※この作品はR-18です。

ピザ屋の夜間警備アルバイトショタ息子と息子君大好きなロボケモお姉さん達   作:生牡蠣

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FNAFのケモホモ作品を見てどうしてイレギュラーは発生するのかを考えていたので初投稿です。


大きなピザメーカーと大きなヒヨコ

PM 07:30

 

『…うん、そう言うわけだから、今夜も頼んだよマイク。……それと今朝も言ったけど、厨房のピザメーカーは是非一度体験してみてくれ、本当にすごいから。それじゃあ、おやすみ』“ピッ!”

 

「………ハァ…」

 

夜間警備員の待機室で留守電を聞きながら、僕は大きくため息をついた。

もしも学校の同級生にその姿を見られたら『疲れ果てたおっさんみたいだ』とからかわれてしまうだろう。そのくらい僕は気落ちしていた。

こんなにも気分が落ち込んでいるのは、別に昨日初夜勤を終えて疲れ果てているからではない。むしろ家に帰ってからお昼寝をして目が冴えてるし、今日の夜勤に向けての気合いも十分だ。

じゃあ、なんでそんなに元気がないのかだって?…だってさぁ……

 

「先に言ってよパパぁ…」

 

僕はそう言いながら電話機の留守電ボタンを再び押した。

 

『……やぁ、マイク!夜勤頑張ってるかい?いやね、夜勤前に言い忘れていた事があったからこうして連絡したのさ。実はフレディに不調が見つかってね。ちょっと修理が必要になったのさ。業務にはあまり関係はないけれど、急にアニマトロニクスが1体いなくなっていたらマイクも驚くと思ってね、こうして連絡したってわけさ。それと明日の朝の迎えの時間についてなんだけど―――』

 

そこまで聞いて留守電の再生を停止する。

……そう、これが理由。どうやら今日はフレディがいないらしいのだ。

夜勤が始まってすぐにフレディを探しに行ったのだが中々見つからず、おかしいなと思いながら部屋に戻ってみたらこの留守電を発見し現在に至るというわけだ。

僕が夜勤を買って出たのは、夜中に大親友のフレディと一緒に遊べるというのも理由の一つだ。

仕方がないとはいえ、その理由の一つがなくなってしまっては、モチベーションが下がってしまうのも仕方がないだろう。

うぅ、せっかく今夜もフレディとエッチなこt…一緒に遊べると思ったのに、そんなのないよぉ……

 

 

“ぐぅ~…”

 

 

そう考えていた時、僕の心情を現すかのようにお腹の虫が虚しく鳴り響いた。

……そう言えば、今夜はパパが新しく買った全自動ピザメーカーを試す為に夕食は抜いて来たんだっけ。

留守電の中でも念押しされたし…余程ピザメーカーがお気に召している様だ。

 

「……お腹すいた、ご飯食べよっ」

 

この沈んだ気分も、お腹を満たすことで少しは改善できるかもしれない。

そん考えた僕は、重い脚を引きずりながら厨房へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“ぎぃぃぃ…”

 

「うわぁ…!」

 

手洗い・消毒を済ませて厨房へ続く鉄製の大きな扉を開き、僕は思わず感嘆の声を上げた。

厨房は料理人の聖域と言われるだけあって中は掃除が行き届いており、どこもかしこもピカピカだ。

昼間の様に食材が並べられ、スタッフが走り回る忙しない光景が嘘のように静まり返った空間はどこか新鮮味すら感じた。

 

「えっと、ピザメーカーは……あれだね」

 

その光景に見惚れながらも、目的のものを探す為厨房内を見渡す。すると、部屋の端っこの方に今まで見たことがない大きな機械があるのが見えた。

状況からそれが目的のものだと断定した僕はその機械に近づく。

その機械は縦にも横にも大きく、何故か側面がガラス張りになっていて中の構造が見えるようになっていた。

 

「どうやって使うんだろう、これ……あっ、タブレット付いてる」

 

漠然とその機械を眺めていると、側面にタブレット端末が備え付けられているのを発見し画面を確認する。

画面にはピザ生地のサイズやチーズの種類、様々なトッピングを選択できるアプリの様なものが映し出されていた。

 

「……これに打ち込め、って事かな?」

 

僕は恐る恐る画面をタッチする。

えっと…いつもはSサイズで結構お腹いっぱいになるけど、今はすごくお腹すいてるからMサイズを頼んでみようかな?ベースはトマトソースで、チーズはやっぱりモッツァレラは外せない。後パルメザンも付け足してみよう。

