※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

242 / 264
どうもお久しぶりです。
長らくお待たせ致しました。
ハーメルンを開く時間すら割けない程に多忙でしたが、何とか生きてます。

第2子を出産し、これからも多忙を極めるかと思いますが、ボチボチ更新して参ります。
よろしくお願いします。


第232話

 

 

 

 デオキシスのじゅうりょくと、アルセウス様のじゅうりょくがぶつかり合い、押されてはいるものの、先程までよりは楽になった。

 

 「速攻! サイコブースト!!」

 

 デオキシスはスピードフォルムで一気にアルセウス様の懐に入り、アタックフォルムでサイコブーストのダメージを底上げして与える。

 そして、攻撃後はすぐにディフェンスフォルムに変身し直して隙を無くした。

 

 「あぁ…素晴らしい…! ならば、これはどうですか!?」

 

 アルセウス様が宙空へ浮かび上がると、全ての属性を併せ持つさばきのつぶてが、四方八方からデオキシスを撃ち据え、流石のディフェンスフォルムのデオキシスでもすぐに昏倒する。

 

 「ふふふっ 貴方は持っているのでしょう? さぁ、ディアルガ、パルキア、ギラティナを出しなさい!」

 

 本来なら此処に持って来る気の無かった神達。

 コトブキ村に置いてきた3神の入ったボールをアルセウス様が呼び寄せ、俺に向けて放った。

 3つのボールをキャッチした俺は、ボールを覗き込む。

 ディアルガもパルキアも、そしてギラティナもやる気十分と言った表情で見上げて来たので、俺もその期待に応えねばなるまい。

 

 「お前達で仕上げだ! 行け! 3神!!」

 

 オリジンフォルムとなったディアルガ、パルキア、ギラティナの3匹が顕現した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『ピカッ!?』

 

 『グオォォ~!!』

 

 『君達も行きたいんだね! 良いよ、連れてってあげる! セレビィ、手伝って!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3神とアルセウス様の戦いは、壮絶なモノだった。

 現状の俺のパーティ最高戦力たるバサギリすらも倒したアルセウス様相手に、3神ですら歯が立たない。

 この次元に留まらず、多次元で戦うその光景は筆舌に尽くしがたい。

 ポケモントレーナーとして、どう指示を飛ばせば良いのかすらわからない光景に、俺は歯噛みした。

 神の戦争に一個人がどうこう出来る話しでは無いらしい。

 現れては消え、また現れては消え、見る見る内に3神の体が傷付いていく。

 こうしている間に、俺は何をすれば良いのかわからず、一応倒れたポケモン達の回復はさせたのだが…。

 

 「お前達、あの場に立ってアルセウス様と戦えるか?」

 

 俺がそう問い掛けるも、ボールに入った俺のポケモン達は微動だにしない。

 だが、バサギリとガチグマ、イワークはジッと神々の戦いを鋭い目付きで追っていて、そもそも俺の質問に反応していないようでは有ったが。

 

 「お前等は… ククッ オーケー! 出て来い!」

 

 まだカチコミかけるには早いが、ボールの中からよりは見易いだろう。

 バサギリ達は色んな箇所を見つめ、首を何度も動かす。

 神々の戦いを見取り稽古しているかのように。

 

 俺もそのステージまで登らねぇとな。

 

 波導を更に強化して纏い、神々の戦いを見つめていると…。

 

 

 

 『ピッカーッッッ!!』

 

 『グオォォ~ッッッ!!』

 

 『はぁ…はぁ… 連れて…来た…よ…?』

 

 

 虚空に穴が空き、中からピカチュウとリザードン、疲労困憊のミュウとセレビィが出現した。

 

 「ピカチュウ! リザードン! ミュウとセレビィが連れて来たのか!? サンキュー!!」

 

 疲労困憊のミュウとセレビィとは違い、ピカチュウとリザードンは元気一杯のようだ。

 これならあの戦いにも割って入れるだろう。

 

 「ピカチュウ、リザードン! ()れるよな?」

 

 『ピッカーッッッ!!』

 

 『グオォォ~ッッッ!!』

 

 『疲れたよ… 休んでるね…』

 

 「ミュウ達もありがとうな! ゆっくり休んでてくれ! よし、()るぞ! ピカチュウ! リザードン! そして…」

 

 俺はピカチュウ達は知っているが知らないポケモン達を繰り出す。

 ボールから出て来たバサギリとガチグマ、イワークを見て、ピカチュウとリザードンは驚いた。

 ピカチュウ達の反応を見るに、バサギリ達の正体に気付いたらしい。

 その上で、知っている姿から変化した上に、凄まじい力量を付けた事に、衝撃を受けたようだ。

 

 「神との大戦(おおいくさ)だ。 気合い入れて行けよ?」

 

 そう俺がピカチュウ達に語りかけていると、俺の背後にアルセウス様の気配が現れた。

 

 「ふふふっ 良い! 良いですねぇ! 貴方達との戦いも素晴らしいものになるでしょう! さぁ、貴方達の実力を私に見せて下さい!」

 

 ディアルガ達を蹴散らしたアルセウス様が俺の背後に現れた事により、ピカチュウ達が俺を護るように陣形を組む。

 ピカチュウは俺の頭に、リザードンは即座に俺の背後のアルセウス様の前に、俺の目の前にバサギリが、左右をイワークとガチグマが護るように立つ。

 すると、アルセウス様が更に分身を生み出し、総勢5匹のアルセウス様が顕現した。

 

 「ふふふっ 私も随分と暴れられて気分が(すこぶ)良いです! 最後の総仕上げに、貴方達の本来のポケモン達との

1VS1の戦いをしませんか? タイプは合わせますよ?」

 

 「良いでしょう。 お前達、やれるな?」

 

 俺のポケモン達もそれぞれに咆哮する。

 そんなポケモン達を見て、俺も気合いを入れた。

 

 「それじゃあ今までみたいに乱戦じゃなく、シングルバトルと行きましょうか?」

 

 「それは良いですね! 私もトレーナーとして、貴方方に相対しましょう!」

 

 アルセウス様が一声上げて後方に飛び退ると、擬似的なバトルコートが現れた。

 俺はその間に頑張ってくれたディアルガ達をボールに戻し、回復させる。

 

 「では準備が整いました。 産まれてから悠久の時を生きて来ましたが… これ程までに心がワクワクする事等、久方ぶりです! 全力で掛かって来て下さいね?」

 

 「ポケモンバトルじゃ絶対に負けません! 例えアルセウス様相手と言えども、負ける訳には行きません! 全力で勝たせて貰います!」

 

 「ふふっ ふふふっ ふははははっっ!! さぁ! 来いッッッ!!」

 

 

 




当初の予定とはかなり内容が変わってると思います。
すっかり当初の書こうとしていた内容を忘却してしまったので、何とか大筋に近くなるように執筆しました。
隔日投稿になると思います。
これからも暇が有れば少しずつでも執筆していきますね!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。