ピザ屋の夜間警備アルバイトショタ息子と息子君大好きなロボケモお姉さん達 作:生牡蠣
串カツとチーズケーキ美味かった(小並感)
PM 07:30
『やぁ、マイク。夜勤お疲れ様! 本当は電話したかったけれど、今日はまだ仕事が片付かないんだ。だから今回もボイスメッセージを残させてもらうよ。実はね、今日のお昼ごろにチカの調子が悪くなってね、急遽メンテナンスに入らせたんだ。フレディもまだ修理が終わってないからアニマトロニクスはボニーだけになるね。明日には直るという話だから安心しなさい。……それと、アニマトロニクスは1体だけだがセキュリティの面は心配しなくていい。なんたってウチの警備システムはアニマトロニクス達だけじゃなく……』“ピッ!”
僕はパパからのボイスメッセージを途中で止める。恐らくパパはピザ屋の警備システムが厳重だという事を説明しているのだと思うが、子どもの僕に詳しく話されてもそんなに理解できないと思うし、何よりその辺はパパを信頼しているから聞く必要がないと判断したからだ。
そして何より、そんな事よりも重要な事がある。
「ゲームコーナー…ッ!」
そんな事を呟き、僕は夜勤者用のいつもの部屋から出る。
行先はもちろん、ゲームコーナーだ。
別にゲームがしたいわけではない。しかし、僕はどうしてもそこへ行って、確かめなければならないのだ――――ボニーもお姉さん化しているのかどうかを。
……こ、これは別に『ボニーともエッチな事が出来るかもしれないッ!』とかいう、やましい気持ちから来るものじゃないよっ!ほ、ほらっ、ボニーもお姉さん化しているなら、パパやピザ屋の従業員さん達にバレないように僕が守る必要があるんだっ!だからこれは確認の為!やましい気持ちやいやらしい期待なんてするわけないじゃないかっ!!……少ししか。
……それに、フレディとチカについてもメンテナンスがあるとかで不在みたいだし、だったらボニーについて確認する事くらいしかやる事ないしね。
2人の事は心配だけど、僕にどうにかできる話でもないし、これは仕方がない事だ。
「えっと…ここ、だよね……」
そんな事を考えながら小走りで移動している内に、僕は目的のゲームコーナーへと辿り着いた。ここ、あんまり来た事がないから少し道に迷っちゃったよ…
いや~、比較的目立たない場所にあるのも悪いと思うんだよね。ゲーム画面の光が見えなきゃ見つけられなかったよ……って、あれ?
「なんで、ゲームの電源が付いてるの…?」
僕は急に違和感に気が付き、思わず言葉を漏らした。
そう、言葉通りゲームコーナーに設置されているアーケードゲームの電源が、パッと見た限り全て付いているのだ。
当たり前の事だが、今このピザ屋は閉店時間をとっくに過ぎている。お客さんどころか、従業員も夜勤バイトの僕だけだろう。
だからこそ、このゲーム達が稼働しているのはおかしいのだ。だって、遊ぶ人間がいないのだから、稼働していても意味がないから。そもそも閉店時にスタッフさんが全ての電源を落としていくから。
この異常事態考えられる可能性は2つ。
1つは、スタッフさんが電源を切り忘れて帰宅してしまったという事。これは…可哀そうだけど明日怒られて。電気の無駄は駄目だからね……
そしてもう一つの可能性は――――
「やっぱり……居るんだね…」
その
だってその人物は、きっと僕が今一番会いたい人物なのだから…!
「ボニー…!」
僕は大好きな友達の名前を呟きながら、ゲームコーナーへと入っていった。
PM 08:13
「えっと……居る、んだよね…?」
しかし、ゲームコーナーへ入ってしばらくして、僕は困惑の声を上げる事となった。
しかし、それも無理はないだろう。だって、いくら探してもボニーの姿は影も形もないのだから…
僕はスマホを取り出して時間を確認する。ボニーを探し始めてもうすぐ1時間が経過しようとしている事が確認できた。
うっわ、もうそんなに時間経ってたの!?ボニーを探すのに夢中で全然気が付かなかったよ…
しかし、驚きと同時にそんなに時間を掛けているにも関わらず、目的の人物(?)が全く見つかる気配のないこの現状に僕は違和感を覚えた。
……確かに、このゲームコーナーは広い。ただ漠然と眺めながら歩いているだけで1周で20数分は掛かってしまう程だ。しかし、それでもここまで探し続けて全く見つからないというのはあり得るのだろうか?
どうしたんだろう……もしかして、ボニーは元々ここにはいないのかな? ……いや、でもそれだとゲームコーナーに電気が付いている事に説明がつかないな…
じゃあ……隠れてる、とか? もしそうだとしたら、なんで隠れてるんだろう?僕とボニーは仲が良いのだから、隠れる必要はないと思うんだけど……
―――もしかして、仲が良いと思ってたのは僕だけで本当はあんまり僕の事好きじゃない…とか?