えへへ、なんだか楽しくなってきた!せっかくだし、僕専用のスペシャルピザを作ってしまおう!!トッピングはペパロニにベーコン、コーンも入れて…えぇい、もう全部のトッピングを入れちゃえ!…あっ、やっぱりピーマンとアンチョビは苦手だから抜いておこう……

よしっ、これでいいや!後は焼くだけなんだけど…

 

「これを押すのかな?…おぉ!?」

 

作りたいピザの打ち込みが終わり“Cook”と書かれたボタンを押す。

すると機械から“ガコンッ!”と大きな音がして、機械のガラス張りの部分が明るく照らされ始めた。

何が起こっているのかを確認するためにガラスの方に近づくと、そこから機会の中でピザ生地にチーズやトッピングが乗せられていく光景が見えた。

おぉ、これはすごい!ここから調理過程を見ることが出来るんだ!!

パパがお勧めする理由も分かるよ。こんなのテンションが上がるに決まってるじゃないか!!

 

やがてトッピング作業が終わり、ピザが真っ赤に燃えているレンガで出来ているドームの中に入っていくのが見えた。どうやらこの機械の中には小型のピザ窯が搭載されているらしい。なんか、本格的ですごい!(小並感)

 

“ブーン…チンッ!” “……ゴトッ!”

 

やがて電子レンジに似た音が響き渡り、部屋の反対側に設置されていたダクトの口のような部分から箱詰めされたピザが出てくるのが見えた。

おぉ、まだそんなに時間もたっていないはずなのにもう出て来た!おまけに箱詰めまで自動だなんて、このピザメーカー本当にすごい!!

 

「出来た出来たー!もうお腹ペコペコだよぉ!」

 

お腹の虫を抑えながら僕はピザが出て来たダクト口へと向かう。

ふふふっ、僕の理想のピザ!いつもは『健康に悪い』と言われてママから野菜中心のピザを選ばされてるけど、今日は違う!チーズはマシマシ!トッピングも肉だらけ!憧れの不健康ピザをこれから食べれるんだ!!

 

「ピザピザピッザ♪ ピザピザピッ…ざぁ?」

 

上機嫌にピザを取りに行く僕であったが、ダクト口に到着した瞬間、頭の中が「???」でいっぱいになった。

 

「ピザが…ない?」

 

そう、ダクトの出口にピザはなかったのだ。

あ、あれ、おかしいな?遠目だったけど、ここにピザの箱が落ちたのがはっきりと見えたはずなんだけど…

勢い余って滑り落ちたのかもしれないと思い床も確認するが、やっぱりピザはない。どういうわけか、ピザは箱ごと影も形も残さずに消えてしまったのだ。

ここから出て来たと思ったんだけど、僕の勘違いなのかな…もう一度ピザを作って出口を確かめようかな……?

 

 

“ムシャ…ムシャ…”

 

そんな事を考えた瞬間、僕は近くで何かを咀嚼する様な音が鳴っている事に気が付いた。

音のする方に顔を向けると、ピザメーカーの後ろに誰かが座り込んでいる姿が目に映った。

…えっ!?誰!?!? 今、このピザ屋には僕しかいないはずなのに…!?

 

……あ、あれ?このパターン、なんか昨日もやった事があるような…?

奇妙な既視感を覚えながらも僕は恐る恐る機械の裏を覗き込む。

 

 

「あむっ、はむっ…ん~!やっぱりピザマジおいし~♡」

 

 

そこには、背の高い女性がしゃがみながら何かを食べている後ろ姿があった。

その姿は奇妙なもので、白のタンクトップにピンクのショートパンツというピザ屋にしてはいささかラフすぎる格好。

服のサイズがあっていないのか、後ろ姿からでもわかるくらいに太ももやお腹のお肉がはみ出ていた。

 

そして、一番目を惹くのがその肌の色。なんと、座り込んでいる女性は全身黄色だったのだ。

 

ここから遥か遠くの地である“Japan”に暮らす人々は黄色人種と呼ばれているらしいが、その人達よりもずっと黄色い。まるでバナナやレモンがそのまま人になったかのような色。

目の前の存在は、明らかに人間ではなかった。

夜のピザ屋に人ならざる者…まるっきり昨日と同じ状況に僕の疑念は確信に変わる。

それに、黄色の身体で食いしん坊のキャラと言ったらあの子しかいないもんね…っていうか!?

