※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

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第174話

 

 

 

 アルトマーレでラティアス、ラティオスを助け、こころのしずくを回収、贋作製作&設置、ザンナーとリオンの調教をしてから、カノンとラティアスとのセックスを終えた俺は、今現在、アルトマーレからヨシノシティに帰って来た。

 

 サカキ達は、今頃タンバシティの南西側を航海中だろう。

 アオギリ達の操る船で、こちらへ向かっているらしい。

 俺は船の補給兼サカキと会う為、此処に残るつもりだ。

 ムサシ達はどうするか訊ねてみると、シロガネ大会が終わるまでは一緒に居たいらしい。

 新人のカガリ達が一緒に旅していたんだから良いでしょと言われてしまえば頷くしか無いよな。

 ふと、そういえばコジロウとニャース、コサブロウはどうしたのか聞いてみると、すぐそこの孤児院で子供の世話をしているらしい。

 見に行ってみると、コジロウもニャースもコサブロウも、楽しそうに子供達と遊んでいた。

 

 「よっ! 久しぶりだな!」

 

 『サトシ!』

 

 コジロウ達も元気そうだ。

 コジロウからは、ムサシの母親を探し出してくれた事に感謝され、これからはサカキと共に全国を回ってサカキ達の手伝いをしながら世直しをすると言われた。

 コジロウ達もカントーやジョウトで人助け等を行っている内に、住人達から感謝される日々で良い方向へ向かっているようだ。

 

 

 

 ヒビキは修行の続きをするようで、タンバシティを目指して別れた。

 その前に以前したイワークを進化させてやると言う約束を思い出し、メタルコートを持たせて進化させ、ヒビキに返した。

 ヒビキもやる気を漲らせたようで、早く修行したくなったようだ。

 シロガネ大会で再会する事を約束し、元気に旅立って行った。

 そういえば結局ポケモンバトルはしなかったな。

 ヒビキもその事は忘れていたのか、修行の事ばかり考えているようだった。

 

 

 そして、俺達の旅に同行したいと、カノンが俺達の旅に合流した。

 アルトマーレに残るという選択肢は無くなったらしい。

 皆もカノンの合流に嬉しそうだった。

 

 

 

 そして、ザンナーとリオンについてだが…

 

 「私達はサトシ様に忠誠を誓います。 ですが少々お願いが有ります。 汚れ役でも買って出るつもりですが… 私達の事を性奴隷扱いにしても構いませんので、サトシ様以外には抱かれたく有りません。 何卒、ご一考お願いします!」

 

 ザンナーとリオンが揃って頭を下げて来た。

 だが、答えはもう決めて有る。

 

 「すまない。 嫌な思いをさせてしまったな。 俺からも謝らせて欲しい。 ザンナー達の思いを無下にしてしまった。 ごめんな。 もうお前達も俺の女として迎え入れるつもりだ。 これからはヒビキにも抱かせるつもりは無いよ。 リーフ達、ムサシ達もそれで良いだろうか?」

 

 ザンナー達に嫌な思いをさせてしまったから、俺も謝罪をする。

 リーフ達も俺の女になった人が他の男に抱かれるのは嫌なようで、怒られてしまった。

 今後は同じ過ちを犯さないよう、厳重注意を受け、ザンナーとリオンを迎え入れる事には否は無いらしい。

 だが、このまま取り敢えずシロガネ大会までムサシ達と共に同行して、ザンナーとリオンが裏切るつもりが本当に無いのかの確認だけは最後にさせて欲しいと提案された。

 最後の確信だけは何としても絶対に欲しいらしい。

 ザンナーとリオンも裏切るつもりは無い、いくらでも見て下さいと言われたので、その条件は2人もすぐに飲んでくれた。

 

 

 

