ちょっと久しぶりに感じる反転世界に到着した俺は、早速波導を周囲に撒き散らしてサーチを行う。
「ふむ…あっちか…。 ん…? 別の気配も有るな。」
ヒスイで鍛え上げた体を駆使し、取り敢えず別の気配のする方へと駆ける。
その気配の元へと辿り着いたが、その気配の主は大岩の中に閉じ込められているようだ。
「中に居る奴を傷付けないように…!」
あまり中に負荷をかけないように大岩を崩していくと、バチリと電撃を受けた。
この位の電撃ならピカチュウで体験し尽くしているので、構わず彫り進めて行くと、オレンジ色の機械?が見えた。
全体像が現れるまで外周を掘ってみた所、どうやら気配の正体はロトムで有ったらしい。
「待ってろよ! すぐに救けるからな!」
俺は持っているげんきのかたまりとかいふくのくすりをフル活用し、ロトムを救出する。
そして、仕上げに俺の波導を流し込むとロトムは目を醒ましたようだ。
『此処は…何処ロト…?』
「此処は反転世界。 ギラティナの統べる世界だ。」
『ギラティナ…。 ! あの子は!? アカギは!?』
…!
やはり少年の頃のアカギと一緒に居たロトムか!
これならアカギの暴走を止められると思い、俺はロトムに提案をした。
「アカギの所には今から向かう。 付いて来てくれ!」
『わかったロト!!』
かくして俺はロトムを連れて、アカギとギラティナが居るであろう場所へと向かって駆ける。
軽やかに身を翻しながら進んで行くと、遂にアカギ達が居る間に到達した。
そこに居たのはギラティナによって締め上げられているアカギと、ギラティナを説得しているようなショウ…いや、ヒカリか?
「ギラティナ! そいつを離してやれ!」
『ロト! アカギ!』
「!! サトシさん…ですか…!?」
今まで必死になってギラティナを説得していた少女は俺を認めた後、涙を流しながら俺に抱き着いて来た。
そんな少女を優しく抱き寄せ、頭を撫でる。
ギラティナもアカギを降ろした後、「キュルルルッ」と鳴きながら俺に頭を垂れた。
俺はギラティナの頭も撫でつつアカギの方へと視線をやると、アカギはロトムをジッと見て口を震わせていた。
「ロトム…? ロトム…なのか…?」
「アカギ! 久しぶり…ロト!」
ロトムがアカギの胸に飛び込むと、アカギは胸の中のロトムを見て涙を流しながら抱き合った。
この世界に置けるアカギが何をして、何をしようとしていたのかは定かでは無いが、無感動そうな見た目から感情に打ち震えている様を見れば後少しで良い方向へと導けるだろう。
俺も俺で今は少女へと確認する事にした。
「ショウ…いや、今はヒカリ…か?」
「はい! サトシさん! 急に前世の記憶が戻って少し変ですが、私は間違いなくあの時のショウです! 今の名前はヒカリですよ!」
「ヒカリ! 改めて久しぶり?だな!」
「はい! お久しぶりです! ずっと会いたかった人が居ると今まで思っていましたが、やっぱりその想い人はサトシさんだったんですね!」
転生には成功したようだが、俺と会った事をトリガーに記憶が蘇ったのか?
それともこっちに俺が帰って来たからか?
わからないが、兎に角ヒカリに会えた事は僥倖だろう。
後はヒスイで出会った他の女達が何処に居るのかだが…。
「ヒカリ、他の嫁達は今どうしているかは知っているか?」
「いえ…私も今記憶が完全に戻った所で他の人達の事については… ん? でもギンガ団のアカギさんはシマボシさんに似ていますし、幹部のマーズさんもヒナツさんに似ているような…? あ! それで行くと博士は団長に似ていますよね!」
ヒカリは俺を見て前世の記憶が蘇った。
ならもしシマボシがアカギに転生しているのならば、アカギが俺を見て前世の記憶を思い出さないのはおかしくなる。
何だ?
