※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

173 / 264
第163話

 

 

 

 此処で別れる2人にシロガネ大会に来るよう伝え、フスベシティへ向けて旅を続ける。

 氷の抜け道に着いたので、内部へ入る。

 氷の抜け道内部で野生のデリバード、ニューラ、ウリムー、ツボツボを捕まえながら道中のトレーナーとナナコがバトルし、経験を積ませる。

 俺もただポケモンを捕まえるだけでなく、モンジャラをモジャンボに、エイパムをエテボースに進化させた。

 

 フスベシティに到着した。

 入口の門にはカイリューやボーマンダ等、あらゆる地方のドラゴンタイプの像が並んで居て、ドラゴン使いの総本山って言葉が似合うような街だ。

 荘厳な入口を抜けると、神秘的な街が広がる。

 まるでファンタジー世界にでも紛れ込んだかのような街並みが見える。

 そんな幻想的な街を見て回る。

 俺達の中でも、特にヒガナは大興奮していた。

 流星の民の人間としては、此処フスベシティは是非とも訪れてみたかった場所らしい。

 街に居る全ての住人がミニリュウやハクリュー、ギャラドス等を所持しているようで、竜の里のような感じだ。

 街の中を歩き回って居ると、街の住人が急に挨拶をし始めた。

 その先を見てみると、体のラインがわかるようなピッチリとしたボディスーツを着た、マントを羽織っている女性が現れた。

 

 「貴方がサトシ君ね? ワタルさんから話は聞いているわ。 私はイブキ。 フスベジムリーダーよ。 ワタル兄さんより強い貴方の実力を確かめたいわ。 私と戦ってくれないかしら?」

 

 「イブキさんですね。 俺はマサラタウンのサトシ。 ポケモンマスターを目指しています。 その挑戦、受けて立ちますよ!」

 

 俺達がそう話していると、遠くから羽ばたいて来る者が見える。

 そちらを確認すると、リザードンが2匹と、その背に乗っている人が見える。

 近くに来ると、その人物がわかった。

 

 「ジーク、来たんだな!」

 

 「サトシ君! サトシ君のリザードンがサトシ君の所に来たがってたよ! あ、イブキ! 久しぶりね!」

 

 「ジーク! 久しぶりね! あのリザードンがあの大会に出てたリザードンね! 良く育てられているわね。」

 

 俺は暫く振りのリザードンと熱く抱擁した。

 リザードンも俺と再会出来た事に大喜びしているようで、尻尾をブンブンと振っている。

 

 「リザードン、元気にしてたか? リサちゃんとは上手くやれてるのか?」

 

 「サトシ君、その事なんだけどね… じゃじゃーん! リサちゃんとの間にたまごが産まれたのよ!」

 

 リサはカバンの中からリザードンのたまごを取り出した。

 そして、俺の耳元に近付いて言った。

 

 「サトシ君と私の間にも、早く赤ちゃんが欲しいなぁ〜?♡」

 

 ジークも俺との間に赤ちゃんが欲しいようで、ほんのりと赤くした表情でそう言った。

 

 「もうちょっと待ってな。 ジークだけじゃなく、皆も纏めて孕ませてやるからな?」

 

 「ふふっ 期待してるわね?」

 

 俺達の話が終わった事を確認したイブキが再度話しかけて来た。

 

 「私とのバトルでも、勿論このリザードンを使ってくれるのよね?」

 

 「はい、そのつもりですよ! リザードン! いつでも()れんだろ?」

 

 俺がリザードンに確認すると、気合いの籠もったかえんほうしゃを空に吐き出した。

 リザードンの気合いも十分だ。

 

 「じゃあ先にナナコとバトルしといて下さい! 俺はジークと話してから本気用の手持ちに変えて来るので。」

 

 「ええ、わかったわ。 じゃあナナコちゃん? 私とジム戦をしましょうか。」

 

 皆は一足先にフスベジムへと向けて歩いて行った。

 俺とジークはリザードンを連れてポケモンセンターへ向けて歩いて行く。

 道中で俺とジークがキスしていると、それを見たリザードン達も愛し合う。

 そして、一頻りキスをし終わるとまた歩き出す。

 

 ポケモンセンターで本気のバトル仕様に手持ちポケモンを交換して貰う。

 そして、気になっていたリザードンのたまごをジークの孵化装置から俺の孵化装置に入れ直す。

 元気なヒトカゲが産まれる事を期待しているぞ!

