ミーと父親が感動の再会をした後、ミーの母親が長年病気を患っている事をシュリーさんから聞いた。
シュリーさん曰く、面会すらたまにしか出来ない位、重い病気らしい。
俺の波導の力で治せるなら治そうと思い、シュリーさんとミーとで病院へと向かう。
ミーの母親に初めて会ったが、確かに病状は深刻そうだった。
ミー達の為に、何とかして母親を救けてやりたい。
そう思った俺は、シュリーさんに無理を言って退室して貰う。
そして、ミー達の目の前で波導を込めて、ミーの母親に分け与える。
もしかしたらと思ったんだが、体の方は治ったが、内部的なモノはまだ全快には程遠いようだ。
あまりしたくは無い手段だが、仕方ない。
俺は触手を細く細く作り、ミーの母親の腟内と口から直接胃の中に挿れて射精する。
アルセウス様の言う『俺が思う事が出来る』というのが、これにも通用するなら、ミーの母親はこれで快方に進む筈だ。
本来ならしたくない事だったが、こればかりは許して欲しい。
勿論避妊もしっかりとしているからな?
少し時間を置くと、ミーの母親の瞼が痙攣し始める。
そろそろ起きそうだと感じた俺は、シュリーさんを呼んだ。
「…っ……ぅん……此処…は…?」
「ママ!!」
後は邪魔者は要らないだろう。
俺は微笑みながら部屋を立ち去る。
今は家族の時間なんだからな。
今回の一件で、シュリーさんから多額の謝礼金を頂いた。
丁重にお断りしたんだがな…
シュリーさんも、母親も俺に何度も感謝をし、使い切れるのかわからない位の金額を俺に支払った。
そして、ミーから
「お兄ちゃん、私の作ったミー達、お兄ちゃんの側に置いておいて欲しいな。」
「ミー、もうあのミー達は消せないんだよな?」
「うん、そうなの。 この力もアンノーン達が有っての力だから… 今の私には出来ないの。 それにね、私に一番必要なパパとママを救けてくれたお礼なの! お願い、お兄ちゃん!」
「あぁ、それならわかった。 ミーのお兄ちゃんとして頑張るよ。 ミー達の事は任せろ!」
俺がそう言うと、悲しげな表情を浮かべていたミーの顔が、喜色満面の笑みに変わった。
「ありがとう! お兄ちゃん、大好き!」
「ミー、兄ちゃんもミーの事、大好きだぞ!」
俺達は最後にギュッと抱き合った。
その後、俺の母さんとも抱き合って、ミーとシュリーさん、車椅子に乗ったミーの母親と別れた。
そして、門の前に並んで待っていたミー達を迎える。
「お兄ちゃん、私達の事も側に置いてくれるのかな?」
一番若い10歳くらいのミーが不安そうに訊ねる。
そんなミーの頭を撫で、他のミー達にも不安を抱かせないように努めて明るく言う。
「当たり前だろ? 俺達はもう家族なんだしな!」
「お兄ちゃん!!」
ミー達はバッと俺に抱き着いて来たので、3人を優しく受け止める。
この世に存在してはいけない同一存在。
それなのに、この世に固定化されてしまった3人のミー達をそのままには出来ない。
一先ず俺達はマサラタウンの俺の家へとテレポートして貰う。
「ミー、此処が俺の家だ。 今日から此処に住んでくれ。 勿論自分の家だと思ってくれて良いからな。」
「此処がお兄ちゃんの家なのね!」
一番年長のミーからそう言われた。
歳上からお兄ちゃん呼ばわりは、何かムズ痒いな。
「俺より歳下のミーからお兄ちゃん呼ばわりはわかるんだが、明らかに歳上のミーからお兄ちゃんって何か変な感じだな。」
そう俺が零すと、俺と同い年くらいのミーが名案を閃いたとばかりに提案をした。
「そうだ! ならお兄ちゃんと私は双子の兄妹で、2人は妹とお姉ちゃんってのはどう?」
「それは良いわね! おにい…サトシはどう思う?」
3人のミーが期待を籠めた目で俺を見る。
リーフ達も良いんじゃないかと口々に言う。
そこに母さんも助け舟を出した。
「良いんじゃない? 私も娘が欲しかったのよ〜♪ サトシも良いわよね? リーフちゃんみたいに双子の妹とか、歳上、歳下のお姉ちゃんと妹が欲しくは無い?」
「まぁ欲しく無いとは言えないな。 了解! なら、全員ミーってのも何か変だよな? 新しく名前でも付けるか?」
俺の言葉にミー達はうんうんと唸るが、中々良い名前が浮かばないようだ。
なら、俺達はどうかと言えば、こちらもまた名案が浮かばない。
何となくビビっと来るものはいくつか有るんだがな…
悩んでいると、カスミが口を開いた。
「サトシが3人の名前を付けたら良いんじゃない?」
完全に丸投げである。
ミー達は俺が名前を付けてくれるなら嬉しいと言うも、後悔しない選択をしたい。
母さん達ですら期待を籠めた目で俺を見る。
よし、決めた。
「じゃあ決めるぞ。 ミー達の名前は…。」
10歳ミー、14歳ミー、18歳ミーの名前を募集します!
感想欄にどしどしお願いします!