俺はDクラスのベースである小川を目指し歩く、途中で薪拾いをしていた、綾小路達と会った。
綾小路に交渉が有ると告げると、ベースへと案内された。
ベースの境界で待っていると、堀北と平田、綾小路がやって来た。
堀北
「交渉って何かしら」
「お前達をトップで終らせてやる交渉だ」
平田
「其れに対しての見返りを要求するのかな?」
「いや、何もしない」
堀北
「信じられないわね」
「まぁ無理に信じてもらえなくても構わないが、どうする?Ptがそれなりに入ってくると思うがな。ただし、聞いたからには実行してもらう事が条件で、契約は交わさせてもらう」
平田
「綾小路くんはどう思う」
綾小路
「俺は、契約を交わすなら、受ける価値は有ると思う」
堀北
「綾小路くん、あなた本気なの」
「まぁ、じっくり考えてる時間は無いぞ」
堀北
「良いわ、聞かせて」
「先ずは最終日にAクラスとBクラスのリーダー指名を此方が指定する奴の名前を記載してもらう、違った場合には、その得られたPtを補填する。次にお前達のリーダーカードを俺に撮影させろ、「そんな事したら」まぁ最後まで話しを聞け鈴音。そして、最終日の朝、日が昇る前にリタイアして誰かに変われ、そうすれば問題無いはずだ。30Ptのペナルティは発生するが、その分はお前達にスポットの機械をプレゼントしてやるからそれで補填は出来る」
平田
「えっとスポットの機械って、勝手に移動出来るのかい」
「マニュアルのペナルティには記載が無いから問題無い、もう既に10個程外して保管して有るからから後で持って来る」
綾小路
「いいんじゃないか堀北」
堀北
「確かにね、スポットを占有して回るより効率的だし見つかる危険性も減るわね、でも、リーダーの交代って出来るのかしら?」
「それも、問題無い。病気と偽ればな」
平田
「そうだね」
「では契約書を出すから確認し、サインをして茶柱に提出するから、誰か立会え」
堀北
「用意が良いのね」
「この提案に乗らない理由が無いからな」
堀北
「そうね、私達にはメリットしか無い」
「そうか、俺にも他にメリットが有るからお前達を利用するだけだ。どうだ平田契約書の内容は?」
平田
「僕は問題無いと思うよ。堀北さんも読んでもらえるかな」
堀北
「ええ、そのつもりよ」
平田
「でも良くこんな事を思いつくね」
「こんな事も思いつかなければ、這い上がれ無いぞ」
平田
「そうなのかな」
堀北
「問題無いと思うわ、綾小路くんも見てくれるかしら」
綾小路
「ああ、問題無いと思うぞ」
「じゃあサインしてくれ、それと誰が茶柱のところに着いて来る」
綾小路
「俺が行こう」
茶柱に契約書を渡し承認させた帰り、綾小路と話しをした。
綾小路
「何が目的だ」
「お前、楽しいか?」
綾小路
「どう言う意味だ」
「今しか無い時間をもっと楽しめ」
綾小路
「楽しむ、俺には分からないな」
「なぁ、今度俺と勝負しないか?」
綾小路
「俺もお前とは一度、勝負してみたいと思っていた」
「帰ったらな」
綾小路
「ああ」
「じゃあ、また後でな」
俺はDクラスのベースを後にし、洞窟からスポットの機械を持って綾小路達に渡した。
その日の夕方、散々遊び尽したCクラスの生徒達は体調不良を訴えリタイアをした。
龍園と石崎は島の反対側の洞窟を根城に、水や食料を確保して残りの5日間を隠れ生活をする。
Bクラスのベース付近に身を隠し、網倉麻子と接触し【姫野ユキ】がリーダーと聞き出した。
多分、AクラスもBクラスもリーダーの変更は無いと分かってはいたが、6日の夜まで待ってからBクラスとDクラスに教える事にした。
更にAクラスを陥れるために、積極的にAクラス周辺のスポットを占有して回った。すると、案の定スポットを更新する戸塚達に見つけてもらえた。
その晩、デジカメで撮影したDクラスのリーダーカードを葛城に見せて全ての契約が成立した。来月からAクラスからは、117万Ptが入る事になる。
そした、6日目の夜にBクラスにAクラスのリーダーを戸塚弥彦と教え、DクラスにAクラスのリーダーが戸塚弥彦、Bクラスのリーダーが姫野ユキと告げた。
その後、島の裏側に行き龍園にも戸塚弥彦と姫野ユキと教え俺と石崎、龍園と共に夜中に上陸地点のテントにてリタイアをしリーダーを石崎に変更して船に戻った。
翌朝、8時の点呼終了時に行われた、リーダー当てを持って無人島特別試験が終了した。
真嶋が、拡声器で結果を発表する。
4位 Aクラス 20Pt
3位 Bクラス 70Pt
2位 Cクラス 150Pt
1位 Dクラス 357Pt
すると、Aクラスでは、葛城が詰め寄られたいた。Aクラスはリーダーを3クラスから当てられ、
CクラスとDクラスのリーダー当てを外した。
Bクラスは、Aクラスのリーダーを当て、CクラスとDクラスにリーダーを当てられた。
Cクラスは、AクラスとBクラスのリーダーを当て、スポットの占有が50あった。
Dクラスは、AクラスとBクラスのリーダーを当てスポットの占有が137あった。
俺は、船の中に設置されていたモニターでその結果を見ていた。
無人島試験を終えて、船に続々と残っていた生徒が乗船して来た。
部屋に龍園が戻って来た。
「戻ったかお疲れ」
龍園
「お前か、Dクラスの1位は」
「ああ、スポットの機械を10個渡したからな」
龍園
「なる程な、シャワー浴びてくる」
無人島特別試験が始まる前は
Aクラス 1060 80 1140
Bクラス 675 75 750
Cクラス 575 70 645
Dクラス 85 65 -200 0
無人島特別試験を踏まえた結果が
Aクラス 1140 20 1160
Bクラス 750 70 820
Cクラス 645 150 795
Dクラス 0 357 357
となった。