※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

167 / 264
第157話

 

 

 

 「あはは! それでね…」

 

 ミュウのテレポートの精度は相変わらず素晴らしく、リーフ達のすぐ近くに上手くテレポート出来ていた。

 

 「よう、リーフ達。 帰って来たぞ。」

 

 『あ! サトシ(さん)! お帰りなさい(ませ)!!』

 

 皆が俺の姿を見るなり、満面の笑みと共に温かく出迎えられる。

 皆の後ろでミカンがペコリと頭を下げている。

 

 「あぁ、ただいま。 ミカンさんだな? 初めまして、皆から聞いてるとは思うが、俺はマサラタウンのサトシだ。 よろしくな。」

 

 「サトシさんですね。 お噂はエリカさんから聞いております。 リーフさん達にはアカリちゃんがお世話になったんですよ! あ、アカリちゃんっていうのはですね、アサギの灯台に居るデンリュウなんです。」

 

 「あぁ、話は聞いているよ。 それと、リーフ達に紹介するよ。 ホウエン地方の悪の組織、マグマ団とアクア団に所属していたカガリとイズミだ。 もう1人は流星の民の最後の生き残り、ヒガナだ。」

 

 カガリ達を紹介すると、3人が前に出る。

 

 「…ボク…カガリ…。」

 

 「アタシは元アクア団の幹部、イズミよ! よろしくね!」

 

 「私はヒガナだよ! リーフちゃん達! サトシ君の家族同士、仲良くしてね!」

 

 『…家族…?』

 

 ヒガナの家族という言葉にリーフ達は反応した。

 あ〜そういえば家族云々の事は言ってなかったか。

 リーフ達に改めてヒガナの事を説明すると、中には涙ぐむ者も居て、ヒガナに抱き着いたりしていた。

 暫くヒガナ達との交友を経て、話し始める。

 

 「家族って良いね! それなら勿論私達が最初の家族って事になるよね? でもサトシの一番の妻の座は譲れないよ!?」

 

 リーフの決意を秘めた目を見て、皆も負けられないと奮起する。

 そんな様子を紅潮した顔でアワアワとするミカン。

 そんなミカンの様子を見たエリカの表情が妖しく光る。

 

 「あらあら、ミカンさん。 そんなに顔を赤くして、どうしたんです?」

 

 「こ、此処に居る皆、サトシさんと…その…そういう関係なんですか!?」

 

 「うふふ そうですよ? サトシさんは私達の未来の旦那様なんですもの。 勿論、既に体の関係も持ってますのよ?」

 

 エリカがそう言うと、ミカンの顔が更に紅潮する。

 

 「は、はわわわわ…! サトシさんが色んな女性と…私もサトシさんに強引に押し倒されて…あんな事や…こんな事を…」

 

 ミカンが妄想の世界に突入して帰って来ない。

 

 「うふふ やっぱりミカンさんは面白いですわね。 では、もっと弄ってあげましょうか。」

 

 エリカはそう言ってミカンの近くへと向かい、ミカンの耳にフッと息を吹きかける。

 

 「ひひゃああぁぁ〜〜!! な、何するんですか! エリカさん!」

 

 「ミカンさんが想像の世界に旅立たれていたので、現実世界に戻して差し上げたんですよ?」

 

 エリカがそう言うと、ミカンの表情が茹でダコのように真っ赤になり、股を擦り合わせてモジモジとしている。

 そんなミカンの様子が面白いのか、皆もニコニコと笑い、ヒガナもミカンに近付いて言う。

 

 「君、面白いね! 君もサトシ君に抱かれて私達と家族になる?」

 

 「わ、私がサトシさんと…♡」

 

 ミカンは両頬に手を当て、ポワァとした雰囲気を出している。

 あれ?

 これ普通にミカンも抱けるのでは?

 そう思った俺は、皆の「行け」という視線を浴びながらミカンの下へと向かう。

 

 「あ、あぁ~ ミカンも俺達の家族になるか?」

 

 俺がそう提案すると、ミカンはずいっと身を乗りだして、俺の提案を受け入れる。

 

 「私でよろしければ、お願いします! は、初めてなので、優しくして下さいね…?♡」

 

 ミカンの何がそうさせているのかわからないままだが、ミカンが良いと言うならそれで良いか。

 俺達はミカンを伴い、外へと出た。

 

 

 

 ホテルへと向かう道中、俺は気になっていた事をセレナに訊ねる。

 

 「セレナ、髪切ったんだな! 物凄く似合っているぞ!」

 

 「本当!? 良かった! サトシに気に入って貰えて嬉しいよ!!」

 

 セレナの髪がロングからショートに切られていた。

 セレナはロングヘアも好きだが、ショートヘアも同じくらい好きだ。

 アニメの時も可愛いと思ったものだが、リアルで見るとより一層可愛く見える。

 今度からショートヘアのセレナともセックス出来るとなると、俺の股間にも熱が入る。

 勃起したら痛いので、邪念を祓いつつホテルへと喋りながら向かう。

 

 

 

 ホテルの中で一番広い部屋を借りる。

 少々高くついたが、大した痛手では無い。

 俺達は最上階に有るぶち抜きの部屋へと入る。

 窓からはアサギの展望台や、広い海を一望出来る。

 

 「わぁ~! 私、この街でジムリーダーをしてますが、最上階に泊まったの初めてです! 展望台よりは低いですが、中々良い景色ですね~!」

 

 ミカンは窓へと向かうと、周囲を見渡してそう言った。

 リーフ達も景色を眺めて感動しているようだ。

 俺も景色を眺めてみると、確かに素晴らしい景色だ。

 この景色を見ながら皆とセックスすると考えると、中々に気分が良い。

 俺はこの景色を皆と肩を組んで眺めたいなと思い、分身を10人出して皆の隣に行く。

 

 カガリ、イズミ、ヒガナ、ミカンは最初こそ俺の分身に驚いていたが、リーフ達が慣れきっている様子を確認して、無理矢理納得したようだ。

 そうして各々甘く蕩けるような時間を俺達と共に過ごす。

 キスしたり抱き着いたりしながら、女達とイチャイチャする。

 ミカンはそんな様子を見てモジモジとしていたので、後ろから抱き締める。

 

 「ミカン、緊張してるのか?」

 

 「は、はい…。 想像は色々してたんですが、今の状況が想像と解離し過ぎてまして…。」

 

 「そうか。 まぁこんな状況じゃなくても、最初は皆緊張するもんだよ。 ほら、エリカを見てみろよ。 あんなエリカ見た事無いだろ?」

 

 俺が指差す方を見てみれば、ミカンと同じように分身に背後から抱き締められ、幸せそうにキスをしているエリカの姿が見える。

 その後、他の人達を見てみると、エリカのように窓際でイチャついている者と、椅子の上で対面座位でキスしている者や、もうベッドでイチャついている者等、様々だった。

 そんななまめかしい(・・・・・・)光景を見て、ミカンはゴクリと生唾を飲む。

 

 「は、はわわわわ!」

 

 「ミカン、優しくしてやる。 俺に抱かれろ。」

 

 俺がそう言うと、ミカンは顔を朱に染めながら自身の胸を鷲掴みにする。

 

 「はい…! お願いします…!」

 

 ミカンの了承の言葉を聞き、俺はミカンの顔に触れ、その唇に唇を重ねた。

 

 

 




次回は明日の20:00に投稿します。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。