 サカキが来るまでの間に、ヒトカゲのたまごが孵化した。

 出て来たヒトカゲは、メスの個体のようで、皆で可愛がった。

 そして個体値も高水準で、更に夢特性持ちだった。

 育てれば化けるな。

 大事に育てていこうと思う。

 そして、俺のリザードンがかなり興味を示しているようで、ヒトカゲもリザードンの事がお気に入りらしい。

 産まれてからは俺達も可愛がるが、リザードンと一緒になっている時間が長い。

 リザードンも意外と育児がマメのようで、餌やりも完璧に熟していた。

 リザードンの意外な一面が垣間見れた瞬間だった。

 

 

 

 

 

 サカキが乗る船が港に着港したようだ。

 ウシオが舟を接岸させ、タラップをかける。

 そして、サカキを筆頭に幹部達が上陸して来た。

 

 「ご苦労さん。 無事にレジ系を捕まえたんだってな。」

 

 「出迎えありがとう。 マトリから聞いているとは思うが、レジロックをシルバーが、レジスチルをマツブサ、レジアイスをアオギリに捕獲して貰った。 我々の組織、全体の質の向上を目論んでな。 現場で判断したんだが、これで良かったのだろうか?」

 

 「あぁ、一向に構わないぞ。 これでシルバー達も第2の切り札が出来た事だしな。 次のシンオウでも必ず役に立つ筈だ。」

 

 「うむ。 サトシは次のシンオウで、何が出るのか、どんな組織が動いて居るのかわかっているようだな。」

 

 「あぁ、わかっている。 動いている組織はギンガ団。 ボスはアカギだ。 シンオウチャンピオンのシロナさんが抑えているとは思うが、ギンガ団が何処まで計画を進行しているかは不明だ。 やり方はサカキに一任する。 奴等の野望を阻んでくれるか?」

 

 「無論だ。 そういえばサトシ。 我々の組織を呼称する為の名を知りたい。 私自身思っていた所だが、マツブサやアオギリ達から訊ねられたからな。 我々の組織はどう名乗れば良い?」

 

 組織を作ったは良いが、サカキ達ロケット団や、マツブサ率いるマグマ団、アオギリ率いるアクア団のように、特に特定の組織名は決めていなかったな。

 

 「あ? ん〜 ダダン団とかで良いんじゃねぇか? …冗談だから、そんなドン引きしないでくれ。」

 

 俺が軽い冗談を言うと、サカキ達が「お前マジか!?」とでも言いそうな表情で引いていた。

 ダダン団はねぇよな。

 とはいえ、組織の名前か。

 ふむ…

 

 「レジェンズ…何てのはどうだ? この世界の伝説、神話、伝承を内包する意味で付けたんだが…。」

 

 俺個人的な事を言えば、レジェンズアルセウスをプレイしていたからこの世界に来てしまったのも十分に理由として挙げられる。

 組織の名を口にしてから、サカキ達はそれぞれに反応する。

 サカキは目を瞑り、シルバーはポツリと組織の名前を呟き、マツブサは顎に手を当てて考えるポーズを取り、アオギリとウシオは叫んだ。

 

 「アオギリ、ウシオ、五月蝿いぞ。 ふむ、レジェンズ…か…。 わかった。 これからは我々組織は「レジェンズ」と名乗ろう。 お前達も聞いたな? 我々組織の名はレジェンズ! サトシをボスとした組織の名だ! 世界に仁義を示すぞ!!」

 

 『お゛お゛ぉ゛〜〜〜ッッ!!』

 

 サカキ達も気合い十分のようだ。

 皆の目を見てみても、やる気十分のようだ。

 此処でサカキに紹介していない人が居る事を思い出し、ミヤモトを紹介した。

 

 「そういえばサカキ、マトリから聞いているとは思うが、前ロケット団のボス、サカキの母親の友人でも有ったミヤモトだ。 サカキの母親からの指令でミュウを探している際、異界へと幽閉されていた所を救出した。 さぁ、ミヤモト、俺の部下のサカキだ。」

 

