※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

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第24話

 

 

 

 新しい朝が来た! 希望の朝だ!

 

 アルセウス様との邂逅から目覚めて、アルセウス様から与えられた加護が発現しているか確認する。

 

 どんな加護なんだろうか。

 

 どう確認すれば良いんだ?

 

 そう考え悩んでいると、枕元に見慣れない、否、見た事がある機材が転がっていた。

 

 アルセウスフォンか?

 

 あの見るからに邪魔臭いゴテゴテしたやつだ。

 

 これはどう使えば良いんだ?

 

 そう思い、画面下にあるエメラルドの様なボタンを人差し指で触ると画面が点灯した。

 

 

 

 生態情報確認。

 使用者確認。

 起動します。

 

 

 

 そんな文字が画面に羅列され、このアルセウスフォンが使用出来るようになった。

 

 

 

 個体名:サトシに加護が付与されます。

 

 1.アナライズ…対象の生体の情報、及び感情を見る事が可能。

 2.アルセウスボール…物体を収納する事が出来ます。 容量は使用者の能力に応じて拡張されます。 現時点での収納量は10㎥

 3.限界突破…捕まえたポケモンの能力の限界値を撤廃し、レベル100を超える事が可能。

 4.早熟晩成…捕まえたポケモンの能力、レベルが上昇しやすくなります。

 5.捕獲率上昇…野生のポケモンが捕まえやすくなります。

 6.メロメロボディ…個体名:サトシに特性、メロメロボディを付与します。

 

 尚、上記の加護はパッシブでは無く、アクティブです。

 それにより必要で無ければ、加護を一時的に遮断する事が出来ます。

 

 

 

 バリバリのチートやんけ!

 

 うっわ〜どうしよう。

 

 何か一つだけでも充分過ぎるんだが…

 

 取り敢えず一度全ての加護をオフにして落ち着こう。

 

 

 

 リビングに降りると、両親が揃って待っていた。

 

 「おはようサトシ。 誕生日おめでとう!」

 

 そう言って微笑む母さんと

 

 「おはようサトシ。 誕生日おめでとう。 今日で10歳だな。 10歳になったサトシに僕達からプレゼントが有る。 受け取ってくれると嬉しい。」

 

 父さんが一つのモンスターボールを手渡して来る。

 

 何が入ってるんだろうか。

 

 「私からはこれ!」

 

 母さんはそう言って、大きなカプセルのような物を渡して来た。

 

 「ありがとう! 父さん! 母さん! これは何なの?」

 

 「あぁ…そのモンスターボールには、あるポケモンのたまごが入っている。 そのたまごをハナコから貰った孵化装置に入れて育ててみるんだ。 ポケモンをたまごから育てる、簡単じゃないぞ。 まだ旅に出ていない今の内にしていた方が良い。」

 

 「本当に産まれたばかりのベビーポケモンを育てるのは大変なんだからね? 私もサポートするから、頑張って育てましょう!」

 

 そんな2人の両親からの言葉に、自然と涙が溢れてくる。

 

 「ぐっ…あ、ありがとう…!」

 

 「喜んで貰えて何よりだ。 今日は僕も一緒に過ごせるから、一日一緒に居るか。」

 

 「ふふっ たまには家族勢揃いで、楽しく暮らしましょうね! 唯でさえレッドさんは中々帰って来ないんですから。」

 

 そう言ってジト目で父さんを見る母さん

 

 「むっ…仕方ないだろう。 最近は特に忙しいんだ。」

 

 「ふふっ はいはい、わかりました。」

 

 この2人も何だかんだで付き合い長いんだよな〜って感じのやり取りをしている。

 

 「そういえば父さん! 最近のトレーニング何だけどさ! 父さんが言ってた通りにポケモンとずっとトレーニングしてたんだけど、昨日は遂に山岳の主のニドキングとサイドンの2匹を同時にぶっ倒す事が出来たよ! 父さんの助言のお陰だよ! ありがとう!」

 

 「……………。 ハナコ、サトシは何を言ってるんだ?」

 

 「私もわからないわ。 トレーニングしてるのは知ってるけど…」

 

 「何言ってんだよ父さん! 父さんが俺に言ったんだろ?」

 

 「…僕はそんな危険な事は言って無い筈だ…。」

 

 そう言って父さんは帽子の鍔を摘み、目深に被る。

 

 「え? じゃああの時の言葉の意味は何なのさ!」

 

 「ポケモンとトレーニングして、自身の体の動かし方を見つめ直し、此処らに居るポケモンの動きを見て学べと云う意味なんだが… 生身でポケモンを倒せとは…それも主クラスを倒せなんて僕は一言も言っていない。」

 

 ウッソだろおい!

 

 まぁ、強くなったから良いか。

 

 

 

 

 

 

 

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