部屋に龍園と共に戻る。
龍園
「それで」
「今回の特別試験か」
龍園
「そうだ、何がわかった」
「今回の特別試験、誰が優待者に選ばれるかわかった。取り敢えず全干支内のメンバーが分かれば、誰が優待者なのかは直ぐにわかる」
龍園
「選ばれる法則が有るって事か」
「そうだ龍園。俺達の辰グループは誰だと思う?」
龍園
「さぁな」
「辰グループの優待者は、Dクラスの櫛田桔梗と言う女だ」
龍園
「櫛田桔梗だと」
「そうだあの櫛田桔梗だ。それでお前はどう進める?」
龍園
「先ずはAクラスとBクラスの優待者は全て俺達が頂くつもりだ」
「Aクラスに関しては異論は無い。坂柳との約束もあるしな」
龍園
「ほう坂柳か、それで他はどうするつもりだ」
「BクラスとDクラスの優待者は俺達が当てる。うちのクラスをDクラスかBクラスに当てさせ、150万は譲渡させる契約を結ばせる」
龍園
「まぁそれなら問題はねぇな、後は任せる。俺は石崎の所に居る、何か有れば連絡をくれ」
俺は綾小路に連絡を入れ、堀北、平田を俺の部屋に呼ぶ様に頼んだ。
暫くするとドアがノックされ、綾小路、平田、堀北が入ってきた。
堀北
「何かしら話しって」
「無人島でのPtは減らしたくないよな」
堀北
「行き成りどう言う意味かしら」
平田
「そうだね、折角プラスになったからね」
「今度の特別試験、俺と取引しないか?」
堀北
「取引?また、私達を勝たせてくれるのかしら?」
「残念だが違う。今回の試験、俺達の総取りが出来るが、試験を早く終わらせたいから協力して欲しくてな」
平田
「それはどう言う事かな」
「俺達Cクラスの優待者をお前等に教える。その得た150万Ptを譲渡してもらう。勿論、俺達はDクラスの優待者を指名しPtももらう」
堀北
「皇くん、無人島では貴方の指示に従ったけど・・・もしかして貴方、優待者が分かるの!?」
平田
「えっ!そんな事ありえるのかい」
「あぁメンバーさえ分かれば、100%の確率で分かる。だから、こんな提案をしてるんだがな」
綾小路
「もし、この提案を蹴るとどうなる?」
「当然Bクラスに持ちかける」
堀北
「私達が優待者を見破ればすむ話しじゃないかしら」
「それでも構わないが、Bクラスがこの話しに乗れば開始早々に試験は終るぞ。それまでに優待者を見つけてみるんだな」
綾小路
「堀北、俺はこの提案を受けるべきだと思う」
堀北
「貴方までそんな事、馬鹿げてるわ」
綾小路
「平田、お前はどう思う?」
平田
「そうだね、僕もこの提案にのるしか無いと思っている」
堀北
「貴方達、本気なの?」
「まぁ俺はどちらでも構わないぞ」
平田
「少し時間をもらえないかな?」
「良いだろう、明日の朝メールがくる前まで待つ、それまでに返答が無い場合はBクラスに権利が移ると思ってくれ、俺からの話しは以上だ」
堀北達がドアノブに手を掛ける
「鈴音、俺達辰グループの優待者は櫛田桔梗だ。それと、俺が指名した優待者がハズレた場合、毎月150万を譲渡するから心配すんな」
堀北
「櫛田さんですって、一体どう言うつもりかしら」
「なに、1人勝ちってのも面白く無いからな。どうせお前等には、優待者を教えるつもりだったしなタイムリミットは明日の朝までだ」
堀北
「明日の朝までに優待者が分かれば、150万はもらうわよ」
「あぁ構わない」
堀北
「そう、行きましょうか綾小路くん、平田くん」
3人は部屋から出て行き、龍園には「保留」と伝えた。愛里には10時に、千秋には10時30分に部屋に来る様に連絡をした。
愛里と性交中に千秋が部屋に来て、3人で1夜を楽しんだ。
翌朝、裸の2人が俺に寄り添い寝てる中、綾小路から提案を受けると連絡があった。
そして8時、端末にメールが届く。念の為に確認すると
【厳正なる結果、あなたは『優待者』に選ばれませんでした。グループの一人として自覚を持って行動し試験に挑んでください。本日午後1時より試験を開始致します。本試験は本日より3日間行われます。辰グループの方は2階辰部屋に集合してください】
2人を起こし、メールを確認させるが【優待者】では無かった。
3人でシャワーを浴びて、2人は部屋を出て行った。契約書を作成して綾小路に連絡を入れ契約を交わした。
堀北
「これで、良いかしら?」
「ああ、問題無い」
平田
「それで、どうするつもりかな?」
「1回目の話合いが終了と同時に、終らせるから準備をしていてくれ、コレが俺達の優待者の干支と名前だ」
メモを鈴音に渡した。
堀北
「間違い無いのでしょうね」
「あぁ間違いない」
堀北
「そう、わかったわ平田くん後をお願い出来るかしら」
平田
「うん、わかったよ堀北さん」
堀北
「皇くん、聞いても良いかしら?」
「優待者の基準か?」
堀北
「ええ、そうよ」
「各干支のメンバーを名前順に並べ替えて、干支の順に照らし合わせれば優待者が分かる」
堀北
「そんな事だったの」
「答えが分かればな」
平田
「流石だね」
「コレで良いか鈴音」
堀北
「ええ、それと勝手に名前で呼ばないでくれるかしら」
「お気に召さないのか?」
堀北
「ええ、その通りよ」
「諦めろ」
堀北
「・・・行きましょう平田くん」
平田
「う、うん」