 

「あー!それ僕のピザッ!!」

 

僕はその女性が食べている物の正体に気が付き、思わず声を上げてしまった。

そう、彼女は先ほど僕が作ったピザを箱から取り出して美味しそうに頬張っていたのだ。

 

「ん~?」

 

僕の驚きの声に反応するかのように、女の人も振り向く。

髪型はくせっけのあるショートヘアー。その顔は非常に整っており、パチリと大きく開かれれている目が特徴的だった。

まるでどんぐりを口にため込んでいるリスの様にピザを口いっぱいに含んでいるのか頬が膨れているが、それも可愛いらしいと思えてしまう程に魅力的な女性であった。

うわぁ…フレディにも負けないくらい綺麗なお姉さんだ…!

僕が見惚れていると、彼女は何度か口をもごもごと動かし、やがて“ごくんっ”と口の中のものを飲み込んだ。

 

「あはっ、久しぶりじゃんマイク♪早速だけどマイクの愛情たっぷりピザ、ゴチになってまぁ~す♡」

 

女性はそう言いながら、僕に太陽の様に眩しい笑みを向けた。

うわぁ、さっきのリスみたいな表情は可愛らしさがあったけど、笑う顔はもっと素敵に見える…なんでか、ドキドキが止まらないぃ……

というか、僕の名前を知ってるという事は――――

 

 

 

 

「あのっ!もしかして、お姉さんはチ(・)カ(・)なのッ?」

 

 

 

「うん、そだよ~♡」

 

僕の疑問にお姉さん――――チカは当然のごとく答えた。

 

 

 

フレディ率いるアニマトロニクスバンド。そのサブボーカル担当こそがチカだ。

設定上、性別は女性でヒヨコのアニマトロニクスだが、眉毛が太い事から男性と間違われ、サイズ感からヒヨコには見えずアヒルと間違われる悲しいマスコット。

しかし、よくステージから降りてライブを見に来てくれた子ども達にファンサービスしたり、食いしん坊な性格な為か頻繁にレストランスペースに出入りをして子ども達と一緒に食事をする等遊びに来てくれた人たちとの交流を盛んに行ってくれる事から非常に人気の高いアニマトロニクスなのだ。

食いしん坊なチカはその中でもピザが大好物で、熱狂的なファンからはよくピザの差し入れが届くほどである。

そんなチカだが、いつもの着ぐるみボディではなく、今は昨夜のフレディと同じように人間のお姉さんの姿で僕の前に現れたのである。

 

「チカも人間の姿になってるんだ。やっぱりフレディの言う通り、このピザ屋には魔法が掛かってるんだね…」

 

「魔法?……!! そう!そうなんよ~!ッパないよねこのピザ屋!」

 

僕の言葉にチカが激しく頷いた。

やっぱりフレディの言った通り、このピザ屋には魔法が掛かっているんだ…

実はまだ信じ切れていなかった部分もあったけど、こうしてチカまで人間の姿になっているのだ。もう信じるしかないだろう。

 

「にしてもさぁ…この姿でもマイクは相変わらずちっこくて可愛いね~♡」

 

チカはそう言いながら立ち上り、前かがみで僕の顔を覗き込んだ。

…そう、前(・)か(・)が(・)み(・)に(・)な(・)っ(・)た(・)のだ。

 

今のチカは着ぐるみ状態の時よりもサイズ感は小さいが、それでも僕よりもはるかに大きい、大人のお姉さんという感じだ。だからこそ前かがみになって僕と話すこともなんのおかしい点はない、普通の事だ。

……しかし、この身長差で前かがみになられるということは――――

 

 

 

 

 

むっち~~ん♡♡♡

 

 

――――チカのおっぱいが、丁度僕の真正面に現れるというわけだッ!

 

「おっ、おっぱ…//////」

 

「ん~?♡どしたんマイク、顔が真っ赤っかじゃん♡」

 

「なっ、なんでもないよっ!///」

 

そう言いながら僕は咄嗟に顔を逸らす。

フレディは僕がエッチな事しても許してくれていたけど、全ての女の人がエッチな事を許してくれるわけじゃない。チカがエッチな事が嫌いな可能性だってあるし、ここは誤魔化すことが正解だろう。

…でも、大きなおっぱいだったなぁ…触ったら絶対気持ちいいし、フレディの時みたいにおちんちん挟んで欲しい……//////

 

“ぐうぅぅ…”

 

そんなやり取りをしていると、丁度僕のお腹の虫が鳴り響いた。

あぁ、そういえばここには夜ご飯を食べに来たんだっけ。チカの衝撃で忘れちゃってたよ…

 

「なんだ、マイクも腹減りなんじゃ~ん!早く言えし♪」

 

その音を聞いたチカは床に置いてあったピザの箱に手を伸ばし、中からピザを一切れ取り出した。

トッピングを見るに、僕が先ほど作ったオリジナルピザで間違いだろう。

 

「ほれっ、食べなよ……あ~ん♡」

 

フレディはピザを僕の口元に近づけながらそう言った。

…えっ、何この状況?