 

 さぁ今からジムに行くぞ!と、気合いを入れ直したが、すっかり発情しているジークが俺を呼び止める。

 

 「そ、その… 挿れなくても良いからフェラさせてくれないかしら?♡ 久しぶりにサトシ君の精子を飲ませて?♡」

 

 仕方ないとばかりに、フスベシティ郊外に行き、俺はジークからフェラをして貰う。

 相変わらずジークのフェラは上手い。

 俺達の隣ではリザードン達が交尾をし始めたようで、俺が抜き終わると同時にリザードン達の交尾も終わった。

 大変満足した俺とリザードンは、気合いも十分にしてフスベジムへと向かった。

 

 

 

 フスベジムに着くと、もうナナコとの勝負は終わってしまったようだった。

 ナナコは無事に勝利したようで、大喜びしていた。

 皆に遅れた事に謝罪すると、匂いを嗅いだ皆からヤッてた事を看破された。

 皆はジークの口内から漂う精液の匂いに羨ましそうにしている。

 

 皆と話していると、ナナコが戻って来た。

 ナナコにも遅くなった事を詫び、勝利した事を褒める。

 ナナコもジークの口から漂う匂いで遅くなった理由を勘付かれたようで、「後でウチ等もよろしゅう」と言われた。

 今夜は大乱交するっきゃ無いな。

 

 イブキの準備も終わったのか呼び出しが掛かったので、バトルコートへと行く。

 

 「サトシ君の本気、私に感じさせて!」

 

 「全力で掛かって来て下さいね! マスターボールクラスのように相手します!」

 

 「それではジムリーダー、イブキとマサラタウンのサトシのエキシビションマッチを行います! 両者、構えて。 バトルスタート!」

 

 イブキ戦が始まった。

 まずは起点作りとして、コイツを出す。

 

 「行け、プテラ!」

 

 「行きなさい! キングドラ!」

 

 イブキは初手キングドラか。

 だが、戦術は変わらない。

 

 「ステルスロック!」

 

 「ハイドロポンプ!」

 

 プテラのステルスロックが辺りに撒き散らされた。

 そして、無防備なプテラにキングドラのハイドロポンプが直撃する。

 

 「まだだ! ほえる!」

 

 「キングドラ!?」

 

 キングドラはほえるの効果でボールに戻り、代わりにイブキのホルダーからジジーロンが現れ、ステルスロックでダメージを負った。

 そのジジーロンに攻撃を加える。

 

 「ドラゴンクロー!」

 

 「ジジーロン!」

 

 「ジジーロン、戦闘不能! プテラの勝ち!」

 

 ジジーロンを何もさせずに突破した。

 イブキは苦虫を噛んだような表情でジジーロンをボールに戻し、今度はクリムガンを繰り出す。

 

 「それなら、こっちもステルスロック!」

 

 「ドラゴンクロー!!」

 

 「げきりん!」

 

 ステルスロックを撒いたクリムガンにドラゴンクローを浴びせたが、返しのげきりんでプテラは戦闘不能になった。

 

 「プテラ、戦闘不能! クリムガンの勝ち!」

 

 「ありがとう、プテラ。 行け、カメックス! こうそくスピンでステロをぶっ壊せ!!」

 

 カメックスは出て来た時にステロのダメージを負うも、こうそくスピンで相手のステロを消し飛ばした。

 だが、げきりんで暴れ回るクリムガンの攻撃を何度も喰らう。

 そして、全部壊し終わる頃には結構ダメージを貰ってしまった。

 だが、クリムガンもげきりんが終わり、混乱しているようだ。

 

 「ふぶき!」

 

 「動いて! げきりん!」

 

 カメックスのふぶきがクリムガンを襲うも、クリムガンは構わず吶喊して来た。

 だが、後一歩及ばなかったようで、カメックスの目の前でクリムガンは地に伏した。

 

 「クリムガン、戦闘不能! カメックスの勝ち!」

 

 「クリムガン、ありがとうね。 行って、キングドラ!」

 

 イブキは再度キングドラを繰り出した。

 そして…

 

 「りゅうせいぐん!」

 

 「こうそくスピンで躱せ!」

 

 空からりゅうせいぐんが降ってきた。

 カメックスはこうそくスピンで逃げ惑うが、一発受けてバランスを乱した所へ何発もの追撃がカメックスを襲った。

 

 土煙が晴れると、カメックスが地に伏していた。

 

 「カメックス、戦闘不能! キングドラの勝ち!」

 

 「ありがとう、カメックス。 行け、ピカチュウ! 4!」

 

 ピカチュウは出て来てすぐにピカピカサンダーをキングドラに放つ。

 その極大の雷撃に、キングドラは堪らず地に伏した。

 

 「キングドラ!」

 

 「キングドラ、戦闘不能! ピカチュウの勝ち!」

 

 「テレビで見てたより本当に凄いわね、そのピカチュウ。 でも、それならこれでどう? ガブリアス!」

 

