※この作品はR-18です。

転生先はよう実の世界だった   作:弱虫さん

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暗躍

 

南雲との賭けに勝利したその日、堀北学から、

[南雲に勝ったのか、益々、生徒会に欲しい人材だ。その気になったたら連絡をくれ]とメッセージが来た。

 

Ptも3260万と着実に増えていた。その後も、各運動部を周り4000万Ptまで稼いでいた。

 

 

この時期から、珍しく水泳の授業が行われた。

担当教師から、タイムを計測し上位5人で決勝を行い1位には5000Ptを出すと言われた。

「(原作通りだな)」

上位5人のトップに入る。其処で【人身操作】を使い決勝では、100mとして高校記録を上回ったら100万、日本記録を上回ったら300万、世界記録を上回ったら500万の報酬を出す様に交渉し成立した。

結果は非公認ではあるが、世界記録を上回り500万を獲得した。

 

龍園

「タケル、幾らになった」

 

「4500万だ、後でやるよ」

 

龍園

「幾らだ」

 

「1000万」

 

龍園

「しけてんな、2000万寄越せ」

 

「がめつい野郎だ、1500万だ」

 

龍園

「ククク、良いぞその額で」

 

次回の水泳の授業からは、自由にして良いと言われたが、授業には出るようにとも言われた。

 

 

 

 

月末近くになり、各クラスでは小テストが行われた。坂上先生いわく成績には影響しないと言っていたが、中間テストでのヒントになる小テストだ。最後の3問で2年、3年の学習要項からの問題が出題される。

俺は、当然履修済で簡単に解答用紙を埋めた。

 

 

4/28大勢の生徒の前で事件が起こった。

Cクラスから嫌がらせを受けていた、Bクラスでは、絶えず複数人で行動を共にしていた。

この日も、白波は一之瀬等と一緒にいて、階段を登り踊り場付近で、俺とすれ違いざまに突然振り返り俺の背中を押して突き落した。

一之瀬達の後ろから、その行動を見ていたBクラスの宮野は皇が白波に背中を押された瞬間、【ニヤ】と笑う顔を見た気がした。そして、【ゴン】と凄い音が響いた。

 

一之瀬

「千尋ちゃん!」

 

「おい、今、突き飛ばしたぞ」

 

「俺も見た」

 

「私も」

 

「凄い音したぞ」

 

宮野

「白波さん!」

 

白波は両手を伸ばし、皇の背中を押した状態で固まっていた。

 

白波

「えっ・・・」

 

一之瀬

「千尋ちゃん、どうしてあんな事」

 

白波

「えっ、私何かしたの?」

 

急いで降りる宮野が、皇に問い掛けた。

 

宮野

「大丈夫ですか?」

 

「ッ痛え」

 

起き上がり、頭を押さえていた。

 

宮野

「起きない方が良いと思います。多分頭を打っていますよね」

 

「まぁな、だが咄嗟に受身をしたから多分大した事は無いが、あの女狂ってやがる」

 

宮野

「すみません、クラスメイトです」

 

「Bクラスか?」

 

宮野

「はい、僕はBクラスの宮野です」

 

「俺はCクラスの皇だ」

 

宮野

「あなたが皇くんでしたか、他にケガとか痛い所はありますか?」

 

「身体中痛いが、骨は折れてねぇな」

 

誰かが呼びに行ったのか、星之宮先生が駆けつけた。

 

星之宮

「宮野くん、誰が階段から落ちたの?」

 

「俺だ」

 

星之宮

「ちょっと見せて」

 

宮野

「はい、お願いします」

 

星之宮は俺を触診したり、簡易検査で頭を観ていた。

 

星之宮

「念の為に、検査しに行こうか。今、手配するからそのまま、立ち上がらないでね」

 

「おう」

 

龍園が上に駆けつけた。

上では、白波が一之瀬に抱きつき泣いていた。

 

龍園

「どいつが皇を突き落した、一之瀬」

 

一之瀬

「言えない」

 

龍園

「その泣いてる女か?」

 

一之瀬

「・・・・・」

 

龍園

「ほう、庇うのか一之瀬。戦争でいいんだな」

 

一之瀬

「待って龍園くん」

 

龍園

「先に手を出したのはお前等だ!俺は、やられたらやり返す。精々気をつけろ」

 

龍園は階段下を観てから、立ち去った。

 

暫くして病院からストレッチャーを押して職員が皇を乗せて運び星之宮先生も付いて行った。

 

 

 

休み明け登校した僕は、教室に白波さんが居ないのに気がついた。

 

宮野

「おはよう一之瀬さん、白波さんは?」

 

一之瀬

「宮野くん」

 

宮野

「大丈夫?一之瀬さん」

 

一之瀬

「えっ、うん平気だよ」

 

小橋

「白波さんはあの後、自室謹慎を言われて今日は登校して無いの」

 

宮野

「そっか」

 

一之瀬

「何で千尋ちゃんは、あんな事したのか分からない」

 

宮野

「落ちる瞬間、皇くんが笑っていた気がしたんだ」

 

一之瀬

「じゃあ、Cクラスが千尋ちゃんに何かしたの?」

 

宮野

「分からない、でも、白波さんがあんな事するとは思えないし」

 

小橋

「でも、しましたよね」

 

宮野

「そうだけど」

 

チャイムが鳴り星之宮先生が入ってきた。

 

星之宮

「みんなもう知っていると思うけど、白波さんがCクラスの生徒を階段から背中を押して突き飛ばしました。幸いにも、大したケガも無く無事に退院しました。今日、放課後に生徒会主体の審議会が行われます。其処で、白波さんの処遇が決まるでしょう」

 

一之瀬

「先生、その審議会に参加出来ますか?」

 

星之宮

「それは、どの立場での参加なの」

 

一之瀬

「どの立場とは」

 

星之宮

「目撃者としてか、弁護としてかよ」

 

一之瀬

「勿論、弁護としてです」

 

星之宮

「そう、後1人弁護として参加可能だけどどうする」

 

一之瀬

「宮野くん、お願い出来るかな?」

 

宮野

「僕が・・・・分かった」

 

星之宮

「じゃあ、弁護人として一之瀬さんと宮野くんが参加ね、放課後職員室まで来てくれる」

 

一之瀬

「はい」

 

宮野

「はい」

 

星之宮

「HRは以上。それと、放課後のHRは無しだから、授業が終わったら解散してね」

 

星之宮は教室から出て行った。

そして、放課後となり僕と一之瀬さんは職員室で星之宮先生と合流して審議会が行われる会議室へと向った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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