 俺がミヤモトを紹介すると、珍しくサカキの目が見開かれた。

 

 「若様〜! ミヤモトちゃんだよ〜! 久しぶりね! 元気してた?」

 

 「ミヤモトさん…久しぶりだな…。 マトリからは報告は来ていたが、それまでは死んだと思っていたんだ…。 再会出来て、嬉しく思う…。 生きていてくれて、ありがとう…! いつか、亡き母の墓参りにでも行こう。」

 

 「うんうん! あの人の墓参りもしないとだね〜! 色々報告とかもしなきゃだしね〜 ま、今は最愛のムサシとも再会出来たし、サトシ君にも救けられたし、今が人生最高の時よ!」

 

 「ミヤモトさん、辛かっただろうが、残りの人生を楽しく暮らしていて欲しい。」

 

 ミヤモトはサカキと話し終えたと見て、ロケット団古参メンバーに挨拶に向かって行った。

 サカキにはシンオウの事も話さなきゃいけない。

 

 「サカキ、次のシンオウ地方だが、アカギが引き摺り出そうとしているポケモンが厄介だ。 何せ神と呼ばれるポケモン達だからな。 それだけは阻止出来るよう、気を引き締めて事に当たってくれるか?」

 

 「世界を破壊しかねないポケモンの次は神か… サトシには何が見えているのか、わからないな… 神とやらの相手を、我々が出来るのか?」

 

 「今回ばかりは流石に荷が重いだろうな。 もし顕現してしまえば、の話だがな。 まずはこの世界に顕現させない事を目標にして欲しい。」

 

 「了解した。 準備が出来次第、シンオウへ向かう。」

 

 今から準備するのも大変だろうと、これまでの旅で買い貯めて来たアイテム各種を舟に積もうと思う。

 

 「少し舟に入っても良いか? アイテム各種を積みたいんだが…。」

 

 「あぁ、助かる。 アオギリ、保管庫へ行くぞ。」

 

 「応よ!! サトシ様! こっちだ!!」

 

 先程降りて来たばかりだが、再度乗船して貰う。

 そして、保管庫へ辿り着くと、アルセウスボールからアイテムをドサドサと出すと、サカキも珍しく唖然としていた。

 

 「こんなもんで良いか? 一応各種傷薬とモンスターボール類、進化の石に戦闘用アイテム、食料に水と色々有るが。 あ、整理はそちらでやってくれ。 この舟に乗ってるお前達が使い易いように配置をしてくれ。 あ、流石に酒はねぇからな?」

 

 「む…むむぅ… サトシ…お前は一体…。」

 

 「あぁ、サカキなら良いか。 俺はシンオウ神話を調べて貰えればわかるだろうが、この世界の神、アルセウス様に会った事が有るんだ。 アルセウス様から頂いたアイテムがこれ。 サカキを瀕死から治した力も頂いている。 この力、このアイテムの事は内密にな。 まぁ俺以外に使える訳も無いんだが。」

 

 「そこは大丈夫だ。 今更サトシに敵対しよう等、到底思えないしな。 仮に私達がサトシに敵対しても、お前なら私達を潰す事も可能だろう?」

 

 サカキ達が敵対したら…か…。

 あまり考えたくないが、敵対しても軽く捻り潰す事が出来るだろう。

 ポケモンバトル以前に波導を込めて殴るだけで皆スプラッタな事になるだろうしな。

 初めて波導を使用したビシャス相手でもあんな状態になったからな。

 少し小さくなったとはいえ、ホウエンに堕ちてきた隕石すらも破壊するこの力を人相手に使ったら惨い事になるだろう。

 

 「可能だな。 サカキ達や持っているポケモン達に隕石より頑丈な奴が居るってのであれば、話は別かもしれないが。」

 

 「そんな奴が居る訳無いだろう!? 全く…何を言っているんだか…。」

 

 

 




次回から少し飛んでシロガネ大会です。
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