※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

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第134話

 

 

 

 翌朝、ガンテツさんの住居へ向かい、オシャボが欲しいので、道中採取した各種ボングリの実とGSボールを渡し、鑑定をしてもらう。

 GSボールはボール職人のガンテツさんですら、未知のボールらしい。

 その間に俺達はヒワダジムへと向かう。

 ジム戦の手続きを行い、俺達は観客席へ。

 

 ナナコ対ツクシの戦いが始まる。

 ナナコはスピアーを、ツクシはコクーンを繰り出した。

 蛹と成虫、どちらが強いかなんて見るまでも無いだろう。

 大した攻撃手段の無いコクーンを起点につるぎのまいで火力を上げて、あっという間にスピアーがコクーンを蹴散らした。

 

 ツクシは2匹目にストライクを繰り出し、ナナコはスピアーを続投させた。

 ストライクとスピアーならストライクの方が強いだろうが、ナナコのスピアーはこうげき値が上がっている。

 ストライクはダブルウィングで弱点ダメージを狙うも、こうげき値を上げたスピアーの敵では無かったようで、どくづきによりストライクも戦闘不能になった。

 俺の女になったからと、ナナコを育て過ぎたかもしれんな。

 次からはジム戦のランクを上げさせようか…いや、次は皆のトラウマのアカネか。

 う〜む…どうすべきかね〜

 

 バッジをゲットしたナナコに合流し、ガンテツさんの家へと向かう。

 ガンテツさんからボールを貰い、料金を支払う。

 料金を多めに手渡し、GSボールの事は忘れてもらう。

 

 

 

 俺達はそのままウバメの森へと向かった。

 このGSボールを持っているからか、妙にウバメの森がザワついている気がする。

 奥へと進むとウバメの森の祠が有ったので、手を合わせてから開いてみると、ボールを置けるような窪みが有った。

 そこへGSボールを置いてみると、空からセレビィが出現した。

 

 (君からアルセウス様の気配がする。 君は何者?)

 

 直接脳内に語り掛けるようにセレビィから問われた。

 テレパシーというやつか?

 

 (俺はアルセウス様によって転生して来たサトシという者だ。 セレビィの事は前世から知っている。 俺と一緒に来ないか?)

 

 何となく伝えたい言葉を思念に乗せ、波導を与えてセレビィに送るとセレビィも理解出来たようだった。

 だが…

 

 (う〜ん… 君よりそこの茶髪の女の子の方が気になるかな〜)

 

 セレビィの視線を辿ると、コトネの姿が有る。

 どうやらセレビィはコトネに捕まえて欲しいようだな。

 

 「コトネ、セレビィがコトネに捕まえて欲しいんだってよ。 捕まえるか?」

 

 「え!? 私!?」

 

 コトネはまさか自分が指名されるとは露とも思わず、驚愕していた。

 だが、そんなコトネの周りをふよふよとセレビィが漂っていると、リーフ達もコトネに発破をかけていく。

 皆の言葉に意を決したコトネが、セレビィに声を掛ける。

 

 「ほ、本当に私で良いのかな? 私はそんなに強いトレーナーじゃないんだよ? 君みたいに珍しいポケモンなら、もっと強いトレーナーが所持した方が守られる意味でも良いんじゃないの?」

 

 (僕は君が良いかな〜 君になら捕まっても心から納得出来る。 勿論サトシでも良いんだけどね。 でも、僕は君の方が良いかな。 さ、僕を捕まえてよ! そのGSボールで!)

 

 セレビィのテレパシーに吃驚したコトネも頷き、祠からGSボールを取り出し、セレビィに投擲する。

 GSボールが開き、セレビィは無事ゲットされた。

 ポケモン図鑑を開くと、データ上では何故か俺もセレビィを捕まえた事になっている。

 セレビィからの温情か?

