※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

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お久しぶりです。
改めて更新再開します。


第240話

 

 

 

 カンナギタウンへとテレポートした俺達は、続けてリーフ達の下へと分身体をアルセウスのテレポートで送り届ける。

 すぐに戻るって言った事だしな。

 そしてシロナの案内に従い、シロナの実家へと向かう。

 

 「最長老様とお婆ちゃんの事なんだけどね。 サトシ君の事を話してからと言うもの、何度も会いたいと言っていたわよ? 貴方達に特に接点なんて無いと思ってたんだけど… 不思議な事よね。」

 

 そうシロナが不思議そうな表情を浮かべると、ヒカリが嬉しそうな表情で言った。

 

 「ふふっ サトシさんもシロナさんも着いてからのお楽しみですよ!」

 

 そんなヒカリの表情から、俺はシロナの実家に誰が居るのかを悟った。

 

 

 

 シロナの実家は物凄く大きな屋敷だった。

 シロナが帰って来た事を屋敷の使用人達が気付き、俺達を案内して屋敷へと入る。

 外から見ても大きな屋敷だったが、門を通って中に入ると、これまた立派な庭と屋敷が目の前に広がる。

 庭には一目見て強いと感じるポケモン達が居て、庭に有る池には水生のポケモン達が泳ぎ回る。

 流石シンオウチャンピオンのシロナの実家だな。

 そして、俺が周囲に波導を巡らすと、とあるポケモン達が一気に現れた。

 

 砂塵が吹き荒れ、視界を塞ぐ。

 いきなりの異常事態に使用人達が吃驚していると、腕を組んで現れたボルトロス、トルネロス、ランドロスに、ランドロスの腕に自身の腕を絡ませるラブトロス。

 そして…。

 

 『ちょっと! 遅かったじゃない!』

 

 ランドロス達の更に前に現れたユクシー・エムリット・アグノムの姿。

 ユクシーはのんびりと『お帰り〜』と言って微笑む。

 アグノムは嬉しそうに『お帰り!』と楽しげに笑う。

 そしてエムリットは手を腰に置いてプンスカと怒ってそうな表情だが、嬉しそうだ。

 皆の頭を撫でていると、影からダークライが現れ、その影が光輝いたと思えばクレセリアが、池からはフィオネが、屋敷の裏からヒードランがのっそりと現れた。

 

 「えっ!? 私の家に伝説のポケモンが居たの!?」

 

 これにはシロナも使用人達も吃驚したようで、てんやわんやの大騒ぎになった。

 1匹1匹が凄まじい力を誇る伝説のポケモンが自身の住む屋敷に大集合したのだ。

 大騒ぎになるのも仕方無い事だろう。

 

 そして、そんな大騒ぎになった事により、屋敷の中までも外の状況がわかったらしい。

 屋敷から1人の老婆が現れた。

 

 「おやおや、まあまあ! 何事かと思えば! ささ、お客人達、屋敷にお入りなさい!」

 

 俺達の姿を認めた老婆は微笑み、手で口を覆いながら俺達を迎えた。

 

 「え、ええと…。 わ、私も気が動転してどうすれば良いかわからなくなっちゃったわ…。」

 

 「あ〜 んじゃ、取り敢えずお前達は此処で待っていてくれ。」

 

 『嫌よ!! 何年もアンタの事待ってたのよ!? 待つなんてぜぇ〜っっったい! 嫌!!』

 

 エムリットはそう言って俺にしがみついて離さないようだ。

 他のポケモン達はというと、クレセリア以外は待つ事に関しては構わないといった表情を浮かべる。

 そして、クレセリアは俺のホルダーをちょんちょんと鼻先で突いている。

 クレセリアの思いを察し、俺はホルダーからガチグマを繰り出した。

 自身の好意の相手、ガチグマが現れた事でクレセリアは上機嫌になってガチグマとイチャつき始める。

 長い間待たせてしまったしな。

 ガチグマと仲良くしておいて貰おう。

 

 「エムリットは…まぁしゃあねぇか。 シロナ、中で待たせんだろ? 行こうぜ?」

 

 「え、ええ…わかったわ…。 貴方と居ると、心臓が幾つ有っても足りないわね…。」

 

 そんなシロナに苦笑しつつ、お婆さんを先頭にし屋敷内を歩く。

 

 「お客人、いえ、御先祖様。 私めは貴方様の末裔ですじゃ。」

 

 「やっぱりそうですか…。」

 

 思っていた事を口にすると、お婆さんはコロコロと笑いつつ、こう口にした。

 

 「今でこそ私めの方が年上ですが、そう敬語は要りませぬ。 私めの事はどうぞ気楽にお呼びなされ。 …ささ、この部屋に最長老様がお待ちで御座います。」

 

 お婆さんがそう言うと、襖を開く。

 部屋の奥には簾で姿を隠しつつも、逆光でシルエットだけは見える。

 

 「良くぞ参ったな。 さ、近う寄れ。」

 

 俺はもう相手の姿に確信を持ってずんずんと近寄る。

 

 「久しぶり?だな。 コギト。」

 

 「ふふっ 流石はアッシュ…いや、サトシじゃな。 わかるか。」

 

 奥に居たコギトは簾を払い、此方に姿を現した。

 それにしてもアッシュか。

 ヒカリ達から俺がこっちに送られた後の事は聞いている。

 アッシュとして俺の分体が生き抜いた事もな。 

 

 「アッシュ… 最長老様、古の英雄王の名を何故サトシ君に呼んでいるのでしょうか…? それに最長老様のその御姿…。 お婆ちゃんよりもうら若い姿は…?」

 

 「シロナよ。 その件は後程教えてやろう。 サトシ、あの後の件は聞いておるかえ?」

 

 「あぁ、少しでは有るが、分身体に報告されていた事は伝わっている。」

 

 ヒスイでのあの後の話だ。

 アルセウス様が気を利かせてくれたようで、俺の分体がショウ達の下に戻り、生涯を共にした事を。

 ヒスイの地にて、俺の子孫を繁栄させた事を伝え聞いている。

 

 「ふむ、ならば良いか。 妾は本当のお主を200年程、待ち侘びておったぞ…!」

 

 コギトはそう言うなり、俺の胸に抱き着いて来た。

 今までずっと我慢をし続けたのか、俺を抱き締める力が強い。

 涙を浮かべて俺を抱き締めるコギトの頭と背を優しく撫でていると、シロナが呟く。

 

 「200年…。 ………! サトシ君! 貴方が古の英雄王なの!? えっ!? って事は私はサトシ君の遠い血縁なの!?」

 

 「そうらしいな。」

 

 「道理で最初に会った頃から何か感じるモノが有った筈だわ…!」

 

 シロナは合点がいったような表情を浮かべる。

 そして、コギトは抱き締める手が俺の体を這い、尻や股間に触れて来た。

 

 「………っ♡ もう我慢ならん!♡ 久方ぶりのサトシの体じゃ♡ 味合わせてくれ♡」

 

 コギトは俺の唇にむしゃぶりついた。

 

 

 

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