※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

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皆様お久しぶりです。
長らくお休みしてすみません。
これからちょくちょくアップしていきますので、よろしくお願いします。


第230話

 

 

 

 ウォロは伝説達の入ったボールを置いて立ち去った。

 俺はそのボールを手に取り開閉スイッチを押してヒードラン達を出す。

 

 「お前達を捕らえたウォロは俺に敗北した。 お前達は自由になった。 お前達はどうする? 出来る事ならば、俺はお前達を捕獲したいんだが…。」

 

 俺がそう言うと、ラブトロスがランドロス達に近付き、有無を言わさぬとばかりに平伏させる。

 ランドロス達も不承不承とまでとは言わないものの、俺の力を認めてはいるので、俺の傘下に入った。

 ヒードランは俺に下るのも全く問題無いようで、簡単に俺に靡いた。

 レジギガスについては俺に何かを伝えたいようで、俺に何かを語りかける。

 何言ってるのかわからないので、アナライズをかけてみた。

 すると、レジギガスは自分達を討ち滅ぼしたアルセウスに復讐がしたいらしく、その辺りをギラティナと意気投合してウォロの下に入ったようなので、俺がそれに協力してくれるなら傘下に入るらしい。

 

 …アルセウス様か〜…。

 果たしてレジギガスの言うアルセウスが、俺を転生させてくれたアルセウス様か、俺をヒスイに飛ばしたアルセウス様か、シンオウで暴れていたアルセウス様かはわからないが、場合によりけりかな?

 この辺りの考えを思念に乗せてレジギガスに送ると、突然レジギガスが俺に平伏し始めた。

 何事かと俺とショウが驚いていると、レジギガスが再度語りかける。

 レジギガス曰く、俺を転生させたアルセウス様はこの世の最高神、悠久の時を生きるレジギガスですら会う事すら叶わない絶対神らしい。

 そんな最高神の加護を賜わった俺に下るのは当然だと言っている。

 

 あぁ〜何となくあのアルセウス様と他のアルセウス様とじゃ格が違うと思っていたが、やはりその様だな。

 何となくだが、白い空間に居た俺を転生させてくれたアルセウス様がトップで、その下にヒスイに送った黒い空間に居たアルセウス様、暴れていたアルセウス様が同列か格下なのかな?

 更にレジギガスが復讐したいアルセウス様は、暴れていたアルセウス様のようだ。

 気の感じが似通っているらしい。

 俺もシロナさんや、サカキ達を殺されたくないので、あのアルセウス様を止めたい。

 レジギガスもアルセウス様と()り合いたい。

 そして、ギラティナも同じ気持ちで有ると言うのならば、一蓮托生で()ろうじゃないか。

 俺とレジギガス、ギラティナは互いに頷き合って俺の傘下に加わった。

 

 そしてクレセリアはというと…

 

 「キューンッ♡」

 

 「グアーッ!」

 

 アカツキのガチグマに惚れ込んだようで、ガチグマに引っ付いて離れない。

 クレセリアの対になる存在として頭に浮かぶダークライを余所に、ガチグマに擦りつくクレセリア。

 ガチグマも満更じゃないようで、そんなクレセリアの頭を剛腕で撫でている。

 そんな雰囲気に当てられたのか、ラブトロスもランドロスにチュッチュチュッチュしていて、ランドロスは中々に嫌そうな目で俺を見てくる。

 ボルトロスもトルネロスも苦笑しているようで、俺に何とかしてくれと頼み込むような目で訴えてくるので、ラブトロスには未来のラブラブボールに入って貰おうか。

 ラブトロスにラブラブボールを投擲し捕まった所で、トルネロス達にもボールに入って貰う。

 そこで未来のボールを見たトルネロス達は、他のボールは無いのかと訴えて来るので、俺の持っている全てのボールを出してみた。

 レジギガスは未来のボールに見向きもせずに自らギガトンボールに入り込み、クレセリアはムーンボールに、トルネロスはジェットボールに、ボルトロスはスピードボールに、ランドロスはゴージャスボールに入り込んで行った。

