※この作品はR-18です。

サトシの野望   作:イマクニ

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第31話

 

 

 

 「では、準備は双方、良いかね? では、始める。 バトル開始!」

 

 

 

 こうして俺とシゲルの戦いの火蓋が切って落とされたように思えたが…

 

 

 

 

 

 ザッザッザッザッ

 

 一人二人では無い足音が聞こえてくる。

 

 シゲルはこちらを、いや、俺の後方を見て驚いている。

 

 振り向くとそこには…

 

 

 「む…少し出遅れたようだ…」

 

 そう言って帽子を被り直す仕草をする父さん

 

 「何言ってんだよレッド。 ベストタイミングだろうが!」

 

 と、グリーンさんが父さんに注意している。

 

 「ほう。 彼等がレッド君達の秘蔵っ子か。 中々良い面構えじゃないか。」

 

 マントをたなびかせ(・・・・・)ながら言うワタルさん。

 

 「フェッフェッフェッ! 憎たらしいオーキドの孫か! どんなもんかね〜?」

 

 不気味に笑い、こちらを見定めようとするキクコさん。

 

 「何を言う、キクコ。 見るべきは、サトシ君だろう。 あの鍛え上げられた筋肉。 一緒に汗を流したいものだ。」

 

 そう言うシバさん。 背筋がゾワッとするので、辞めて下さい。

 

 「うふふっ レッド君達の子供が何処まで出来るのかしらね?」

 

 ブルーさんのように妖艶でおっぱいがデカいカンナさん。

 

 

 カントーが誇る伝説が現れた。

 

 

 あまりの威圧感に手に汗握る。

 

 でも、俺はこの絶対強者達を超えたい。

 

 今はまだ無理だけど、いずれは全員倒す!

 

 その為には、色んなポケモンを捕まえて、育てて、一矢報いる程度には俺もポケモンも強くしなければならない。

 

 まずは前哨戦だ。

 

 目の前のシゲルを倒す!

 

 そう気合いを入れてバトルしようとしたが、またも人が現れる。

 

 

 「サトシ! 俺がお前にポケモンバトルを教えたんだ! 負けるんじゃないぞ!」

 

 そう言って俺に声をかける、カケルさん。

 

 「シゲル! 態々グリーンさんの頼みでお前に手解きしに戻って来たんだ。 負けるなよ?」

 

 そう言ってシゲルに声をかける、シンさん。

 

 「あら、ポケモン貰ってすぐバトルするの? 負けないでね、サトシ。」

 

 母さんが応援してくる。

 

 「うふふっ ポケモン貰ってすぐバトルなんて、昔のレッドとグリーンを思い出すわね。」

 

 そう言って、ブルーさんが昔を懐かしむ。

 

 「サトシ君、シゲル君も頑張ってね。」

 

 俺達を応援し、微笑むナナミさん。

 

 「サトシくぅ~ん! 負けないでねぇ〜!」

 

 そう言って手を振るアユミ。

 

 

 

 色んな人が見てるが、不甲斐ない姿は見せられない。

 

 

 さぁ、シゲル、バトルしようか。

 

 

 「よし、皆が見てるけど()ろうぜ?」

 

 「あぁ、()ろうか、サトシ!」

 

 

 

 「オホン! では、改めて…バトル開始!」

 

 そのオーキド博士の声で俺達は動き出す。

 

 「ヒトカゲ! しっぽをふるだ!」

 

 「ゼニガメ! みずでっぽう!」

 

 しっぽをふるヒトカゲにみずでっぽうが襲いかかる。

 

 「ヒトカゲ! 躱して、ひっかく!」

 

 「ゼニガメ! そのままみずでっぽうで押し切れ!」

 

 躱すヒトカゲにゼニガメのみずでっぽうが追跡する。

 

 「避けて、避けて…今だ!」

 

 ヒトカゲのひっかくがゼニガメに直撃するが

 

 「みずでっぽう中止! たいあたり!」

 

 ゼニガメのたいあたりがヒトカゲを吹き飛ばす

 

 「そのままひのこだ!」

 

 「みずでっぽうで迎え撃て!」

 

 ひのことみずでっぽうがぶつかり、水蒸気が立ち込める。

 

 「接近してひっかく!」

 

 「水蒸気に向かってみずでっぽう!」

 

 ゼニガメのみずでっぽうがヒトカゲを襲い当たるが、直撃にはならなかったので、そのままひっかくが当たる。

 

 「ひっかく連打!」

 

 「たいあたりで牽制しろ!」

 

 ヒトカゲのひっかくの連打とゼニガメのたいあたりが交差する。

 

 そして、そのままゼニガメは倒れ、戦闘不能になった。

 

 「ゼニガメ!」

 

 「やったぞ、ヒトカゲ! 俺達の勝ちだ!」

 

 「カーゲ!」

 

 俺達の初勝利だ!

 

 パチパチパチパチ

 

 皆がその戦闘に対し、拍手を送る。

 

 「サトシ、良くやった。」

 

 そう言う父さんに

 

 「シゲル! 負けてんじゃねぇよ! 次は勝てよ?」

 

 グリーンさんは負けたシゲルに憤りつつ、応援もする。

 

 「ふむ、2人共、中々じゃないか?」

 

 そうワタルさんが言うが

 

 「まだまだだよ! どんなもんかと思えば。」

 

 そうキクコさんが毒づく。

 

 「サトシ君は寧ろ、自分で直接戦った方が強いだろう。」

 

 シバさんが当然の事のように言う。

 

 「サトシ君もシゲル君も、私達のステージに上がってくるわ。 将来が楽しみね。」

 

 そうカンナさんが言ちる。

 

 「サトシ! 流石俺の弟子!」

 

 カケルさんが褒めてくれる。

 

 「かぁ〜 負けちまったか。 仕方ないな!」

 

 そうシンさんが笑って言う。

 

 「サトシ、お疲れ様!」

 

 母さんから労われる。

 

 「さっすがサトシ君ね。 バトルも凄いなんて。」

 

 ブルーさんが褒める。

 

 「2人共凄かったわよ。 よく頑張りました。」

 

 ナナミさんが微笑み、俺達を褒める。

 

 「流石ごしゅ…サトシ君ね! 最強よ!」

 

 アユミさんが変な事を言う。

 

 「サトシが勝った! やったーっ!!」

 

 ピョンピョン飛び跳ね、リーフが喜ぶ。

 

 

 

 

 「シゲル、俺はこれからも勝ち続けるぞ? もっと鍛えてくれよ? お前はそんなもんじゃねぇだろ?」

 

 「ふっ 今回は勝ちを譲るよ。 でも、次は負けない!」

 

 そう言って2人で握手する。

 

 

 

 

 

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