※この作品はR-18です。

転生先はよう実の世界だった   作:弱虫さん

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Ptを稼ぐ その2

 

入学式が終わり教室へと戻る。

 

「聴いたな」

 

龍園

「ああ、流石だなタケル」

 

「それで、どうするつもりだ?」

 

龍園

「一応、話しはするつもりだが、応じ無い奴等には容赦しねぇ」

 

「匂わせ程度にしとけよ」

 

龍園

「そのつもりだ」

 

教室に戻り坂上先生が、明日の予定を話しHRが終り教室を出て行く。

 

龍園

「おい、てめぇらに言っておくが、来月貰えるPtに影響が有る恐れがあるから、明日からの授業はちゃんと受けろ」

 

「其れ、ホントなの?」

 

龍園

「まぁ、信じ無くても構わねぇぞ。その代わり来月頭には結果が出るからな」

 

「ふん、私は信じ無いから」

 

「私も」

 

「ちゃんと先生の話し、聞いてなかったでしょ。私も信じ無い」

 

龍園の話しを信じる者、信じ無い者、興味が無い者と様々な反応があった。

 

「(俺は、Ptでも稼ぎに行くか)」

 

教室を出て向った先は、部活棟に有る各道場。

柔道部、空手部、剣道部の道場に賭け試合を申込んだ。

先ずは、剣道部の道場に入り

「俺から一本取れば50万Ptを差し上げますが、俺が先輩に一本取った場合は逆に10万Ptもらいます。どなたか勝負しませんか?」

と提案すると、「生意気な新入生だ」と反感を買って勝負する先輩達。結果は先輩15人から10万Pt合計150万Ptを巻上げた。

 

次に柔道部でも同じく15人を相手にした。最初に重量級の先輩から始まり、途中は色々な階級の先輩を相手をし最後にまた、重量級の副主将と対峙し打ち破った。合計150万Pt

 

普通なら体力の限界に達し動けなくなる筈だが、チート能力でその限界が無い。

 

「(チート能力、様々だな)」

 

最後に空手部、隣の道場を覗いていた部員から先に情報がもたらされていたらしく、既に準備万端といった形で待ち受けていた。

空手部精鋭10人を相手にするが、相手にならなかった。空手部10人100万Pt。

 

本日の賭け試合で得たPtは400万Pt、堀北学と橘茜から各100万Pで200万Pt、Sシステムの契約で1000万Ptと初日に1600万Ptを稼いだ。

 

寮へ向う前に、生活用品の買出しと晩飯の為に、ケヤキモールへと向った。

スーパーに入りお気に入のシャンプーやリンス、ボディソープ、歯ブラシ、歯磨き粉、カップ麺等を買物カゴに入れてレジで会計を済ませて、モールの中をぶらつく、ラーメン屋を発見して中に入りラーメンと炒飯を頼んで食した。

寮に帰り説明を受けた1階の管理室から、クラスと名前を告げると部屋のCardKeyとマニュアルが渡させた。

312号室が俺の部屋、CardKeyをドアの取っ手に翳すとロックが解錠された。

部屋はキッチン、風呂、トイレ、洗面所、寝室、居間と一人暮らしにしては快適な空間だった。

 

「女と暮らすには狭いな」

 

端末が着信を知らせる。

 

龍園

「何号室だタケル」

 

「312」

 

龍園

「俺は307だ」

 

「そうか、それとだ今日、賭け試合を剣道部、柔道部、空手部に仕掛け400万、その他に200万、契約で1000万の合計1600万Ptだ。お前の方は何かあったか?」

 

龍園

「面白そうな玩具を見つけたぞ」

 

「玩具か」

 

龍園

「Dクラスの赤毛だ」

 

「なる程、Dクラスか」

 

龍園

「来月から仕掛けるぞ」

 

「その前に目ぼしい奴を、力で捻じ伏せる必要があるな」

 

龍園

「お前がやるか?」

 

「嫌、任せる」

 

龍園

「分かった、なら今まで通り俺が表でお前が裏で良いんだな」

 

「ああ、構わない」

 

龍園

「俺はお前が、表でも良いんだがな」

 

「元々、裏稼業だからな」

 

龍園

「そうだったな、それで明日も稼ぐのか?」

 

「ああ、そのつもりだ」

 

龍園

「くくく、手加減してやれよ」 

 

「当然だろ、本気を出すと死人が出るからな」

 

龍園

「まぁそうだろうな」

 

「風呂入って寝るからもう切るぞ」

 

龍園

「ああ、俺も流石に眠いからな」

 

「また、明日な」

 

龍園

「おう」

 

龍園との通話を切った。

 

 

 

 

翌日の放課後、第1体育館でバスケ部と1on1の賭け試合を行い6人から60万Ptを稼ぎ、サッカー部グランドへと向った。

グランドに入る前に金髪の男に声を掛けられた。

 

「お前が1年の皇か?」

 

「そうだが、あんたは誰だよ」

 

「俺は2年の南雲だ、どうだ俺と勝負しないか?」

 

「(コイツが南雲か)良いよ」

 

南雲

「PKでどうだ」

 

「PKか、良いよ。賭け金は?」

 

南雲

「今、幾ら有る?」

 

「1650」

 

南雲

「1600でどうだ?」

 

「5本勝負で先に3本取った方の勝ちで良いか?勝負がつかない場合にはサドンレス」

 

南雲

「ああ、それで構わない」

 

「じゃあ、早速やろうか」

 

俺達はグランドに入りサッカー部から、グローブとスパイクを借り、ジャージに着替えてグランドに戻った。

 

コイントスで南雲が先攻、俺が後攻になった、

1回目、2回目、3回目と互いにゴールを決めると、サドンレスとなる。

 

南雲

「中々やるな皇」

 

「あんたもな」

 

4本目南雲が蹴る、癖は掴んで俺はボールをパンチングして弾いた。

 

南雲

「ちッ」

 

俺の番となりボールはネットを揺らし俺の勝ちとなった。

 

「俺の勝ちだ」

 

南雲

「負けだ負け、約束通り払ってやるから、端末を寄越せ」

 

南雲に端末を渡すと1600万Ptが画面に表示されている端末を返された。

 

南雲

「それと、俺の連絡先も入れといたから、また勝負しろ皇!いいな!」

 

そう言うと南雲は背を向けて去って行った。

 

「お前、凄いな。あの南雲に勝つなんて。どうだ、サッカー部に入らないか?」

 

「折角ですが、部活には興味無いんで、すみません」

 

「そうか、仕方ないな」

 

挨拶をして着替えて俺もグランドを後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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