上げる興奮の材料になってしまう。
多人数でのエッチには、スワッピングで相手を交換するのとはまた違った興奮と楽しさがある。
そんな一つの真理を知る事が出来た俺だった。
「綾子姉、乳首舐めていーか?」
「んっ、いいわよ、んぁっ、好きなようにして」
許可を貰えた勝也が俺に目配せしてくる。そこに小さく頷き返すと、それぞれが綾子さんの上半身に半分ずつ覆い被さり、二つの乳房を分け合って顔を埋めた。
「はぁん」
乳輪を覆うよう唇を被せた途端に甘い吐息が掛かり、柔らかい肌に押し付けた鼻孔は女性の肌特有のいい匂いに包まれた。
風呂上がりだけに石鹸の香りが強い。優や佳奈子と同じ、この旅館備え付けの物を使ってるんだと思う。
だが香料の下に隠された綾子さん自身が発する体臭には優達と違う個性を感じる。
それは石鹸同様甘く爽やかな香りだが、同時に欲情を催させるいやらしさも備えている。いわゆるフェロモンという奴なんだろう。
男を釘付けにする匂いに誘われ這わせた舌先に、コリコリとした弾力を感じた。
その感触がひどくいやらしく思え、鼻息荒く舌先を尖らせ押し込むように肉の芽を転がしていく。
「あぁっ……んっ、ふぅ……いぃわぁ……」
耳元に届く呟きは本当に気持ち良さそうなものだった。
俺と勝也、そして優と佳奈子。四人で作り出す刺激で、綾子さんが善がってくれている。それがとにかく嬉しい。
「んっ……ねぇ、乳首、強く吸ってみて」
そんなリクエストが来た。どうすれば希望通りの愛撫が出来るかを茹る頭で瞬時に考える。
まずは乳首を舐め回していた舌を引っ込め、次いで唇全体でもって蓋をするよう乳輪に被せると中心の乳頭を吸い上げてみた。
「んあぁ!いいっ!いいわっ!もっと強く吸ってっ!」
もっと強く、と言われてちょっと躊躇する。これ以上は優と佳奈子にするよりも大分強い刺激になるからだ。
だが、乳首への愛撫は強くていいと綾子さんは言っていた。実際その位しないと満足な刺激が得られないのかもしれない。
ならばモノは試しと、一度限界ギリギリまで吸い上げてみる事にした。
大きく息を吐いてから唇を再度しっかり乳輪に被せ、一気にではなく徐々に吸い付きを強くする。頬は凹み、唇も窄まっていき、やがて乳頭を捉えた後はそれを周囲からしっかりと挟み込んだ。
吸い込みを続ける内に頭が徐々に上向いていき、唇も当然乳首から離れそうになる。が、強い吸引がそれを許さない。
乳首は俺の口に吸い込まれたまま上昇していく。当然乳房もそれに続き、結果、山頂を引っ張られながら立派な山の形を取り戻す。
それはもう片方の乳房でも同様だ。
やはり勝也も強く吸い付いてるらしく、唇で乳首を吊り上げ、おっぱいの高度をぐんぐん上げていた。
(うわぁ……)
正面から見るその顔は酷いもんだ。正しくひょっとこみたいな顔で口先を伸ばし、デフォルメされたタコの如く乳首を吸い上げている。
女子に限っては一種独特のエロさを醸し出す表情だが、男がやるとホントに酷い。じっと見てるとチンポが萎えそうだったのでさっさと目を逸らしたが、ふと交わった視線には俺を見てニヤついている気配があった。
まぁ、酷いツラなのはお互い様ってことなんだろう。
だがそんな醜態を晒した甲斐はあったみたいだ。俺達二人に乳首を吸い上げられる綾子さんの嬌声はより強くなっていた。
「あっ!……あぁ~~~っ!そう!そうそう!これよ!二人とも上手っ!」
どうやら満足な刺激を与えられたらしい。褒められて嬉しかったが、代償もまたあった。
限界まで吸い付いたせいで頭がキーンとするし、頬も痛い。この技は綾子さんに対して十分な刺激を与えられるが、何度も連続で吸い続けるとはいかなそうだ。
勝也もそれは同じみたいで、乳首を開放した後は休憩も兼ねて乳房に顔を埋め、ゆっくりとおっぱい全体を舐め回していた。
俺もそれに倣って愛撫に緩急をつける。乳首を強く吸い上げた後は指も併用しておっぱい全体を愛撫し、疲れが取れたら再び乳首に吸い付く。そんなサイクルを二人で繰り返すのだった。
「あぁ~~……これ、ホント凄いぃ……んぁっ……みんなに、責められながら、んんっ……オナニー出来るなんてっ、贅沢すぎるぅ」
視線をどこか遠くに向けたまま、まるで適温のお湯につかるような面持ちで股間を弄り回す憧れの人。
それはイクまで続くと思っていたが、不意に遠くへやっていた視線が戻って来る。
と、視線に気付いたらしい。乳房を舐めながら様子を伺う俺をその瞳が捉えていた。直後、薄く微笑む綾子さん。もう堪らないという感情をその笑みに乗せ、片手をパンツから抜き出した。
「陽一君、こっち来て」
そう言って俺の後頭部に手を添える。
「もう我慢出来なくなっちゃった。いいよね?」
何がいいのか解らないが抵抗する気になれず、添えられた手にゆっくりと後頭部を押されていく。結果なすがままに顔が綾子さんのそれへと近づいていくのだ。
そうして彼我の距離が十センチ程になってようやく、何を求められているのかを俺は理解した。
後頭部を押す手は依然止まらない。その行為に対するリアクションを何も取れないまま、いいか悪いかさえも考えられないまま、やがて導きに任せ肌と肌が接触する。
唇が柔らかい感触に包まれる。
俺は、初めて、綾子さんとキスをしていた。