※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

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第156話

 

 

 

 「「んっ… えっ!? ヒガナ!?」」

 

 就寝して数時間後、そんな言葉と共に俺は目覚めた。

 寝惚け目を擦りながら目覚めると、全裸のカガリとイズミが眠っている全裸のヒガナを見て驚いていた。

 ゲンシグラードンとゲンシカイオーガ戦の時もカガリとイズミ、ヒガナは同じ場所に居た筈だが、お互い認識はしていなかったのか?

 ヒガナは此処数日、復興作業の合間も見なかったから、カガリ達にも姿を見せて無かったんだろうな。

 それにヒガナはマグマ団とアクア団に団員として潜入していたと聞いていたから面識は有ったからヒガナの事が今バレたのだろう。

 ヒガナも余りの騒々しさに目覚めたようで、俺と同じように目を擦りながら目覚めて、グッと背伸びする。

 

 「あ〜カガリ隊長、イズミ隊長、おはよう〜。 んっ! サトシ君もおはよう♡」

 

 「あぁ、ヒガナ、カガリ、イズミもおはよう。 良く眠れたか?」

 

 「…サトシ様…おはようございます!」 

 

 「サトシ様もおはようございます! これはどういう事ですか?」

 

 カガリとイズミにもわかりやすくヒガナの事を伝える。

 

 「……という訳だ。 カガリもイズミもヒガナの事、よろしくな? スパイとして潜入してたのも許してやってくれ。 ヒガナもヒガナで色々と背負い過ぎてたんだよ。 それに、ヒガナもそうだが、カガリとイズミも俺達の家族にならないか? 勿論2人さえ良ければ…だがな。」

 

 2人に俺の家族ならないかと訊ねると、2人の顔がどんどん紅潮する。

 

 「…ボクも…良いの…?」

 

 「アタシみたいな人間でも良いの?」

 

 「私からも頼むよ〜カガリ隊長、イズミ隊長! 潜入してた頃から2人の為人(ひととなり)はわかってるつもりだよ! 私も2人が家族になってくれたら嬉しいな〜…なんて!」

 

 「ヒガナもそう言ってるんだ。 どうだ?」

 

 「…なる…! ボクもサトシ様と、ヒガナと家族になる!」

 

 「アタシも家族にしてくれたら嬉しいよ! ヒガナも悪い人じゃないってわかってるしね!」

 

 2人がそう言うと、ヒガナが2人に抱き着いた。

 全裸の美少女と美女達の仲睦まじい光景に、俺の頬も緩む。

 そして、俺もその間に入り皆を抱き締める。

 

 「これで俺達は家族だ。 これからよろしくな。」

 

 『よろしくね!』

 

 和気藹々と皆で抱き締め合う。

 そして、皆にキスをしてから起き抜けのシャワーを浴びに行った。

 

 

 

 皆で体を拭き合い、服を着る。

 そして、俺達はサカキ達の居る場所へと向かうと、皆読書に集中しているようだ。

 

 「おはよう、サトシ。 良く眠れたか? む? フフフ…サトシも漢なのだな。 余り四方八方に手を出すなよ? 私達のボスが女に刺されたとなれば恥になるからな。」

 

 「おはよう、サカキ。 皆もおはよう。 愛した女に殺されるなら本望だよ。 所で今は巨人伝説を調べている所か? 全く…休暇しろと言っただろう。」

 

 「そうか。 あぁ、今我々は巨人伝説について調べている所だ。 休暇も兼ねているからな。 ボスを見てると居ても立ってもいられない。 それにこれも中々に興味深い事が書かれている。 マツブサの考察が素晴らしいな。 マツブサによれば此処ホウエンにはレジロック、レジスチル、レジアイスというポケモンが眠っているらしい。 私達でこの3体のポケモンを手中に収めて良いのか?」

 

 「あぁ、そうしてくれ。 俺も手伝おうか?」

 

 「いや、それには及ばない。 いつまでもボスに関わって貰うのも組織の為に良くない事だ。 お前達、ボスの手を煩わせずに任務を完遂する事など、造作も無いだろう?」

 

 皆一様に決意の籠もった目で頷く。

 シルバーも俺の前に出て来て口を開いた。

 

 「今回の巨人達の事は、俺達に任せてくれないか? 必ず成功するから。 ボスは大船に乗った気でいてくれ。」

 

 コイツ等なら泥舟なんて事は無いだろう。

 必ず任務を達成する筈だ。

 

 「わかった。 頑張れよ。」

 

 「吉報を待っていてくれ!」

 

 シルバーはそう言うと、読書に戻った。

 俺達が居ても気を使わせるだろうと、最後に声を掛けてから立ち去る。

 

 

 

 4人で朝食を食べ、一度リーフに電話をかける。

 リーフにこちらで有った事や、新しい女達を紹介し、リーフ達の方はどうなっているのか確認すると、今はシジマを倒してエリカと合流し、ミカンと喋っている所らしい。

 エリカにも代わって貰うと、俺が居ない事に残念がっていた。

 すぐに戻るから待っていてくれとお願いすると、いつまでもお待ちしておりますと返ってきた。

 こちらの用事も手早く終わらせますかね。

 

 サカキ達とユウキに別れの挨拶をする。

 

 「サトシ、色々ありがとな! 今度こっちに来たら俺の家族を紹介するからな! かっこいい父さんと美人な母さん、可愛い妹と弟が居るんだ!」

 

 「センリさんなら一度挨拶したぞ。 そういえばその時、ユウキは居なかったな。 今度来る時は自慢の家族を紹介してくれよ? それと、ホウエンのチャンピオンを目指して頑張れ!」

 

 ユウキと拳を合わせ、サカキに振り返る。

 

 「サカキ、余り無理に働かないように。 お前達は無理をし過ぎるきらいがある。 休み休みしねぇと保たねぇぞ?」

 

 「フフフ 私達の事は気にするな。 十分良い暮らしをさせて貰っているからな。 それにロケット団を組織していた頃より今の方が楽しい。 我が部下達も、今の暮らしに楽しみを見い出しているぞ? そんな私達のような犯罪者を誰に憚れなくても良い堅気に戻して貰えただけでも御の字だ。 それにミュウツーもミュウとの語らいで心の中の蟠りが解けたようだ。 ミュウツーのやる気も今まで以上に高まっている。 その件についても私から礼を言いたい。 ありがとう。」

 

 「そうか。 なら良かったよ。 ミュウツーの事も大切にしてやれよ? 特級戦力って言っても良いポケモンだしな。 よし、それじゃあ俺達は行く。 後の事は任せる。」

 

 そう言うと、サカキを筆頭にシルバー達やマツブサ達も最敬礼を俺にする。

 俺もそれに最敬礼で返し、ミュウを取り出してジョウトのリーフ達の下へとテレポートした。

 

 

 

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