 ピカチュウでも()れるだろうが、これで他のポケモンが出番無しだと後でポケモン達から怒られそうだ。

 俺はピカチュウをボールに戻し、リザードンを繰り出す。

 

 「戻れ、ピカチュウ。 リザードン! 進化を超えろ! メガシンカ!!」

 

 リザードンの体に黒炎の繭が形成され、中からメガリザードンXが顕現する。

 

 「これがサトシ君のメガリザードンXね! 見るからに強いのがわかるわ。 相手にとって不足無し! ガブリアス!」

 

 「リザードン!」

 

 『げきりん!!』

 

 俺とイブキの声がハモる。

 狂化したメガリザードンXとガブリアスが、防御も回避もせずに殴り合う。

 自身こそが強者だと言わんばかりにお互いが攻め手を緩めずに攻撃し続ける。

 ダメージレースで言えば、ガブリアスのさめはだ込みでもメガリザードンXの方が上。

 もう勝負が見えたと悟ったメガリザードンが尻尾でガブリアスを搗ち上げる(かちあげる)

 そして、そのままガブリアスの体をガッチリと掴み、首元に牙で噛み付いて飛翔する。

 大空で円を描き、地上へと急降下して地面に叩き付けた。

 土煙が舞い、中の様子がわからないが、勝負は誰が見ても明らかだろう。

 土煙が晴れると、やはりガブリアスが地に伏して目を回していた。

 

 「ガブリアス、戦闘不能! リザードンの勝ち!」

 

 「な、中々えげつないわね…! ありがとう、ガブリアス。 行って、ボーマンダ!」

 

 ボーマンダか。

 じゃあ俺も次はコイツだ。

 

 「リザードン、戻れ。 行け、トゲキッス!」

 

 最近暴れられていないトゲキッスが嬉しそうに現れた。

 そして、目の前のボーマンダを見てニヤリと嗤う。

 

 「マジカルシャイン!」

 

 「ストーンエッジ!」

 

 トゲキッスのマジカルシャインでボーマンダが大ダメージを負うも、返しのストーンエッジでトゲキッスもかなりのダメージを負った。

 でも、そのボーマンダも次で終いだろう。

 

 「マジカルシャイン!」

 

 マジカルシャインの2撃目でボーマンダも地に伏した。

 

 「ボーマンダ、戦闘不能! トゲキッスの勝ち!」

 

 「本当にサトシ君は強いはね。 私も最後のポケモン。 最後まで全力で行くわよ! 聖なるドラゴンの力を見せて! カイリュー!」

 

 「なら俺も! トゲキッス、戻れ! 出て来い! カイリュー!」

 

 「これがサトシ君のあのカイリューね! 見せてみて! 私やワタルさんでも使いこなせない大技同士の合体技を!」

 

 「お望み通り、見(魅)せてあげますよ! しんげき!!」

 

 「迎え撃つのよ! げきりん!」

 

 俺のカイリューが目にも止まらぬ速さで抵抗しようとするイブキのカイリューを地に沈めた。

 イブキのカイリューが一撃加えようとした時には、俺のカイリューが何度も攻撃したんだ。

 地に沈んでいるのも納得の結果だろう。

 

 「カ、カイリュー戦闘不能! サトシのカイリューの勝ち! よって勝者、マサラタウンのサトシ!!」

 

 「ありがとう、サトシ君。 マスターボールクラス優勝者なだけ有るわね。 全く勝てる気がしなかったわよ。」

 

 「イブキさんも強かったですよ! もっと鍛えたら打倒ワタルさんも狙えると思います!」

 

 「本当!? そんな事言ってくれる人、貴方が始めてだわ。 自分自身ではそう有ろうと頑張って来たんだけどね。 理想と現実は違うんだって、周りの皆からも言われたわ。 ワタル兄さんのような真の強者に追いつける訳無いって。 でも、ワタル兄さんより強い貴方からそう言われたら、また頑張ろうって思えるわ。 ありがとう。」

 

 イブキがしおらしくしている。

 ちょっと可愛らしく見えてきたので、催淫効果を波導に乗せ、イブキの体内へと侵入させる。

 すると、徐々にイブキも発情して来たようだ。

 

 「んっ…サトシ君。 今から私の家に来ない? 歓迎するわよ。」

 

 「わかりました。 じゃあジーク達も連れて行きますね!」

 

 「わ、わかったわ。 待ってるからね。」

 

 俺はリーフ達の下へと戻り、今からイブキの家に招待された事を伝える。

 ジークも満面の笑みを浮かべ、イブキを見つめる。

 ヒガナもイブキと仲良く出来る事に、物凄く嬉しそうだった。

 リーフ達も勿論行く事を了承し、皆を引き連れてイブキの下へと向かった。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。