※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

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第161話

 

 

 

 今はナナコを鍛えに鍛え上げている。

 行く行くは、せめてバッジ8個所持出来るようには強くしないとな。

 ブビィ、ムチュールを中心に鍛え上げたお陰で、ブビィはブーバーに、ムチュールはルージュラに進化した。

 勿論、ナナコの他のポケモンも鍛えてあげたので、ベイリーフはメガニウムに、ピジョンはピジョットに進化した。

 1回1回ポケモンセンターで回復させてたら、ジョーイさんに迷惑なので、傷付いたら波導で回復を繰り返し、異常な速度で経験を積ませた。

 もうミカンやヤナギに挑戦しても構わないだろうと思えるくらいには強化させた。

 

 そして、ナナコは改めてミカンに挑戦をする。

 

 「ミカンはん! 準備出来たで! ウチと勝負してぇや!!」

 

 「良いですよ。 でも家族となったとはいえ、勝負は別ですよ。 改めて自己紹介します。 私はジムリーダーのミカン。 使うタイプは、シャキーン!! は、鋼タイプです………。」

 

 ミカンが恥ずかしそうにしていると、エリカが着物の袖で口元を覆い隠して愉快そうに笑う。

 それを横目で見たミカンは顔を真っ赤にして恥ずかしがった。

 ミカンはエリカに悪戯されたんだろうな…。

 

 「ううぅ……。 しょ、勝負です!!」

 

 ナナコ対ミカンの勝負が始まった。

 ナナコは1匹目にスピアーを、ミカンはクチートを繰り出した。

 相性で言えば、ミカンの手持ちに全く刺さらないスピアーだが、十分想定済みだ。

 その為にスピアーにはにほんばれを覚えさせたからな。

 スピアーは定石通りにほんばれをを発動し、天候を晴れにする。

 クチートはアイアンヘッドをスピアーに当てるも、スピアーのとんぼがえりでナナコのホルダーに舞い戻り、ナナコは2匹目にブーバーを繰り出して、かえんほうしゃを指示する。

 クチートはかえんほうしゃに包まれ、一発で戦闘不能になった。

 

 ミカンは2匹目にエアームドを繰り出した。

 エアームドははがねのつばさでブーバーに迫って来たが、ブーバーはかえんぐるまで自身を中心に爆炎に包まれる。

 炎の塊と化したブーバーにエアームドが突っ込むが、その翼をブーバーは掴み取った。

 エアームドも業火に包まれ逃げようと藻掻くが、ブーバーはガッチリとエアームドに組み付いて離れない。

 そのままエアームドも戦闘不能になった。

 

 ミカンは3匹目にフォレトスを繰り出す。

 ブーバーの渾身のかえんほうしゃがフォレトスを包むも、構わず接近し、だいばくはつでブーバー諸共戦闘不能になった。

 

 ナナコは2匹目にメガニウムを、ミカンは4匹目にレアコイルを繰り出した。

 メガニウムはじしんを放ち、レアコイルはでんじふゆうでじしんを空打ちさせようとしたが、メガニウムがつるのムチでレアコイルをキャッチし、地面に叩き付ける。

 じしんを覚えさせた時に教えたコンボを上手く活用出来たな。

 地面に叩き付けられた上、じしんを喰らったレアコイルは特性も発動せずに戦闘不能になった。

 

 ミカンがレアコイルをボールに戻す際にナナコもメガニウムをボールに戻す。

 最後はアイツで決まりだ。

 ナナコはルージュラを、ミカンはハガネールを繰り出す。

 ハガネールがヘビーボンバーを放つが、ルージュラはほろびのうたを歌う。

 ヘビーボンバーでダメージは受けたが、これでミカンは降参を宣告した事で、この勝負はナナコの勝ちとなった。

 

 

 

 「お見事でした! ナナコちゃんもだいぶ強くなりましたね! 勝利した証にこのスチールバッジをどうぞ!」

 

 「ありがとう! スチールバッジ、ゲットや〜! サトシも皆も、ウチを育ててくれてありがとうな!」

 

 「まぁ今回は上手く定石通りに事が運んだからな。 次のジム戦までは勝てるくらいにしたし、言う事無しだな。 ナナコ、おめでとう。 ミカンもありがとうな。」

 

 「はい…。 もう…行ってしまうんですよね…?」

 

 ミカンは寂しそうな表情でそう言った。

 ミカンを抱き締め、頭を撫でる。

 

 「あぁ、もう行く。 シロガネ大会までの辛抱だぞ。」

 

 「そうですよ、ミカンさん。 私も今からタマムシまで帰るんですから、お互い我慢しましょうね? 寂しいのはお互い様ですよ。 一緒に頑張りましょう?」

 

 エリカからも慰められ、泣きそうな表情のミカンは少し表情を明るくした。

 

 「俺とセックスしたんだ。 次に会う時は此処も発育してるだろう。 楽しみにしている。」

 

 「ふふっ エッチですね! はい、楽しみにしていますよ!」

 

