※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

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第187話

 

 

 

 「チュッ♡ サトシさん、起きて下さい♡」

 

 「あぁ、おはよう。 ショウ。」

 

 「おはようございます! サトシさん♡」

 

 昨日はショウとの初めてのセックスをしたが、ショウは朝からすこぶる気分が良いのか、目覚ましにキスをして来たようだ。

 そんな可愛らしいショウを抱き寄せ、お返しに俺もキスをする。

 

 「チュッ♡ ふふっ♡ ありがとうございます♡ さぁ、お布団を洗ってからヨネさんからの依頼を受けに行きましょう!」

 

 「あぁ、そうだな…布団を洗うのと、朝食作り、どちらか頼めるか?」

 

 「そうですね〜… それでしたら、私が朝餉作りをしますね! 私の夫となる方に、私の料理を振る舞ってあげたいですし!」

 

 ショウはそう言って、頬に手を添える。

 そして、全裸のままで料理する訳にもいかないから、衣服を着始める。

 ギンガ団の制服を着てから前掛けをして、朝食作りを始めた。

 

 俺もボーッとしている訳にはいかないので制服に着替え、布団の洗濯を始める。

 破瓜の血と俺の精液が乾いている布団を洗濯板で洗い、アルセウスボールから洗剤を出して布団を漂白していく。

 

 

 

 よし、まぁこんなものだろう。

 破瓜の血も精液の汚れも落ち、元々有った汚れまで落として、新品同様にしてやった。

 この時代だからか、布団もあまり綺麗とは言えなかったしな。

 ショウとヤるにせよ、ヤらないにせよ、いずれは洗剤を使用して洗濯して綺麗にするつもりだった。

 

 一仕事終え、ショウの朝食を楽しみに家に戻る。

 

 「あ、おかえりなさい! 朝餉出来ましたよ!」

 

 「おぉ〜 美味そうだな! ありがとう! それじゃ、頂くとしようか。」

 

 「お召し上がり下さい!」

 

 机の上には、クスリソウのおひたし、キノコ汁、白米が並んでいる。

 一品一品食べてみるが、どれも美味しい。

 朝から活力が漲るのを感じる。

 

 「ご馳走様。 美味しかったぞ!」

 

 「お粗末様でした! 喜んで頂けて何よりです! それじゃあ身支度をしたら行きましょう!」

 

 使用した食器類を片付け、家を出る。

 門番に一声かけてから村を後にし、昨日斡旋されたコンゴウ団のヨネさんの所に向かった。

 

 

 

 

 黒曜の原野を抜け、大志坂へと向かう。

 橋を越えるとシシの山道だが、守衛に呼び止められる。

 この先は強いポケモンが居るらしいんだが、既に俺はヒトツボシになっていたので、ショウと共にその証を見せ、無事に通行出来た。

 

 橋を渡ると、記憶にあるヨネさんより美人な女性が居た。

 

 「おはようございます。 俺はギンガ団調査隊のサトシです。」

 

 「へぇ、新顔だね。 かなり強そうだね。 あたしはコンゴウ団、キャプテンのヨネ。 コンゴウ団やキャプテンについてはいずれ説明するで良いよね? アンタ、自信は有るかい? ポケモンを戦わせる腕前の。」

 

 「勿論有りますよ。 それも世界有数の実力者だと思っています。」

 

 俺は確かな自信を漲らせて答える。

 

 「へぇ〜… 世界… なら良かった。 アンタのところの警備隊の若造では歯が立たなかったからさ。 横に居るのは相棒のゴンベ。 アンタ等みたいにおかしなボールで捕らえなくても一緒に戦ってくれるよ! それじゃあアンタのその自信、試させて貰うわ!」

 

 ヨネさんのゴンベとの戦闘が始まる。

 俺はミジュマルを繰り出す。

 

 「つるぎのまい!」

 

 「力業、ころがる!」

 

 お、初めての力業だな。

 かなり威力が高くなっているようだが、一発では落とせなかったな。

 ならもう1度剣舞を積んで終わらせてやる。

 こうげき値4段階上昇のアクアジェットをお見舞いしてやる。

 

 「アクアジェット!」

 

