※この作品はR-18です。

転生先はよう実の世界だった   作:弱虫さん

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掌握

 

朝、寮を出て登校する。1年はみな初めて支給されたPtの話しで持ちきりだ。

原作通りDクラスの生徒達は0Ptの支給だろう、それらしき生徒が「Pt入ってた?」「Pt入って無いよね」「ジュース買えなかった」などの会話が耳に入ってきていた。

教室に入ると、龍園が机の上に脚を投げ出していた。

 

龍園

「タケル!」

 

「なんだ龍園」

 

俺は龍園の前に立った。

 

龍園

「この後、しめる」

 

「分かった、幾ら入っていた?」

 

龍園

「49000だ」

 

「そうか(原作通りか)」

 

俺は席に着いて座り坂上が入って来るのを待っていた。

 

チャイムが鳴り坂上が入って来た。

 

坂上

「先ずは、先日起こった事案について説明します。Bクラスの生徒が階段で皇くんを突き飛ばした事案が有りました。昨日放課後に生徒会主体で審議会が行われ、Bクラスの生徒に2週間の停学と所有するPt全て、また在学中に支給される全てのPt、Bクラスの生徒全員が、在学中に毎月支給されるPtの中から2万Ptを皇くんに譲渡する事に決まりました」

 

「すげぇ」「毎月80万かよ」「一体幾ら持ってるんだよ」

 

坂上

「静かに、話しは変わりますが、何か質問はありますか?」

 

「そうだ先生、朝、10万Ptより低かったんですけど」

 

坂上

「それは、龍園くんが言ってましたよね。授業はちゃんと受けるようにと。この学校では実力で生徒を測るため、あなた達が授業中にお喋りや端末を弄ったり、遅刻や居眠りした結果です。自分達で招いた結果です諦めて下さい」

 

龍園

「減額の内容は知れるのか?」

 

坂上

「それは会社と同じで、教えられません。他に質問はありますか?・・・無いみたいですね。では次にいきます」

 

坂上は持って来た紙を白板に貼った。

 

Aクラス  980Cp

Bクラス  650Cp(-50)

Cクラス  490Cp

Dクラス  0Cp

 

坂上

「この数字に100掛けたものが君達に支給されるPtとなります。この学校では、Aクラスから順に優秀な生徒が配属されます。君達がもしBクラスよりCpを獲得した場合には君達がBクラスに昇格して今のBクラスはCクラスに降格します、そして、100%の恩恵は、Aクラスでの卒業生に与られますで、恩恵を受けたければ頑張るしかありません」

 

龍園

「ククク、Dクラスってのは、屑の集まりかよ」

 

坂上

「いい方は悪いですが、そうですね。次にいきます」

 

坂上はもう一枚の紙を広げ白板に貼った。

 

坂上

「コレは、先日皆さんにやってもらった小テストの結果です。満点は皇くんとAクラスの生徒だけでした。それと・・・・」

 

坂上が赤のラインを引いた。

 

坂上

「赤ラインの下の人は赤点です。コレが本番の中間や期末では1教科でも赤点を取った場合には退学となりますので注意して下さい」

 

「ほ、補修とか無いんですか?」

 

「いきなり退学って酷い」

 

「横暴だ」

 

坂上

「静かに!学校が定めたルールですので従ってもらいます。私は中間では退学者が出ないと信じていますので、頑張って下さい。わたしからは以上ですが、何か質問はありますか?」

 

龍園

「Cpを上げるにはどうする」

 

坂上

「直近では、中間テストがそれです、最大で100Cpが加算されます」

 

Bクラス側とDクラス側から怒号が聞こえた。

 

 

坂上

「まったく煩いですね、他には無いようですね、後の時間は好きに使って構いません。授業は2時限目からになります」

 

坂上が教室から出て行った。

 

 

龍園は立上り教壇へ上がった。

 

龍園

「今日から、このクラスは俺が仕切る!俺が王だ!文句がある奴は今から、いいものを見せてやる、タケル!」

 

俺は口を開けて無いペットボトルの水を教壇に置く。紙のトランプを出して教壇の前の席の奴に好きなカードを選ばせた。その一枚を持って扉の前に立ち人差し指と中指で挟んで、ペットボトルに向って飛ばすと、ペットボトルは上下に切断され水が溢れ落ちた。

 

「これは、単なる余興だ!龍園が表の支配者で俺が陰の支配者だ。まだ余興が必要か?・・・そうだ、真鍋だったな、お前、頭の上にこのペットボトルを確りと持っていろよ」

 

そう言って新しいペットボトルを真鍋の頭の上に置く「持て!」と命じると真鍋は渋々両手でペットボトルを押さえた。

 

 

「動くなよ、手元が狂うからな」

 

真鍋

「お願い、従う!従うから」

 

俺は真鍋から距離を取ってトランプをペットボトルに向って飛ばした。さっきと同様にペットボトルは上下に切断されて、トランプは後ろの壁に刺さった。切断されたペットボトルの水は真鍋の頭から溢れ落ちた。

 

真鍋

「ひっぃぃ冷たい」

 

龍園

「まだ、刃向かう奴はいるか?」

 

教室内を見渡すが、みんな恐怖で何も言えなかった。

 

龍園

「おい真鍋、着替えてこい。藪、山下、諸藤の3人は濡れた床を掃除しろ」

 

真鍋

「は、はい」

 

藪、山下、諸藤は立上り掃除用具からモップを出して床の水を拭き取る。

 

「今、見た事は他言無用だ。もし、誰かに喋ったりしたら、外に暮らしている家族の悲報が届くからな、真鍋にも言っておけよ」

 

俺は席に座った。

 

龍園

「さて、金田、椎名2人で今度の中間テスト対策の勉強会を開いてくれ、赤点組は全員参加だ」

 

金田

「勉強会は何時から初めますか?」

 

龍園

「テスト範囲が分かってからで構わない」

 

椎名

「はい」

 

金田

「皇氏にも参加して頂けますか?」

 

龍園

「タケルどうする?」

 

「いいぞ、場所は俺が手配する」

 

龍園

「任せる」

 

真鍋が着替えて戻ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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