「も、もしそうだとしたら…ッ!」
突如襲ってきた一抹の不安に、僕は思わず声を漏らす。
流石に飛躍しすぎな考えだと思う。しかし、一度そう考えてしまうとどうしても不安になってしまうのが人間の性である。
……認めよう。僕は正直『ボニーともエッチな展開にならないかなぁ~』と少し期待していた。その期待が裏切られるのは、少し残念だが仕方がないだろう。
しかし、仲良しだと思っていた友達に実は嫌われていたなんて、そんなのはいくら何でも辛すぎるッ!そんなの…耐えられないよぉ!!
「うぅっ…」
僕は一気に悲しみに包まれ、嗚咽にも似た声を漏らす。
それと同時に、目から一筋の熱いものが流れ出たのを感じた。
“ガタンッ!”
「うわっ!?」
その瞬間、僕の後方から大きな音が聞こえて来た。
驚いて振り向くと、先程まできちんと置いてあったゲームを宣伝する用のパネルが床に倒れ込んでいる光景が目に入った。
えっと…あれが倒れ込んできた、って事? でも、なんで急に……?
「………っん?」
倒れているパネルを見ながら疑問に思っていた僕は、パネルの近くに設置されたアーケードゲームの後ろから何かが顔を覗かせているのに気が付いた。
いや、あれは顔というか…尻尾みたいだな。丸っこくて、ふわふわで、まるでウサギの尻尾の様な……ッ!?
そう考えた瞬間、僕は弾かれるようにゲームの筐体に走り寄った。
そのままゲームの筐体に回り込むと、僕の予想通りそこには何者かが蹲っている光景があった。
その人物は青色の肌をしており、真っ赤なトップスとショートパンツを着ているのが分かった。後ろを向いてしゃがんでいる為顔は見えないが、その代わりその人物のお尻から先程僕が見た物と同じ丸いふわふわが確認できた。
この人、もしかしなくても、あの子だよね……
「……ボニー?」
“ビクンッ!”
僕がその名を口にすると、その人物はそれに反応するかのように大きく身体を跳ねさせた。
やがて意を決したようにその人物は立ち上がり、僕の真正面に向き直った。
「うわぁ…」
その人物の姿を見た時、僕は思わず声を上げてしまう。
タレ目の優しそうなお姉さん。それが第一印象の美しい女性であった。
顔は長い髪の毛で片目が見えない程に隠れてしまっているが、それでも整った顔であるという事がはっきりと分かった。
そして頭にはウサギの耳が飛び出るように生えていた。この事から、このお姉さんの正体がボニーである事の何よりの証明であると僕は確信した。
身体つきも魅力的だ。少しはみ出た腹肉はだらしない印象を受けるが、決して太っているわけではなく、むしろ“むちむち♡”と触り心地が良さそうで僕好み。
おまけにそれに伴ってかおっぱいもお尻も大きい。漫画みたいに効果音を付けるなら“ぼよよよ~ん♡”“むっちりぃ♡”と言う音が絶対についてくると確信できるくらいに大きい。
恐らく一般の男の人は、お姉さんの姿一目見ただけで「おぉう…」と目を奪われ、おちんちんに熱い物を感じるだろう。……実際に、僕も熱い物を感じているしね。
「……や、やぁ、マイクぅ…」
お姉さんは…ボニーは恥ずかしそうに僕から若干目を逸らしながら手を“ヒラヒラ”とさせた。
な、なんだろう、この反応…?
フレディもチカも最初から結構距離が近かったと思ったけど、ボニーは…なんか一歩引いてる感じ?
「うん、こんばんはボニー。……えっと、もしかしなくても、ゲームコーナーの電源をオンにしたのはボニーだよね?」
僕の言葉にボニーは何も言わずに頷いた。
ボニーは“もじもじ”と両手重ね合わせて、何処か緊張しているようである。
両手を合わせている為、腕と腕に挟まれている“みちみちっ♡”のおっぱいが挟まれ、更に凶暴性を増している事に気が付き思わず唾を飲み込んでしまう。
「おぉ……っ!? な、なら、なんですぐに出てこなかったの?居るなら、話しかけてくれてもいいのに…」
僕は視線を誤魔化すように、ボニーにそう問いかけた。
あぶないあぶない…いくらなんでも胸をガン見するのは失礼だよね。……フレディとチカは逆に喜ぶかもしれないけど…♡
「えぇっと……その…なんて、声を掛ければいいか、分からなかったから……」
ボニーはしばらくしどろもどろな様子であったが、やがて緊張しながらもポツリポツリと語り始めた。
「だ、だって…マイクはとってもかっこよくて、わ、私たちにとって太陽みたいなな男の子なんだよ…それに引き換え、私ってレトロゲーム好きなオタクだもん。い、陰キャのクソナードなんだよ?……だ、だから、きっとマイクは本当の私を知ったら、幻滅されちゃうかも…そう思ったら、出るに出れなくなって……」
ボニーは終始下を向き、どもりながらも言葉を紡いだ。
直接話したことがなかったから分からなかったけど、ボニーってこんな喋り方なんだ…もしかして、お店でお客さんと距離があったのもこの性格が要因なのかな?