 ゴンベはその一撃で戦闘不能になった。

 

 「ゴンベに勝つなんて、アンタ只者じゃないね。 自信が有るのも頷ける。 さぁ、回復させてあげるよ。」

 

 傷ついたミジュマルをヨネさんは回復してくれた。

 ありがたい事だ。

 

 そして、ヨネさんは俺にゲンキノツボミを手渡す。

 

 「アンタとポケモンが息を合わせて戦う姿が良かった! まるで英雄だな! 小さい頃に昔話で見た伝説の英雄! 決めた! アンタに依頼するよ。 内容はシシの高台を荒らすオヤブン退治さ!」

 

 オヤブンか…!

 楽しみだな!

 

 アルセウスフォンに座標が表示される。

 

 「ところでアンタ、シンオウ様はご存じかい?」

 

 「勿論知ってますよ。」

 

 アルセウス様の事だな。

 

 ヨネさんは語る。

 シンオウ様は時間を操り、宇宙を作った。

 それでヒスイの地が生まれ、ポケモンが暮らせるようになった。

 そんなシンオウ様を崇める為に海を越えてヒスイに定住したのがコンゴウ団。

 シンオウ様に縁の有るポケモン達の世話をするのがキャプテンの仕事。

 シシの高台に居るポケモンもシンオウ様の加護を受けたポケモンの血を引いている。

 

 ショウとヨネさんを引き連れ、シシの高台へと向かう。

 道中でコロボーシとミノムッチ、イシツブテ、オドシシ、ゴンベ、ヒコザルを捕まえながら山頂へと赴く。

 

 「アンタのボール捌き、本当に凄いね。 あっという間にポケモンがアンタの配下になっていく様は凄まじいものがあるわね。」

 

 「そうでしょう! サトシさんは凄いんですよ!」

 

 ヨネさんの言葉に、ショウが自分の事のように喜ぶ。

 

 俺はそんな2人を余所に、ヒコザルを愛でていた。

 次のオヤブン戦で頼むぜ!

 ヒコザルを育てつつ山頂へ向かう。

 切り札も得た事で、準備が完了した。

 

 山頂に着くと、ラベン博士がカメラを持参して来た。

 オヤブンが見たいらしい。

 捕まえてやるからステイしなさいな。

 

 そして、コロトック戦が始まる。

 

 オヤブンは通常種より強く、特別な技を覚えている。

 なので、此処はいきなり切り札ブッパが良いだろう。

 

 「かえんぐるま!」

 

 ヒコザルのかえんぐるまがコロトックに当たり、大ダメージを与える。

 返しにつばめがえしを当てて来るが、これでヒコザルの役目は終わった。

 次にイシツブテを出し、耐久させている間にコロトックをゲットした。

 レジェアルではオヤブンは捕まえ辛いが、俺には関係無いね!

 

 ヨネさんに再度回復して貰うと、崖上に居るアヤシシが鳴き声を上げる。

 そして、態々俺の近くに寄ってきて、俺を見つめて来た。

 中々カッコいいじゃないか。

 バトルでは…まぁ…って感じだが、見た目は好みだな。

 

 その後、此処にベースキャンプを設置し、ヨネさんからもお墨付きを頂いた。

 

 

 

 コトブキ村に帰り、例の如くイモヅル亭でイモモチを食べる。

 食べている最中に店主から『荒ぶるバサギリ』の噂を耳にした。

 

 今日はショウも家に帰るらしく、俺は1人で帰路に着いた。

 

 

 

 朝目覚めると、ショウからデンボクさんがお呼びだと言われたので、準備してからギンガ団本部に向かった。

 

 ギンガ団本部前で言い争う2人の男女が居る。

 コンゴウ団の長のセキとシンジュ団の長のカイだな。

 2人は言い争いつつ、本部に入って行った。

 

 ショウと2人で本部に入ると、バサギリについて話しているようだった。

 扉の前で眺めていると、デンボクさんが俺を2人に紹介した。

 俺が時空の裂け目から来た事を、セキも知っているようで、ヨネさんの件と共に伝えて来た。

 