 昨夜よりも若干膨らみかけてきた胸を触り、ミカンにキスをしてから別れる。

 

 

 

 エンジュシティに着くと、確かにリーフの帽子に着けている虹色の羽根が反応している。

 だが、まだホウオウに会うつもりは無い。

 そう思って素通りしようとしていると、焼けた塔の屋根に遠目でわかりにくいが、スイクンが此方を睥睨していた。

 スイクン良いな〜と思いながら見つめ返すと、スイクンは踵を返して彼方へ立ち去った。

 

 

 

 チョウジタウンへと向かう道中、俺とフルーラがマリルを捕まえた。

 俺がちからもち個体を厳選したので、フルーラの戦力も上がっただろう。

 そして、とうとうナナコのたまごが孵り、中からエレキッドが出て来た。

 大切に育てて行こうと思う。

 

 

 

 スリバチ山で修行中のカラテ王のノブヒコに会った。

 自身に勝てばバルキーをくれると言うので、勝負した。

 俺は3闘士を1匹も持って居ないので、バルキー3匹を賭けた3本勝負にしないかと持ち掛ける。

 負けたらノブヒコの欲しい物をやると言ったらノリノリで受けてくれた。

 ポケモンバトルだとノブヒコも負ける事が目に見えているので、ノブヒコの提示する勝負にする事にした。

 1つ目はスクワット、2つ目は腕立て伏せ、3つ目はマススパーリングで勝負する。

 1つ目も2つ目も勝負が終わったが、波導を使うまでも無く圧勝した。

 3つ目のマススパーでも全ての攻撃を躱し切り、最後に連打し、全てを避け切れなかったノブヒコの敗北となった。

 ノブヒコからバルキーを3匹受け取る。

 これで図鑑埋めも出来るとホクホク顔になるが、圧勝出来る戦いだったから悪い気がして、アイテムをいくつか手渡した。

 

 

 

 チョウジタウンに着くと、ヒビキの噂で持ちきりだった。

 何でも怒りの湖で大暴れしていた赤いギャラドスを捕まえてくれたらしい。

 ゲームやアニポケと別口らしく、本当に色違いのコイキングが進化して暴れていただけだったようだ。

 野生下でも色違いは排斥されるらしく、その怒りがギャラドスに進化してから表面化したようだ。

 これはギャラドスに限った話しじゃなく、元来色違いはそうらしい。

 排斥されて他のポケモンや人を避けるようになったり、攻撃的になったりする事が多いらしい。

 それをヒビキが捕まえてくれたお陰で怒りの湖に平和が戻ったんだとか。

 

 もう既にヒビキはチョウジタウンを発っているようで、後は追えない。

 それに面白い話しも聞けた。

 何とヒビキも女性を侍らせていたらしい。

 1人は緑髪のメタモン使いで、もう1人はマリルとサイドンを連れた緑髪の女性らしい。

 イミテと…なみのりサイドンの回に出てた女性だったかな?

 後者は余り記憶に無いが、イミテがヒビキの女になったのか。

 ヒビキの幸せを願うばかりだ。

 

 

 

 その後、チョウジタウンで一泊してチョウジジムにナナコが挑戦する。

 ポケスペでは最強格の1人だったが、此方はゲーム準拠らしく、杖を突いた爺さんだ。

 ヤナギはユキノオー、ジュゴン、オニゴーリ、ユキメノコ、イノムーを出したが、ユキノオーとユキメノコをブーバーで倒し、ジュゴンをエレブーで相討ちに、オニゴーリをルージュラで倒し、イノムーを他のポケモンで倒し切った。

 無事にアイスバッジをゲットし、俺達はフスベシティに向かう為、旅の準備を行う。

 

 そういえば俺がカントー地方で捕まえたポケモン達の中で、モンジャラだけ進化させて無かったかと思い、オーキド博士に連絡してモンジャラを送って貰う。

 そのついでに技繋がりでエイパムも送って貰った。

 後はフスベシティに辿り着くまでにモンジャラとエイパムを育てて進化させようかね。

 

 

 

 フスベシティを目指し歩いていると、森の中でポケモン魔法使いを自称するリリーと出会った。

 リリー曰く、ポケモンの気持ちがわかるようになる魔法の完成を目指しているようで、後はエイパムの涙が必要らしいので、連れていたエイパムを出してモンジャラにくすぐらせた。

 エイパムは笑い転げ、涙を回収する事が出来たので、無事に魔法を発動したが、リリーはその対象を何故か俺に向けて放った。

 あまりの出来事に対応が出来ず、モロに喰らってしまった。

 俺の体がどんどんと縮み、足の感覚こそ有れど手の感覚が無い。

 そして目の前にフヨフヨと脈打つモンジャラの蔦。

 リーフ達が吃驚した表情で此方を見る。

 リーフ達曰く、俺の体がモンジャラになってしまったらしい。

 この恨み、晴らさでおくべきか!

 

 

 




次回、モンジャラ回?
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