 まぁ一応捕まえられるだけのポケモンのデータは欲しいから、幻のポケモンであるセレビィのデータが入るのは嬉しい限りなんだが。

 

 

 

 コガネシティを目指し歩いていると、リーフが持って来ていた食料が減っている事に気付いた。

 野営をした後、確実に何食か分消えているらしい。

 何かこんな感じの話がアニポケで有った気がしたので、恐らくデルビルだろうと当たりを付け、波導を拡散しデルビルを探すと、すぐ近くに居た。

 即座にデルビルの場所へと向かい、デルビルから事情を聞くと、やはり怪我をした仲間を救ける為に盗みを働いていたようだったので、手持ちの回復薬を怪我したデルビルに使用し、治してあげた。

 俺達はデルビル達から感謝され、俺も機嫌良くワシャワシャとデルビルを撫でていると、治してやったデルビルが俺に着いて行きたいらしく、ずっと俺に擦りついて来る。

 仲間のデルビル達に確認すると、異存は無いらしいので、俺の仲間にデルビルが加わった。

 

 

 

 見通しの良い河原に着いたので、俺達は此処で休憩ついでに釣りを始めた所、ワニノコが釣れた。

 カスミもワニノコが欲しいようで、俺に胸を押し付けながらおねだりされたので、カスミにプレゼントをした。

 カスミもすぐにワニノコをゲットし、嬉しそうにしていた。

 俺も波導を拡散し、他にワニノコが居ないか探すと、もう1匹だけ居た。

 しかも、夢特性のちからずく持ちだ。

 さっと気配を消し、ワニノコの背後を取る。

 そして、ワニノコの後頭部を目掛け、モンスターボールを投擲すると、一発でゲット出来た。

 捕獲率上昇+レジェンズ仕込みの奇襲戦法の組み合わせだ。

 捕まえられない訳が無いだろう。

 早速カスミ達にドヤ顔で報告をすると、カスミからチョップをされた。

 昔なら兎も角、今は不意打ちゲットは余り推奨されてないんだとか。

 ゲットされた事に納得してないポケモンがボールから出た途端に、トレーナーに攻撃を加える事も有るからなんだとか。

 バトルして捕まったので有れば、一応は納得するらしい(例外は勿論有るが)が不意打ちならその限りでは無いから、今度から注意するようにしてくれとの事。

 それと、早くそのワニノコを出して、話してあげなさいと促された。

 カスミからそう言われたので、ワニノコをボールから出し話すと、ワニノコからもチョップを喰らった。

 一応それでワニノコも納得してくれたようで、仕方が無いな〜と言った表情のワニノコを無事ゲット出来た。

 

 

 

 休憩も終わったので、再度歩き出すと、遠くに何やら色違いのヨルノズクが見えたので、俺はダッシュでヨルノズクへ向かって行った。

 ヨルノズクも逃げ回るが、木を飛び、地を駆け、川も飛び越える俺から逃げ切れない。

 遂に観念したのか、ヨルノズクは俺にバトルを挑んで来た。

 捕まえたばかりのジョウト御三家に頼み、対ヨルノズク戦を行って貰う。

 最初はチコリータを繰り出し、つるのムチもはっぱカッターで少しダメージを与える。

 すぐに交代し、ヒノアラシでえんまくを炊きつつ、かえんほうしゃを浴びせる。

 ワニノコへと交代し、こわいかおをして素早さを下げ、鈍足になったヨルノズクにこおりのキバで大ダメージを与えると、ヨルノズクが倒れたので、ボールを投げるとゲット出来た。

 すぐにボールからヨルノズクを出し、回復させてやる。

 そして、リーフ達の下に戻り、色違いのヨルノズクをゲットした事を報告すると、皆から羨ましがられたが、それと同時に勝手に行くなと怒られた。

 色違いが居たんだから仕方ないじゃないか、とは思うも、集団とはいえ女の子を残して駆け出した俺が悪い。

 皆に謝り、旅を再開しようとすると、何やら騒がしい。

 音源を辿ると、興奮し切ったリングマの群れに遭遇した。

 驚き固まっている女性陣に危険を感じた俺は、ジョウト御三家とヨルノズク、ピカチュウを残し、リザードンを引き連れリングマと相対した。

 リザードンに暴れてやれと指示をし、俺もリングマに吶喊する。

 大暴れする俺達とリングマの群れだが、俺達の方がかなり強かったようで、リングマの倒れた山が出来上がった。

 ついでだからと、その中から1匹ゲットし、後は回復させて、住処に帰らせた。

 何をあんなに興奮してたのかはわからんが、めでたしめでたしだな、うん。

 

 

 

 

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