 「その名前、ヨネから聞いているぜ! アヤシシ様に好かれたんだってな! アンタが時空の裂け目から落っこちて来たすげぇ奴なのかよ! 俺はセキ! コンゴウ団リーダーのセキだ! ……長ってのは古くせぇから勘弁な!」

 

 「時空の裂け目の向こう… シンオウ様が居るやもしれない空間から来たというのか? 私はカイ! シンジュ団を率いる深謀遠慮な長だ! 本当に裂け目を通ったのか? どうにも疑わしいのだけど…。」

 

 うん、今はカイちゃんもトゲトゲしてるな。

 若くして長になって気が張っている状況で、自分の所のキングが荒ぶっちゃったから、尚更張り詰めてんだろう。

 まぁこれも追々だな。

 

 何やかんや有ってバサギリの調査を押し付けられた。

 危険な所には外様を押し付ける方が良いだろうしな。

 

 さっきからストライクが入っているボールが振動し続けている事だし、コイツもバサギリが気になるんだろうな。

 一丁戦わせてやろうかね。

 

 

 シマボシ隊長に呼ばれたので向かい、ラベン博士、セキさん、ヨネさんから情報収集が出来た。

 まぁ聞かなくてもゲーム知識で対処法はわかっている。

 バサギリが居る巨木の戦場に向かった。

 

 道中で新たにケーシィ、ムクバード、ビッパ、ビーダル(オヤブン)、ケムッソとその進化系全て、ミミロル、チェリンボ、コダック、ミツハニーを捕まえた。

 

 

 

 俺は早く()りたがっているストライクを引き連れ、巨木の戦場に到着した。

 そこで、シンジュ団のキャプテンであるキクイに出会った。

 バサギリが危険なので通せないと言われたが、キクイのヌメラを鎧袖一触で倒し、ストライクをバサギリの相手にさせる。

 森キング、バサギリが登場したが、何やら妖しげなオーラを身に纏っている。

 ストライクはバサギリの正面に立った。

 お互いに睨み合い、バトルが始まるも、ストライクの方が全然強いようだな。

 口をあんぐりと開けたキクイが驚愕の表情でストライクと俺を見る。

 そこにカイさんが到着すると、カイも驚愕の表情でストライクを見ていた。

 ストライクがバサギリを一方的にぶっ飛ばしているからな〜…。

 

 「カイさん。 バサギリの好物を用意して下さい。 考えが有ります。」

 

 「わ、わかったわ。 好物は持っているから、すぐに用意出来る。 何をすれば良いの?」

 

 「好物を投げつけ易いように加工して、バサギリに当てれば良いんですよ。」

 

 「成る程…シズメダマともいうべき発明だね…。 荒ぶるバサギリ様を鎮める為、魂を込めてシズメダマをお作りしよう!」

 

 カイとキクイは、シズメダマ作成に移った。

 

 何個か製作出来たので、それを持ってバサギリの下に向かう。

 

 もう既にバサギリも満身創痍な状態だったので、バサギリの口元にシズメダマを投げつけた。

 バサギリの口元に当たると、バサギリの体から妖しげなオーラが消え、バサギリは正気に戻ったようだ。

 バサギリからたまむしプレートを貰うと、ストライクに感謝を伝え、何処かへと帰って行った。

 

 めでたしめでたしだな。

 

 

 

 「本当にありがとう! 失礼な物言いと感謝を込めて、何かお礼をさせて欲しい。」

 

 カイさんがそんな事を言ってきたので、お礼を考える。

 ん〜…

 

 「目を瞑って下さい。」

 

 「うん。 わかった。」

 

 俺はキクイの前とか気にせずに、カイさんの唇にキスをした。

 キクイは顔を手で覆い、指の隙間から此方を見ているようだ。

 カイさんも驚いていたが、離れようとはしていない。

 5秒程キスをしてから離れる。

 

 「はい、これで貸し借り無しです。 気にしないで下さいね。 これからも荒ぶるポケモンは何とかするんで。」

 

 「わ、わかった…! お願いするわ…!」

 

 顔を朱に染めたカイさんに別れの挨拶をしてから、俺はカイさん達の下を去り、コトブキ村に戻って行った。

 

 

 

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