 

「えっと…チカ?これはどういう……」

 

「あ~ん♡」

 

困惑する僕に構うことなく、チカはピザを近づけ続けている。

このまま食べろ…って事なのかな?

 

「あ、あ~ん…」

 

僕は口を開け、差し出されたピザを齧る。

 

「ふふっ♪美味いっしょ、ピザ?この世界にこれ以上の食べ物なんてないっしょ?」

 

「う、うん…///」

 

チカの言葉におずおずと頷く僕。

確かに口に入れた瞬間、チーズや脂の濃厚な旨味が口いっぱいに広がった様な感じがした。

しかし、自分より遥かに大きく、綺麗なお姉さんに「あ~ん♡」で食べさせてもらうというこの状況がなんだか急に恥ずかしくなり、ピザの味なんてあまり分からなかったのであった。

 

「きゃはっ♡にしても今のすっごいで恋人同士感あったよね♡…ねねっ、本当にウチら本当に彼氏彼女の関係になってみない?♡」

 

「え、えぇ!?////」

 

チカの急な提案に僕は驚きの声を上げる。

恋人って…えぇぇぇぇ!?なんでそんな話になるのぉ!?!?//////

 

「ウチら相性最高だもん、絶対毎日がハッピーになるって♡……それに、ウチを彼女にしてくれたらぁ、毎日マイクに…イ・イ・コ・ト♡してあげる♡」

 

「い、良い事…って?」

 

「それは特別な関係になってからのお楽しみ♡…でも、毎日とっても気持ち良くなれるよ♡気持ち良すぎて、お互いの事以外に考えられなくなっちゃうくらい…ね♡♡♡」

 

「ま、毎日////………し、しばらく考えさせてッ!」

 

僕は蠱惑的なチカの誘いを何とか払いのける。

正直、チカの言葉はかなり魅力的だ。きっと彼女の言葉通りに行動したら、今後の僕の人生はとても良いものになるのだろう。

 

『マイク~♡』

 

…しかし、チカの言葉に頷こうとした瞬間、何故かフレディの顔が浮かんでしまい、頷くことが出来なかったのだ。

な、なんだろう、この気持ち……

 

「………ふぅん、まぁいいや。…じゃあさぁ、この後一緒にビデオでも見ない?さっきシアタールームでマイクが好きなノラモンのビデオ見つけたんだ~」

 

「えっ!ノラモン!?」

 

そのワードを聞いて僕のテンションは爆上がりした。

ノ(・)ンモラ(・)ルモ(・)ン(・)スター。略してノラモン。

可愛い見た目のモンスター達がメインキャラのアニメ・ゲーム作品だ。

可愛い見た目の半面、内容はかなりバイオレンスでグロテスク。その名に恥じぬモラルのかけらもないハードな内容だ。しかしそれが逆に癖になり、僕も今ハマっている今話題の作品なのだ。

ちなみにJapanという国で生まれた作品らしい。Oh,Crazy Japan…

 

「うん、見よう!絶対見よう!!」

 

「じゃあ決まり!せっかくだから大きいピザを作って食べながら見よう!」

 

「賛成!」

 

そう言って僕は期待に胸を膨らませながらチカの前を歩き、再びピザメーカーの元へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……くすっ♡」

 

後ろでチカが怪しく笑っている事に終始気付かぬまま…

 




個人的にチカはヲタクに優しいギャル系のイメージがあったからそれを目指して書いたゾ(なお再現度)

想像してごらん…陰キャの自分にも優しい隣の席のギャル娘に心惹かれていたけれど、そのギャルは近所の可愛い系のショタ君にガチ恋。そして夜な夜なショタ君と近所の公園のトイレで人には言えない濃厚な逢引きを重ねていて、それを偶然目撃してしまうシチュエ―ション……ショタ含めて抜けると思わんか(脳破壊済み)
私はNTRは基本苦手だけど、竿役が可愛い系ショタだと許せる不思議…やはりおねショタ。おねショタは全てを解決する(摂理)


ここまでご拝読ありがとうございました
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