 

 「無事皆さんを捕まえられましたね! それにしても未来のボールですか…! 未来のも中々良さそうですね!」

 

 「ボールそれぞれに味が有って良いものだろう? 用途によって捕まえやすいボールが色々有るからな。 種類はヒスイの物より多いぜ! まだ俺も持ってないボールも有るくらいだしな!」

 

 「ほぇ〜… まだ有るんですね! 未来への楽しみが、また1つ増えました! …これからアルセウス様と戦うんですか…?」

 

 「いや、すぐには戦わないよ。 最後に此処での思い出作りもしたいからな。」

 

 「うぅっ… 良かったですぅ…。」

 

 ショウは泣きながら俺に縋り付く。

 そんなショウの頭を撫でつつ、2人でコトブキ村へと帰還した。

 

 

 

 

 

 コトブキ村に帰って来ると、色んな人達から歓迎された。

 皆に事の顛末を話し、最後の時までの間の思い出作りと洒落込んだ。

 

 俺達の噂を聞きつけた他の地方からも新たなる人達が来訪し、コトブキ村は一気に活気が湧いた。

 コトブキ村の規模もこれまで以上に増し、最早村と呼べる規模では無くなった。

 新たなる建造物が立ち続け、俺と俺のポケモン達の像も立ち(恥ずかしすぎて見てられなかったが)、一気に街と呼べるまでに成長した。

 ヒスイ地方の名を変え、俺が従えたディアルガとパルキアの名を冠し、シンオウ地方になった。

 そして、カイとセキ、デンボクで協議した結果、俺を頂点とした体制に変更する為に団を纏め上げるらしい。

 俺がギンガ団に所属しているからと云う事で、シンジュ団、コンゴウ団はギンガ団に吸収合併した形になった。

 

 そうやって村興し…街興しをしている最中、ウォロが此処に帰って来た。

 ウォロが帰って来るなり、コギトに頭を叩かれながらイチョウ商会のギンナンさん達や、俺達に対し謝罪をさせていた。

 コギトもコギトでウォロの失態を皆に謝罪し、お互いの蟠りを無くして行く努力を皆に伝えた。

 

 そうして月日が経ち、皆との思い出を作ってから俺は最後のアルセウス様との戦いに向かう準備をし始めた。

 

 「それじゃあ俺はそろそろアルセウス様と戦ってくるよ。」

 

 「…もう行っちゃうんですか…?」

 

 「あぁ、そのつもりだ。 皆とも良い思い出が作れたしな。 ショウ達は身重なんだから、今までみたいに体を酷使しないようにな?」

 

 ショウ、カイ、シマボシ、サザンカ、ペリーラ、キネ、シャロン、ヒナツ、ヨネ、コギト、オマツ(ユラ)、オウメ、オタケ、ガラナ、ワサビ達のお腹は既に膨らみ、胎児が居る事がわかる。

 そして、街興しをしている最中、俺に言い寄って来た他の女性達も俺が孕ませた。

 元コトブキ村の相手の居ない女性、元シンジュ団、コンゴウ団の女性で俺に言い寄って来た女性、イチョウ商会からもツイリが、そして、新たに来訪し続けて来るカントーやジョウト、ホウエン地方から来た俺に言い寄って来た女性達も全員抱いた。

 その中には何処となく俺の知っている人達の先祖っぽい雰囲気を出して居る者達も居て、現代の俺のハーレムメンバーの先祖が俺じゃないのかと思ったものだが、まぁそれはそれ、抱けるなら抱こうの精神で全員に種を仕込んだ。

 この街はこれから先、空前のベビーブームになるだろうが、孕ませていない人達には頑張って貰おう。

 

 「それじゃあ行って来る。 …お前達が望めば、未来でまた俺に会える筈だ。」

 

 「…はい! いつまでも、いつの日までも待っています!」

 

 ショウを筆頭に皆から送り出され、俺はアルセウス様との決戦に向かった。

 

 

 

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