ボニーの様子や喋り方に色々な思考が頭をめぐる。しかし、確かな事が一つだけあった。
「ボニー」ニギッ
「ひゃ、ひゃいぃぃ!?!?////////」
僕はボニーの両手に手を伸ばし、そのまま握る。
ボニーが顔を真っ赤にしながら変な声を上げるが、気にせずに僕は言葉を続けた。
「僕はボニーがどんな子でも、ボニーの事が大好きだよ。今日初めて喋ったから、少し意外だなぁって思ったけど、それでもボニーが僕の大の仲良しの友達って事には変わりはない。どんなボニーでも、僕はずっと君の事が大好きだよ」
僕はゆっくりとボニーに言葉を掛けた。
僕は小さい時からずっとボニーや他のアニマトロニクス達と一緒に過ごしてきたのだ。今更彼女達の事を嫌いになる事なんて、絶対にありえないのだ。
正直『好き』と表現するのは少し恥ずかしい。だけれどこれは事実だし、ボニーの不安を少しでも取り除けるのならば、どんなに恥かしくたって何度でも言う覚悟だ。……流石に、今の状態(お姉さんモード)の時に人前で言わされるのは少し抵抗感あるけど…//////
「…………」
僕の言葉に対して、ボニーからの反応はない。
どうしたのかと疑問に思い、顔色だけでも確認しようと覗き込んでみるが、顔も先程よりも府ついており、表情すらうかがえなかった。
ほ、本当にどうしたんだろう?何かマズい事でも言っ“ギュムムムムッ!!”うがっ!?
「ぐぇっ!? ぼ、ボニー…ッ!?」
思考が中断され、僕はカエルが潰されたような短い悲鳴を上げた。
しかし、それも仕方がないだろう。
だって、急にボニーが僕の手を振り払い、そのまま僕の事を抱き上げて来たのだから。
「……だろっ」
「………えっ?」
「反則だろっ、マジでなんなんだよこの展開。私みたいな陰キャがこんな可愛いショタに大好きって言ってもらえるとか
僕の声など聞こえていないかのように、ボニーは独り言をブツブツと呟く。
その一言一言は小さく、上手く聞き取れないし聞き取れたワードだけでは言っている意味が分からない。……いや、というか何故だか脳が全力で理解を拒んでいる様な、そんな感覚を覚えた。
「ぼ、ボニーッ!!せっかく会えたんだから、遊ぼうよっ!」
これ以上続けさせると何か良くないことが起こる。そう感じた僕はボニーの言葉を遮るように大声で言った。
「そんでもって最後は……えっ、あっ、ご、ごめんマイクっ!つい妄想が漏れ出ちゃ…い、いやいや違う、願望が……あっ!?これも違くてぇぇ……っ!」
「う、うん、大丈夫っ。というか何も聞こえなかったから心配しないでっ!それより、せっかくゲームがいっぱいあるんだから、何かしようよっ!!」
「そ、そうっ?な、なら良かった…。そ、それじゃあ、あっちのゲームにしよっ。協力2Pプレイも出来るから、きっと楽しいよ……」
ボニーはそう言いながら僕に一緒に来るようにハンドサインを送る。
本当はあんまりレトロゲームは趣味じゃないんだけど…さっきのボニーは少しだけ怖かったし、マシな状況になっただけ良しとしよう。
それに、仲良しのボニーと一緒なんだ。きっと何をしても楽しさ。
そう考えた直した僕はボニーの手を取り、一緒に目的地まで歩いて行った。
「うへぇっ!?て、ててててて手まで繋いでくれるとかヤバヤバのヤバ谷円じゃん♡これもう
……手を繋いだ時、ボニーが何かを言った気がしたが僕には何も聞こえなかった。
………というか、聞こえなかったってことにしよう…
FNIAのボニーは前髪メカクレ系お姉さんだから陰キャ+地雷女っぽいなと思った結果、変なお姉さんが誕生してしまった…なんだこいつ(なんだこいつ)
……でもこういう陰キャの地雷女、ぶっちゃけ好き(大胆な告白)
ちなみにウサギは年中発情期が訪れる程性欲がヤバいらしい。その性欲から某有名雑誌のロゴにされるほどだとか…
まぁ、ボニーはウサギだけどアニマトロニクスだから関係ないよねッ!あんな野生の畜生と違って自分をコントロールできるから欲に任せてマイク君を襲ったり誘惑するわけがないよねッ!!ねッ!!!
……あっ、そうだ(唐突)
FNAFの実写版の2作目がもうすぐ公開するらしいよ(ダイマ)
ホラーが苦手? そんな人は脳内でアニマトロニクス達をロボケモお姉さんに変換すれば怖くないよ!……その代わり上映中は前かがみにならざる負えないから一人で見に行こうね(優しさ)
ここまでご拝読ありがとうございました