俺はアルセウスと共にとある場所…つまりジョウトのピュアズロックに来た。
いきなりアルセウスとルナさんが邂逅しても吃驚するだろうから、取り敢えずボールに戻しておくか。
波導でサーチしてみると、ルナさんはどうやらクリア湖に居るようなので、そちらに向かう。
クリア湖に辿り着くと、ポケモンと戯れているルナさんの姿が其処に有った。
「お久しぶりです。 ルナさん。」
「え!? サトシ君!? 久しぶりね!」
「任せっきりですみません。 ちょっと相談が有るんですけど、良いですか?」
「ん? ええ、良いわよ? でも今コテージに姉さんも来てるから、そっちで話しましょう?」
「わかりました、そうしましょうか。」
俺は久しぶりに会ったフーディンに頼み、ルナさんと共にコテージへとテレポートして貰う。
コテージに着くと、ルナさんの姉のルカさんが居た。
ルカさんとは初めましてだが、やはり2人共美人だな。
ルナさんは20代半ばの緑髪の美人。
ルカさんは20代後半の茶髪の美人。
どちらとも甲乙付けがたい程の美女達だ。
「初めまして、俺はマサラタウンのサトシです。」
「あら? 初めまして! ルナから話しは聞いているわよ! 貴方がサトシ君ね! 本当、格好良い子ねぇ〜 ルナが絶賛してたわよ?」
「ちょ、ちょっと姉さん!!」
ルカさんはルナさんに悪戯でもしているかのように茶化す。
ルナさんは顔を朱に染めて、焦っているようだ。
そんな2人に苦笑しつつ、俺は早速本題に移る事にした。
「あはは… それで話しと言うのがですね………。」
此処ピュアズロックをこのまま此処に置いていては、良からぬ輩が現れた際、対応が後手に回る恐れが有る事。
それを防ぐ為に一応今までは俺のポケモン達を守護に回していたり、レジェンズのメンバーでジョウト、カントーの悪しき者を一掃したり等もしてみたが、未来まではわからない。
他の悪の組織が現れないという保証も無いからな。
その事を伝え、最後に俺の願いをルナさん達に伝える事にした。
「此処、ピュアズロックをシンオウのチャンピオンリーグの北東に有る島に移設したいんです。 勿論此処の生態系に悪影響を与えないようにはするつもりです。」
俺の突拍子の無い話に、ルナさん達は困惑の表情を浮かべる。
「えっと…このピュアズロックをシンオウに移設…? サトシ君の言いたい事もわかるんだけど、そんな神様みたいな事が出来るの!?」
「本当…何か…うん…理解が追いつかないわよ…。」
ルナさんもルカさんも困惑し、狼狽えているようだ。
まぁ俺もこんな事想像しはしても出来るとは思わなかった。
でもアルセウス様はしてくれるって言ったんだ。
アルセウス様に一縷の想いを託しても良いだろう。
「困惑してしまいますよね。 でも、俺に力を貸して下さっているポケモンの神様がそうしてくれるみたいです。 勿論此処等一帯に悪影響が出ないよう調整もしてくれますから、後は移設するだけですよ。」
「ポケモンの神様…もしかしてシンオウ神話に出てくる創生の神、アルセウス?」
ルナさんは学者としても中々に造詣が深いようだ。
シンオウ神話にまで精通しているとはな。
「博識ですね。 そうです、そのアルセウス様ですよ。 俺と話をしたアルセウス様よりはかなり格が落ちますが、俺もアルセウスを手中にしています。 見ますか?」
そう俺が口にすると、2人は身を乗り出して俺に出してくれと頼んで来た。
コテージ内で出すと大き過ぎるので、2人を伴って1度外に出る。
「さぁ、出て来い! アルセウス!!」
モンスターボールからアルセウスを出すと、ルナさんとルカさんは感嘆の声を上げる。
「こ、これがアルセウス…! 何て神々しい…!」
「本当に凄いわ…! 今まで見て来たポケモン達とは格が違うって素人の私でも感じるわ…!」
「ふむ… 此等もサトシの雌か?」
感嘆の声を上げた2人を前に、出て来たアルセウスはそんな事を発した。
まさかの俺の雌呼ばわりに絶句する2人。
いや、うん。
まだ手も出してないから違うからな?
その事を思念に飛ばすも、アルセウスはどこ吹く風とばかりに受け流しながら、再度声を発する。
「ほう… だが、そう遠くない未来に此等の雌達もサトシの手籠めにするのだろう?」
アルセウスのそんな言葉にモジモジするルナさんと、顔を朱に染めつつもルナさんに「良かったじゃん!」と声をかけるルカさん。
意外と満更でも無さそうな2人に、再度声をかける。
「ルナさん、ルカさんもコイツの言う事は気にしないで下さいね? 2人にその気が無いなら無理にしようとは思わ…」
「私で良ければお願いします!!」
「…え…?」
俺の言葉に被せるようにそう口にしたルナさん。
そんなルナさんにヒューヒューとからかうルカさん。
そして、ルカさんはルナさんの背後に回り、ルナさんの肢体を撫で回しながら言った。
「んっ…! ちょっ! 姉さん!?」
「サトシ君! ルナは昔から勉強ばかりで禄に恋愛なんかして来なかったの! でもほら! 良い体でしょう? サトシ君の手で、ルナを女にしてあげて♡ サトシ君みたいな良い男の子なら私も大歓迎よ! 今なら私も付いて来るわよ?♡ 彼氏も居ないしね♪」
「姉さん!? ちょっとぉ〜… んんっ…!」
突然目の前で起こる姉妹による扇情的な行為。
美人のそんな光景を目にし、俺も収まりが付く訳もなく。
「そういう事なら俺も一肌脱ぎますよ? 良いんですね?」
「ルナの処女、サトシ君ので卒業させてあげてね?♡ 私はその後でも良いわよ?♡」
アルセウスの発言により始まったが、まぁ美女を抱けるのなら良いだろう。
俺は急遽予定を変更し、ルナさん達を抱く為、コテージに2人を伴って行った。