ブルーさんとリーフとヤッてから時は経ち、明日俺の誕生日だ。
明日になればアルセウス様から加護が貰える筈だ。
いや、発現するだったか?
あの白い空間からもう早10年か。
時が経つのは早いもんだな。
ここ最近は母さんともほぼ毎日体を重ね合わせ、ブルーさんを調教したり、ナナミさんに研究所で痴漢プレイしたり、リーフに外でフェラさせたりと物凄く充実している。
たまにブルーさんとナナミさん、そこにリーフも交えて乱交したりもしている。
まぁそうして肉欲ばかりに
断じて無い!
明日の誕生日に向けて、俺はとある事を達成させる為、山岳地帯に赴いていた。
山岳の主、ニドキングとサイドンにカチコミかける為。
2匹を呼び寄せ、俺と喧嘩してくれと頼む。
2匹の後ろには、それぞれの群れが並んでいて威圧してくるが、今更そんなのに萎縮しない。
何処吹く風と流していると、ニドキングとサイドンが群れの方を向き、鳴き声をあげると群れは沈黙する。
俺は2匹から距離を取り、武器を取らずステゴロで構える。
ニドキングは腕を大きく拡げて構える。
サイドンは腕を前に突き出して構える。
静寂が辺り一帯を包み込む。
まだか、まだかと待っていると、先手必勝とばかりにニドキングが突っ込んで来る。
俺はニドキングを躱し、躱すついでに掌打を叩き込み、そのまま脇を抜けサイドンに躍り掛る。
サイドンは驚くが、雄叫びをあげて殴りかかって来る。
サイドンの懐に潜り躱して、下からサイドンの顎目掛けて右手で掌打を打ち、左手で右肘をかち上げ威力を上乗せする。
そこでサイドンは目を回し昏倒した為、振り返りニドキングに奇襲を仕掛ける。
振り返り際にスウェーし、ニドキングの視界から消える。
ニドキングの背後に回り込み、尻尾を掴んで振り回す。
その場でグルグルと回り、回転力を高めた後、サイドンが昏倒から立ち上がるのが見えた為、サイドン目掛けて投擲する。
ニドキングとサイドンがぶつかり合って、そのまま2匹は戦闘不能になった。
山岳の主、2匹同時討伐完了だ。
その後、いつものようにニドキングとサイドンにきのみを与える。
2匹は物凄く悔しそうな顔をしていたが、大人しくきのみを頬張っていた。
ニドキングとサイドンの2匹に礼をしてから、2匹それぞれの群れにも礼をした。
俺がここまで強くなれたのも、このマサラタウンに住んでるポケモン達のお陰だ。
なので大盤振る舞いで、持ってきたきのみを全て放出する。
皆、美味しそうに食べて、それぞれの鳴き声で何かを俺に伝えて来る。
ありがとう…かな?
そうして2匹の群れを見送って山を降りる。
やりたい事も終わったし、明日が楽しみだな。
俺は今日の事を思い出しつつ就寝する。
どれくらい時間が経ったろうか?
気付くと俺は懐かしい白い空間に居た。
あの時と同じように背後から威圧感と共に、何者かの気配がするが、前に比べて一瞬で殺されてしまうとは思わない。
まぁ瞬殺から秒殺に変わった程度だが。
「お久しぶりです、アルセウス様。」
「久しいの 人間…いや、サトシ。」
アルセウス様は俺を見つめ少し笑った気がした。
「どうかね? 転生してから楽しくしているか?」
「本当に最高ですよ! 転生させて頂いて、本当に感謝してます!」
「そうか。 ふっふっ ならば良かった。」
アルセウス様の目が細くなり、笑っていると感じる。
「して、サトシよ。 転生させる時に言っていた事だが… 覚えているかね?」
「はい! 加護を与える、発現するのは10歳の時、でしたよね!」
「ほっほっほっ 覚えてたのなら何より サトシが目覚めたら、自然とわかるようになる。 楽しみにしていなさい。」
「ありがとうございます!」
そう言って、深く頭を下げる。
「うむ。 転生先じゃが、お主の記憶を辿り、混ぜ込んだような世界となっておるが、如何かの?」
「あ、やっぱりそうだったんですね! 居ない人も居たり世界線が俺の知識を混ぜ込んだような感じだったので、もしかしたらそうじゃないかと思いました!」
「ほっほっほっ だが、良い世界だとは思わんかね?」
「良い世界ですね! ただ、こう、悪い所は記憶以上に悪いですが…」
「ふむ じゃが悪しき心も善き心も有っての人間じゃろう? その業を持ってこそ人らしいと思うがな」
「まぁ確かにそうですね〜 それこそ人間、わかりますね!」
「そうじゃろ、そうじゃろ。 ふむ。 そろそろ目覚めの時じゃな。 では、またいつか会いたくなれば此処に呼ぶが良いか?」
「はい! いつでもお呼びください!」
「あいわかった。 それでは、さらばだ。」
「ありがとうございました! また逢う日まで!」
そうして白い空間が徐々に融け、俺の意識は闇に沈んだ。
目覚めの時は近い
祝10歳