何か引っ掛かるが、今は考えても詮無いことか。
「まぁ積もる話しは後にしようか。 アカギ!」
「君、ロトムを見つけてくれて、本当にありがとう。 これで私は思い残す事は無くなった。」
「そんな話しは後にしてさっさと此処から出ようぜ?」
「私は大罪人だぞ? この世界を破滅に導こうとしたのだ。」
「仮にお前の野望を達成しようとしても無理だろうな。 何をしようとしても俺が立ちはだかるし、何よりもアルセウス様が許さねぇだろうよ。」
「だがしかしな…。」
それからアカギをヒカリとロトムと一緒に説得する事1時間。
説得の甲斐有って、アカギを無事に思い止まらせる事に成功した俺はギラティナに頼み、反転世界から脱出した。
「サトシ君! ヒカリちゃん!」
「サトシッ!!」
「「ヒカリッッ!!」」
シロナさんやサカキ達、コウキとジュンに迎えられた俺達は暫しの間、事の顛末を語ろうとしたが…
丁度其処に、アカギの部下達ギンガ団の連中も現れた。
そして、その中には…。
「「「アカギ様ッッ!!」」」
「兄上ッ! 無事…か…? サト…シ…?」
「アカギさ…ま… えっ…!? えっ!? サト…シ…? サトシ…だよね…?」
ジュピター、サターン、プルートとアカギよりも先に俺を見て硬直するマーズとアカギに似た女性が現れた。
「久しぶりだな、ヒナツ…いや、今はマーズか? それと…。」
「あ… あぁ〜ッッ!!」
滂沱の涙を溢れ出し、俺に飛び込むマーズを受け止める。
そんなマーズの姿に狼狽えるアカギ達ギンガ団のメンバーにシロナさん達。
もう1人の女性は俺にゆっくりと近付き、俺の両頬に手を添え、唇を近付けた。
「チュッ…♡ サトシ、ご苦労だったな…♡」
「ただいま、マーズと…シマボシは今の名前は何て言うんだ?」
「マーズは知っていて私の事は知らないのか。 今はサイラスという名だ。 覚えておけ。」
唯一知っているヒカリだけは微笑みながら俺達の様子を見ていた。
シマボシ改め、サイラスはヒスイでのシマボシと同じように直立し、腕を後ろ手に組んでそう言った。
シマボシらしさ全開のその立ち姿に懐かしさを覚えながら苦笑する。
「サイラスだな。 そうすると、もしかしてサターンの親族にオウメの転生体が居たりするか?」
「私にはわからん。 此処に来て初めて昔の記憶が戻ったからな…。」
ヒカリの言葉も合致したな。
やはり俺との邂逅がトリガーとなって記憶が蘇るらしい。
さて、他のメンバーとどうやって会おうか…。
取り敢えずは今はどうこう考えても仕方が無い。
ヒカリやマーズ、サイラス達との邂逅に感謝しつつ、今の状況をどうにかすべく動くか。
その夜
「あっ♡ あんっ♡ サトシさん♡ 気持ち良いですッ♡」
「サトシッ♡ サトシ〜ッッ♡♡」
「んっ♡ 相変わらずッ♡ サトシのモノはッ♡ 凄いなッ♡♡」
ホテルの一室で絡み合う俺達とヒカリ達。
ヒカリ達は俺に出会うまでの間、誰にも体を許して居なかったようで処女だったが、今ではこの通り俺の肉棒で激しく喘いでいる。
ヒカリはショウの頃よりスレンダーになっているが、凄まじく
マーズもヒナツの頃よりクールビューティーになっていて、これはこれで具合が良い。
サイラスはシマボシの頃より肉付きが良く、包容力豊かな肢体へと変化し、俺の肉棒を迎え入れている。
そしてその頃別室では…
「サトシ君…助けてくれて、ありがとうね…!」
「シロナさんが無事で居てくれて何よりです! シロナさんのような美人に何か有ればと思うと、気が気じゃないですからね。」
「うふふ 最初に会った頃から思っていたけど、サトシ君は昔此処に居たとされる古の英雄王にソックリよね! かの英雄王も貴方のように強く、それでいて女性を侍らせるような人だったと伝わっているわ。 今日の貴方の実力を見て私、思ったの。 既に貴方の実力は私よりも数段上だって。 私の相棒のガブリアスでも貴方のあの未知のリザードンには敵わないでしょうね。 他にも私の知らないポケモン達も持って居るんでしょう?」
だから…とシロナさんは続ける。
「あの時交わした約束、私の事も愛して欲しい…の…。」
シロナさんは伏せ目にして顔を紅潮させながらそう言った。
俺はそんな愛らしいシロナさんを抱き寄せ、その唇に
「チュッ…チュッ…んっ…サトシ…君っ…チュッ…。」
シロナさんの髪を撫で、柔らかな肢体を感じながら口内に舌を捩じ込む。
シロナさんは一瞬驚いて目を見開くも、俺と目が有ったからか恥ずかしそうにし、また目を閉じて恥じらいながらも俺とのディープキスに応じ始めた。
暫くの間、シロナさんとの
俺とシロナさんの口から掛かる銀の橋。
「シロナさん、俺シロナさんの事を心から愛しています。 シロナさん、俺の愛を受け取って欲しい。」
「ええ… 私もサトシ君の愛を受け止めるわ…。 私に愛の何たるかを教えて…?」
ベッドにシロナさんを寝かせ、覆い被さる。
俺はシロナさんの唇に再度
コートの胸元の留め具を外し、コートの下の服をたくし上げる。
無駄な脂肪の無いきめ細やかな白い肌に括れたウエスト。
シロナさんの程よい大きさの胸を包む黒のブラジャーが現れたので、ブラジャーの上からシロナさんの胸を揉む。
「んっ♡ あんっ♡ チュッ♡ んんっ♡ 良いわ…っ…♡」
シロナさんの甘い喘ぎ声を出し始め、俺の体を弄り始めた。
俺の胸や腹筋、背中、尻を撫で、その手は俺の股間にまで及んだ。
シロナさんの手が俺の肉棒に触れた時、シロナさんの目が再度見開かれた。
「ぷはっ! ちょっ! サトシ君の大きすぎない!?」
「俺のこれがシロナさんの此処に入るんですよ。 見てみますか?」
「う、うん…。 見てみたい…かも…♡」
シロナさんの言葉を聞き、俺はすぐに身に着けていた衣服を全て脱いだ。
「凄く大きい…! それに、凄い体付きしてるわね…! わ、私も脱いだ方が良いかしら…?」
「俺が脱がせますよ。 さぁシロナさん。 緊張を解いて下さいね?」
アカギ達ギンガ団の処遇に付いては後日描きます。